弊社にも、社員、研修生、インターン生と増えておりますが、ビジネスという前に、すんごく基本(私はすべて船井総研で教わった)的なことを、色々言いたくなるシーンがあり、ここで、ひとつ、人生の後輩諸君に伝えておきたいと思います。
ビジネス界で、「ホウレンソウ」という言葉がありますが、ウソです。
ホウレンソウってのは、報告、連絡、相談の、頭文字を取っての言葉です。
要するに、きちんと、報告、連絡、相談しなさいと。
しかし、これ、
本来は、ホンレンソウではなく、ソウレンホウであるべきです。
報告→連絡→相談
ではなく、
相談→連絡→報告
というのが正しい順序です。
まったく、ホウレンソウって言葉は、よろしくないですよ。
なぜ、いきなり「報告」するのか。おいおい!
というシーンが、色々なところであったので・・・。
「昨日から体調悪かったので、今日は体調不良で仕事に行けません」
(おい、前日の健康状態で相談しなさい。)
「明後日の○○の地域づくりイベント、行くことにします」
(いや、行くな、とは言わんが、まずいってよいか相談しなさい。)
社会に生きる一員として、組織に生きています。
その組織に生きている中で、信頼関係があってこそ仕事ができるのです。
顧客との関係性、会社の信頼性、地域の信頼性、築くのには何年も何年もかかるが、壊すのは一瞬・・・・。
例えば、ご縁があって、出会った人に、次にアクションを取るには、
必ず繋いでくれた人へ事前に相談し、連絡してからいくこと。
人間関係の基本です。当たり前です。
名刺を、貰ってすぐ直接連絡して、自分が得た人脈のように振る舞うワカモノ(バカモノ)がいますが、
最低限、必ず、ccにて紹介してくれた人にも共通に連絡すること。
それができない人は、どんどん嫌われていきます。
気づいたら、付き合いがすごく小さくなっています。
それと、もうひとつ。
出会った人すべてに対して、
相手の人の気持ちの立場に立ち考えること、
それができるから人間。
人の縁に対して、
自分だけでこうなってのではないと考えること、
多くの方の、自分とは違う、考えや思考を取り入れること。
そこに、感謝ほど大切なものはありません。
ビジネス人であるまえに
人に感謝できる人間であれと思います。
もちろん、人生は発言権獲得ゲームでもありますから、会社においても社会においても、信頼関係が出来ければソウレンホウ不要というゾーンに入りますが、あくまでも基本は基本ですから。そして、地域に入るワカモノは、本当にバカモノにならないよう、基本は忠実に学んで、社会のルールをきちんと身に着けてください。
(地域再生・森林再生コンサルタント古川大輔日記 2014.11.03より編集)
代表取締役 | 代表コンサルタント 古川 大輔 Daisuke Furukawa
twitter: @daisukefurukawa
blog: 地域再生・森林再生コンサルタント日記
地域と森林林業専門コンサルタントとして全国の産地を飛び回ること十数年。会社のミッションは、森林や林業、山村の問題解決ではなく「価値創造」です。そんな志を共有できるお客様・そして未来のビジネスパートナーとの更なる出会いを目指して、古川の考えや、先輩方から教わった学びを言葉にお届けします。