しっとりと霧に包まれた本日の北山三村・雲ケ畑。
今日は何だか、お洒落なコーヒーを手にした人々で賑わっています。
京都北山・雲ケ畑学区にて、
地域の自治会や応援団体でつくるイベント『森の文化祭』が開催されました。
この雲ケ畑学区では、
『京都市北区北部山間地域まちづくりビジョン策定』事業にて、
まちづくりの理念や戦略を立てる「ビジョン」づくりをご支援させていただきました。
今年もこの雲ケ畑学区の方々と、雲ケ畑で活動する山仕事サークルやボランティア団体等が
実行委員会形式で「森の文化祭」を開催しました。
昨年の森の文化祭ではビジョン策定事業の活動の一貫として
「まちあるき」を実施しました。
★昨年の様子はこちらからご覧ください→【インターン生奮闘記:雲ケ畑“しあわせの再発見”と、森の文化祭!】(11/2)
そして、今秋の森の文化祭で登場したこのロゴマークは、
まちづくりビジョン策定事業の一貫で地域の方々と一緒に作った雲ケ畑学区を象徴するマークです。
京都市内を流れる鴨川の源流集落である、鴨川源流・雲ケ畑。
かつて平安京造成のために杣人たちが移り住んだと言われる山深い集落で、
京都市内から眺めるその山々は雲に包まれ、そこから街へと流れる鴨川の水を育んでいます。
そんな鴨川源流集落としての誇りと決意が込められたビジョンとロゴマークですが、
今回のイベントでは、地域の方々が作った販売品のパッケージとして活用されました。
鴨川源流のお水で淹れたコーヒーに、
雲ケ畑の山で採れた「むかご」ごはん、栗ご飯に、
自治会活性化委員の食品部会のみなさんが鹿肉コロッケやお餅を販売するブースの正面にも。
ビジョン作りに参加された地域の方々が、
「このマークの川にはこんな意味が込めてあってね・・・」と、
イベントに訪れた方々に誇らしく紹介して下さる姿もあり、今後もこうして使い続けて頂きたいと思います。
集落の方々と一緒にイベント運営に携わる学生達も集まり、
また地域外からいつも散策や山作業体験に来られている方々も参加され、
多くの方々にロゴマークがお披露目されました。
イベントの詳しい様子は地元の方々が『北山三村webサイト』にて
ブログを更新して下さっていますので、こちらも併せてご覧ください。
★北山三村ブログ→山であそぶにちようび
何より、このマークを貼った販売品を見て、
「なんか格好良くなったなぁ~」と更に自身満々に宣伝して頂けた事が何よりの成功かと思います。
改めてロゴマークの意義とは、
使い手の想いと決意を込めたシンボルであり
繰り返し使い続けられる事で、ビジョンと決意を再認識すること。
弊社では、地域の方々の胸の中にある想いを
ビジョンやロゴマークといった目に見える形にして共有し、
地域が目指すまちの姿への実践に繋げるお手伝いをさせて頂いております。
この雲ケ畑集落とともに、中川、小野郷を合わせた北山三学区へは
今後もサポートを続けて参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。