毎月大阪で開催しています、経営実践研究会[国産材ビジネススクール]

5月度は、新規のお客様に無料体験をご用意しています。

 

毎回、全国から熱い産地のメンバーが集い、明日の経営に役立つディスカッションが繰り広げられます。

先着10名様にご参加いただけますので、お早めにご応募ください!

 

◆日時:2013年5月31日(金)14:00~18:00
※終了後に懇親会を開催します

◆場所:肥後橋センタービル7F(大阪府大阪市西区江戸堀1丁目9番地1号)

◆内容:
【1】 各社近況報告&ディスカッション
【2】 今月のマーケティング講座(古川より)
【3】 研究会の今後の展望・戦略

※過去のディスカッションテーマはこちら!
https://chiikino.jp/?p=1408

◆お申込み:

1) 貴社名
2) 参加者ご氏名・役職
3) ご連絡先(電話、メール)
4) 懇親会のご出欠

を明記の上、
info@chiikino.jp または FAX 06-7878-6326
までお送り下さい。

※定員に達し次第、応募を締め切らせていただきます
※1地域(商圏)1社限定、また業態が近い企業が2社以上参加しないことを原則としております。
商圏や業態によって、ご参加をお断りする場合がございますのでご了承ください。

Posted by admin on 金曜日 5月 31, 2013 Under — セミナー、研修、講演のお知らせ, pick up, お知らせ, すべての記事, 経営実践研究会[国産材ビジネススクール](大阪)

お茶畑から、地域の山林を見渡す。

平均年齢31歳の若き林業会社様よりHP制作(事業戦略支援)のご相談を受け、
取材に行ってまいりました。

黄色いユニフォームが、青空と緑によく映えました。

 

Iターンで地域に飛び込み、信頼を得てきた社長と、
地元出身の社員2名。

全員が地域に暮らし、地域の山づくりを担い始めています。

「地域の山のためという理念もあるけど、まずは自社のサービスが顧客に求められる存在となり、
自分たちがしっかり利益を上げいくこと、そして、自分が幸せで楽しくあること。 」

と社長。

その姿勢と理念と若き情熱、そしてカッコよさに共感できました。
HPの完成を、お楽しみに!!

Posted by admin on 金曜日 5月 24, 2013 Under — 産地ブランド・選ばれる林業会社, pick up, すべての記事, ちいきのgraffiti~写真集~
現在取り組んでいるプロジェクトの一つに、

「京都市北区北部山間地域まちづくりビジョン策定事行」があります。

京都市の北部にある、小野郷、中川、雲ケ畑の3学区のまちづくりビジョンを策定し

地域の活性化につなげていくというご支援です。

 

本日5月16日に、その3学区の合同会議が行われました。

各学区ごとで行われている「まちづくり部会」から数名の代表者にご出席頂き、

各学区の進捗や共通のビジョン作りについて、確認や意見交換を行う場です。

 

この日は、今年度末のビジョン策定に向けて

今後の部会の進め方、昨年の取組を受けたビジョン骨子案について説明した後、

その骨子案に肉付けを行っていくためのワークショップを行いました。

 

 

ワークショップも盛り上がり、皆さんから面白い意見がたくさん頂けました。

その会の終盤、弊社古川が皆さんに投げかけた一言がありました。

 

「ご自身の人生ビジョンを立てたこと、ありますか?」というもの。

まちづくりビジョンというとピンときませんが、

自分の夢、人生ビジョン(将来像)はどう描いてますか?

 

「いや~、小学校の時の作文いらいないね・・・」

「それすら書いたことない」

「まぁ、その日暮らしだねぇ・・・笑」

という声がありました。

 

実は、超一流スポーツ選手のイチローさんや石川遼さんは

なんと小学6年生の段階で、今2人がほぼ叶えているような夢を目標として文字で書き

どんな人間になりたいというイメージの表記から、

また具体的なゴールに向かって達成すべく年次や数値までそこに組み入れています。

その原文の紹介をしながら、さて、皆さんはいかがですか?と問う時間を共有しました。

 

自分のビジョンがあるから、地域のビジョンがあるといってもいいのです。

自分のビジョンからまずつくりましょう。

どう生きて、どう死ぬか。

 

まちづくりビジョンの前に、まず、

自分は人生にビジョン(目標)を立てていただろうか?

その目標達成に向けての小さな目標と、

そこへたどり着くための過程を考えていただろうか?

参加者のみなさんの中にもはっとした方がいらっしゃったかもしれません。

「まちづくりビジョン」「企業ビジョン」というとイメージがわかない。

役に立つの?意味があるの?というところでありますが、

人生のビジョン(目標)を考え始めると、逃げたくない自分や、なりたい自分が浮かぶものです。

 

すると、「人生」のみならず

おのずと自分が今、地域で取り組んでいることの役割も見えてきます。

 

また、今取り組んでいることの本当の目的や目標はなんだろうか?

それを達成するためのステップは?

そしてその「人生」を北山のプロジェクトに置き換えれば、

ビジョン策定事業が行われている今年1年が一つの「人生」。

では、それを達成するためのステップは?

 

今後行われる5回の部会それぞれの目標、それを達成するための内容、

その部会と部会の間に、皆さんにどのようなことを進めておいて頂くべきか。

我々は それを明確に示しながら、目標達成への過程を皆さんと歩んでいかなくてはなりません。

 

昨年度の全戸アンケートもまとまり、住民の声が冊子になりました。

「ビジョンを作成するワークショップのとき」の経典(素材)になるべく冊子であり

皆様の想いの塊です。

 

まちづくりビジョン。

ビジョンとは何か、

そのときに人生ビジョンを考えてからまちづくりビジョンを考えると、すっと力が抜けて、

また、きちんと順序だてて考えるからこそ具体的な行動まで見えてくる。

そして、それをクリアする達成感が味わえるのだと思います。

 

夢を実現することにこだわらず、夢を描きながら目に進むことを目指したい。

これからは3学区の具体的な目標・ステップを皆さんとクリアしていく中で

我々自身も果たすべき役割を踏まえた目標を立て、それを達成しながら

皆さんの活動のご支援をしていきたいと思います。

Posted by admin on 金曜日 5月 17, 2013 Under pick up, すべての記事

・・・高野山 高野六木(こうやりくぼく)の一つ 樅の木 で看板・・・

1年感

2013年 4月11日は弊社の誕生日でした。

 

一言でいえば、早かったです。
感想でいえば、濃すぎました。

 

振り返ってみたいと思います。

 

■ちいきの地域
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・京都市北区山間地域まちづくビジョン
https://chiikino.jp/?cat=19

・高野山 森林セラピー等 インターン派遣

【インターン生奮闘記~高野山森林セラピー~】(10/21)

・相模原市森林ビジョン策定/市民の森選定事業
http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/shisei_sanka/pubcome/sakutei/020599.html
(↑昨年度のビジョン策定業務 相模原市WEBより)
■ちいきのプロダクト
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・高野霊木之机の販売(生産支援強化)
https://chiikino.jp/koyareiboku/blog/?p=1085
・toconomaスタイルの企画
https://chiikino.jp/koyareiboku/blog/?p=1073
・ニシアワー×高野山
https://chiikino.jp/koyareiboku/blog/?p=1020

 

■ちいきのプロジェクト (WEB制作も含む)
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・影山木材【林業/製材業メーカー】
http://kagemoku.co.jp/

・丸松木材【木材流通業】
http://marumatsu-mokuzai.co.jp/
・井上工務店 京都支店(くくのち)【チルチンびと地域主義工務店】
http://kukunochi-kyoto.com/
■ちいきのアドバイザリー
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・浜松エリア(国土交通省 地域型ブランド化住宅)支援
http://enshubazaar.hamazo.tv/e3583259.html
・その他、林業・製材業、木質バイオマス工場、工務店業
5社(組合) アドバイザリー支援
■講演/研修
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(岩井)
・レディースネットワーク
・金沢市

(古川)
・法政大学 現代福祉学部
・大阪大学大学院 建築ワークショップ
・京都大学 農村計画
・製材木材業経営強化セミナー(岐阜)
・斐伊川流域林業経営研修(島根)
・ぬながわ森林組合(新潟)

(古川、岩井)
・天竜木材産地協同組合 青年部(浜松)
■国産材ビジネスセミナー@東京
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8月より毎月実施

東京&大阪合同 現地視察会(11月)
https://chiikino.jp/?p=948 

 

■経営実践研究会(国産材ビジネススクール)@大阪
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

https://chiikino.jp/blog/?page_id=42

 

==研究会内容=======================

★4月度
・企業ブランディングの鉄則と情報誌デザイン
・バーク、チップ、おが粉、端材、どう利益に変える?
・地域型住宅ブランド化事業
・巨大林業会社構想
・木材自給率の真実
・森林認証、天然住宅、無添加住宅

★5月度
・JAS認定製材工場の動向
・単価表はオープンにすべきか!?そのメリットとデメリット
・森林認証セミナー
・ファイブフォース(5つの脅威)
・木材の営業レベル0~7

★6月度
・業界人として知っておきたい7つの数字~2020年の林業 予想~
・新規営業マーケティング~3つのメディア、名簿管理、顧客の4階層
・ 来店型材木店をつくるには

★7月度
・再生可能エネルギー買取固定価格
・クレーム対応「スギはあたたかい!?」
・家づくりの6つの「設計」

★8月度
産地共催交流セミナー

★9月度
・工務店見学会、木材業ができる7つの支援
・産地共催交流セミナーの反省~1ステップ上のプレゼンテーションへ~
・類似品とどう向き合う?

★10月度

・森林資源の収益機会とは
・AIDMA理論
・デザインとは何か?
・狭属性×使用時訴求マーケティング
・ミツマタビジネスの可能性

★11月度
・現地研修  森に生きて、道を知る。in四国~林業遍路十四ヵ所巡り~
愛媛県久万地域、高知県嶺北地域で
大規模製材工場~2チャン製材、構造材~コモノ、森林資源~空間の多様な経営を知る

★12月度
・ゲスト講演:森林×金融~森林信託の可能性~
・ゲスト講演:木材×不動産~木の街をつくる~
・2012年度総まとめ  林業・木材・住宅業界7大ニュース

2013年
★1月度
・メーカーと流通店の同行営業
・ゲスト講演:スウェーデン林業訪問記
・ゲスト講演:インターネット集客・広告のコツ!

★2月度
・木製品3つの「力」
・住宅10ニーズ
・ゲスト講演:大手建材メーカーの国産材商品開発秘話
・ 林業のカレシ
・林業四則演算

★3月度
・製材工場の大規模化が意味するものは?
・理念反響型営業
・キャッチフレーズ5つのポイント
・実践!キャッチコピー作成とチラシデザイン15分レッスン
・ゲスト講演:不動産仲介業の現状とこれから

=======================

 

「1年感」
改めてまとめてみるに、
様々な支援の形がある私たちの業務ですが、
この1年、私たちだけでなし得られた仕事はありません。

お客様に助けていただいたこともありますし、
またビジネスパートナーとしてトビムシ&アミタの皆様、
そしてシェアオフィスの皆様に相当なるサポート頂き、
事業を展開をすることができました。
また、
社員育成やインターン生の受け入れというのも
初めてのことでしたが、目の前の出会い大切に
ある意味、流れに任せて「がむしゃら」に1年やってきたことが
よかったのかもしれません。

船井総研流、アミタ流、トビムシ流、そして研究会メンバー流、
といったいろいろ掛け算が仲間(会社&顧客)を
作っているように思います。
オフィスのこと、社員のこと、顧客との出逢いのこと、
すべて確実に計画していたわけではなく、
ある意味、綱渡り状態で、よくここまでこれたか不思議です。

でも、ようやく、
これによって、初めて「計画」が立てられるように思います。
3年、10年、50年
「ありたい像(夢・理想)」に向かって
しっかりと今年は、ゴール(目標・数字)を作り、

・力相応一番主義
・長所伸展
・時流適応

という3大原則を守り、

50年~100年スパンの林業という長期的な時間軸を考えながら、
明日の利益という短期的な利益軸もきっちりと実現して行く。

そんんあサービスのラインアップをしていき、
今までの積み重ねをフイにするようなことをせず、
丁寧に、じっくりと、ちいきのサービス力を磨くことに専念していきたい所存です。

冒頭に「濃かった」と書きましたが、
濃いがあれば薄いもあるかもしれません。

薄くなった事業についても猛省します。

また昨年度は、
本を読むのも少なかったので、自らが勉強の場へ出ることも少なかったことも猛省。
いつもの言葉ですが
理念なき利益は犯罪
利益なき理念は寝言

というモットーを忘れずに。体言化していきたいです。

また2年目もよろしくお願い申し上げます。

なとなく思ったのですが、

綱渡りしたくないって思って
経営の安定化を目指したら、止る(終わる) 気がします。
昨年度、
おおよそ新規に出会った人(名刺)は約400人になります。

大切な出会いです。

また、そういった出会い、新鮮さもそうですが、
今まで出逢っている皆様にも、
もっとこうすべき!あぁすべき!
というご意見が私たちの肥やしとなります。
いつでもご提言やご意見を頂ければ幸いです。

とりあえず、
いま静岡に向かってますが
いま岐阜羽島につきました。

やっぱり新幹線は集中できる最高の書斎です。

健康に留意することもテーマです。

では!

 

Posted by admin on 木曜日 4月 11, 2013 Under pick up, すべての記事, 雑談

 

2013年もはや4月となり、多くの企業でも新年度となっていることと思います。

弊社も4月11日には設立から1年を迎えることとなり、お世話になった皆様に日々感謝です。

 

大阪の経営実践研究会も、新体制となって1年が過ぎました。

毎回実施後には議事録として、当日のディスカッション内容をまとめ、
補足加資料、街で発見したユニークな納材事例、コラムなどを加えたテキストを作成しております。

それもこの3月度で12冊目となりました。
内容の一部をご紹介!

2012年
★4月度
・企業ブランディングの鉄則と情報誌デザイン
・バーク、チップ、おが粉、端材、どう利益に変える?
・地域型住宅ブランド化事業
・巨大林業会社構想
・木材自給率の真実
・森林認証、天然住宅、無添加住宅

★5月度
・JAS認定製材工場の動向
・単価表はオープンにすべきか!?そのメリットとデメリット
・森林認証セミナー
・ファイブフォース(5つの脅威)
・木材の営業レベル0~7

★6月度
・業界人として知っておきたい7つの数字~2020年の林業 予想~
・新規営業マーケティング~3つのメディア、名簿管理、顧客の4階層
・ 来店型材木店をつくるには

★7月度
・再生可能エネルギー買取固定価格
・クレーム対応「スギはあたたかい!?」
・家づくりの6つの「設計」

★8月度
産地共催交流セミナー 

★9月度
・工務店見学会、木材業ができる7つの支援
・産地共催交流セミナーの反省~1ステップ上のプレゼンテーションへ~
・類似品とどう向き合う?

★10月度

・森林資源の収益機会とは
・AIDMA理論
・デザインとは何か?
・狭属性×使用時訴求マーケティング
・ミツマタビジネスの可能性

★11月度
・現地研修  森に生きて、道を知る。in四国~林業遍路十四ヵ所巡り~ 
愛媛県久万地域、高知県嶺北地域で
大規模製材工場~2チャン製材、構造材~コモノ、森林資源~空間の多様な経営を知る

★12月度
・ゲスト講演:森林×金融~森林信託の可能性~
・ゲスト講演:木材×不動産~木の街をつくる~
・2012年度総まとめ  林業・木材・住宅業界7大ニュース

2013年
★1月度
・メーカーと流通店の同行営業
・ゲスト講演:スウェーデン林業訪問記
・ゲスト講演:インターネット集客・広告のコツ!

★2月度
・木製品3つの「力」
・住宅10ニーズ
・ゲスト講演:大手建材メーカーの国産材商品開発秘話
・ 林業のカレシ
・林業四則演算

★3月度
・製材工場の大規模化が意味するものは?
・理念反響型営業
・キャッチフレーズ5つのポイント
・実践!キャッチコピー作成とチラシデザイン15分レッスン
・ゲスト講演:不動産仲介業の現状とこれから

すべて集めてファイリングしてみると、この一年、
毎度濃度の高い議論が積み重ねられてきたことを実感します。

改めて振り返り、名の通りさらに「実践」的な内容へと
発展させてまいります。

 

また5月度(5/31(金)14:00~18:00 肥後橋センタービル)には、
新規会員様募集の特別体験会の開催を予定しております。

全国他地域の熱い同志との研究会にご興味のある方は、ぜひお越しください!!

 

経営実践研究会[国産材ビジネススクール]

■日程:

(当面の日程)
4月度 4/19(金)西中島
5月度 5/31(金)肥後橋センタービル7階
6月度 6/28(金)肥後橋センタービル7階
7月度 8/2(金)会場未定
8月度 8/30(金)会場未定

■会場:大阪市内ほか

■講師:古川大輔 ほかゲスト講師

■料金:各回21,000円(通期申込は税込252,000円)

【講座内容】
業界の最新情報、受講者による討議、事例(ケース)スタディ、ゲスト講師、課題発表、懇親会(ネットワークづくり)

*1地域(商圏)1社になりますので、事前のご連絡が必要です。お断りをする場合がございますのでご了承ください。

お問い合わせお待ちしています!!

・お問い合わせフォームから https://chiikino.jp/blog/?page_id=259

・お電話 ☎06-7878-6376

・メール info@chiikino.jp

詳しくはこちらをご覧ください→https://chiikino.jp/blog/?page_id=42

Posted by admin on 月曜日 4月 8, 2013 Under pick up, すべての記事, セミナー報告, 経営実践研究会[国産材ビジネススクール](大阪)

 

こんにちは、引続きインターン高橋のレポートです。

最終日は中川にいってきました。

北山杉の一大産地である中川には、今でも磨き丸太を置いておく古い倉庫がたくさん残っており

集落に入ったとたん、その倉庫群とそこからのぞくきれいな丸太が見えてきます。

 

 

 

丸太を並べて乾かす、という特殊な機能のために作られた建物だけあって

ほかには見たことの無いとてもおもしろいつくりをした建物で

その古めかしさもあいまって、すごくすてきな雰囲気です。

ここにカフェやギャラリーができたら、ファンになってくれる人がたくさんいそうな

とても可能性を感じられるところでした

 

 

 

倉庫群を見たあとは、北山杉の育林から、その製造・販売まで手がける中源株式会社さんで

倉庫見学&丸太磨き体験をさせていただきました!

 

 

磨き丸太はこんな砂を使って手でごしごしと磨いてその質感を作り出すのだそう。

手間ひまかけて作られただけあって、磨いた後の丸太は見た目も手触りもすべすべつるつるでした!

 

  

 

 

平地がほとんどない中川では、

ひょろりと細長くぽこぽことした葉のついた北山杉の独特な山が迫り、

足元には川が流れる風景が続く集落です。

北山杉の丸太の倉庫と共に、他にはないそのとても美しい集落の風景が

初めてじっくり歩く私にとってはとても印象的でした。

 

 

ここにずっと住んでいる方々にとってはこれが当たり前の風景だったのかと思うと、なんとも贅沢な気がします。

きっと、まだまだまちの中には色々なお宝や、自慢の風景が眠っているのかもしれません。

もしかして住んでいる方々はこれがすごく特別ですてきな風景だと、気づいていらっしゃらないこともあるのかも?

でも、これはおそらく中川に限らず、小野郷、雲ケ畑でも同じことが言えそうな気がします。

 

私のような外から入って来る人間が出来ることの一つに、こういう『発見』があるのかもしれません。

これからそんなものを少しずつ、集落の方と一緒に発見して街づくりに少しでも貢献していけたら、

集落がもっともっと魅力あるものになっていくお手伝いができたらいいな、、

そう思えた、とっても有意義な3日間でした。

これからも、こういう気持ちを忘れずにがんばります!

 

以上、インターン高橋でした。

 

Posted by admin on 月曜日 4月 8, 2013 Under — インターン生奮闘記, — ちいきの地域, pick up, すべての記事, プロジェクト活動記

 

こんにちは、インターンの高橋です。

ひきつづき北山3学区探索のたび、2日目は小野郷です!

あいにくのお天気でしたが、市内からJRバスに乗って小野郷まで向かいました。

 

 

 

小野郷ではまず、小野郷のシンボル 「岩戸落葉神社」が

境内の大きなイチョウの木とともにお出迎えしてくれます。

境内の4本のイチョウの木は秋になるときれいに色づいて住民の方の目を和ませているそう。

でも、なんと去年はネットでその情報を聞きつけた台湾からの旅行客がイチョウを見に訪れたんだとか!

今や美しいものには国境も何も関係ないのかもしれませんね。。

この日は小さな緑が少し芽吹いているのが見られました。

 

 

そこから少し歩くと、有形文化財に指定されている「日下部邸」があります。

この日は中には入れませんでしたが、外から眺めるだけでも圧巻!

入り口の橋の幾何学模様もちょっとかわいい。

 

 

 

そして、小野郷でもいろいろなふしぎすてきな景色が見つかりました。

ちょっと裏道に入ったところの石材屋さんらしきところでは、おかめたちがごろごろ・・・

 

狛犬たちはおしゃべり中?  雨に濡れる緑もとってもつややかできれいでした。

   

 

 

小野郷は小野と大森という2つの集落がありますが、

今回は大森地区に4年前から移ってきたという

30代の木製プロダクトのデザイナーさんのお宅にお邪魔させていただきました。

もともと工務店だったというお家の倉庫の部分を、作業場所に変えて活動してらっしゃるそうで

昔は木材置き場だったという場所も、内装を変えて機械が入れば見事なワークスペースに。

長い木材を置くために天井が高くなっているので、意外と使い勝手がよいそうです。

 

 

 

市内から少し距離があるけれど、静かでよい環境が回りにあって

必要以上の便利さもなく、市内で渋滞の中通勤する必要もないこの土地は

意外と自分の生活にぴったりなのかも、と気づかれたそうです。

なんとも興味深いお話でした。

 

今の便利な生活になれてしまうと、‘無くてもいいもの’に気がつくのも難しいのかもしれません。

一度「自分の生活にこれって必要なのかなあ」 と考え直してみると

一見不便そうに見えるところでの暮らしも『不便そう』なだけで

実はいいところもたくさんあるって発見できるのかもしれない、としみじみ感じた1日でした。 

 

この日でお話をうかがった方のように、

喧騒を離れて少し落ち着いた、環境がよい場所を求めている若い人も少なくはない気がします。

そういう人たちをうまく集落に取り込んでいけたら、また新しい展開が見えてくるかもしれません。

そう思うとまだまだ可能性は無限大、と少しわくわくしてしまうインターン高橋なのでした。

 

Posted by admin on 月曜日 4月 8, 2013 Under — インターン生奮闘記, — ちいきの地域, pick up, すべての記事, プロジェクト活動記

 

3月度は、ゲストの方も含め12名での開催となりました。

今月も、メンバー各社からの近況報告からスタート。

そこから、

自社製品の類似品が出たらどうしたらいいのか、情報誌のキャッチコピーはどう書いたらよいか、
情報誌を効果的に使う「連続掲示」の方法など具体的な 相談から

大規模製材工場の動向、林業政策まで幅広くディスカッションできました。

 

続いて、古川からのマーケティング講座。

 

1)マーケティングの基本レッスン

2)5つのキャッチフレーズ

3)異業界のキャッチフレーズ集で自らに置き換えてみる

 

1)では「理念反響型営業」についておさらい。
その中で「チラシ」の意義を確認しました。

2)では、経営者として知っておきたい「売れるコピーライティング」のルールを
5つのカテゴリに整理しました。

3)それを踏まえたうえで、異業種の数々のキャッチコピーを取り上げ、
それらをもとに自社製品のコピーを某“笑点”的なスタイルで即興でつくるという
実践をしていただきました。

 

たとえば、
<製薬会社>
車内で眠るだけじゃ肌あれは治らない。
そこで、○○(ビタミン剤の名前)

国産材の家だけじゃシックハウスはなくならない
そこで、資材オール国産の無垢住宅

<印刷機メーカー>
安いだけでは困る。
ソフトやメモリも必要だし、品質にもこだわりたい。
でも高いのも困る

安いだけでは困る。
強度や安定性も必要だし、品質にもこだわりたい。
でも高いのも困る。だから竹下木材です。

<ビール会社>
この味を出せるまで11年かかりました

吉野杉のこのつやを出すまで400年かかりました。

<カメラメーカー>
「娘のための写真を作ろう。」と、本気で思いました。

「孫のための住宅を作ろう。」と、本気で思いました。

 

いかがですか?
まずは頭の体操です。

 

続けて、そのコピーを用いて「チラシ」もその場で作っていただきました。

今回は全員がPCを持参していただき、簡単に「15分でつくれる」
写真+文字のシンプルなデザインをご提案。

実際にちょうど15分ほどで完成し、お互いに発表、コメントしあいました。

通常は経営者自らがチラシなど広告媒体のデザインまで手掛けることは少ないかもしれませんが、
社員に頼む場合も、業者に発注する場合も、
自らに基礎的な知識がなければ正しい自社ブランディング ができません。

経営者こそが、マーケティングのプロになること。

そんなことを目指したい研究会です。

 

 

また今回は、㈱キノマチ不動産代表の藤村直樹氏にゲストとしてご登壇いただき、

中古物件をめぐる動向や「住宅医」という試みについてご紹介いただきました。

新築着工数が減少する中で、近年注目される中古住宅ストックの活用ですが、
その市場にいかに木材が入り込めるか、ひとつの活路のヒントをいただきました。

キノマチ不動産と住宅医の話題は、「新建ハウジング」3月10日号一面を飾っていますので要チェックです!

 

 

年度末のお忙しい時期にも関わらず、メンバーの皆様にこうして足を運んでいただけることに感謝しつつ、
新年度からもよりいっそう品質を高めていきたいと感じた研究会でした。

 

★新規メンバー募集中★

次回の研究会は、4月19日(金)となります。

当研究会は会員制となっておりますが、ご新規の方には初回無料体験をしていただけます。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください!

詳細はこちら→https://chiikino.jp/blog/?page_id=42

Posted by admin on 金曜日 3月 22, 2013 Under pick up, すべての記事, セミナー報告, 経営実践研究会[国産材ビジネススクール](大阪)