高野霊木之机(座卓)、愛媛県松山市のお客様に納品させていただきました。

存在感がありつつも、しっとりとした和室に馴染む、落ち着いた表情です。

詳しくはこちら→ https://chiikino.jp/koyareiboku/blog/?p=1085

 

高野霊木は、高野山寺領森林組合(総本山金剛峯寺 山林部)が、
1200年 世界遺産・高野山の森を守るために、育成そして産出された木々のことで、
弊社としてはその販売企画のご支援をさせていただいております。

このたび、もう一台、高野霊木(高野杉)のテーブルを東京へ納品予定です。

高野山の森から生まれた木によるオーダーメイドのご用命、各種ご相談、お待ちしております。

Posted by admin on 火曜日 2月 19, 2013 Under pick up, すべての記事, ちいきのgraffiti~写真集~, 商品開発、品質管理

 

今回は、コンパクトな席配置で、ゼミナール形式での開催となりました。

山の現場は繁忙期ということで、ご欠席もありましたが、急きょ、はるばる新潟県から(!)の若き参加者もあり、
学生~ベンチャー企業~公的機関と、多様な顔ぶれです。

懇親会では、別件で東京へお越しになっていた大阪経営実践研究会のメンバーの飛び入りもありました。

 

最初に、古川から最新のトピック&事例紹介。

特に1月28日付の日経新聞記事で、林業関連の予算についてその意義を問われる内容があったことから、
国民や国家にとっての林業の存在意義とは何なのか、またその意義を果たすために、
民間企業がしっかりと理論を持つこと、補助金に頼らない方法を模索することの重要性をレクチャー&ディスカッションしました。

 

 

第二講座は、トビムシ西原より、「バイオマスの理想と現実」として、

この10年間、多額の補助金が投じられながらも
目標とされる成果が出せなかったバイオマスエネルギー関連事業について、

その失敗要因と、今後改善すべきポイントについて、一定のまとめを行いました。

3.11以降エネルギー危機が叫ばれ、大規模バイオマス発電所の建設も相次いでいますが、

改めて「林業のカ・レ・シ」カスケード、レンジ、シーリング という特性を考慮した上での計画と、
条件にあった身の丈での実施が必要となってくるのではないでしょうか。

 

 

続いて、トビムシ法務小林からは、みなさんも当たり前のように使っているソーシャルメディアのリスクについて。

誰でも、いつでも、無料で、世界に発信できてしまうという特性ゆえに、
未然に防ぐことや、発信の記録を消すことも難しいソーシャルメディア。

その利用は個人の判断にゆだねられているため、企業や公官庁でも、
社員個人の問題発言が拡散し、企業信頼をゆるがす事件になる事例も相次いでいます。

小回りがきき、目が届きやすい中小企業といえども、
知っておくべきリスク管理のポイントについてご紹介しました。

 

次に、弊社岩井からは今月のミニマーケティング講座として、
写真+文字をベースとした、すぐに実践できる「チラシのつくりかた」をレクチャー。

提案型集約化にかかる情報提供、木材の販売方法、森林ボランティア活動の告知、などなど、
この業界でも「チラシ(フライヤー)」をつかった情報発信の場面は多くなっていますが、

一枚にも数十円といった印刷コストがかかってくるツール。
その戦略やデザインの重要性を理解しながら、

実際に参加メンバーがつくったチラシにコメントしながら7つの制作手順を解説しました。

セミナー終了後には早速「つくってみました!」と画像を送ってくださったメンバーもいて、
即、実践に移していただけることはこちらとしても大変励みになりました。

 

最後に古川からのマーケティング講座、

消費者目線でないと意外とわからない、「住宅10ニーズ」についてご紹介。
「構造材の種類」「国産材」に対するニーズの優先順位はどの程度なのかをご理解いただきました。

参加者からは、現代の施主ニーズのリアルに対して、「意外!」という驚きの声が聞かれました。

より上位となる、快適性、デザイン性、安心安全の担保を、国産材の側から
具体的にどのようバックアップしていくかという視点を持つことが大切です。

 

また国内の製材業を大きく3形態に分類し、その素材としての特徴とマーケティング戦略をまとめました。

ひとことで「木材」「国産材」といっても、素材、加工の仕方、流通形態、住宅の完成形までバラバラであり、
同じ営業戦略では適しません。

改めて自分の届けたい「木材」とは何なのか、立ち位置を知ることから始まります。

 

今回の参加者からのご感想を一部ご紹介します。

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住宅10ニーズの話がなるほどなぁと思った。家っていうのは国産材を売るための術だけど、別に施主さんは国産材を買うんじゃなく、家を買うんだなと、当たり前なんですがそう思った。私は自分がどうやって「林業」に関わっていこうかなとよく考えるんですが、全体を通していい刺激をもらっています。

(大学生A様)

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住宅10ニーズを何か月ぶりに聞いて、当時よりも参考になり、自社商品の営業に使えると思った。

(小売業B様)

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バイオマスに関して、ひとつのまとめをしてくれたのはありがたい。
一方、期待通りの効果を上げている事業は皆無という事実が、多くの人がバイオマスはインチキ、税金の無駄遣いという理由を物語る。

(会社員C様)

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8回に渡って開催してきました、2012年度国産材ビジネスセミナーも、次回で最終回です。

初めての方も大歓迎です。みなさまのご参加、お待ちしています!

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◆第9回 3月度 国産材ビジネスセミナー◆
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◆日時:2013年3月16日(土)13:30~17:30
※終了後に懇親会を開催します

◆場所:港区エコプラザ [港区浜松町1-13-1]

◆内容

~最新事例30連発、
総まとめ と 実践テスト~

理念と利益、森林の多面的機能と市場規模、ブランド化とイノベーション、消費の3動機(必要性・欲求性・物語性)、マーケティングの基礎、AIDMA理論、売上方程式、理念共感型営業、木材流通の類型化、住宅10ニーズ、企画と特典 チラシ、DM7つのポイント、ソーシャルメディア活用

知っておきたい商標の基礎、著作権の基礎について、下請法、景品表示法、木材・住宅政策について、住宅エコポイント、行政補助事業、知的資産管理と営業秘密、取引基本契約の読み方取引基本契約の読み方、債権回収のノウハウ、ソーシャルメディアリスク

境界画定と情報管理、林道設計、搬出システム選択、林業機械、コスト管理、製材歩留まりと原価、在庫管理、木材乾燥技術、バイオマス

 

★古川大輔 (㈱古川ちいきの総合研究所)
★岩井有加 (㈱古川ちいきの総合研究所)
★西原啓史 (㈱トビムシ)
★小林洋光 (㈱トビムシ) 他

 

◆料金:一般 12,600円(税込) 学生  6,300円(税込)

※ご新規の方は、お申込み時にお知らせする口座へ、3月13日(水)までに事前お振込みをお願いいたします。
※振込手数料はご負担ください。

◆定員:20名様(先着)

◆お申込み:

1)貴社名
2)参加者ご氏名
3)ご連絡先(電話、メール)
4)懇親会のご出欠

を明記の上、
info@chiikino.jp または FAX 06-7878-6326

「国産材ビジネスセミナー事務局」までお送り下さい。

ビジネスセミナーの詳細はこちら→https://chiikino.jp/blog/?page_id=22

Posted by admin on 月曜日 2月 18, 2013 Under pick up, お知らせ, すべての記事, セミナー報告, 国産材ビジネスセミナー(東京)

 

2月はバレンタインデーの翌々日に開催します、国産材ビジネスセミナーのお知らせです。

たくさんのご参加、お待ちしています!

 

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◆第8回 2月度 国産材ビジネスセミナー◆
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◆日時:2013年2月16日(土)13:30~17:30
※終了後に懇親会を開催します

◆場所:港区エコプラザ [港区浜松町1-13-1]

◆内容

★古川大輔
住宅10ニーズ:消費者はどうやって家を選ぶのか、ホンネを知っていますか!?
木材流通の類型化:3つの木材流通類型、成功のヒントを知る
その他、木材乾燥・二次加工の工夫、新商品開発について、全国各地の最新事例満載!

★西原啓史
バイオマスの理想と現実
近年、エネルギー注目を集める木質バイオマス、その最新動向と現場のリアルをご紹介。

★小林洋光
旬の事例を踏まえた林業・住宅に関する生きた法務情報を提供します!

◆料金:一般 12,600円(税込) 学生  6,300円(税込)
※ご新規の方は、お申込み時にお知らせする口座へ、2月13日(水)までに事前お振込みをお願いいたします。
※振込手数料はご負担ください。

◆定員:20名様(先着)

 

◆お申込み:

1)貴社名
2)参加者ご氏名
3)ご連絡先(電話、メール)
4)懇親会のご出欠

を明記の上、
info@chiikino.jp または FAX 06-7878-6326

「国産材ビジネスセミナー事務局」までお送り下さい。

ビジネスセミナーの詳細はこちら→https://chiikino.jp/blog/?page_id=22

 

Posted by admin on 土曜日 2月 16, 2013 Under — セミナー、研修、講演のお知らせ, pick up, お知らせ, すべての記事, 国産材ビジネスセミナー(東京)

こんにちは!

天竜の杉桧と生きる「株式会社フジイチ」の看板娘Kさんのご紹介。

本日(2月11日 建国記念日)に、ご訪問させて頂いたのですが、

浜松城の天守門に近々納材予定中ということで、300年級の桧の原木を見てきました。

色々とご案内いただいた、Kさん,

入社してから覚えたというマニュアル(ミッション)車に乗り、天竜の山や街を駆け廻る林業女子。

今後のご活躍が楽しみです。

写真は、レーディング(含水率、ヤング率)表示のある、

FSC国際森林認証の天竜杉、天竜桧の柱を抱きかかえて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Posted by admin on 月曜日 2月 11, 2013 Under — 産地ブランド・選ばれる林業会社, — 選ばれる製材メーカー, pick up, すべての記事, ちいきのgraffiti~写真集~, プロジェクト活動記
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