西中島の飲食店で一斉開催

 

我々のオフィスは大阪市淀川区西中島に所在しています。最寄駅は、地下鉄御堂筋線「西中島南方駅」。この西中島南方エリアにて、「肉中島南方」というイベントが期間限定にて開催されていました。このイベントは今年で2回目。昨年は29店舗でしたが、今回は42店舗。西中島にある参加飲食店が、今年は淡路島産新玉ねぎを題材に店舗ごとのオリジナルメニューを一品開発し、それをパンフレットとWEBに掲載し、他社メディアにも取り上げてもらう試みでした。

 

 

 

 

要するにこのイベントは、地域全体で一つになって面のブランドをつくり、西中島南方への総客数を増やすことが目的です。42店舗のうち1店舗、とあるワインの美味しいお店に私は頻繁に行くのですが、マスターから、お話を聞きました。肉中島南方のイベントでは、このようなポイントがあるようです。

 

1.共通テーマで合同集客

2.共通商材でオリジナル製品企画

3.共通パンフ、WEBで集客

4.牽引者は2~3名(42店舗のうち)がメディアとの繋がりを持っている

 

結局、私は来年もこのイベントを楽しみにしたいのですが、今後の継続は、イベントによて明らかに新規で自店舗に来た人が多いか少ないかが、継続のポイントだろうとおっしゃっていました。地域のお付き合いがもちろん第一でありますが、お付き合いだけではなく、ビジネスをするとは何か。継続とは何かが大事なんですね。私としては、最終的に自社の新しい技術開発、商品開発に繋がれば、このような地域イベントへ参加の価値ありかと思います。また、楽しみにしています!

 

そこにしかない、技術はあるか

 

ところ変わって先日は、岐阜県郡上市にて、ご紹介とコーディネートをすることになったとある林業者の技術に関する講習会が開催されましたが、考えるテーマは「技術とは何か」について。

 

 

1)心技体、一体のものであり、教育的指導ができているか

2)経営戦略として、位置づけができているか

3)その技術が売上/コストにどう反映されるか明確になっているか

 

私は、この3つがポイントであると思います。

 

 

 

以上、飲食店と林業におけるサービス技術と統一(一体感)についてその継続いかかる魅力とポイントを、お伝えさせていただきました。

・真似されたくない技術サービス(自社の強みとは何か)
・広げていきたい技術サービス(一体感と継続とは何か)

皆様のテーマはいかがですか?

 


代表取締役 | 代表コンサルタント 古川 大輔  Daisuke Furukawa

twitter: @daisukefurukawa

blog: 地域再生・森林再生コンサルタント日記

新潟県生れ、東京都町田市育ち。大学院時代、全国の農山村地域を巡り、研究の道を捨て博士課程中退。㈱船井総合研究所主任、㈱アミタ持続可能経済研究所客員主任研究員、㈱トビムシを経て独立し、㈱古川ちいきの総合研究所を設立。船井総研時代に「地域ブランド創造チーム」設立。以後、地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる。㈱トビムシでは、ニシアワー(森の学校)設立前支援、高野山・高野霊木プロデュース、経営実践研究会の実施等を行い、全国の林業木材業・地域づくりに関わる支援実績、講演多数。奈良県川上村観光PRかみせ大使、高野山金剛峯寺境内案内人。

 

 


 

 

 

 

 

 

Posted by wpmaster on 火曜日 7月 4, 2017 Under pick up, ちいきのコラム, 雑談

 

 

日本を代表する特産の百合と言えば、「ササユリ」。地域によっては、ヤマユリと呼ばれることもあるそうです。かつては、人の手が入る里山に自生し、5月下旬~6月にたくさんの花を咲かせて山を彩る植物でした。しかしながら、人の手が入る里山が減少し、また近年では鹿の食害も相まって、希少な山野草となりつつあります。

 

 

ここは、奈良県桜井市にある大神神社。神社のある三輪山周辺にも、かつて自生するササユリの花がたくさん見られ、古事記にも、ササユリが咲き誇る美しい場所でのエピソードが登場します。さらに、毎年6月17日、奈良市内の率川神社で開催される三枝祭では、酒壺や酒樽を大神神社のある三輪山のササユリで飾り、巫女はササユリを手に神楽を舞う儀式が続けられています。すなわち、大神神社にとってのご神花としても愛されるササユリ。

 

大神神社では平成5年、ササユリ復活に向けて、大神神社豊年講の方々(篤農家の集まり)を主体にした「笹百合奉仕団」が結成され、ササユリの保護と育成活動を今なお続けておられます。そして、開花時期になると、ささゆり園が一般公開され、近隣地域から集められた色とりどりのお花を見ることができるのです。

 

ご神木やご神花と共に巡る、日本の神社。地域の神話や歴史に触れることができますね。

 

 

 

 

 

Posted by wpmaster on 月曜日 7月 3, 2017 Under pick up, すべての記事, ちいきのgraffiti~写真集~

 

大阪にて会員制の実践型マーケティングレッスン。

各産地の熱い林業・木材業者が集い、即ビジネスに応用できる、実践型のノウハウ・情報を共有。

熱気あふれる刺激と成長の時間をあなたに!
★年間会員募集中!スケジュール・詳細はこちら★
https://chiikino.jp/blog/?page_id=187
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経営実践研究会[国産材ビジネススクール]
7月15日(土)14-18時 @新大阪
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■日時:7月15日(土)14-18時

 

■場所:CIVI新大阪研修センター
大阪市淀川区西中島3丁目9-13 NLC新大阪8号館9F(西中島南方駅徒歩4分)
http://www.civi-c.co.jp/access.html#shin

 

■内容(予定):テーマ「“物流”と“財務”」

1)各社報告

 

2)ゲスト講座

①「異業種から林業を変える! ~小径木を売っていこう!~

伊東将志氏(株式会社熊野古道おわせ)

②「財務管理と木材ビジネス(製材メーカーを中心に)」

長谷部正明氏(古川ちいきの総合研究所 財務パートナー)

 

3)今月のマーケティング講座

「 林業バリューチェーンとサプライチェーン」
市場規模と全国事例を元にバリューチェーンとサプライチェーンを紐解きます。

 

4)ちいきの総研より話題提供

① 東京セミナー(合宿型)開催のお知らせ
② オウンドメディア紹介
③ Clubプレミアム国産材WEBリニューアルのお知らせと今後の動き
★終了後、懇親会を開催します。

 

■受講料(会員外)
単回受講:お一人様2万円+税

 

■お申込方法:
1)お名前
2)ご所属・役職
3)メールアドレス
4)電話番号(当日連絡先)
5)懇親会のご出欠

 

を明記の上、お問い合わせフォームからお申込みください。折り返しご連絡させていただきます。

 

申込み期限:2017 年7月12日(水)

 

*1地域(商圏)1社に限定しておりますので、事前のご連絡が必要です。
商圏によってはお断りをする場合がございますのでご了承ください。

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Posted by wpmaster on 土曜日 7月 1, 2017 Under お知らせ, すべての記事, 経営実践研究会[国産材ビジネススクール](大阪)

 

 

 

 

7月1日(土)、今年度1回目の林業ビジネス実践会in名古屋を開催しました。昨年度までは「林業経営実践研究会」として参加者を限定し、林業経営者同士で課題としている事のディスカッションメインで開催していましたが、今年度からはオープン型として広く参加者を募集しています。今回は、初参加の方が2名、愛知県、長野県からお越しいただきました。

 

今月のメニュー

各社報告

①初参加者様のご紹介

②今年度のこれまでの振り返りとこれからの目標

ディスカッション

①山林の所有と集約化

②林業木材業界のリクルート

話題提供

①大阪経営実践研究会の振り返り

②シェアユースについて

③クリーンウッド法について

④まとめ

 

また、今回は以前から名古屋での実践会にご参加いただいているメンバー2社からは、就職応募があったとの嬉しい報告がありました!弊社が作成、リニューアルをサポートさせていただいたホームページが応募のきっかけとなったということで、なお嬉しいご報告でした。それでは、今回の林業ビジネス実践会のテーマとして最後にお伝えしたポイントを簡単にご紹介します。

 

今回の4つのまとめ

【1】多様なパートナーとチームを作ろう!

参加メンバーから就職応募、採用の嬉しい報告があった今回、ディスカッションでは社員とのかかわり方、雇用体系について話題が挙がりました。経営者と従業員という立場としてだけではなく、経営者とプロ技術者、ボランティア、副業者、アルバイトといった多様な関係性を持つ、経営の「パートナー」を増やすことが重要であることをお伝えしました。最近の弊社支援の事例としては、つい先月岩手県岩泉町で「㈱岩泉フォレストマーケティング」が設立されましたが、町内業者の協議会の活動から始まり、現在は町外のファンやスポンサーと共に事業を進められる体制を整備しています。

 

【2】働き方×暮らし方。ライフスタイル提案を。

「雇用」や「人材募集」について、皆さんはどのようにお考えでしょうか。仕事内容やお給料についてだけではなく、どのような暮らし方ができるかを鄭案することが重要です。山での暮らし、狩猟やスキー、薪割りや炭焼きでの副業体系が出来る山に近い林業ならでは、地域ならではの暮らし方提案をしてみましょう。本会に参加する経営者、社員の皆さまも実際にそんなライフスタイルを楽しんでいます。都会の大企業で朝から晩まで働き、満員電車に揺られという生存実感の無い暮らしに疑問を抱き、暮らし方を再考する人は確実に増えています。

 

【3】シェアユース市場を見逃すな!

1970年代、家電製品はそれぞれ一家に一台、その後高度経済成長期を経てテレビは1部屋に1台、パソコンは1人に1台といったにパーソナルユースの時代が訪れました。そして現在、カーシェアリング(ライドシェア)や、民泊などが普及するシェアユースの時代に突入しています。林業・木材業ではどのようなシェアが考えられるでしょうか?かつての共有林とはまた違った形の「山をシェアして使える仕組み」を林業会社から提案できるのではないでしょうか。森林セラピー、枝葉の採集、炭焼きや間伐体験をしたりという非所有者からのニーズも確実にあります。交流人口が増えることで、林業というプロの仕事に対する評価も見直されることでしょう。

 

【4】経営は、2つの“先”を設定しよう。

2017年上半期を終えた今回、下半期に目指すビジョン(未来・夢)と開拓中のマーケット(出口)を各社から発表いただきました。事業の発展と持続、そこにはビジョン(未来・夢)とマーケット(出口)の創造が必要です。本会のように、同業種の皆さんと熱いディスカッションの場でビジョンを共有し刺激をもらい、切磋琢磨をする。業界、異業界の時流を掴み自社にしかない強みと顧客の需要にマッチするマーケットを見出すことが重要です。

 

参加者様の声

『各社の近況報告、また大阪での前回の研究会や3月のイベントの振り返りを聞き、各社の事業進展に驚きました。今自社で動き始めている事業への背中を押された思いです。』『人材、地域活動への課題を皆が抱えていることを知った。今までの林業とは違う取組を自社発信で実現し、地域を良くしていくことで林業も良くしていく道を探したい。』『各社の発想が面白く、自分の発想がまだまだであることを感じさせられた。もっと自由な発想をしていきたいと思うとともに、ディスカッションによって自社のこれからのヒントも生まれた。』といったご意見、ご感想をいただきました。アンケートへのご協力、ありがとうございました!

 

次回は、産地巡礼!

次回の林業ビジネス実践会は9月中旬、年2回の特別篇として、1泊2日で林業産地を巡る旅「産地巡礼」を開催予定です。また、座学では、10月に第2回林業ビジネス実践会in名古屋を開催いたします。それぞれ、日時、工程の詳細が決まりましたら、当ホームページでお知らせしますので、ご期待ください!

 

 

===昨年の産地巡礼の様子===

・産地巡礼in吉野

ちいきのコラム「吉野林業を巡る」

前編:https://chiikino.jp/blog/?p=7602

中編:https://chiikino.jp/blog/?p=7712

後編:https://chiikino.jp/blog/?p=7725

・産地巡礼in石見出雲

報告レポート:https://chiikino.jp/blog/?p=6559

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林業ビジネス実践会では、参加者みなさなんが課題としていること、注目しているトピックを取り上げィスカッション、弊社から全国の最新情報のご提供とまとめを行っています。後日には、まとめテキスト(約20ページ)もお送りしますので復習も出来ます。

本会に関するご質問、参加のご希望がありましたらお気軽にお問い合わせください。

 

 

Posted by wpmaster on 土曜日 7月 1, 2017 Under 【名古屋】林業経営実践研究会, pick up, すべての記事, セミナー報告

6月29日(木)岐阜県中津川市に本社を構える工務店、株式会社広和木材様の

『平成29年協力業者会議「安全衛生大会」』にて講演をさせていただきました。

年に1度の安全大会ということで、協力会社、社員を合わせて150名を超える方が参加していました。

 

 

テーマは「プレミアム工務店を目指して~社員、協力業者が社長目線で~」

今回は、「プレミアム工務店を目指して~社員、協力業者が社長目線で~」とういう題目で講演をしました。

 

昨年5月に名古屋で開催した、木曽川流域木と水の循環システム協議会様主催のイベントでの工務店様向けの講演内容を

倉野社長が気に入ってくださり、「社員や協力業者の皆様にも聞かせたい!」という想いから講演機会をいただきました。

そこで、今回は林業・木材マーケティングの内容ではなく、『地域ビジネスにおける、経営論、組織論について』、『「プレミアム」であるということは何か』という内容をお話しました。

 

「自分軸」を掘り下げるマーケティング講座

具体的に講演内容は、

①マーケティング講座

②プレミアム工務店10の条件

の2つに項目を分け、マーケティング講座では自分軸と時間軸、3C、消費の3要素といった他の講演でもよくお話しする内容に加え、
今回はClubプレミアム国産材メンバーを動画でご紹介し、広和木材様と同じく岐阜県で活躍する林業・製材業者や全国の林業産地の事例を知っていただきました。

 

また、協力業者の方が多く集まる今回の講演では「自分軸」という点を掘り下げて、

<4つの幸せ軸>

・自己実現(やりたいことをやる)

・感謝(人との繋がり)

・楽観視(プラス発想)

・自立性(健康、経済、安心)

 

<夢のある地域づくり3ステップ>

1.好きと憤りから情熱を持ち、「自分らしさ」を見つけ行動すること。

2.地域の仲間(業者間)と協力しネットワークを形成すること。

3.各々の夢、皆で1つの夢を持ち地域づくりに取り組むこと。

 

とまとめ、皆で1つの目標や理念を掲げ事業に取り組むからこそ、

各々の「自分軸」を確立させることが重要となることをお伝えしました。

 

社長の熱い想いと地域の魅力

社員、協力業者の皆様に経営者の想いや考えを知ってもらいたい、

皆で1つの目標に向かい協力しながらも、各々が自発的に考え動いてほしい、

という倉野社長の熱い想いからいただいた講演機会ですが、講演のみならず、

天照大神の胞衣(えな=へその緒)を納めたという伝説を持つ恵那山の麓にある恵那神社などの中津川市ならではのスポットや本社工場のご案内もしていだだき、

地域で活躍する方々との新たな出逢い、その地域にしかない魅力にも触れる貴重な1日となりました。

 


林業のみならず、地域ビジネス、人事、経営マーケティング、組織論、戦略論についてまで、ご要望に合わせた講演を行っております。

地域の企業様で、自社社員に向けて、関係業者に向けての講演、セミナーがありましたらお気軽にご依頼、お問合ください。

 

過去の講演実績は以下の弊社サイトページリンクよりご覧ください。

https://chiikino.jp/?page_id=193

Posted by wpmaster on 土曜日 7月 1, 2017 Under すべての記事, 講演&研修 報告

 

2017年も上半期が終わり、7月へ。海辺は海水浴客で賑わう季節ですね。福井県高浜町の若狭和田海水浴場は、7月1日、海開きを迎えました。ちなみに写真は海開きを迎える数日前。お客様を迎えるために、砂浜を整備して準備中の風景です。写真の手前に立つビーチバレーネットのポール、海水浴場へ降りる階段や看板も、地域の製材所による納材事例です。

 

 

 

 

 

 

 

背景に若狭富士(青葉山)を従え、世界規格の「ブルーフラッグ認証」を取得する、美しい海の風景。その中には、地域の森で育まれた木々が彩りを添えていました。昨年好評だったウッドロードも、近日中に設置されるそうですよ!大阪市内から約2時間。若狭和田ビーチへドライブに、海水浴に。お出掛けされてみては、いかがでしょうか?

 

 

Posted by wpmaster on 土曜日 7月 1, 2017 Under pick up, すべての記事, ちいきのgraffiti~写真集~