5月25日(金)、兵庫県明石市に本社を構える工務店である日置建設株式会社様の「HK協力会」にて弊社代表古川が講演させていただきました。

日置社長とは、昨年12月に登壇させていただいた「ひょうご木の匠の会・県産木材供給促進協議会 合同セミナー講演会」(講演会の様子はこちらから:https://chiikino.jp/blog/?p=8967)にてお会いし、今年2月には、弊社大阪研究会にもご参加いただいたご縁があります。

 

まず、「HK協力会」とは日置建設様が日頃からお付き合いのある協力会社の会であり、建築技術・品質と顧客満足度の向上を目指しています。今回は総会ということで協力業者、社員の皆様、60名にお集まりいただき「地域プレミアム工務店になるためのチーム力~つながりと価値共有をどこに求めるか~」のテーマで講演をさせていただきました。

 

 

日本の国産材は、こんなに多様で、おもしろい

「チーム力」が今回の講演のキーワードとなりますが、

国産材を扱った家づくり、暮らしづくりに密着した業種の参加者が多いことから、

「そもそも、ブランドとは何でしょうか。」というお話をさせていただきました。

おそらく、多くの方が洗練された「見た目」のデザインを想像するかもしれませんが、

デザインとは「見た目」だけではありません。

・樹木が育つ気候風土

・樹種

・施業の時間軸(1年、10年、100年、1000年)

といった様々な要素が含まれます。

この様々な要素を言葉やイラスト、形、システム化したものをブランドと呼ぶのです。

 

また、ブランドは拡散し、広く認知され、他者から価値あるものと認識されて効果が生まれます。

認識してもらうという点でいうと、例えば、メディアに載せて拡散する方法があります。

昔は、他社メディア(新聞や雑誌、テレビ)などで情報が広がる時代でしたが、

現在は、現在はインターネット上で様々な情報を得る時代です。

自社メディアやソーシャルメディアを活用した情報発信が重要なのです。

当日は、上記の説明と合わせて全国各地の自社メディアの活用例や木材産地の事業を参考事例として紹介させていただきました。

 

 

チームには、何が必要か

ここで、「ブランドとは何か」、「ブランドを拡散するためのメディア活用」を知ったうえで、今回の命題である「チーム」に戻ります。

日大アメフト問題、ハリルホジッチ解任、長嶋茂雄と松井秀喜、箱根駅伝4連勝の青山学院原監督から学べることをお伝えし、

チームとしてのブランディングをするために、

「成功要素を持つ強いチーム」には5つのポイントがあることをお伝えしました。

 

本日お伝えした5つのポイントとしては、

①共通のビジョンを持っている。

②情熱方程式(情熱=好き×憤り)となる体験を持っている。

③勝利(利益)と主体(理念)が両立している。

④コミュニティ(強い個あってこその緩い面)を持っている。

⑤ビジネスにおける基礎練習をしっかり行っている。

が挙げられます。詳細は本ブログでは割愛いたしますが、

弊社が全国各地で講演やコンサルティング業務い学ばせていただいた中で出来た1つのルールです。

皆様のチームには、当てはまる項目はいくつあるでしょうか?

 

チームには、前提として共通ビジョン(価値観)と基礎練習(強い個)を有する必要があります。

さらに、働き方改革などと社会では大きく仕事(働く)ことへの意識が変化する中では、

作り手(主体)が何より楽しみ、コミュニティをつくることが重要なのです。

また、多くの方は会社・家庭・地域それぞれの顔があると思いますが、

それぞれの顔のバランスをとって自分流(チーム流)を作る、そして何より楽しむ。

そこから生まれるワクワク感が顧客接点を創造し、より強いチームと成長していくということをまとめとしてお話させていただきました。

 

改めて、日置建設株式会社の日置社長には、

貴重なご講演の機会をいただきましたこと、お礼申し上げます。

 

 

参加社の声

【建築会社 :S様】

現在、管理職であることから、コミュニティ作りや働き方改革のお話を興味深く聞いておりました。また、自分は元々将来の夢が無かったからかこれまでは視野が狭かったのだと思いました。視野を広げ様々なものに興味を持ち交流関係を増やし、忙しく直接人に会えない時もインターネットで様々な世界、自分が好きなこと以外にも気になることを手当たり次第にやり尽くしたいと思います。

 

【製造業:O様】

必要性、欲求性、物語性のマーケティング講座が参考になりました。今のところは、セールスと製造を両立しながら事業をしていますが、今後は、消費者の欲求性を掘り起こす仕掛けを考え、セールスの割合を下げても仕事につなげられるようにしていきたいと思います。

 

【製造業:T様】

今回の講演で木材への興味が高まり、国産材について、全国各地の産地について、もっと知りたいと思いました。普段から木製建具を製造していますが、今後はより多くの産地の木材を扱ってみたいと思います。経営に関しては、理念と利益の話がとても興味深く、両方のバランスが重要になることを学ぶことが出来ました。

 

 

さいごに

工務店様の業者会での講演も数多く行っております。また、林業×マーケティング×リクルートに係るご相談・講演依頼等は、お問合せフォームからお受けしています。ご希望の時期や内容について、お問合せフォームからご連絡いただければ幸いです。
過去の講演実績は以下のURLからご覧いただけますので、併せてご参考ください。
https://chiikino.jp/blog/?page_id=193

 

 

 

 

 

 

Posted by wpmaster on 金曜日 5月 25, 2018 Under すべての記事, 講演&研修 報告

 

梅雨の訪れを知らせるような強い雨が降った5月13日(日)、奈良県奈良市にあるぷろぼの福祉ビルにて開催された「奈良の明日の森を考える第6回学習会」の講師として弊社代表古川が登壇させていただきました。休日の足元の悪い中にもかかわらず40名の業界関係者をはじめ異業種の皆様にご参加いただきました。

 

 主催は、奈良県森林総合監理士会様と谷林業株式会社様。これまでの過去5回開催している学習会でも林業界で著名な方が登壇されている当会にお呼びいただき大変嬉しく思います。
今回は、「トータル林業の 理論と実践~全国の事例と共に~」と題し、全国の事例や近年のトレンド、統計から見る林業界の基本情報や木材の売り方について、ご紹介しました。

 

木を木だけで売ろうとしていませんか?

まず初めに、「国産材なんて何もしなければ売れない」という前提があります。
その上で皆さまは、木を木だけで売ろうとは考えていないでしょうか?

弊社としては木材の売り方についてポイントを5つでまとめており、今回はそのうちの2つ(補完財、ライフスタイル)をお伝えしました。

 

多くの方は木が欲しいのではなく、木を使った豊かな暮らしが欲しい、もしくは知りたいのです。

どういった時間を過ごしたいか、過ごせるかを想像させることが重要です。

例えば、木材をテーブルにしたときは間接照明や暖色の照明と合わせ、

夫婦でゆっくりとお酒を飲む空間を演出しても良いでしょう。

 

これからは、「金額シェア」ではない、「時間シェア」をどれだけ獲得できるかです。

その点では、林業のライバルはスマートフォンかもしれません。

どれだけスマートフォンの見ない時間を森林や木材から生み出すことが出来るかを考えるのです。

 

 

「ライフエリアバランス」の魅力を伝える

林業のライバルはスマートフォンと先述しましたが、

情報の入り口はやはりインターネット(スマートフォン)が多いのが事実です。

そこで、リアルとネットの掛け算が重要です。

 

そこで、生産者自身の暮らしを発信し、最終顧客に知ってもらい、共感や憧れを持っていただくことも1つの方法です。

インターネットが普及したことで一個人の発信力を高めることが可能となった現在は、

その一人の生き方に共感し、憧れを持つ人も少なくありません。

 

また現在は「ライフワークバランス」、つまりは仕事と日常の生活バランスを重視される傾向にありますが、

多くの人が起きている時間のほとんどを仕事に使う中では、「どこで」働くのかということが重要ではないでしょうか。

東京で毎日往復で2時間近くを満員電車に揺られ働く暮らしよりも、多少田舎でも近くに職場がある暮らしの方が良いという人も多くなっています。つまりは、「ライフエリアバランス」が重要であり、林業や木材業に携わる仕事をしている人が持つ「エリア」としての魅力を今以上に発信することで森林や木がある暮らしへの憧れる人も増え、林業、木材業に携わる仕事の誇りにつながるのです。

 

 

もし「エリア」の中で、一緒の志を持つ者がいればチームを作り、

オーナー、プレーヤー、スポンサー、ボランティアなど、様々な役割に誰があてはまるかを可視化し、

個から面へと広げ、素材生産業だけではない、トータルでの林業を行っていくことが重要です。

 

 

参加者の声

【素材生産業者:I様】

「ライフエリアバランス」という言葉が印象に残りました。普段は山にいることが多いですが、適度に非日常を作り出し、そこから日常に新鮮なアイデアを取り入れることを考えるきっかけになりました。また、山林での施業において、なんとなくの理念はあるが、それを実行することで明確にどのような利益を得られるのかは説明ができない状態です。悶々とした状態からなかなか前進していないので、一度会社の人間と「理念」を話し合う場を設けたいと思います。

 

【学校教員:K様】

異業種の参加者として今回、林業分野でどのような事業展開が可能かなどを考えるきっかけとなりました。具体的に各地の事業内容などを紹介していただきましたが、まだまだ成功者のご活動について深く聞きたいと思いました。

 

【設計:I様】

一次産業(林業、漁業、農業)の市場規模はとても印象に残りました。原木生産としては全国で2,000億円ほどという金額価値の少なさに驚きました。自身は、包摂力のある設計のあり方を探っており、設計自体を一般のユーザーが自分事化にできる状況を目指したいと考えています。そこから資源(山林)との繋がりが出来ればと思いました。

 

他にも多くの方に貴重なご意見をいただいておりますが、一部をご紹介させていただきました。

特に異業種の方にとっては、林業木材業に興味を持っていただくきっかけにもなったことと思います。

 

 

さいごに

​林業×マーケティング×リクルートに係るご相談・講演依頼等は、お問合せフォームからお受けしています。ご希望の時期や内容について、お問合せフォームからご連絡いただければ幸いです。
過去の講演実績は以下のURLからご覧いただけますので、併せてご参考ください。
https://chiikino.jp/blog/?page_id=193

 

また、今回の講演については、奈良県森林総合監理士会様のFacebookでもご紹介されておりますので、是非以下URLからご覧ください。
https://www.facebook.com/NaraForestersAssociation/posts/1216539198483453

 

 

 

 

 

Posted by wpmaster on 日曜日 5月 13, 2018 Under すべての記事, 講演&研修 報告

 

すっかり春の陽気に包まれた4月23日(月)、向かいの山には茶畑が広がる、静岡県は島田市川根文化センターにて、森林組合おおいがわや掛川市森林組合、また地域の製材所の経営者の方など約30名の方々に、弊社代表の古川が「トータル林業のススメ~林業の四則演算~」と題して、講演を務めさせていただきました。

茶業の繁忙期であるこの時期には、普段は70名ほどいる森林組合の作業員は、約30名まで減ってしまうそうです。専業林業家だけでなく、お茶と林業の兼業・副業という暮らし方のお話を聞きながら、新緑輝く春の山を登り会場へ向かいました。

 

 

 

なぜトータル林業か

 

今回の大きなテーマの1つである、素材・販売業から加工やその先のサービスまでをトータル的に見て、産地とモノの繋がりを提供する「トータル林業」。今回は冒頭でも申し上げた通り、森林組合の方と製材業の方など隣接異業種の方もおられましたので、垂直連携をすることでお客様にどのような価値を提供することができるのかということを、この機会に紹介させていただきました。

 

林業の四則演算

 

林業の四則演算とは、林業にとって大事な
足し算、掛け算、割り算、引き算の4つの考え方のことです。

I. 林業+α
既存の林業(製造業・木材業)だけではなく、あらゆる顧客が喜ぶ付加価値(ありがとう&わくわく)をどう加えていくか。

 

 

II. 林業×β
製造業としての枠にこだわらず、小売(流通)業、サービス業的な展開をし、水平連携、垂直連携を、力相応に掛け算できるかどうか。

 

 

III. 林業÷γ
経営力とは分解すること。商品力(施業/加工/製造)力、サービス力、集客力、営業力、組織力。さらに分解し、その中のどこで競合他社と比較し、顧客ニーズに合った長所を伸展していくか。

 

 

IV. 林業-δ
どうしても取り除かなければならない古い商習慣や「あの頃はよかった」とだけ言う精神風土!

 

 

林業経営におけるヒントがこの4つには隠されています。
実は、講演前から「この四則演算ってなんですか?」と楽しみにされていた方もいらっしゃいました。

 

トータル林業・四則演算実践例

 

講演後半では、四則演算をクリアし、
トータル林業を実践されている2つの事例をご紹介いたしました。

まず一つ目の事例は、一般社団法人ソマミチ(信州松本)。
ソマミチは「木を使う社会の仕組みを作る」をミッションに掲げ、地域で林業、製材、木材加工、建築設計、家具木工に関わる人達が集まって任意チームを作るところから始まりました。そして昨年末に一般社団法人となり、活動を継続しています。

 

 

森づくりから加工、家づくり、家具や木工小物まで、森林を活かすプレーヤーが集い、サポーター制度を設けることで一般の方々にも”シェアフォレスト”として森と関わる機会を提供し、「森~町の繋がり」を伝えながらトータル林業を実践しているチームとして、ご紹介させていただきました。

 


 

 

そして、二つ目の事例としてご紹介したのは、有限会社平田木材店(福井高浜)。
こちらは昭和21年、製材業から創業された会社ですが、現在では製材部、建設部、建材サッシ部、不動産部、企画営業部と5つの部署が稼働し、さらに地元の林業家とも協力しながらトータル林業を実践されている企業です。

 

コーポレートメッセージを「京若狭の木と暮らす、森と生きる。」と掲げ、京都北部~福井エリアから目利きした原木を製材加工し、「京若狭材」と付加価値を付けてお施主様に提案しています。

 

 

ホームページをご覧いただけば分かる通り、地域の美しい森と海をPRし、自然と繋がるライフスタイル、この地域の面白さをお施主様、Iターン希望の方々に伝え、まちづくりまで取組む工務店と言えるでしょう。

 


 

 

2社の事例からお伝えしたトータル林業のポイントは、この2つです。

 

■ 森と繋がる機会:シェアフォレストの提供

 

■ 暮らしに自然素材を取り入れる住まい:ライフスタイル提案

 

普段、山で林業に携わる方々の仕事こそ、消費者にとって「今まで知らなかったモノづくりの背景」として付加価値を感じるストーリーでもあるのです。今回の講演においても、素材生産から製材加工の方々までお集まりいただきましたが、協業しながらトータル林業を実践するヒントを感じていただけましたでしょうか? 今回も講演にお集まりいただいた皆様へ心より御礼申し上げます。

 

最後に、弊社では、今回のようなセミナーの他に、地域企業向けのセミナーや社内向け、お取引様向けの講演会、大学講義など、内容もご要望に合わせた講演をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

 

 

過去の講演は以下のURLよりご覧ください。

講演依頼

 

 

 

 

 

Posted by wpmaster on 金曜日 4月 27, 2018 Under pick up, 講演&研修 報告

 

 

本日は島根県益田市にて、代表古川が講演を務めさせていただきました。今回は高津川流域林業活性化センター様、島根県西部農林振興センター様の主催により開催されました講演会にて「豊かな資源を活かし森ではたらく! ~人材確保に向けて~」とテーマを掲げて、お話させていただきました。数年前にも益田市にて、古川が講演にお招きいただく機会がありました。その後、「林業のライバルはパチンコ!?」のタイトルで古川がコラムを書いていますが、そのキッカケをいただいたのも、益田市の林業経営者からの一言でした。数年ぶりに益田市講演を務めさせていただきましたが、また経営者のAさんにお越しいただけたことを嬉しく思います。

 

林業界の担い手確保って??

 

「林業人材の担い手確保に向けた講演をお願いします。」

日本各地で講演を務めさせていただく弊社ですが、人材確保をテーマにした企画のご依頼は、販売促進を目的にする講演より多いといっても過言ではありません。

 

このような講演で私たちが最初にお伝えしたいことは、「“担い手の確保”と伝えている時点で、意欲ある人材は来ません!!」ということです。どんな視点で意欲ある人材と出会っていくか、ブログを通じて3つのポイントをお伝えしたいと思います。

 

①ライバルを定義する

人口減少時代を迎える日本。その中でも、過疎化の最先端を歩む島根県。まず大前提として、林業や一次産業の枠組みを超えて、中小企業は業種に関わらず人材獲得競争に晒されている状況と言えます。このような背景の下で、ライバルは隣の市町村の林業会社か、あるいは近くのパチンコ店か、東京に出た出身者なのか・・・。業種・市町村の枠組みを越えた人材獲得競争の中で、極端に言えば「人が足りないから、採用します。仕事があります、働きませんか?」といった姿勢では、この競争を勝ち抜けないことは明白です。来て欲しい人材とライバルを定義すること。そして、ライバルとなる他社、異業種にはない仕事と暮らしの面白さ、挑戦できるミッションが何か「強みの分析」を行うことが、共に働きたい同志を募るための第一歩ではないでしょうか。

 

 

②“3つの人”に伝えるメッセージをつくる

 

販売不振の課題解決のため、マーケティングの対象とは「顧客」の一択と思われている方へ。マーケティングには、「顧客」の他に「投資家」と「人材」の存在があります。3種類の方々へ共通して伝えられる企業理念はありますか?企業理念は言葉やデザイン、ツール(ホームページやチラシ、情報誌)を通じて、伝えたい相手へ届いていますか?そして、企業理念へ共感した方に対して、購入・投資・採用応募へ繋がる顧客導線を描けていますか?これらの視点から、改めて社是社訓と日々の業務、販促活動を見返していただければと思います。

 

③情報発信を継続する

 

前述の通り、人材獲得競争の時代です。WEB制作会社の方々からは、「最近のホームページ制作の依頼は、大半がリクルート(が目的)ですよ。」といった声をお聞きします。商品を売ることと同じくらい、欲しい人材の獲得のために時間とお金を掛ける異業種の中小企業がある中で、林業事業体は流れに乗れていますか?最近では低価格でホームページを作れるサービスや、無料で使えるSNSのように便利な手段が増えています。大金を掛けて大規模なホームページを作る前に、小さく初めて、継続する習慣をつけることが大切です。明日から出来ること、1年間で出来ること、計画的に予算を作って3年後にやりたいこと。期限と予算と共に、計画を立ててみてください。

 

 

さいごに

 

講演を聞いて下さった方々にとって「自分事化されたこと」は何でしょうか?記入用のワークシートをお配りしていますので、自社の経営へ落とし込んで、明日から出来ることへ「課題から行動へ」と分解していただければ幸いです。そして最後となりましたが、今回の講演にお越しいただいた方々、講演会を企画・準備して下さったスタッフの皆さまに心より御礼申し上げます。林業事業体のブランディングに携わる弊社ですが、「森ではたらく!」のような書籍、大学生への講義講演などを通じて、林業・木材業界・地域ビジネス全体の魅力を伝える媒介者としての役割も果たしていきたいと考えていますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

また、林業×マーケティング×リクルートに係るご相談・講演依頼等は、お問合せフォームからお受けしています。ご希望の時期や内容について、お問合せフォームからご連絡いただければ幸いです。
過去の講演実績は以下のURLからご覧いただけますので、併せてご参考ください。
https://chiikino.jp/blog/?page_id=193

 

 

 

 

 

 

Posted by wpmaster on 火曜日 3月 13, 2018 Under すべての記事, 講演&研修 報告

 

先週に続き、京都府立林業大学校研修科「経営高度化コース」にて、
代表古川がマーケティング力育成講座の講師を務めさせていただきました。
第5回、最終回を迎えた本講座はのテーマは「まとめと課題発表」と題して、
前回お渡ししたフレームに基づいて作成した明日から実践できる目標を皆様から発表いただきました。

 

 

参加者様プレゼン発表~明日から出来ること~

第4回までにお伝えした「理念と利益」、「情熱方程式」、「3C」、「事業計画(4つの事業、簡易収支計算)」、「SMARTの法則」など各種のフレームを弊社からご提供し、皆様に埋めてきていただいたものを発表いただきました。

中にはフレームに自己紹介ページを付加し、パワーポイントのアニメーションも活用しながらオリジナリティ溢れるプレゼンをしていただいた方もいました。

同じフレームでも多種多様、どのプレゼンも違う特徴を持っており、参加者の皆様からも

 

「同じ職場でも考え方や視点が異なることを知ることが出来ました。」

「それぞれの考え方が良く伝わり、自身にとっても大変ためとなりました。」

「考えをまとめることでWEBによる情報発信の必要性を強く感じ、整備を急ぎたいと思いました。」

「やはりビジョンが重要であり、今回まとめた今やるべきことを掲げ、世間にも知ってもらう、実行することが大切であることを確認しました。」

「マーケティング計画、管理会計の目標数字を入れることで、具体的な行動に対する目標イメージがわきました。」

 

と多くのご感想をいただきました。

 

弊社としましては、①参加者ご自身の経験を引き出し、②他地域の事例を多くお伝えしながら、そして③オリジナルな経営フレームをご提供してまとめていただくことによって、自身がすぐにでも実践できること、今後のビジョンが見える化され、さらには社内での意見共有のツールとして使用できる可能性を教えていただく大変貴重な機会にもなりました。

 

 

さいごに

「林業は自由だ!」

この言葉を、最後にお話しさせていただきました。つまり、林業の定義は自分で決めるものであり、素材生産だけが林業だけではありません。今回参加の皆様に近い領域でも森林整備の指導、林道の作設、森林ツアー等、多様な切り口があります。素材生産業者が製材業に参入する場合もあるでしょう。弊社では素材生産にとらわれず広く自身が定義する林業をフリースタイル林業、トータル林業と言っています。

 

全5回の講演を通し、参加いただいた皆様が長所を見出し伸ばし(長所伸展)、時代に合わせた経営を行い(時流適応)、自社のポジションを見定め、ある領域で一番になる(力相応一番)ことができ、今回発表された事業計画が実現されれば幸いでございます。

 

また、森林×マーケティングに関する講演のご相談等は、お問合せフォームからお受けしています。ご希望の時期や内容について、お問合せフォームからご連絡いただければ幸いです。
過去の講演実績は以下のURLからご覧いただけますので、併せてご参考ください。
https://chiikino.jp/blog/?page_id=193

 

 

 

 

 

Posted by wpmaster on 金曜日 3月 2, 2018 Under pick up, すべての記事, 講演&研修 報告

 

今週も、京都府立林業大学校研修科「経営高度化コース」にて、代表古川がマーケティング力育成講座の講師を務めさせていただきました。第4回となりました、今回のテーマは、「決算書(確定申告書)がわからない人のための基礎会計」。

会社経営の計画を立てるにあたって基礎となる“お金”の話。次のお客様づくりに向けたマーケティング活動を行うためにも、どれだけのお金・時間を攻めに投じられるのか、会社のお金を客観的に把握しておく必要があります。林業ビジネスで知っておきたい“決算書の読み方”について解説した後、経費を3つに分類して、攻めのマーケティングを行う方法をお伝えしました。

 

 

木材を売るための“健全な刺激事業”とは??

 

 

「企業は健全な赤字事業を持つべきである。」とは、
異業種の経営者たちが掲げる格言の一つ。

 

事業を
1)主力事業
2)補助事業
3)開発事業
4)刺激事業

 

の4軸に分類し、将来的に主力や補助事業の収益に還元されるような開発・刺激事業を生み出し、持続的な経営を目指す戦略です。そして、木材業界にとって、「将来的に木材を売るための健全な赤字(刺激)事業」とは何でしょうか?例えば間伐体験イベントを開催したり、森林ツアーで人を山へ案内することも、木や森と繋がる暮らしを作るための健全な赤字事業に位置付けられます。但し、重要となるのは、「戦略的な顧客導線の設計」と「計画的な経費の使い方(粗利の稼ぎ方)」です。

 

 

主力事業に繋がる顧客導線を描くことで、相応しいイベントの企画・集客・接客・アフターフォローの方法が明らかとなります。同時に、どのタイミングで、いくらくらいの経費を掛けられるか、”攻めのマーケティング”の采配は、決算書の読み方次第で決まります。ここで述べる決算書の読み方とは、対株主に向けた財務会計や、対行政に向けた税務会計とは目的が異なり、経営者(社内)に向けた『管理会計』を指します。

 

 

 

ホームページ等の広報ツール製作から、イベントの企画開催まで『見せ方』に係るあらゆるサポートを行う弊社ですが、どのような方法(戦略・戦術・戦闘)をとるか判断は、いつも企業の『数字』に基づき判断しています。

 

 

経営戦略を提案する弊社からの”決算書の読み方”について、講座を受講いただいた皆様にとっては是非ともご参考にしていただければ幸いです。

 

 

そして次回の講座は、3月2日(金)、いよいよ最終回。
「まとめと課題発表」と題して、今回お渡ししたフレームに基づいて明日から実践できる目標をお一人5~10分間ずつ発表いただきますので、ご準備をよろしくお願いいたします。最終回までよろしくお願いします!

 

 

森林×マーケティングに関する講演のご相談等は、お問合せフォームからお受けしています。ご希望の時期や内容について、お問合せフォームからご連絡いただければ幸いです。過去の講演実績は以下のURLからご覧いただけますので、併せてご参考ください。

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Posted by wpmaster on 月曜日 2月 26, 2018 Under pick up, すべての記事, 講演&研修 報告

 

2月19日(土)、今年度5回目の大阪経営実践研究会を開催しました。

今回は2名の方が初参加でお越し下さいました。そのうち1名は、1月に浜松で開催された全日本木工機械商業組合の講演で出会った木工機械商社の方、もう1名は、12月に神戸で開催されたひょうご木の匠の会・県産木材供給促進協議会合同セミナーにて出会った工務店の方が1名と、どちらも弊社代表古川が講演させていただいた地域で出会った方に、弊社の研究会にご参加いただけるという大変ありがたいご縁をいただきました。

 

今回テーマである「木材×地域リノベーションのまちづくり」に係る講座の他、
初参加の方をはじめ、今回は皆様から各社の紹介と報告をしていただく時間をたっぷり設け、
さらには弊社からの初の取組も交えながら、いつもよりも1時間長い拡大版でお届けしました。

 

 

今月のメニュー

【1】各社報告

①インターン生紹介

②初参加者様自己紹介

③近況報告

 

【2】古川ちいきの総研より情報提供

①モクコレ2018参加報告

②今月のマーケティングトピックス

 

【3】テーマ講座「木材×地域リノベーションのまちづくり」
①モクコレとギフトショー比較

②モデル工務店ご紹介

③ライフスタイル提案

④マーケティング理論

⑤ホームページリニューアルのポイント

⑥戦略設計/マーケティング設計

⑦皆様に考えてほしい3つのこと

 

 

テーマ講座:「木材×地域リノベーションのまちづくり」

自社の事業と地域の繋がり、地域への営業について考えたことはございますか?

どのような人にどのようなウリモノとウリカタで、ライフスタイル提案をしているでしょうか?

今回は地域で製材・工務店を経営する研究会メンバーのホームページリニューアルを機に、参加者の皆様にはホームページ作成のポイントから、○○業と絞るのではなく、まちづくりという視点における、面としての経営ポイントをお伝えすることとしました。

 

まず、地域製材所・工務店企業でありながら、地域住民との対談や、地域情報を盛り込んだホームページ製作の事例をご紹介し、その後に参加者の皆様にはモデルとなるペルソナの描き方、またどのような切り口(勉強会やツアー)で接点を作り事業を広げていくか、また、隣接業種への拡大によるまちづくりのビジョンを考えを発表していただきました。

 

また、最近の事例としまして、先日東京で開催された「インターナショナル・ギフト・ショー2018」 について弊社スタッフの訪問レポートと合わせてご紹介しました。本展示会は来場者36万人を誇り、リノベーション分野ではライフスタイル提案をしています。その中でもベンチマークすべき出展工務店を絞って紹介させていただきました。

 

まちづくり=行政のイメージが強いかもしれません。

しかし、行政マターで地域を動かす、外部から人を呼び込むのではなく、事業者が溶け込んでいることを、事業者から発信することが重要なのです。

 

 

情報提供:マーケティングトピックス&本紹介

弊社スタッフから、日経MJや新建ハウジングから切り取った記事と考察メモから最新トピックスを共有する時間を、第3回大阪経営実践研究会から設けております。「業界紙以外の購読をして異業界の情報やビジネス情報を得ること」というのが主なメッセージではありますが、今回はこれに加え、弊社スタッフからお勧めする本の紹介も行いました。

本を読むということについては、

・紹介された本を読む人:2割

・読んだうえで自分事化する人:2割

・自分事化したうえで行動する人:2割

との割合だと言われています。

つまりはこの3つを実行することで0.8%の人材になれるということです。

皆様も是非、本は読むだけではなく実行まで、挑戦してみてください!

 

 

さいごに

大阪経営実践研究会では、参加者の皆様が課題としていること、注目しているトピックを取り上げてディスカッションを行ったり、弊社が全国への出張で集めた木材産地の動向や異業種からのマーケティング事例をご提供しています。さらに、研究会開催後にはまとめテキスト(約20ページ)も参加者特典でご提供します。単回での参加も受け付け中ですので、ご希望がありましたらお気軽にお問い合わせください。

 

さらに、引き続き来年度のClubプレミアム国産材の会員募集を行います!豪華特典もご用意しておりますので、是非下のチラシ画像からPDFをご覧ください。会員申込ご希望の方は、PDFを印刷し申込欄をご記入しFAXにて送信、またはメールをお送りください。

 

 

 

 

 

 

 

Posted by wpmaster on 土曜日 2月 17, 2018 Under pick up, すべての記事, 経営実践研究会[国産材ビジネススクール](大阪), 講演&研修 報告

 

先週に引き続き、京都林業大学校にて第3回経営高度化コースの講座を代表・古川が務めさせていただきました。

 

全5回の講座の折り返しとなった今回は「営業開拓の理念と実践」をテーマとし、前回講座の宿題としていた「自社の理念、顧客、販促活動をどこからやりたいか」を受講者の皆さまから発表いただいた後、そもそも国産材の良いところは何なのか?誰を顧客とするか、顧客は何を求めているのか?ワークショップでアイデア出しをしなが答えを探っていきました。

 

 

国産材、流通見れば、ニーズなし!?

今回初参加という方もいらっしゃったため、

まずは前回の内容である

・経営理念の必要性と効果

・理念反響型マーケティング

について前回の振り返りをしました。前回の様子は以下のブログリンクからご覧ください。

===

「京都府立林業大学校 〈経営高度化コース第2回〉」講演(2/3)

https://chiikino.jp/blog/?p=9198

===

 

次に、皆さまの宿題としていた

・理念の再設計

・自社の顧客は誰か

・販促をどこまでするか

を発表していただきました。

参加者の中には、

「今までよく知らなかった自社(組織)の理念を良く知り、その上で組織としての理念と自身の理念を考え、新事業を進める上での顧客整理をする良い機会となり、ホームページの定期的な更新の計画の必要性も見いだせた」との発表がありました。講座を重ねるごとに、参加者の皆様から実際に行ったこと、これから行う計画についてお話しいただけことが増えており、大変うれしく思います。講座を受けて終わりではなく、では自分は何をするか、期限を決めたアクションをすることが重要であることを弊社ではどの講座、講演でもお伝えしております。

 

 

国産材、こうすることで、売れていく。

「国産材の良いところは?」ざっくりとしたテーマではありますが、今回はあえてぼんやりとしたテーマでワークショップを進めました。

チームをつくり、各々が付せんに国産材の良いところを書き込み、グルーピングしていきます。素材生産側の参加者の方が多いこともあり素材品質や二酸化炭素固定などの環境配慮についてまとめられる付せんが多く並ぶ結果となりました。

 

改めて「国産材の良いところは?」

このぼんやりとしたテーマに戻りますが、ここで重要なことは、自身をどの立場とするか顧客を誰とするかをイメージし、定義することとなります。ワークショップ後は古川よりまとめとしてBtoC営業の視点では、施主が住宅購入をする際に求める10のニーズを、BtoB営業の視点では、「Q(品質)C(価格)D(納期)×会社・個人信頼×使い方提案×儲け方提案」の方程式をお伝えしました。

 

一般の顧客は何を基準に住宅購入をするのでしょうか?
大手ハウスメーカーが新人営業でも受注を得られるのはなぜでしょうか?

 

顧客を知った上で、自社の主力、補助、開発、刺激事業はそれぞれ何かを整理することで、

営業開拓、自社の事業を整理することで「国産材(自社製品)の良いところ」が見え、営業開拓における理念の構築と実践が出来るのです。

 

 

さて、今回も参加者の皆様から様々なお声をいただきましたので一部をご紹介します。

<A様>
木材の良いところをいざ考えてみると、あいまいで説得力がないことを感じさせられました。定質的なことだけでなく、科学的根拠のある資料も学び数字としても木材の良さを説明できるようにしなければいけないと思いました。

 

<B様>
施主の住宅10ニーズを知り、自社の持っている特徴や強みをそれぞれのニーズに当てはめることでそれほど難しくなくまとめることができ、施主に自社の魅力を伝えやすい1つのツールを作ることができるように感じた。

 

<C様>
あるもの(原木、製材品)を顧客に流されそのまま売っていたが、これまでの講座を受け、自社の製品として企画と規格を整備しPR、販売していきたいと考えている。

 

 

最後に、次回は第4回の講座は2月23日(金)。

「決算書(確定申請書)がわからない人のための基礎会計」と題して、財務諸表の読み方や見方をレクチャーします。財務については難しく数字も苦手という方も少なくはないと思いますが、最低限知っておきたいポイントを絞り、分かりやすくお伝えしていきます。

次回もよろしくお願いいたします。

 

 

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Posted by wpmaster on 土曜日 2月 10, 2018 Under すべての記事, 講演&研修 報告