平成が終わり、新元号の令和が始まった2019年。

何においても、平成最後、令和初とついて回った1年が終わりに近づいています。

 

ところで皆さんは、毎年「日経トレンディ」が発表している、ヒット商品ランキングはチェックされているでしょうか?

弊社では、2016年から、ヒット商品ランキングと合わせて林業・木材業のヒット商品ランキングを独断と偏見でまとめ、発表しており、今年で4年目(4回目)。

 

今年も11月に日経トレンディヒット商品ランキングが発表されたということで、森林・林業界ヒット商品ランキングもいよいよ公開です!

 

まずは、日経トレンディ発表の2019年ヒット商品ランキングは、こちら!

 

1位 ワークマン
2位 タピオカ
3位 PayPay
4位 ラグビーW杯2019日本大会
5位 令和&さよなら平成
6位 ボヘミアンラプソディー
7位 Netflix
8位 米津玄師
9位 ルックプラスバスタブクレンジング
10位 ハンディーファン

 

詳細は以下リンク(日経XTRENDのWEB)よりご覧いただけます。

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00242/00002/

 

みなさんはいくつご存知でしょうか。

ラグビー日本代表の快進撃、1000万人以上が感動した映画、キャッシュレス決済手段の拡大など、

令和元年というメモリアルイアーを飾る商品がランクインしました。

 

それでは、森林・林業界ヒット商品はどのようになったのでしょうか。

どうぞご笑覧下さい!

 

 

第10位 アクティブロボSAM

(引用:山陽商事株式会社ホームページより)

第10位 ハンディーファンに対して、林業・木材業界からは、林業機械がどこでも、気軽に操作可能に?ということで、「アクティブロボSAM」です。

日本初の遠隔操作林業ロボットが試験開始となりました。安全な林業に向けて、今後要注目の取組です。

 

第9位 木材由来の新素材

第9位 ルックプラス バスタブクレンジングに対して、林業・木材業界からは、セルロースナノファイバーなど、「木材由来の新素材」です。

セルロースナノファイバーの他にも、改質リグニンといった新素材を使った工業製品、車のボディなどに注目が集まりました。

木材の可能性はまだまだ未知数です。

 

 

第8位 弘法大師

第8位 米津玄師に対して、林業・木材業界からは、平安時代のスーパープロデューサー「弘法大師」です。

弘法大師によって開かれた、真言宗の総本山高野山で生まれた木材である高野霊木が、

北海道の社寺に初めて納められるなど、様々な場所で使われた1年となりました。

(納材事例はこちらから)

 

 

第7位 林業&木材系YouTube

(引用:野地木材YouTubeチャンネル、JP Channelより)

第7位 NETFLIXに対して、林業・木材業界からは同じく動画配信ということで「林業&木材系YouTube」です。

様々なジャンル、分野で新たなYouTubeチャンネルが続々と出来る中、林業・木材業界関連のチャンネルも増えた一年でした。

これからも動画配信の規模は伸びる予想がされており、今後も注目の市場となります。

 

 

第6位 ソマミチトークイベント

第6位 ボヘミアンラプソディーに対して、全国、とまでいかずとも地域への発信を広げる機会となった「ソマミチトークイベント」です。

「松本で生きる、松本をつくる。山と暮らす、その誇り。」と題して一般社団法人ソマミチが主催。

林業木材関係者ではない方々に多くご参加いただいた、まさにこれからの地域づくりに繋がるイベントとなりました。

 

 

第5位 大嘗祭&さよなら旧態林業

第5位 令和&さよなら平成に対して、林業・木材業界からは元号改正に関するメインイベントと令和の新たなメディア誕生ということで、「大嘗祭&さよなら旧態林業」です。

皇位継承式典のメインイベントである大嘗祭の会場「大嘗宮(だいじょうきゅう)には長野県産のカラマツが使用されました。また、どうしても他の業界より遅れているイメージがある林業を覆す、スマートでカッコいいメディア、FOREST JOURNALがリリースされる等、情報発信の新たな形が見える令和の始まりとなりました。

 

 

第4位 オリンピックスタジアム・有明アリーナ

第4位 ラグビーW杯2019日本大会に対して、林業・木材業界からは2020年オリンピックに向けてついに完成した「オリンピックスタジアム・有明アリーナ」です。

両スタジアム・アリーナでは、47都道府県の木材を使ったことが世間でも話題となりました。

 

 

第3位 SUSTAIABLE FOREST ACTION

第3位 PayPay対して、林業・木材業界からはデジタルアプリの発展に合わせて、「SUSTAINABLE FOREST ACTION」です。

林業課題の解決の事業化を支援するプロジェクトが発足し、2019年は谷茂則氏、井上達哉氏のチームがデジタルアプリの提案で優秀賞を受賞しました。

 

 

第2位 地球料理

(引用:LIFULLホームページより)

第2位 タピオカに対しては、食品繋がりで「地球料理」です。

ついに、国産材も文字通り「食べる」時代に突入しました。スギパウダーを使ったパウンドケーキなど、

ユニークなレシピが提案され、地球をまるごと味わうコンセプトに注目が集まりました。

 

 

第1位 現場でワークマン

 

第1位 ワークマンに対して、なんと林業・木材業界は「現場でワークマン」と同じくワークマンですが、より現場でカジュアルに、

1つのファッションとして使えるとして見事第1位となりました。外仕事の作業着のコンセプト・メッセージである「俺たちのワークマン」から

デザインなども一新、アウトドアウェアとして広い顧客層を獲得し「みんなのワークマン」へと飛躍しました。

 

 

 

以上、2019の林業・木材業ヒット商品ランキングトップ10となります。

林業・木材業界のヒット商品も含めて、皆さんどれくらいご存知でしたでしょうか?

是非、皆さん的トップ10も考えてみながら2019年を振り返ってみていただければと思います。

 

それでは、来年の発表も、お楽しみにお待ちください!!!

 

 

 

 

 

Posted by wpmaster on 土曜日 12月 21, 2019 Under pick up, すべての記事, 経営実践研究会[国産材ビジネススクール](大阪)

Comments are closed.