こんにちは、引続きインターン高橋のレポートです。
最終日は中川にいってきました。
北山杉の一大産地である中川には、今でも磨き丸太を置いておく古い倉庫がたくさん残っており
集落に入ったとたん、その倉庫群とそこからのぞくきれいな丸太が見えてきます。
丸太を並べて乾かす、という特殊な機能のために作られた建物だけあって
ほかには見たことの無いとてもおもしろいつくりをした建物で
その古めかしさもあいまって、すごくすてきな雰囲気です。
ここにカフェやギャラリーができたら、ファンになってくれる人がたくさんいそうな
とても可能性を感じられるところでした。
倉庫群を見たあとは、北山杉の育林から、その製造・販売まで手がける中源株式会社さんで
倉庫見学&丸太磨き体験をさせていただきました!
磨き丸太はこんな砂を使って手でごしごしと磨いてその質感を作り出すのだそう。
手間ひまかけて作られただけあって、磨いた後の丸太は見た目も手触りもすべすべつるつるでした!
平地がほとんどない中川では、
ひょろりと細長くぽこぽことした葉のついた北山杉の独特な山が迫り、
足元には川が流れる風景が続く集落です。
北山杉の丸太の倉庫と共に、他にはないそのとても美しい集落の風景が
初めてじっくり歩く私にとってはとても印象的でした。
ここにずっと住んでいる方々にとってはこれが当たり前の風景だったのかと思うと、なんとも贅沢な気がします。
きっと、まだまだまちの中には色々なお宝や、自慢の風景が眠っているのかもしれません。
もしかして住んでいる方々はこれがすごく特別ですてきな風景だと、気づいていらっしゃらないこともあるのかも?
でも、これはおそらく中川に限らず、小野郷、雲ケ畑でも同じことが言えそうな気がします。
私のような外から入って来る人間が出来ることの一つに、こういう『発見』があるのかもしれません。
これからそんなものを少しずつ、集落の方と一緒に発見して街づくりに少しでも貢献していけたら、
集落がもっともっと魅力あるものになっていくお手伝いができたらいいな、、
そう思えた、とっても有意義な3日間でした。
これからも、こういう気持ちを忘れずにがんばります!
以上、インターン高橋でした。