奈良県川上村で新しく立ち上げられた木工房「MoonRounds」。
空きスペースをリノベーションした工房・ショールームにお伺いしました。
衣服を衣替えするように、
その季節の花々、旬の食卓に似合う花器・食器を作っていかれる木工房。
吉野林業発祥の地・奈良県川上村から、
その地域の資源を活かし、作品として表現する木工房の
新たなプロジェクトが始まっています。
奈良県川上村で新しく立ち上げられた木工房「MoonRounds」。
空きスペースをリノベーションした工房・ショールームにお伺いしました。
衣服を衣替えするように、
その季節の花々、旬の食卓に似合う花器・食器を作っていかれる木工房。
吉野林業発祥の地・奈良県川上村から、
その地域の資源を活かし、作品として表現する木工房の
新たなプロジェクトが始まっています。
昨月に続き、京都府立林業大学校にて、
第2回経営高度化コースの講座を代表・古川が務めさせていただきました。
初回の講義から約2週間が経過しましたが、
「前回から何か変化はありましたか?」との質問に対し、
2つの報告をいただきました。
一つ目は、「講義を通じて、顧客の定義が変化した。」というAさん。
これまで第一優先にしていたお客様の他にも、
”この人も自社にとって欠かせないお客様だから”と
顧客の存在を再認識し、ニーズに応えるためにサービスを拡張されていました。
これにより
1)新規顧客の開拓のみならず、
2)既存顧客の流出防止 について、具体的アクションを実行し、
利益の確保へと繋げておられます。
二つ目は、「薦められた本を読みました。」というBさん。
1)薦められた本を読む人
2)薦められた本を読んで自分事化する人
3)薦められた本を読んで自分事化し、行動に移す人
人から本を薦められた後の行動一つをとっても、
1)~3)と進むだけで、他とない強みを持つ人材となれます。
講義を聴いた後の2週間で、
自社のサービスを拡張されたAさん、
薦められた本を読まれたBさん、
その他にも、
「情熱と目標設定について、講座を通して何をすべきかを
整理するようになりました。」などの感想をいただきました。
そして、前回の振返りを経て、第2回の内容へ。
今回は「顧客づくり、ファンづくりのための経営メソッド」と題して、
経営理念の意義や効果を主にお話しました。
また理念を戦略に落とし込み、
・日次の業務まで浸潤させる方法
・理念に共感する顧客から指示される方法
・組織理念を見直すタイミング という内容については、
参加者の皆さまそれぞれの組織理念に立ち返りつつ、
受講者の皆さまにも参画いただき進めました。
多くの企業が、チラシやホームページ、ダイレクトメール、情報誌など、
ありとあらゆる方法で自社の商品を買ってもらおうと
広告に予算を投じています。
一方で、多くの企業が広告に労力を費やしている対岸には、
溢れる情報の中から「買うべき商品の選択」に迫られている
多くの顧客の存在があります。
その時に、商品の品質のみをPRしている同業他社と
一つ差別化するためにも「理念共感型マーケティング」の発想が活かされます。
市場にモノが不足した時代は、飛び込みの押売りでも喜ばれました。
しかし市場にモノも情報も溢れた現代の市場では、
サービスそのものの利便性は大前提として、
「この企業(ブランド)の商品が欲しい」と、溢れるモノやコトの中から、
理念に共感する顧客を引き寄せる戦略が求められます。
理念とは、経営の指針にすることに限らず、
顧客が買いたいサービスを選択する際の指標にもなるのです。
このような理念反響型マーケティングの戦略をご紹介しつつ、
ホームページやチラシにおいて、どのように顧客導線を設計するか
具体例を示しながら、解説させていただきました。
第3回の講義は2月10日(土)。
「営業開拓の理論と実践」と題して、
森林・林業・国産材を売る(営業する)方法を考え抜きます。
これまでよりも演習形式の要素を強くすることで、
受講者の皆さまと共に講義の時間を作り上げたいと思いますので、
次回もよろしくお願いいたします。
森林×マーケティングに関する講演のご相談等は、お問合せフォームからお受けしています。ご希望の時期や内容について、お問合せフォームからご連絡いただければ幸いです。過去の講演実績は以下のURLからご覧いただけますので、併せてご参考ください。
https://chiikino.jp/blog/?page_id=193