岐阜県 製材業(林業・木材販売業)経営強化セミナー、第三回目を開催しました。
まずは、古川から、林業・製材業・木材加工販売業の経営に関して、
今回の参加者からのアンケートを取りまとめたものを発表し、
ビジョンや理念、収益体制、販促、営業、WEB、
商品開発、教育、環境配慮等の経営指標による現状を分析し、
将来目指すべく事業の発展性とマーケティングによる具体的手法を
提示しました。
さて、講義の内容はというと、
今回の内容は「事例に学ぶ 水平・垂直連携」ということで・・・
連携を「水平」、「垂直」、「異業種」の三つに分け、
それらの具体的な事例について多数ご紹介。
若者、よそモノ、FSC、行政に兄弟に、独り連携まで?!
1なぜ連携が必要だったのか?
2連携をする強み
3その連携が続いた理由(続かない理由) など
連携のカタチも、その発信の仕方も様々です。
古川がかかわってきた事例を中心にたくさんの現場のあれこれを(裏話も)お伝えし、各々でイメージを膨らませた後は、ワークショップへ。
3グループに分かれ、身近な「連携」について考えました。
今回のテーマに沿って、水平、垂直、異業種での連携を
思いつく限り書き出します。
身近に行われている連携もあれば、連携の「理想」もあり、
すると現状での「課題」が見えてきます。
水平、垂直連携は「この連携が出来ればもっと、こう良くなる!」という意見が、
異業種連携には「新たな可能性」を感じる声が多く挙がりました。
まとめて下さった様子がこちら。
A班のマップ
B班のマップ
このような意見をグループ間で発表し、みなさんで共有します。
熱く、賑やかなディスカッションが交わされていました。
さて、本セミナーは次回、最終回を迎えます。
内容は、まとめと課題 「自らの方針(ビジョン)を持つ」。
・各社課題発表
・ワークショップ「岐阜県下での水平垂直連携のビジョン共有」などを行い、
連携についての学びを、より具体化させていきたいと思います。
ちなみに、今回のセミナーでは営業力(コミュニケーション力)強化と実践力強化のための、
「1分スピーチに挑戦」コーナーもありました。
ここから、話題(具体)→仮説提示/ルール化(抽象)→自分事化(具体)
という思考の強化と、コミュニケーション力の強化をレッスンいたしました。
また、話題のテーマについてのトーク要請が、突然投げかけられるかもしれません・・・
最終回の10月12日(土)もどんな展開になるのか、乞うご期待です!