先日、コンタクトレンズを買いに眼科に行きました。少々お金はかかりますが私の場合、眼と歯はしっかり病院に行って診てもらうようにしています。昔から家族から言われ続け習慣化しているからという理由もありますが、結局は「自分の(長期的な)健康に関わることへの安心」を求めているからこそ、インターネットでコンタクトを買える時代ですが、あえて眼科に通うようにしています。
また、コンタクトを買う場合、眼科はどこにいっても同じかなと思うこともあるのですが、
・定期的に検診を受けられる。(数か月に1回受診を進められる)。
・支払い窓口と受付を分けている。(受診したい人、コンタクトを買いに来ただけの人の受付が別になるため、支払いとコンタクト受取がスムーズ)
・スタッフ、ドクターの対応が丁寧
・50年続く歴史ある眼科で、コンタクト開発にも携わっている。
という4つの理由から、現在の眼科に通っています。大学病院など大きな病院だと窓口を分けている場合がよくありますが、小さな病院にはあまり見ませんね。こちらの眼科は駅に隣接していることもあり、さっとコンタクトを買えることは1つの差別化要素にもなっているように思います。
私がこの眼科を選ぶ5つの理由
ここまでのことから、私はなぜこの眼科を選んでいるのか、その要素はなんだろう?と考えてみると
①品質
②納期
③価格
④個人信頼
⑤会社信頼
の5つのポイントでまとめられます。
また、この5つのポイントを総合的に見てモノやサービスを買うことが多いのではないでしょうか。
今回の例であれば、「健康(ヘルスケア)」という視点を含めば、多少価格が高くとも選択する顧客はいるということが予想できます。その点で、森林セラピー療法、建築での木材利用、といった場面でストレス軽減効果などのPRが行われていることに納得が出来ますね。
さらには、単に木材の質や効果だけではなく、例えば流行りの家電とコラボして健康家電グッズの領域を広げられないかな、もっと暮らしに寄り添った形の提案があるのではないか、と妄想を繰り広げる眼科に通う時間でもありました。普段の何気ない自身の購買行動を森林林業、木材に結び付けて妄想したり、異業界から学んだりする姿勢は、今後も大切にしていきたいことです。
【アシスタント/アナリスト | 高田敦紀 】
古川ちいきの総合研究所、入社二年目。林業・木材業に関する弊社オリジナルの調査分析業務を中心に、行政から民間企業まで幅広く、様々な地域の支援業務に関わる。林業・木材業の新たなマーケット創造に向けて、身近な異業種からも学びを!身近な暮らしの中に潜むマーケティングのポイントを中心にお届けします。