刺激ある一日でした。
ワクワク、ドキドキ、そして好奇心を掻き立てる持続可能性に出逢う。
地球が持続可能性とかよりも、まずは、
大事なのはマイライフ、自分の人生の持続可能性を。
さて、今日は、
・川上村で、あっちこっちと意見収集した午前と昼過ぎ。
・大阪でのF社(社長)のリーダシップに感化された夕方。
・異業種交流会での京都の夜。
とあっという間の24時過ぎへ。
一番記憶に残った話を一つ。とある方からの言葉を頂きまして、
私なりに4つにルール化してました。
「儲かるポジションって知ってる?」と。
1 とにかく異端児であってトップを走れ!
これがひとつ。
でもそれより儲かるといわれているのが、
2 とにかく一番を走っている人の後ろについて、
タイミングをみてバっと前にでろ!
ということ。
あとは、
3 ニッチになれ!
っとまぁ、ここまでは
よくあるトップ、フォロワー、ニッチの理論ですが、
その先、もう一つの仮説が面白い。
それが、
4 一周遅れのトップになれ!
ということです。
ニッチを行けとは、ちょっと違う。
さて、一番から順に説明しますと、
1 とにかく異端児であってトップを走れ!
は、他者評価による成功は少ないかもしれないが、注目度は高い、
自己評価による成功は困難が多いが、非常に満足度が高いこと。
2 とにかく一番を走っている人の後ろについて、
タイミングをみてバっと前にでろ!
は、干支のネズミ年が、何故1番なのかというエピソードで説明できます。
ずっと牛の頭の上に載っていたネズミがゴール目前でしゅっと前に出たから干支の一番になったと。
そういうマラソンランナーもいますよね。確かに、一番成功しやすいといわれます。
で、1と2の違いは、どこで、考えるか。
それは、
経営資源に自信があるかないかということでしょう。
もし、経営資源(ひと、もの、かね)の最適配分に自信がなければ、2を選べ。
で、そこに自信があれば、1番前をとにかく走れ!
石橋をたたかず渡れ。
石橋であることを確認する前に渡れということ。
2番は意外といいポジション。
リスクはやや少ない。
3 ニッチになれ!
は、より狭い領域で、狭属性マーケティングですよね。
そして最後です。
4 一周遅れのトップになれ!
はちょっと別途かもしれませんが、
これは、面白いです。最先端、最先端に走れば走るほど置いていかれたサムシング(何か)がある。
技術がある。手法がある。負け残りというかもしれませんが、そこに大いなる価値があります。
最先端機械を導入!
というより、例えば古いやり方を敢えてやり続ける、一周遅れのトップ。
でも、もちろん知識、知恵は最先端も抑えているということが前提となります。
農業や林業は、この辺りが面白い。
で、どちらのポジションでも
1)「立ち位置(周り)が見えていて」
2)その「狙い(意図)」があるかどうか
3)自分の体質(キャラ)に合っているか
が試されるということですね。
色々な業界に当てはまるなと思い、異業種交流会でのお話をちょっとまとめてみました。
あと、余談ですが、珈琲での
- インスタント⇒②粉⇒②豆 という こだわりが
木材において
①新建材⇒②無垢材⇒③国産プレミアム木材 というこだわりに似ている
等、こちらも、マーケット形成や技術の話、
そして、「珈琲は果物である」というくだりなど、これまた林業界にヒントいっぱいですよね。
たまには、まったく異業界の人ばかりの会に
参加せねばなりませんね。皆師匠です。
Uさん、この機会をいただきましてありがとうございました。
(地域再生・森林再生コンサルタント古川大輔日記 2015.02.25より編集)
代表取締役 | 代表コンサルタント 古川 大輔 Daisuke Furukawa
twitter: @daisukefurukawa
blog: 地域再生・森林再生コンサルタント日記
地域と森林林業専門コンサルタントとして全国の産地を飛び回ること十数年。会社のミッションは、森林や林業、山村の問題解決ではなく「価値創造」です。そんな志を共有できるお客様・そして未来のビジネスパートナーとの更なる出会いを目指して、古川の考えや、先輩方から教わった学びを言葉にお届けします。