ここは、高野山真言宗総本山・金剛峯寺、
その壇上伽藍にある西塔(さいとう)。
敷地内の多くの建物が朱色に着色されるなか、
素材の色そのままに佇む西塔は、木造ならではの重厚感を色濃く醸しています。
西塔が最初に建立されたのは、886年。
その後、4度の火災に遭い、こちらの建物は5代目・1834年に再建された西塔です。
仏教の五色に塗られていない、西塔。
高野山へお参りの際には、ひっそりと佇む西塔の雰囲気を肌で感じてみて下さい。
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