岐阜県美濃加茂市、三和地区。
なだらかに山並みが続き、田園風景が広がるのどかな風景。
夏にはホタルが乱舞することでも有名です。
本日はここで、美濃加茂市からの依頼を受け、「まちづくり講演会」を担当させていただきました。
29歳の最年少市長就任で注目される美濃加茂市。
「住みやすい町」にも選ばれ、ニュータウン地区では人口増加、外国人の方にとっても快適なまちと言われています。
一方で、市北部の中山間地域では、人口流出が続き、空き家も目立ち始め、
この状況をなんとかするべく、市の支援のもと、まちづくり協議会が立ち上がっています。
今回は、午後に地域を視察させていただいた後、
まちづくり入門編として、「幸せの青い鳥はどこにいるのでしょう?」
というタイトルで、夜に地域の皆様30名程にお集まりいただき、古川と岩井で講演させていただきました。
「地域の価値とはなんだろう?」
古川からは、
それを見出すための「時間軸」「自分軸」といったお話から、
アニメ映画やテレビドラマのシーンを取り上げ、まちづくりについて気軽に考えていただく機会をご提供いたしました。
みなさま熱心にお聴きいただき、ときには笑っていただきながら、和やかな雰囲気でした。
岩井からは、他地域の事例をご紹介し、
地域の「ソト」と交流し、新しい視野を持つこと、そして
まちづくりについてフラットに話し合える「場づくり」の重要性についてお話させていただきました。
終了後には質問が相次ぎ、
日頃からすでにまちづくり活動に取り組んでおられる方々から、率直な疑問を投げかけていただきました。
こういった、「熱い」方々、地域の大先輩、「お父さん、お母さん」に出会えるのが楽しみで、
まちづくりの 仕事をさせていただいております。
我々が勉強をさせていただくといった気持でもあります。
資源、立地、人材がすでにすべて揃っているように感じた三和地区。
今後、よりよきまちづくりに向けて、具体的にどのような場づくりをし、
協業と体験(交流)→理念と利益(議論)→事業と雇用(活動)
のステップをすすめていくか、地域のみなさまそして、
地域のことを想う、行政職員のみなさまとともに、歩みを進めていければと思っています。