9月15日(土)、今月も国産材ビジネスセミナーを開催しました。

今回も素材生産~製材~製品販売に携わる方、異業種の方などさまざまな顔ぶれで、
9名の方にご参加いただきました。

 

講座では、最初にとある製材所2社のプレゼンテーション動画をご覧いただき、
それぞれにどのような営業戦略であり、その上でどんなプレゼンをしているかを、
参加者全員で考えディスカッションしました。

プレゼンテーションの工夫としては、

ビジュアル(写真、図、動画)が多いか、文字や数字が多いか、
ビジョンや産地の物語 か、製品情報か

などそれぞれの要素のバランスが大事となりますが、

最終的には、「伝えたいこと」が明確にひとつのメッセージとして、伝わっているか というポイントで、
見る人の心をつかむことができるのではないか、という議論になりました。

 

次は、内容を一部変更して 「林業機械とコスト管理」として、㈱トビムシ  西原からの講座。

 

林業機械には様々ありますが、タイプごとに分類して考えると、その機能やメリット・課題も見えてきます。

途中に演習問題として、具体的にある面積、ある林分で作業をするときに、
林業機械を導入すべきか否かを、コスト計算をして考察しました。

最終的に 、コストだけでなく安全性なども考えると、判断基準は個人にもよりますが、
今回は基本的な考えを学べる内容となっていました。

 

後半には、基礎的マーケティングレッスン。

物の値段は、誰が決めているのか。
あなたの本当の「売り物」は、何ですか?
選ばれる企業になるための5つのポイントとは。

などなど。

林業界が異業界の先進的なマーケティング戦略から学べることが多いので、
今回も林材業に限らず、多様な事例をご紹介しました。

 

次回は、10月20日(土)の開催です。
テーマは

★「AIDMA理論 (顧客づくり) と 理念共感型営業」(古川)

★「施業の大動脈をつくる、林道設計と搬出システム選択」(西原)

★「旬の事例を踏まえた林業・住宅に関する生きた法務情報」(小林)

となっております。
たくさんのご参加、お待ちしています!!

 

□■9月度 お客様の声 ■□

・林業の業界にとらわれないという雰囲気がよかった (小売業 A様)

・「適正価格」で買ってくれるお客さんを探すのがひとつのマーケティングだ!(素材生産業 B様)

・文化、ライフスタイルの創造・提案を、一番川上である素材屋がやってもいいことがわかった。私もやりたい!!(素材生産業 C様)

・いつも内容が盛りだくさんで、追いつかないくらい!(行政職員 D様)

 

 

Posted by admin on 土曜日 9月 15, 2012 Under pick up, お知らせ, すべての記事, セミナー報告, 国産材ビジネスセミナー(東京)


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