地域と森林・林業・木材業のトータルデザイン&実践型ビジネスパートナー

今年度最終回となる第4回国産材ビジネスセミナーを開催しました。

テーマは、「利益を生み出すビジネスモデルを作ろう!~千円の柱を10万円で売る方法~」と題し、

地域でビジネスを始めたい、経営のヒントや事例を探しているという方を主な対象にしておりましたが、

今回も行政の方から、異業界の方まで、幅広い層の方々にご参加いただきました。

 


【第一講座】 株式会社古川ちいきの総合研究所 古川・老籾より

第一講座はまず弊社代表取締役の古川より、

①マーケティングコンセプト・概要

②国産材売上方程式

③事業計画の立て方

の3つのポイントを中心にお話しました。

 

①マーケティングコンセプト・概要

さて、アメリカ新大統領、トランプ氏の就任演説はご覧になりましたか?

世界から注目される中、「理念よりも自国優先主義を貫く」という強いメッセージが込められた演説内容でした。

ビジネスの世界においても「やりたい理念」と「とりたい利益」のバランス、考え方は様々ですが、

そんな切り口でご覧になった方はいらっしゃるでしょうか。

 

そして利益とは、価値観の「差」から生まれるものです。

それでは価値観とは何でしょうか。

戦後の高度成長期と平成の時代との違いを背景に、

大量生産大量消費から、マーケティングがどう変遷してきたかを価値観の相違、暮らし方、生き方まで掘り下げて説明をいたしました。

 

 

そして利益を生み出すマーケティングの講座に入る前に、まずは頭を柔らかくしていただくためにクイズを出題!

「100円のコーラを1,000円で売るには?」

という、ビジネス書のタイトルにもなっている有名な問ですが、

会場の皆さんからは、

 

・砂漠の真ん中で売る

・高級グラスにおいしい氷を入れ、美しい女性がサーブする

・工場で最初にできた缶をプレミアを付けて売る

 

といった回答がありました。

ビジネスに完璧な答えはありませんが、必要性、欲求性、物語性の消費の3要素を切り口とすると、ヒントが得られます。消費の3要素については、市場規模とは何か、ライフサイクルとは何かということまでの経営のフレームワークをお伝えし、林業界の6次産業化のヒントも提供しました。

 

その他、3C、4P、5フォース、AIDMAといったマーケティングの基本を解説し、

顧客中心に見たビジネスについて、みなさまと共に考え、知っているだけでは意味が無い、自社にどう落とし込むかという術を提供しました。具体的な事例を、どう各社の営業(販促)計画に当てはめていくかが肝要です。

 

 

②国産材売上方程式

国産材の売上をアップするには、いったいどうすればよいでしょうか。

漠然としがちな売上計画を、分解することで筋道を立てることができます。

 

ここでは売上を導く、5つの方程式をご紹介。

ビジネス形態、ランチェスターの法則等を踏まえ、木材業界に当てはめた方程式であり、

①のマーケティングコンセプトに加え、事業計画を数字に落とし込む際に使える式をお伝えしました。

 

 

③事業計画の立て方

むずかしく考えがちな事業計画や数値計画ですが、

たまたまで売上や粗利の高い低いを判断するのではなく、目標に対しての評価(改善)を徹底することが経営というものであると説明した後、

重要なポイントは大きく2つ

 

1)売上ではなく、「粗利」管理に集中する。

2)販管費を3つに分け、その戦略的な使い方こそ、経営の面白みである。

 

そのために売上目標は、自身の得たい給与から、マーケットシェアから、競合比較から、といったいくつかの視点から決めることや、損益分岐点とは何かを、ラーメン屋に例えつつ、林業木材産業であれば、地域における林業バリューチェーンを整理したうえで、木材の歩留りから目標と評価の設定を行うことが重要であるとお伝えしました。

 

 

続いて老籾より、マーケティングについてよりわかりやすく理解いただくための、具体例をいくつかご紹介。

 

たとえば、「歯磨き」に関わる必要性・欲求性・物語性を訴求した製品をピックアップ。

シンプルな歯間ブラシからフレーバー付の「歯の香水」まで、マーケット(消費の3要素)の展開事例としてご紹介。

 

街中で新商品や売れている商品を見つけたとき、

それがなぜかを整理するためのビジネスフレーム(ルール化・一般化)を持っていると、

誰に、どのようのな要素を満たすために作られ売られているモノなのかが分かり

日々自身が消費するモノと照らし合わせながら、自社の製品を顧みることもできるようになります。

林業界の事例だけでなく、異業界からのヒントを取り入れて、自社に応用していくということは、弊社の常なるメッセージとして、セミナーのみでなく、様々な現場で具体的なレクチャーをしております。

 

 


【第二講座】カントリージェントルマンたれ!地域と生きる木材ビジネスはこんなに面白い 

株式会社山共 代表取締役 田口 房国 氏 より

 

 

第二講座ではゲスト講座として、(株)山共 代表取締役 田口房国氏をお招きしました。

田口氏は弊社が大阪で主催している経営者向けの勉強会「経営実践研究会」の第一回からのメンバーでもあり、

産地連携により、国産材に新たな価値を与え、国産材を愛する顧客と産地とが出会う、新たなマーケットを作り出すための共通ブランド、

Club プレミアム 国産材のメンバーでもあります。

 

そして、今回の講演テーマは「カントリージェントルマンたれ!地域と生きる木材ビジネスはこんなに面白い」。

 

岐阜県東白川村で林業・製材業を営む田口氏が、

新しい木材のブランド化を実現し、世界にも日本の木材を広げようと活動するに至ったその志、地域での経営の面白さについて

テレビ番組「しくじり先生 俺みたいになるな!!」風の進行でユニークにお話していただきました。

 

田口氏の高いプレゼン力、面白さはその場にいた方にしか味わえない魅力ですが、

ブログをご覧の皆さんにも一部ですが、ご紹介していきます。

差別化戦略

現在ほとんどの業界で企業のWEBページを整備することは当たり前に思うかもしれませんが、まだまだ林業・木材業界はWEBページが無い企業が多く、10年前はさらに少ない時代。その時から先んじてWEBページによる情報発信をおこない、さらに「単価表」を整備。

また、割れがあり、乾燥に時間がかかるといったデメリットから大手ハウスメーカーには使いにくい天然乾燥材。しかし、ねばり、つや、香りが残る木材になるメリットをニッチなニーズととらえ、生産・販売。他の製材所がやらないことをすることで、差別化を実現しました。

 

しかし、広報活動を情報誌、展示会、体験ツアーと展開していったところ、普段の業務に加えて一人でこなしていたこともあり、疲弊する結果に・・・。

これが田口氏の「しくじり」の1つでした。

 

 

東京の商社との出会い:「念願の東京進出」

みなとモデル二酸化炭素固定認証制度をきっかけに、東京への納材が増加。

制度開始から初の港区立の建物へ納材の案件で求められたのは経験したことがないスピード、高い品質、ボリュームへの対応・・・。

そこで、周囲の製材所との連携に踏み切り無事乗り越えることができました。

 

また東白川の木で家具づくりに取り組む「コダマプロジェクト」では、デザイナーや観光など、それぞれの得意分野を持つ人材と連携するようになりました。

 

クリエーター業界で良く使われる言葉「ポートフォリオワーク」。目的に合わせて様々な商品を組み合わせて最適なものをつくることを指しますが、連携を通して実現している事は、まさに「ポートフォリオワーク」と言えます。

メインである製材業に加えて、サイドプロジェクトで、それぞれに得意な人を取り込み、「チーム東白川」として連携することでどんな仕事も可能にしているのが1つの売りとなりました。

最初に壁にぶつかった情報誌やツアーも、いつの間にか出来てしまっており、楽しめています。

 

 ■カントリージェントルマンたれ!

 自分が主役になるのではなく、まず脇役になり自分の専門に徹し、まずはメインビジネスに信頼を持ってもらうこと。

そして、面白い、一緒に仕事したいと思ってもらえる人材になること。田舎で信頼関係を構築することも重要。そのために、残業をせずに地域活動に参加すること。それはある意味で田舎の残業であり、都会とは違った形での残業を通じて信頼性を結んでいく。

 

単なる田舎者ではビジネスでうまく付き合えません。もう一歩先に進むために思い描くのは気品、礼節、礼儀のあるカントリージェントルマン。

都会の経営者から「行きつけのバーに連れて行きたい」と思われるような人材になるためにもカントリージェントルマンになるべきです。

 

===

以上のように、「しくじり」を経験し、乗り越てきた田口氏。

「個」の成長があり、「チーム」の力を知り、地域で大きな仕事を動かしてきた10年間の物語に、参加者は感銘を受けていました。

経験した人しか語ることの出来ない、地域で働く面白さ、貴重なお話を聞かせていただきました。

ありがとうございました。

 

 


 【まとめ講座】株式会社古川ちいきの総合研究所 古川

最後に弊社代表古川からまとめ講座。

第一講座、第二講座を踏まえ、

 

「好き」と「憤り」から起こる情熱を、まずやってみる行動に。

答えを待っているのではなく、自分で動いて失敗して学び、

顧客視点と粗利管理を徹底し、この力を高めていく。そして唯一無二の存在に。

 

また、個の基本ができて初めて、ポートフォリオワークができ、チームになれる。

地域での仕事は“Think global, drink local.”が大事!というメッセージを送り、今年度の国産材ビジネスセミナーを締めくくりました。

 

7年目を終えた国産材ビジネスセミナー、

来年度も一味違った国産材×ビジネスの世界を皆様にお届けするべく企画中です。

お楽しみに!!!

 


 

【お客様の声】

~アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました。~

 

===

第一講座・まとめ講座について

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・5フォースに加えた6つ目の脅威「補助金」の話ではハッとした。つい日頃忘れがちだが、あくまで「補助」の「お金」であることを考えねばならないと思った。このセミナーに来ると普段触れない考え方、感性に触れられるので、とてもありがたいです。(行政関係A様)

 

・自社の粗利や経営の考え方を振り返る講座となりました。ありがとうございました。(バイオマス関係B様)

 

・カントリージェントルマン、とてもカッコいいと思うし、なりたい。今の自分の環境でどう仕事力を付けるか。そのためには、まずやってみる(素直)こと。今まで他人事のように聞いてしまっていたお話を、自分事に落とせそうな感覚が出てきた。これを機に行動に移したい。(林業関係C様)

 

===

ゲスト講座について

===

・プレゼンテーションも含めて楽しませて頂きました。ビジネスのグローバル化が進んでいる中で、自在だけで仕事するのではなく、チーム力が改めて大切な時代がやってきていると感じました。(バイオマス関係D様)

 

・多くの林業事業体や地域に欠けている視点が多く、マーケティングについて考えていない、意識していないところは多い。そういった考え方を変えるのに、「やりたい理念」と「とりたい利益」は大切だと感じた。自分が関わる地域で以下にストーリー性をつくるかが課題。(バイオマス関係E様)

 

・ご自身の経験、成功事例を分かりやすく紹介していただきとても参考になりました。しくじり先生の手法は良かったです!(飲料メーカーF様)

 

・製材業として、どう生き残っていくか、どう楽しく仕事をしていくのか聞けて良かったです。製材業・林業は単に一か所にまとめるだけではなく、連携も重要ということは参考になりました。楽しく仕事をされている感じも伝わってきて、それも良かったです。(行政関係G様)

 


 

無事、7年目を終えた国産材ビジネスセミナー、各回豪華なゲスト講師をお迎えし全4回のメニューをお届けしました。ご参加いただ皆様、誠にありがとうございました。

まだ出会えていない皆様も、今後の他セミナーで、どこかの地域で、お会いできることを楽しみにしております。

今後ともよろしくお願い致します。
★過去の開催ブログは、こちらから↓↓
【第1回】https://chiikino.jp/blog/?p=6031
【第2回】https://chiikino.jp/blog/?p=6205
【第3回】https://chiikino.jp/blog/?p=6505

 

 

Posted by wpmaster on 土曜日 1月 21, 2017 Under pick up, すべての記事, セミナー報告, 国産材ビジネスセミナー(東京)

 

 

今年度最終回!!!

2016年度国産材ビジネスセミナー第4回開催のご案内★

2010年から開催し、7年目を迎えた国産材ビジネスセミナー。

今年度は、各回豪華なゲスト講師をお迎えした全4回のメニューとなっております。
★過去の開催ブログは、こちらから↓↓
【第1回】https://chiikino.jp/blog/?p=6031
【第2回】https://chiikino.jp/blog/?p=6205
【第3回】https://chiikino.jp/blog/?p=6505

 

 ~経営者、地域ビジネス・起業を目指す方へ~

第4回のテーマは、「利益を生み出すビジネスモデルを作ろう!~千円の柱を10万円で売る方法~」

マーケティングの基本フレーム(3C、4P、5フォース)から、事業計画の作り方、決算書の読み方まで一挙大公開。

さらに林業への応用として、「森から始まる歩留り方程式」等の弊社独自のノウハウをお伝えいたします。

今年度も最終回、地域でビジネスを始めたい、経営のヒントや事例を探しているという方は特におススメです!

 

スペシャルゲスト

ゲスト講座では、岐阜県東白川村で林業・製材業を経営する、株式会社山共代表取締役 田口 房国 氏をお招きします。

テーマは「カントリージェントルマンたれ!地域と生きる木材ビジネスはこんなに面白い」。

地域で新しい木材のブランド化を実現し、世界にも日本の木材を広げようと活動している田口氏、

その成功にいたる理由と志、地域での経営の面白さについてお話しいただきます。

 

 %e5%9b%b37 田口 房国 氏(プロフィール) 株式会社山共 代表取締役
1999年学習院大学理学部卒業。1955年創業の林業・製材会社、株式会社山共の三代目社長。東濃材や、400haの社有林から搬出した木材を同社で製材加工し、天然乾燥材、東濃すぎ、FSC認証材などとして販売している。「7つの約束」を明確にした製品は、公共建造物から一般住宅、家具や木工の材料としても高い評価を得ている。他方、企業同士のビジネスマッチング、国内木材製品の海外PR等の多岐にわたる活動はテレビや雑誌でも評価され、平成25年には日本木材総合情報センターから感謝状を贈られている。現在、岐阜県木育推進協議会長、岐阜県商工会青年部連合会顧問などを務める。

===関連WEBページ===

株式会社山共:http://www.yamakyo.com/

Japanese Wood Consulting:http://japanesewood.org/

 

 

 

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国産材ビジネスセミナー第4回

「利益を生み出すビジネスモデルを作ろう!

~千円の柱を10万円で売る方法~」

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■日時:2017年1月21日(土)14:00~18:00

※終了後に懇親会を開催します(会費5,000円)

 

■受講料:おひとり様15,000円(税込)

※お申し込み後、事前振り込みをお願いしております。

 

■場所:新橋貸会議室(田中田村町ビル5階)

東京都港区新橋2-12-15

<JR各線新橋駅日比谷口又は烏森口より徒歩4分、東京メトロ銀座線新橋駅6番又は8番出口より徒歩4分、都営三田線内幸町駅A1出口より徒歩1分>

 

■内容

【1】基礎講座

・マーケティング概論(3C、4P、5フォース)

・事業計画の作り方(林業ビジネス決算書の読み方)

・国産材売上方程式

・トータル林業:森から始まる「歩留まり方程式」

・フリースタイル林業:新しいはたらき方

 

【2】ゲスト講演

株式会社山共 代表取締役 田口 房国 氏

「カントリージェントルマンたれ!地域と生きる木材ビジネスはこんなに面白い」

 

【3】まとめ講座

・本日のまとめ

 

【4】懇親会

・会場周辺にて、参加者の皆さまと交流会!(会費5,000円)

 

■定員:30名(先着順)

 

■お申込方法:

1)お名前

2)ご所属・役職

3)メールアドレス

4)電話番号(当日連絡先)

5)懇親会(会費5,000円)のご出欠

 

を明記の上、お問い合わせフォームからお申込みください。

折り返しご入金方法等についてご連絡させていただきます。

 

申込み期限:2017年1月19日(木)

 

 

 



 

★国産材ビジネスセミナーの年間スケジュールはこちら

https://chiikino.jp/blog/?page_id=190

 

↓↓チラシ、申込書のダウンロードは画像をクリック(pdf 702KB)

 

●第1回 2016年9月3日(土)14:00~18:00
「初心者でもわかる!林業バリューチェーン」
【ゲスト講演】

林材ライター 赤堀 楠雄 氏  「林材ライターの取材現場で見えた!これからの日本林業」
※こちらの講座は、終了いたしました。
開催ブログは、こちらから↓↓
https://chiikino.jp/blog/?p=6031

 

●第2回 2016年9月3日(土)14:00~18:00

「地域と木材業の水平・垂直連携~林業を軸にした地域連携とまちづくり~」
【ゲスト講演】

㈱自然産業研究所 上級研究員 田村 典江 氏  「ここがヘンだよ!?林野行政」

※こちらの講座は、終了いたしました。
開催ブログは、こちらから↓↓
https://chiikino.jp/blog/?p=6205

 

●第3回 2016年11月19日(土)14:00~18:00

「林業女子ガールズトーク!~女性目線をいかしたマーケティング&女性活躍のリアル~」

【ゲスト講演】

㈱はぴきゃり 代表取締役 金澤 悦子 氏 「経営に女子力をいかすコツ~男女の目線の違いから~」

※こちらの講座は、終了いたしました。
開催ブログは、こちらから↓↓
https://chiikino.jp/blog/?p=6505

 

●第4回 2017年1月21日(土)14:00~18:00 【お申込み受付中!!】
「利益を生み出すビジネスモデルを作ろう!~千円の柱を10万円で売る方法~」

【ゲスト講演】

㈱山共 代表取締役 田口 房国 氏「カントリージェントルマンたれ!地域と生きる木材ビジネスはこんなに面白い」

 

Posted by wpmaster on 火曜日 12月 20, 2016 Under — セミナー、研修、講演のお知らせ, お知らせ, すべての記事, 国産材ビジネスセミナー(東京)

 

経営実践研究会×国産材ビジネスセミナーで実施する合同現地研修会。

8回目となる今年は、プレミアム産地を巡る「産地巡礼」として、

より産地の風土を感じられるプログラムでお贈りしました。

 

===現地研修会過去の開催地域===

=== === ===

 

11/22-23の二日間、今回は「出雲・石見の旅~神話と地松の風景に出会う~」をテーマに、

島根県の松江市~大田市を巡りました。

 

■島根県の林業

島根県の素材生産量は、全国18位(H26年・361千㎥)で中位ですが、

「あかまつ・くろまつ」生産量は全国6位(H26年・37千㎥)を誇ります。

西日本は松枯れの被害が大きい中、数少ない貴重な「地松」産地の1つになっています。

 

 

参加者は総勢17名。

Clubプレミアム国産材のメンバーである竹下木材有限会社竹下哲史氏のご引率の元、

神話・縁結びの地である出雲、銀山で栄えた石見の地を巡りました。

 

また、今回は竹下木材様の取材を兼ねており、撮影スタッフも同行する今までにない形での実施となりました。

それでは2日間の様子をご紹介します。

 

 

【1日目:22日(火)】

 

■八重垣神社

まず初めに向かったのは、縁結びのパワースポットとして知られる八重垣神社。

竹下木材様の納材事例でもあります。

 

 

まずは立派な鳥居が出迎えてくれます。

 

 

鳥居をくぐると正面には本殿が。大社造りで荘厳な雰囲気、大きなしめ縄も目を引きます。

 

 

しかし、今回のメインは竹下木材様の納材事例であるこちらの社務所。

 

 

梁桁、細部の造作まで全てが美しく、地松ならではの赤身と木目が一層美しさを引き立てています。

 

 

境内には、スギの樹幹からマツが生え、共生している珍しい木も。

マツの生命力を感じるとともに、接ぎ木をしたわけではなく自然に起きた現象ということで、縁結びのご利益を感じます。

 

 

境内の奥には「鏡の池」と呼ばれる池があり、

おみくじになっている用紙を浮かべ、その上に硬貨を置き、

紙が沈むまでの時間でご縁の早さや遠さを占います。

 

占い用紙には1枚1枚違う言葉と吉方位が記されています。

 

 

参加者のみなさんもチャレンジ。占いの行方を見守ります。

早く沈んだり、なかなか沈まなかったり・・・

良く当たると噂の占いは、旅の楽しみの一つとなりました。

 

 

■正林寺

 

次に訪れたのは、八重垣神社近くの、曹洞宗正林寺。

こちらは本堂に竹下木材様の地松が使われております。

 

 

山陰地方では、社寺建築の横架材にふんだんに地松を使う文化があり〼。

八重垣神社の社務所外観の、地松の赤身の色の変化も美しいものでしたが、

内装で白壁と合わせて見るとまた一段と色が際立ち、素材力を十分に引き出した居心地の良い空間でした。

 

 

■神魂神社

 

 

次なる御縁結びスポットとして、正林寺からほど近い神魂神社へ。神に魂と書いて「かもす」と読みます。

 通称“大庭のお宮さん”の名で親しまれている古社です。「大庭」というのは地名であり、神様の祭りごとをする場所のことを指します。

 

 

神社建築も見もので、こちらは長さ、幅共に不揃いなこけら板を上手く合わせて屋根が出来ています。

大きな建造物を見る時はどうしても細部を見逃しですが、細部にこそ職人の技と手間を垣間見ることができますね。

 


■竹下木材有限会社 工場見学

 


 

続いて、今回の巡礼のメインである竹下木材有限会社様の工場見学です。

「中国山地から選りすぐりの木を」をメッセージに、地松を中心に地域の木材を製材されています。

 

納材事例を見た後の、さかのぼっての工場見学。

あの美しい地松材はどのように挽かれているのかと、皆さん興味津々です。

 

 

ちょうど、地松の大径木が挽かれている最中でした。

丸太に鋸が入れられ、一枚一枚どのような表面がでてくるのか、

何度見てもどきどきする瞬間です。

 

 

工場の中には女性職員の姿も。

構造材を取った後の側板を、さらに内装材等に使えるかどうか、ここで見極め仕分けされます。

この大切な工程は、やはり人の目と手が欠かせないそうです。

 

大きな板を抱えたり、チェーンソーを慣れた手つきで扱う場面もあり思わず見とれてしまいました。

てきぱきと現場で働くベテラン林業女子、かっこ良いですね!!!

 

 

モルダーやエンドマチャーを完備し、希少な地松フローリングも製造されています。

厳しくより分けられた素材から、美しい板目が生み出されます。

白っぽい印象ですが、豊富な樹液が艶となり、経年変化により趣のある色と表情へと変わっていきます。

 

また、材が取れない樹皮部分や木端は、乾燥機のための木屑焚きボイラー機の燃料として利用しているため、

丸太を余すところなく活用しているのも竹下木材様の1つの特徴といえます。

 

 

最後に、工場近くの木材市場を案内していただきました。

竹下木材様の使用する原木の半分以上は、こちらの市場で仕入れているとのこと。

地元の林業会社と連携しながら、地松材の安定的な供給に取り組まれています。

 

地松に特化した製材所は日本全国見て回っても珍しく、

地松ならではの加工や乾燥の工夫、ご苦労などをお聞きしながら、

大変貴重な現場を見させていただきました。

 

 

 

■石見銀山 宿泊(地松を使った和風旅館「ゆずりは」)

 

 

日も落ちたところで、世界遺産・石見銀山の大森町にある宿「ゆずりは」に到着。

 

 

こちらも竹下木材様の納材事例となっており、

ホールには迫力ある梁が見えます。

 

 

宿到着後、三瓶自然館サヒメルの学芸員・中村唯史氏から、石見銀山の成り立ちや地質について講義をしていただきました。

石見銀山は1500年代から採掘が開始され、安土桃山、戦国時代には銀山を巡る争いがあり、治める大名が幾度も変わってきた歴史を持ちます。

 

また石見銀山には、当時の技術に適した採掘現場の環境があり、

①掘りやすい②やわらかい③くずれにくい

という3点、そして脈(層)としてではなく、地質内に散りばめられたような形で銀鉱石が含有しているからこそ

採掘技術の進展が浅かった当時では世界一の採掘量を誇ったことなどを教えていただきました。

 

 

そして、ゆずりはを施工した山下棟梁からもご挨拶をいただきました。

世界遺産の町・石見銀山では、古民家の再生や街並みに合った建築技術と意匠性が求められ、

昔からの建築文化を継承し、地松を使った建築が多く手掛けられています。

 

このように、地域の木、技術もまた、世界に誇る景観の一翼を担っていることを肌で感じることができました。

 

 

 

参加者で懇親会のスタート。各地から集まった木材のプロフェッショナル達と、異業種も含めた交流ができるのも、この研修の魅力です。

 

地元食材をふんだんに使い、1品ごとに丁寧に味付けされた料理は全てが絶品。みなさんおいしいと舌鼓。

地の料理とお酒で大満足でした。

 

 

夕飯の後は、伝統芸能「石見神楽」を鑑賞。

地元の神楽チームにより、この日のために特別公演していただきました。

 

30以上の演目の中から2つを演じていただきました。

おめでたい席で舞われる「恵比寿」のコミカルな演舞が笑いを誘い、

スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治する「大蛇」の演目では予想以上の迫力に一同大興奮。

 

演者は若い世代が多く、中には3歳から練習している人もいるそうで、演目も時代ごとに大衆が親しみやすいようにアレンジを加えているとのこと。

世代を超えて長く愛される伝統芸能に心打たれるひと時を過ごし、1日目は終了です。

 

【2日目:23日(水祝)】

■石見銀山世界遺産センター

 

 

2日目のスタートは、石見銀山世界遺産センター。

こちらも、地松がふんだんに使われた木造建築です。

 

 

石見銀山は2007年に、銀山に関わる景勝を合わせて世界遺産登録されました。日本での取得は14番目となります。

こちらのセンターでは時代ごとの精錬方法や商流の変遷を解説していただき、

実物の銀小判を見たりと、石見銀山の歴史を深く学ぶ機会となりました。

 

 

■石見銀山街並み散策

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午前中いっぱいをかけて、石見銀山の街並み散策。

昨晩は暗闇の中でしたが、一夜明けてみると歴史ある街並み。赤い石州瓦に染まる町が印象的でした。

 

 

石見銀山の最盛期に最も有力な商家であった熊谷家住宅を見学。こちらも竹下木材様の納材事例です。

450坪という広大な敷地に建てられた住宅は、迷子になるふど大きく、応接間等の各部屋が復元されています。

 

 

家も大きければ、台所も大きい。地松の梁が際立つ台所で集合写真を撮影。

まるで大家族の食卓風景の一部を切り抜いたかのよう。

せっせとこの場で働く女中がいて、かまどからご飯が炊きあがり湯気が上がる風景が今にも見えてきそうな空間でした。

 

その他、美しく復元・新築された、数々の建築を見学しました。

そのどれもが、地松をふんだんに使う山陰の建築文化を継承したものでした。

 

■三瓶山小豆原埋没林

 

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最後に訪れたのは、石見銀山から車で40分ほどの三瓶山小豆原埋没林。

 

この埋没林は、約4,000年前の三瓶山の噴火により地中に埋もれたまま保存された太古の森で、

田畑の開発の際にひょっこりと幹の上部が出て来たことから調査が行われ、

地中を掘る特殊な形での展示・保存がなされるに至りました。

 

上の写真だけだとそれほど大きな木には見えず、ジオラマのように見えますが、近づいてみるとご覧の通り。

 

 

人が写ると一目瞭然ですね。まるで自分が小人になったかのような感覚になります。

 

直径が2メートル、樹高が推定30メートルに及ぶスギの大木、これが4,000年前には周辺一帯に生えていたと予想されています。

埋没林が立木の状態でここまで綺麗に保存されているのは、世界で唯一だそうで、大変貴重な資料となっています。

林業はは3世代かかる長い時間が必要な生業と言われますが、

人の営みをはるかに超える大きな時間軸とロマンに圧倒されました。

 

「神有月」に神々の集まる島根県、縁結びの土地での素晴らしい出会い、

そして山陰の歴史と地松に触れる貴重な旅となりました。

 

 

===次回予告===

今年度は、産地巡礼は第2回を予定しています。

次回は奈良県吉野郡川上村を中心とした吉野林業を巡る旅。

日程等の詳細は後日公開。今回来られなかったという方も是非、ご参加ください。

こうご期待に!

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Posted by wpmaster on 水曜日 11月 23, 2016 Under すべての記事, 国産材ビジネスセミナー(東京), 未分類, 経営実践研究会[国産材ビジネススクール](大阪), 講演&研修 報告

国産材ビジネスセミナー

 

今年度第3回の国産材ビジネスセミナーを開催しました。

テーマは 「林業ガールズトーク!~女性目線をいかしたマーケティング&女性活躍のリアル~」 と題し、

女性社員・学生、女性を雇用する経営者の方を主な対象としましたが、

行政や地域のコーディネーターの立場から、 女性の活躍をサポートされている男性の皆様にも広くご参加いただきました。

 


 

【第一講座】林業女子白&林業女子マーケティング 株式会社古川ちいきの総合研究所 岩井より

第3回国産材ビジネスセミナー

「林業女子」と聞いて、みなさんはどんな女性、あるいはどんな仕事を思い浮かべますか?

 

林業界では、さまざまなスタイルで笑顔ではたらく女性が近年注目されていますが、
男女の得意をそれぞれ活かした仕事や経営ができれば、

もっと日本の林業が面白くなるのではないでしょうか。

 

今回は大きく2つ、

 

①女子目線のマーケティング

②林業女子のハッピーキャリア

 

をテーマに、弊社岩井がメイン講師を務めさせていただきました。

まずは、「林業女子白書~林業女子のこれまでと現状~」と題し、統計データを基に、林業に従事する女性の数や職種の推移を整理。
さらに、林研グループから林業女子までの、林業界や山村における女性のネットワークの変遷を追うことで、

林業や地域を支える女性の役割の変化について、ご紹介させていただきました。

 

大きく分けると、「林業女子」の役割や立場は、以下のように変化してきたのではないでしょうか。

 

第1世代:家族としての女性
山村の暮らしの中で林業が当たり前にあり、家族や夫婦で仕事してきた。女性の地位向上などを目指して女性林研に代表されるグループを結成。地域の輪を大切に、女同士でわいわいと活動するのが好き。

 

第2世代:職業人としての女性
職業人として男性社会に飛び込んでいった。Iターン者、女性公務員。職人気質で、発信とか表に出るのは苦手、というタイプも。

第3世代:翻訳者としての女性
女性を受け入れる土台ができた林業界へ自然体で入っていく。理念を持ちながら女性の楽しみ、都会の感覚もバランスよく大事にしながら山と都市を結ぶような、ソフトの仕事、異業種に従事することも多い。

 

このように、林業女子会の発起人でもあり、

これまで様々なネットワークの女性とお会いしてきた岩井の視点から、まとめさせていただきました。

 

さらに、一口に林業女子といっても、現場作業に限らず多様な関わり方があるものでしょう。
弊社ではこれについて、男女関わらず「経営を支える3種類の人材」としてご紹介しています。
第3回国産材ビジネスセミナー

 

あなたは会社の中で、あるいは業界の中で、どの役割を担っておられますjか?

また、これからどんなバランスで3つの仕事をしていきたいですか?

 

弊社のクライアントやさまざまな場所で活躍する

林業女子のキャリア事例をご紹介し、キャリアを考えるヒントを紐解きました。

 

 

ある林業会社では、数年前に新しく女性を採用されましたが、

「例え、男性社員と比べて体力的に劣るため現場作業が60点だとしても、
プラス40点を事務や総務力で活躍してもらえれば、100点満点」

という考え方で採用されています。

 

このように、弊社がお付き合いさせていただいている林業木材業では、
作る人、売る人、支える人の役割を固定せず、その人の個性に応じてバランスをとるなど、

さまざまなキャリアプランを描いている企業があります。

 

この3つの視点と「キャリアプラン」について、

雇用する側もされる側も意識することで、性別を含む個人差や個性に合ったチームワークが

林業界でも発揮できると考えています。

 

さらに第一講座の後半では、

「売る人」や「支える人」としての林業女子の活躍に生かしていただければと、
情報発信や顧客づくりに係るマーケティングフレーム、事例をご紹介させていただきました。


【ゲスト講座】林業女子のハッピーキャリア

株式会社はぴきゃり 代表取締役 金澤 悦子 氏より

国産材ビジネスセミナー

平成27年8月28日、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律「女性活躍推進法」が国会で成立したことはご存知でしょうか?

女性の活躍推進に向けた数値目標を盛り込んだ行動計画の策定・公表や、女性の職業選択に資する情報の公表が事業主に義務付けられ、
女性が個性と能力を発揮し働ける社会の実現に向けた法整備が進められていることは確かです。

 

このように、女性が活躍できる社会の実現という理念は理解しつつも、
出産、育児といったライフステージによる働き方が変化することや、そもそも体力が求められる林業界の特徴もあり、
経営者にとって悩みごとの多いテーマでもある、女性の雇用問題ではありますが、

 

働く女性1万人以上に取材を続け、人気雑誌へ女性のキャリアに関するコラムを投稿し、
また、林野庁においての女性活躍をテーマにした講演実績も持つ、
(株)はぴきゃり 代表取締役の金澤悦子氏をゲストにお招きし、

「林業女子のハッピーキャリア」をお話しいただきました。

 

冒頭から、上記のような法整備が進み、女性活躍に向けた機運が高まっている一方で、

経営者が何よりも知りたいのは、「女を採用すると、儲かるのか?」ということ。

この挑戦的な問いかけから、講座が始まりました。

 

金澤氏の答えは、「儲かります!!」。

 

その理由を5つの切り口から、企業にとって女性を雇用する強みとしてご紹介されました。

 

話の全容は、オリジナルメソッドにより年間300人以上のキャリア相談に応じておられる金澤氏の著書などから、

豊富な事例を交えてお聞きいただければと思いますが、ブログでは一部をご紹介します。

 

回答①:女性を採用すると、ビジネス開拓に効く!
太古の昔から、集落の中で共同作業を行ってきた女性は、男性よりも比較的に「共感力」が豊かであると言われています。

 

某大手旅行会社において、トップ営業の成績を持つ女性は、その営業スタイルを「憑依型」と評されるそうです。

 

お客様との会話を通じて、「あなたには絶対、この場所がオススメです!この場所で、〇〇のお店にいって、××でお茶をして~・・・

きっとあなたのイメージ通りの旅をお楽しみいただけます!!」と提案すると、
「どうしてそんなに私の気持ちが分かるんですか!?」と驚かれ、まるで憑依したかのように、
顧客の潜在的なニーズに共感し、最適な提案によって実績を残しているというエピソードをご紹介されました。

 

すなわち、消費者は必ずしも、自身のニーズに気付き具体的な言葉で表現できるものではない中で、

女性の共感力は、「ビジネスのチャンス=ニーズへ気付く力」として、企業にとっての強みとなるエピソードの一つでした。

 

回答②:女性を採用すると、人材育成に効く!

女性を雇用するときに直面する、ハード面の課題。
特に林業界では、トイレや更衣室の整備といった課題に面することが多いかもしれません。

 

ここで、「ブロークンウィンドウズ現象(割れ窓理論)」というものをご存知でしょうか?

これは、アメリカの犯罪学者ジェームズ・ウィルソンとジョージ・ケリングが発案した理論で、
建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、
やがて他の窓もまもなく全て壊されるという考えに基づくものです。

かつて非常に治安の悪かったニューヨークの街で、知事の政策の下で地下鉄の落書きを徹底的に消すことで、

地下鉄内での犯罪率が減少した実験結果が出ています。

 

職場においても同様に、皆にとって快適な環境が整備されキープされているということは、
会社の士気やマナーを高めるということ。女性が働きやすい職場環境は、働く皆にとっても快適ということです。

 

続けて、ソフト面の課題について。
女性は男性と比べても、結婚、出産、育児といったライフステージによる働き方の変化が大きい点は、
経営者にとって女性雇用の一つのリスクであるという考え方もあります。

 

しかしながら、長時間労働に対応しにくいといったリスクは、女性だけの問題でしょうか?

超高齢化社会に向かう日本ですが、一方で成年男性の未婚率の上昇も同時に問題視されています。
すなわち、介護問題とは、もはや女性のみの問題ではなくなるのです。

 

長時間労働の一択のみではない、ライフステージに応じた多様な働き方を提供できる組織。
そんな女性にとって働きやすい環境は、男性にとっても、さらに働きやすい企業であり、
このような組織体制を作ることが、長期的な視点から、人材育成に効くと解説いただきました。

 

これは林業界にも同じく当てはまることです。

 

 

さらに、「『5つの謎』を理解すれば、女性のマネジメントはうまくいく」として、
女性ならではの考え方の特徴を分析し、経営者としてどのように接することで、

組織の中でのコミュニケーションがスムーズにできるのか、エピソードを交えてお話いただきました。

会場からは、思わず笑い声が上がるほど、共感の声で溢れる内容となりました。

 

講座の後半には、「統計心理学i-color」を使ったオリジナルメソッドにより、
その人のタイプに応じた価値観を生かしたキャリア形成について、ご提言いただきました。
講師の金澤氏がキュレーターを務めるWEBサイト「はぴきゃりアカデミー」もご参考ください。
http://happycareer.jp

 


【まとめ講座】 株式会社古川ちいきの総合研究所 代表取締役 古川 より

国産材ビジネスセミナー

ゲストの金澤様のお話を受けて、弊社代表 古川より、

「林業界の経営者として何をすべきか」とお話させていただきました。
林業界において、女性を雇用する時に直面する代表例として、例えば現場の安全性やトイレの快適性といった問題がありますが、

 

この場合、効率的な重機を導入したり、トイレを整備するなど、ハード面の充実によって、「問題対処」が可能となります。

しかしながら、これらの事象に対してハード面の整備に留まらず、ソフト面までサポートし根本的な「問題解決」を図ることで、
女性の働きやすい会社から⇒男性にとっても働きやすい会社へ。

 

この問題解決は、結果的に、
会社の経営ビジョンと顧客創造における、マーケティング戦略の実行性に繋がるべきテーマでもあるということ。
このようなメッセージをお伝えし、今回のまとめとさせていただきました。

 

女性が活躍する組織を考えることは、女性の為だけではなく、それは男性の為にもなる。

そして社員の為だけではない。強いては、会社のため、お客様のためになるということです。

 

これからも女性に限らず、林業木材業界のキャリア育成のテーマを扱うセミナーも継続していきたいと思います。



【お客様の声】
~アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました。~

 

・組織の中で、女性としての役割を理解、整理できました。女性だから・・・といわれるのが少々苦痛でしたが、強みがたくさんあると分かり、笑顔で頑張れるよう参考にしていきたいです!(林業関係A様)

 

・面白い内容で、さらに男性の立場からも聞いてみたい内容でした。参加者も色々な経歴で林業界に入っている人が多く、もっと多くの人の経験談を聞いてみたいと思いました。(コンサルタントB様)

 

・「女性の5つの謎」と題して、女性の考え方を紹介された話が参考になりました。また、男性女性と区別なく、共感できる点も多々ありました。職場や家庭でのコミュニケーションに役立ちます。(行政関係C様)

 

・とても参考になる話で、女性のみならず、男性にも聞いてほしい内容でした。仕事におけるチームプレイや人材育成について、さらに詳しく聞きたいと思います。(林業会社D様)

 

・林業は総合産業だと思っています。山をトータルで生かすことができたら、もっと多くの人がハッピーなキャリアを持てると思っています。そんな展開にこそ、女性の力を生かしたいですね。(林業会社E様)

 

・とても楽しく講義を受けることができました。仕事で「女性や若者の視点を生かして」と度々言われますが、それが何なのか分からず悩んでいたので、ヒントをいただけた気がします。ありがとうございました。これからの仕事にも役立てていきたいと思います。(製材メーカーF様)

 

・女性という切り口のみならず、その中でも役割の変遷を示していかれた点が参考になりました。世代間の連携が取れるとさらに良いですね。次は、女性上司とのコミュニケーションについても、話をうかがいたいです。林業と女性をテーマにしたセミナーを今後も続けてほしいです。(シンクタンク関係 G様)

 

・i-color診断は、目からウロコでした。また、印象的なキャッチフレーズにも共感しました。林業女子をテーマに様々なお話を聞き、自分自身の役割を再確認することができました。女性の特質を知ることもでき、楽しい話をありがとうございました。また参加させていただきます。(行政関係H様)

 

・女性の視点を知ることができ、今後のコミュニケーションの参考となりました。また、マーケティングフレームの紹介では、自分が所属する地域の立ち位置を客観的にみることができ、ハッとさせられました。(行政関係I様)

 


★次回予告★

第4回 2017年1月21日(土)14:00~18:00
「利益を生み出すビジネスモデルを作ろう!~千円の柱を10万円で売る方法~」

 

【ゲスト講演】
㈱山共 代表取締役 田口 房国 氏
「カントリージェントルマンたれ!地域と生きる木材ビジネスはこんなに面白い」

 https://chiikino.jp/blog/?page_id=190

 

★詳細・お申込は、後日ホームページからご案内申し上げます。

みなさまのご参加をお待ちしています!

Posted by wpmaster on 土曜日 11月 19, 2016 Under pick up, すべての記事, セミナー報告, 国産材ビジネスセミナー(東京), 未分類, 講演&研修 報告

2016年度国産材ビジネスセミナー第3回開催のご案内★

2010年から開催し、7年目を迎えた国産材ビジネスセミナー。

今年度は、各回豪華なゲスト講師をお迎えした全4回のメニューとなっております。
★過去の開催ブログは、こちらから↓↓
【第1回】https://chiikino.jp/blog/?p=6031
【第2回】https://chiikino.jp/blog/?p=6205

 

~女性社員・学生、女性を雇用する経営者の方へ~

 

第3回のテーマは、「林業女子ガールズトーク!」

女性目線をいかしたマーケティングや、女性のキャリアプランについて、
林業×マーケティングを専門とする弊社ならではの切り口から、

弊社の林業女子である 岩井が基礎講座の講師を務めます。

女性はもちろんのこと、女性を雇用する経営者もぜひご参加ください。

 

~メイン講師:岩井有加からのメッセージ~

政策としても「女性活躍」が掲げられて何かと話題ですが、そもそも女性活躍ってどういうことかピンと来ない、今まで女性のいない職場だったし、採用や向き合い方をどうしたらいいかわからない、という方も多いですよね。

私の周りでは笑顔ではたらく林業女子がたくさんいますが、男女の得意をそれぞれ活かしてお仕事ができたら、もっと林業が楽しくなりますよね。

今回は①女子目線のマーケティングと、②林業女子のハッピーキャリアをテーマに、私がメイン講師を務めさせていただきます。

 

ゲストには㈱はぴきゃりの金澤悦子さんをお迎えし、男性にも女性にも知っていただきたい、男女の目線の違いについてのお話、また「なりたい自分」を描くWSも開催します。

金澤先生のお話はとってもわかりやすく共感するお話ばかりで、私もお話を伺って、林業経営をパワーアップするための男女の役割分担、女子である自分の立ち位置について理解が深まりました!これから就職を考えている女子学生さんにもためになるお話です。
また男性からは、「自分の奥さんとの向き合い方の参考になった。もっと早く受講していれば(笑)」というお声もありましたよ。

 

これからのキャリアを考えたい林業女子のみなさまはもちろん、女性を雇用している、これから雇用をお考えの経営者の皆様にも、ぜひご参加いただきたいプログラムです。
林業界にもハッピーキャリアを!ご参加お待ちしております^^

 

★ スペシャルゲスト ★

ゲスト講座では、女性限定キャリアの学校『はぴきゃりアカデミー』の運営を手掛ける、
株式会社はぴきゃり代表代表取締役の金澤 悦子氏がご登壇!

『経営に女子力をいかすコツ~男女の目線の違いから~』と題して、お話いただきます。

 

  金澤 悦子 氏(プロフィール) 株式会社はぴきゃり 代表取締役
1991年、株式会社リクルート(現株式会社リクルートホールディングス)入社。営業に従事し、新人MVP賞受賞。1994年、株式会社キャリアデザインセンターに創業メンバーとして参画。広告営業で同社初、売り上げ1億円を達成。広告営業局局次長、広報室室長を歴任するも、仕事との距離感がつかめずに心と体を痛め、この体験をきっかけに、「幸せに働くってどういうこと?」という問いへの答えを求め、2001年、日本初の総合職女性のためのキャリア転職マガジン「ワーキングウーマンタイプ(現ウーマンタイプ)」を創刊、編集長に就任。編集長時代、5000人以上の女性を取材。ハッピーキャリアを見つけるための4つのステップを体系化。
2005年に独立し、有限会社フォーウーマン(現株式会社はぴきゃり)を設立。2011年、はぴきゃりアカデミー開講。「恋する仕事への4つのステップ」&「統計心理学i-color」を使ったオリジナルメソッドにより、年間300人以上の女性たちを「ココロとサイフが満たされる仕事発見」へと導く。
40歳で第一子を出産。休みの日は趣味のサンバを楽しむ。

 

  岩井 有加(プロフィール) 株式会社古川ちいきの総合研究所 マーケティング担当
京都府生れ。大学では森林科学科で学ぶ。学部時代から林業サークルに入り、森林と山村に生きる人々に出会い、森林、木材、人に魅了される。大学院在学中に、NPO活動として2010年任意団体「林業女子会@京都」を設立。その後、林業女子会は全国に18箇所に広がり、女子目線によるPRなど、業界に新しい風を吹き込むムーブメントとなった。2011年には20代、30代を中心に林業×ビジネスの可能性を探るフォーラム「若手林業ビジネスサミット」を立ち上げ、6年連続で開催。「女子力」と「若手力」を活かしたアイデアの宝庫であり、女性向け、若者向けイベントの支援も得意。林野庁・女性林業人材の採用・育成研修 講師。

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国産材ビジネスセミナー第3回

「林業女子ガールズトーク!
~女性目線をいかしたマーケティング&女性活躍のリアル~」

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■日時:2016年11月19日(土)14:00~18:00

※終了後に懇親会を開催します(会費5,000円)

 

■受講料:おひとり様15,000円(税込)

※お申し込み後、事前振り込みをお願いしております。

 

■場所:新橋貸会議室(田中田村町ビル5階)

東京都港区新橋2-12-15

<JR各線新橋駅日比谷口又は烏森口より徒歩4分、東京メトロ銀座線新橋駅6番又は8番出口より徒歩4分、都営三田線内幸町駅A1出口より徒歩1分>

 

■内容

【1】基礎講座

・林業女子白書~林業女子のこれまでと現状~

・共感力!マーケティング講座 ~チラシ、WEB&SNSの書き方~

・林業人材の採用&育成のポイント~作る、売る、支える、3つの人材~

・林業女子のキャリアプラン~現場女子、総合職女子の事例~

・女性と向き合う経営者の心構え

 

【2】ゲスト講演

株式会社はぴきゃり 金澤 悦子 氏

「経営に女子力をいかすコツ ~男女の目線の違いから~」

・男女の目線の違い
・経営者に知っていただきたい!女性を雇用するメリット
・異業界の女性活躍事例
・就職前、就職後、将来・・・「なりたい自分」を見つけるワークシートの記入

 

【3】ワークショップ

自分のキャリア像を描くためのグループワーク

(男性もご一緒にご参加ください!)

 

【4】まとめ講座

・本日のまとめ

 

【5】懇親会

・会場周辺にて、参加者の皆さまと交流会でさらにガールズトーク!(会費5,000円)

 

■定員:30名(先着順)

 

■お申込方法:

1)お名前

2)ご所属・役職

3)メールアドレス

4)電話番号(当日連絡先)

5)懇親会(会費5,000円)のご出欠
を明記の上、お問い合わせフォームからお申込みください。折り返しご入金方法等についてご連絡させていただきます。

 

申込み期限:2016年11月17日(木)

 



 

★国産材ビジネスセミナーの年間スケジュールはこちら

https://chiikino.jp/blog/?page_id=190

 

↓↓チラシ、申込書のダウンロードは画像をクリック(pdf 702KB)

 

●第1回 2016年9月3日(土)14:00~18:00
「初心者でもわかる!林業バリューチェーン」
【ゲスト講演】

林材ライター 赤堀 楠雄 氏  「林材ライターの取材現場で見えた!これからの日本林業」
※こちらの講座は、終了いたしました。
開催ブログは、こちらから↓↓
https://chiikino.jp/blog/?p=6031

 

●第2回 2016年9月3日(土)14:00~18:00

「地域と木材業の水平・垂直連携~林業を軸にした地域連携とまちづくり~」
【ゲスト講演】

㈱自然産業研究所 上級研究員 田村 典江 氏  「ここがヘンだよ!?林野行政」

※こちらの講座は、終了いたしました。
開催ブログは、こちらから↓↓

 

●第3回 2016年11月19日(土)14:00~18:00  【お申込み受付中!!】
「林業女子ガールズトーク!~女性目線をいかしたマーケティング&女性活躍のリアル~」

【ゲスト講演】

㈱はぴきゃり 代表取締役 金澤 悦子 氏 「経営に女子力をいかすコツ~男女の目線の違いから~」

 

●第4回 2017年1月21日(土)14:00~18:00
「利益を生み出すビジネスモデルを作ろう!~千円の柱を10万円で売る方法~」

【ゲスト講演】

㈱山共 代表取締役 田口 房国 氏「カントリージェントルマンたれ!地域と生きる木材ビジネスはこんなに面白い」

 

 

 

Posted by wpmaster on 火曜日 11月 1, 2016 Under — セミナー、研修、講演のお知らせ, pick up, お知らせ, すべての記事, 国産材ビジネスセミナー(東京), 未分類

今年度第2回の国産材ビジネスセミナーを開催しました。

 

テーマは

「地域と木材業の水平・垂直連携~林業を軸にした地域連携とまちづくり~」

 

今回は、地域連携のコーディネーターとなるべき、

行政職員やまちづくり関係の方を主な対象としましたが、

毎回のごとく、林業、製材業の経営者から異業種の方まで、幅広くご参加いただきました。

 

【第一講座】

近年、林業や製材業において、「水平連携」または「垂直連携」の取り組みが活発です。

弊はまずは弊社が全国で携わった連携事例をご紹介し、「連携」を類型化しました。

 

水平連携の中にも、

・森林所有者の連携(集約化など)

・素材生産業の連携(山守連携によるワークシェア、共同加工)

・製材業の連携(窓口化、規格化)

・工務店業の連携(共通ブランド化)

 

などがあり、さらに垂直連携については、

山側主導か、加工・消費側主導かといったパワーバランスにより

連携の仕方が異なります。

 

 

ところで、そもそもなぜ「連携」が必要なのでしょうか?

 

日本型と欧米型の「連携」「協力」を比較しながら、

①売上、②コスト、③リスク

の3つの視点から、連携のメリットを紐解きました。

 

 

さらに、地域連携においては、

外部人材の力をうまく活かした実例が各地域にあります。

 

産業のみならず、地域の社会基盤や生活基盤をつくるという

まちづくりの視点からも、「交流⇒移住⇒定住方程式」についてご紹介しました。

 

 

【ゲスト講座】㈱自然産業研究所 上席研究員 田村典江氏 「ここがヘンだよ!?林野行政」

 

さて、地域連携やまちづくりにおいて、公益的観点から、

行政がコーディネーターとなる場合が多くあります。

 

中でも、林野政策を担う林野庁、地方自治体について知り、

行政と民間の役割分担について考えることは、ビジネスにおいて重要な事ではないでしょうか。

 

今回はゲストに、林野政策の現場に携わる、田村典江氏をお迎えし、

行政機関の実態や、政策と現場をつなぐポイントについて、軽快なトークを交えてご講演いただきました。

 

 

今回のタイトルは「ここがヘンだよ、林野行政」。一見すると挑戦的なタイトルのようでありますが、

実際に、林野行政の数々の事業に携わっている田村氏だからこそいえる

オープンで、未来志向の内容です。

 

そもそも行政の役割とは何か、どのような事業をしているかといった

普段は触れることの少ない実態からレクチャーいただきながら、

 

たとえば林野庁においては5,000人の多様な専門的ノウハウを持った人材が、

適材適所に活躍していることをご紹介いただき、

まさに森林と林野行政への「愛があふれる」内容でした。

 

 

まとめとして、

民間の動きと、それに対する行政のサポート、そしてコンサルタント等の第3者が連携しうまくシナジーを生むためには、

お互いの限界や役割をしっかりと理解したうえで、

現場の情報、施策の情報を積極的なコミュニケーションで伝え合い、

それぞれの役割を果たしていくことが重要である、とご提言をいただきました。

 

 

また特別ゲストとして現役の林野庁職員の方をお迎えしたディスカッションでは、

参加者から率直な質問が多く飛び交い、

 

・国有林の経営について

・都道府県行政の役割について

・補助金の在り方について

 

など、さらにバイマス発電から「地域材」まで、

多岐にわたる議論ができました。

 

 

【まとめ講座】

 

改めて、行政の役割とは大きく4つに分類できます。

 

①【ビジョン】・・・地域や産業の将来像を長期的に描く

②【ブレーキ】・・・民間の経済活動が公益を害することないよう、規制をかける

③【アクセル】・・・民間だけではリスクを伴う挑戦に対し、補助する

④【トレーニング】・・・人材育成

 

このことを理解したうえで、

「プレミアムな行政職員とは何か?」を弊社からレクチャーし、まとめとさせていただきました。

 

また、改めて林業・木材の地域ブランドとは何か?として、

顧客不在、マーケット不在の、単なる地名を冠した「都道府県産材」や「地域材」を行政主導でつくるのではなく、

素材力をつくる施業の背景から、加工力、営業力をトータルで表現した

ブランド創造の必要性を整理しました。

 

 

小さな林業界、製材業界。

批判ではなく、よりよい関係づくりへ。

 

本日のレクチャーをヒントにしながら、

民間も行政も力を発揮しあえる”業界”を、作ってまいりましょう。

 

 

~~~

【お客様の声】

・連携について、事例も含めて知ることができました。ふだん何となく「連携が必要」と思いながら、何が大事でどういう連携をすればよいのか漠然としていたので、少し整理できました。(林業従事A様)

 

・刺激的で、時間が短く感じた。林野庁や補助金の在り方についてもわかりやすく解説いただいた。補助金が事業者を弱くしているのではないか、補助金がなくなったらどうなるか、という話題を、帰ったら地域に投げかけたい。(行政職員B様)

 

・無益な縄張り争いや縦割りを防ぐためにも、民間や行政それぞれの役割を明確にすること、とくに行政の「顧客」が誰なのかを曖昧にしないことが必要と思いました。(コンサルタントC様)

 

・「理念なき利益は犯罪、利益なき理念は寝言」が印象に残りました。行政も民間も、理念と利益を両立させる施策、取り組みを考える必要があると感じました。(エネルギー関係D様)

 

 

~~~

 

次回以降も、素敵なゲストをお迎えして「国産材ビジネスセミナー」をお贈りしていきます。

★次回予告★

2016年11月19日(土)14:00~18:00

「林業女子ガールズトーク!~女性目線をいかしたマーケティング&女性活躍のリアル~」

 

 

【基礎講座】
・共感力!マーケティング講座
~チラシ、WEB&SNSの書き方~
・林業人材の採用&育成のポイント
・林業女子のキャリアプラン~現場女子と総合職女子~・女性と向き合う経営者の心構え

 

 

【ゲスト講座】

㈱はぴきゃり 代表取締役 金澤 悦子 氏

「経営に女子力をいかすコツ~男女の目線の違いから~」

 

 

★詳細・お申込はこちら! https://chiikino.jp/blog/?p=6191

 

 

みなさまのご参加をお待ちしています!

 

Posted by wpmaster on 土曜日 9月 3, 2016 Under pick up, すべての記事, セミナー報告, 国産材ビジネスセミナー(東京)

 

 

2016年度国産材ビジネスセミナー第2回開催のご案内★

2010年から開催し、7年目を迎えた国産材ビジネスセミナー。

今年度は、各回豪華なゲスト講師をお迎えした全4回のメニューとなっております。
第1回開催ブログは、こちらから↓↓
https://chiikino.jp/blog/?p=6031

 

 

~地域連携をめざす経営者、行政職員の方へ~

 

第2回テーマは、

「地域と木材業の水平・垂直連携」。

そもそも「連携」って何?から始まり、具体事例まで。
テーマは森林に留まらず、森林ビジョンの作り方、移住定住支援に至ります。

 

また、ゲスト講師とともに、林野庁からもゲストあり!「田村氏のツッコミを受けて立ちます!!」お二人の本音トークにご期待ください。

古川を交え、参加者の皆様とのディスカッションの時間もご用意しております。ぜひご参加ください。

 

林業を山側の問題のみとして捉えず、
理念を掲げ、理解者を得る、協力者を募る、出資者を求めるetc…
地域の森に関わるプレーヤーの裾野をいかに拡げるかを紐解きます。

 

★スペシャルゲスト★

第2回のゲスト講師として、林業分野での調査や林業施策提案を手掛ける、
㈱自然産業研究所 田村 典江氏より、「ここがヘンだよ!林野行政」と題してお話しいただきます。

  田村典江氏(プロフィール)
1975年生まれ、兵庫県出身、京都府在住。京都大学大学院農学研究科応用生物科学専攻博士課程卒。総合地球環境学研究所 上級研究員、自然産業研究所 上級研究員、エンジョイフィッシャーマン 社外取締役。水産学・資源人類学を専門とし、林業分野では調査や林業施策提案を手掛ける。
  現役林野庁職員も登場!当日、林野庁からのゲストあり。「田村氏のツッコミを受けて立ちます!!」お二人の本音トークにご期待ください。

 

★事例もたくさん!★

弊社がご支援させていただいている産地における、地域連携の具体事例もご紹介させていただきます。
地域連携をめざす経営者、行政職員の方、必見です!

 

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国産材ビジネスセミナー第2回

「地域と木材業の水平・垂直連携
~林業を軸にした地域連携とまちづくり~」

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■日時:2016年9月3日(土)14:00~18:00

※終了後に懇親会を開催します(会費5,000円)

 

■場所:新橋貸会議室(田中田村町ビル5階)

東京都港区新橋2-12-15

<JR各線新橋駅日比谷口又は烏森口より徒歩4分、東京メトロ銀座線新橋駅6番又は8番出口より徒歩4分、都営三田線内幸町駅A1出口より徒歩1分>

 

■内容

【1】基礎講座

・そもそも「連携」って何?

・全国の産地における連携事例

・水平連携のポイント、垂直連携のポイント

・森林ビジョン、地域ビジョンの作り方

・交流⇒移住⇒定住方程式

・コーディネーター、行政マンの必須条件

 

【2】ゲスト講演

・㈱自然産業研究所 上席研究員 田村典江氏

「ここがヘンだよ!?林野行政」

 

【3】まとめ講座

・田村氏×古川×受講者様参加型ディスカッション

・本日のまとめ

 

【4】懇親会

・新橋駅周辺にて、参加者の皆さまと熱い同志の交流会!(会費5,000円)

 

■受講料:おひとり様15,000円(税込)

※お申し込み後、事前振り込みをお願いしております。

 

■定員:30名(先着順)

 

■お申込方法:

1)お名前

2)ご所属・役職

3)メールアドレス

4)電話番号(当日連絡先)

5)懇親会(会費5,000円)のご出欠

を明記の上、お問い合わせフォームからお申込みください。

折り返しご入金方法等についてご連絡させていただきます。

 

申込み期限:2016年8月31日(水)

 



 

★国産材ビジネスセミナーの年間スケジュールはこちら

https://chiikino.jp/blog/?page_id=190

 

↓↓チラシ、申込書のダウンロードは画像をクリック(pdf 702KB)

 

●第1回 2016年9月3日(土)14:00~18:00
「初心者でもわかる!林業バリューチェーン」
【ゲスト講演】

林材ライター 赤堀 楠雄 氏  「林材ライターの取材現場で見えた!これからの日本林業」
※こちらの講座は、終了いたしました。
開催ブログは、こちらから↓↓
https://chiikino.jp/blog/?p=6031

 

●第2回 2016年9月3日(土)14:00~18:00

「地域と木材業の水平・垂直連携~林業を軸にした地域連携とまちづくり~」
【ゲスト講演】

㈱自然産業研究所 上級研究員 田村 典江 氏  「ここがヘンだよ!?林野行政」

 

●第3回 2016年11月19日(土)14:00~18:00
「林業女子ガールズトーク!~女性目線をいかしたマーケティング&女性活躍のリアル~」

【ゲスト講演】

㈱はぴきゃり 代表取締役 金澤 悦子 氏 「経営に女子力をいかすコツ~男女の目線の違いから~」

 

●第4回 2017年1月21日(土)14:00~18:00
「利益を生み出すビジネスモデルを作ろう!~千円の柱を10万円で売る方法~」

【ゲスト講演】

㈱山共 代表取締役 田口 房国 氏「カントリージェントルマンたれ!地域と生きる木材ビジネスはこんなに面白い」

 

 

 

Posted by wpmaster on 月曜日 8月 1, 2016 Under — セミナー、研修、講演のお知らせ, お知らせ, すべての記事, 国産材ビジネスセミナー(東京)

 

2016年度も開講いたしました、「国産材ビジネスセミナー」in東京。

第1回は埼玉、岐阜、愛知、大阪などから、特にご新規の参加者を多くお迎えして開催しました。

現場で林業に従事されている方から、まったくの異業種からご関心を持つ方、学生さんまで幅広い参加者層が特徴です。

 

 

 

【第一講座】日本林業のtruth&real

 

第一講座は古川より、統計データ等から読み解く日本林業のtrurhと、

コンサルティング現場からの事例紹介も交えたreal、という2つの視点で、林業バリューチェーンの全体像をお伝えしました。

 

「農業、漁業、林業、それぞれの市場規模はどのくらい?」

といったクイズを交えながら、林業のマーケットサイズやその特殊性について解説しました。

 

また統計的なデータからは感じにくい、普段の暮らしとの接点については、

国内の素材生産量を国民一人当たりにすると、

「柱1本、フローリング17枚」が取れる丸太一本分。

といったように”手に取れる日本林業”として考えました。

 

 

林業・木材業のビジネスにおいては、

育林から伐採、さらに原木仕分けから製材加工、住宅まで、

どのような商流をつくり、価値を連鎖させて最大化していくか、という視点が重要です。

 

その中で特に、原木の分類がいわゆるA材~D材、「製材用材、合板用材、チップ用材、燃料材」等とある中で、

マーケットシェアはいまだに製材用材(A材)が7割を占めることを考えれば、

流行のキーワードや施策に振り回されず、製材品としての森と木材の価値を高めていくことこそ必要であると、お伝えしました。

 

 

 

【ゲスト講座】林材ライター 赤堀 楠雄 氏 「これからの日本林業~ポイントは製材~」

 

第1回のゲストとして、林材ライターとして林業・木材業界に精通する赤堀氏にご講演をいただきました。

林業政策が低コスト化や大規模化に向かう中、

 

「引き算(コストカット)ばかりの量産林業では林業者の意欲は上がらない」

「付加価値を高めるための、植林から造材、製材に至る「選択(ソート)」こそ林業の醍醐味」

 

との気づきを与えていただきました。

全体を通して、「引き算だけでなく足し算へ」というキーワードを一貫してお伝えいただきました。

 

 

木材への需要の形が変化しても、

やはり節や狂いのない、品質の高い素材があることで、

その後の加工の効率や精度が上がること。

 

”高い素材品質が選択肢を広げる”ということも、具体的な実例を交えてご紹介いただきました。

また、その「品質」を客観的に評価する、全国共通基準の整備も急がれます。

 

 

最後にまとめ講座として、ふたたび古川より、

木材の価値を高めるための、製品そのものの「規格」と、顧客を創造する「企画」、

 

「規格」×「企画」

 

により、目標林型を実現することを目指すことこそ

林業の面白さである、という話で締めさせていただきました。

 

セミナー後の懇親会にも多くの方にご参加いただき、ネットワークを広げていただく機会ともなりました。

講師の赤堀様、ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

 

~~~

 

 

【お客様の声】

・国産材ビジネスセミナーでは、いつも業界の最前線の情報が得られます。 受講者どうしのネットワークが広がるのも魅力です。(A様)

 

・初心者にも分かりやすい内容で助かりました。林業、木材産業の今後の在り方について分かりやすくご示唆頂けたと思います。(研究機関B様)

 

・「林業はどうあるべきか、ではなく、どんな林業をしたいのか」というキーワードが印象的だった。加工の現場の話を普段聞くことが少ないので大変刺激的でした。事業ドメインを超えて、木を木らしく使ってもらうということの価値を伝えながら、仕事したいと思いました。(エネルギー関係C様)

 

・赤堀氏のお話が非常に体系化されており勉強になりました。「角から板」の流れは必ず通る道だと感じました。「素材力+加工力」で新たな需要を作って行きたいと思います。(木材流通業D様)

 

・国産材の統計数値の見方など、再確認できる内容だった。林業も品質本位の時代。(木材流通業E様)

 

・「林業はいつでも『育てる』時代」は全くその通りだと思った。一次産業の中でも成果物をすぐに家に持ち帰れないからこそ、製材が大事というのもその通りだと思った。(林業F様)

 

・世界の中での日本の立ち位置、数字(原価や価格)の見方、そして最近の森林活用の多様化の話など林野庁などの資料からだけでは得られないものばかりでした。林業初心者として、全体像が見えて、参加して本当によかったです。メディアは「林業あるべき論」に走りがちですが、当たり前のように思えていた需要からの逆算の視点の不足を感じました。多角的に報道していけたらと強く思いました。(メディア関係G様)

 

・林業をやっている側が、質の高い丸太を生産する努力をすることが大事だと分かりました。(林業H様)

 

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次回以降も、素敵なゲストをお迎えして「国産材ビジネスセミナー」をお贈りしていきます。

 

★次回予告★

2016年9月3日(土)14:00~18:00

「地域と木材業の水平・垂直連携~林業を軸にした地域連携とまちづくり~」

 

【基礎講座】
・そもそも「連携」って何?
・水平連携のポイント、垂直連携のポイント
・森林ビジョン、地域ビジョンの作り方
・交流⇒移住⇒定住方程式
・コーディネーター、行政マンの必要条件

 

【ゲスト講座】
㈱自然産業研究所 上級研究員
田村 典江 氏 【ゲスト講演】
「ここがヘンだよ!?林野行政」

 

みなさまのご参加をお待ちしております!

 

Posted by wpmaster on 土曜日 7月 30, 2016 Under pick up, すべての記事, セミナー報告, 国産材ビジネスセミナー(東京)