京都駅から車で30分程の山村地域、北山三村(小野郷、中川、雲ケ畑)は、弊社が、平成24年度から2年間、京都市北区「北部山間地域まちづくりビジョン策定業務」を受託し、住民や行政の方々と共に、「北山三学区まちづくりビジョン」の策定やホームページづくりをお手伝いさせていただいた地域です。この「北区山間地域まちづくりビジョン」は、北区基本計画の取組のひとつとして位置づけられ、平成24~25年度の2年間にわたって、各学区での座談会(まちづくり部会)における議論、住民全員に対するアンケート(638名分)、先進地の視察などを経て策定されました。
■北山三学区まちづくりビジョン策定について(京都市北区ホームページ)
■過去のプロジェクト関連ブログ
そして、ビジョンの中で掲げられた「まちづくりの基本―7つの行動指針」の一つが “交流人口から定住人口へつなげます”といった内容です。ビジョン発表会の開催から約3年。今でも地域の方々が主体となり、四季と共に自分たちの暮らしが伝わるホームページ(ブログ)を更新しつづけ、ファンを増やしているところです。また同時に、まちあるきツアーやホタル観賞会等のイベントを開催し、地域内外での人々の交流を育んでおられます。
そんな北山三村についての情報が集まるホームページ(ブログ)ですが、各学区へ移住して来られた方々にお話を伺い、インタビュー記事が掲載されました。弊社では、2年ぶりの取材と記事の作成をお手伝いさせていただきましたので、ご紹介いたします。
まず、北山三村のひとつ「小野郷」地区からは、2015年に移住して来られた坂本和夫さん・美栄さん。京都市内から、この小野郷に夫婦で移住し、山間地域に住んで街中へ通勤されています。
■町も山も変わらない、普通に暮らせる小野郷です。
http://kitayama3.jp/onogo/interview/sakamoto/
次に、「中川」地区からは、京都市内に住まいを置き、週末のみ北山へ通って、週末限定の古民家レストラン「山の麺処」を営む店主の村上さんにお話を伺いました。
http://kitayama3.jp/nakagawa/interview/murakami/
最後に、「雲ケ畑」地区です。ここには、旧街道に美しい陶器を作られている窯があります。その名は、「村田製陶所」。この地に移住された作家の村田森(むらた・しん)さんと代表の榮木扶佐子(えぎ・ふさこ)さんにお話を伺いました。
■鴨川源流が、私たちの仕事場です。
http://kitayama3.jp/kumogahata/interview/murata-egi/
3地区、3者のご紹介をいたしましたが、
北山三村に住まいを持ち、街中へ通勤するひと、
京都市内に住まいを持ち、週末限定で北山にて仕事をするひと、
住まいも仕事も北山三村に置いて暮らすひと。
まさに、三者三様のライフスタイルをお届けしましたが、いかがでしたか?
“京都の街から30分、こんなところに、ありました。”というキャッチコピーの通り、街中と山村暮らしの比重を選べるところも、北山三村の魅力ではないでしょうか。
ワークショップの時に住民から出た大事にされたコンセプト。「街に近くてちゃんと田舎な北山三村。」そのコンセプトを大事にしながら、今後ホームページでは、空き家情報等も拡充される予定です。引き続き、日々のブログをご覧ください。