7月24日(木)、川上村商工会議所にて、
地域ビジネス実践塾in川上 第二回を開催致しました。
★前回の様子はこちらのブログをご覧ください
【地域実践ビジネス塾in川上 第一回目開催!】(7/15)
まずは第一回目の振り返りからスタート!
前回は、
経営者として【「儲けたい」の前に、確認しておきたい3つの理念】 と題して
「理念と利益」、「情熱方程式とビジネスの成功方程式」のフレームを紹介しましたが、
今回も復習として、参加者の皆様に「あなたの経営理念、利益のとは何ですか?」とお聞きしました。
ある女性は、
「3Kといわれる林業のイメージをくつがえしたい」という理念を持ちながら、
「Iターン者が来ても受け入れて、商売出来る規模まで利益を目指したい」との目標をお持ちです。
その背景には、
業界の後継者不足、川上村としての人口減少という現状があり、
川上村にある資源を活かす人材を受け入れて、育てたいという理念も込められています。
あらためて事業の志を確認していただく機会になったと思います。
つぎに、
「地域資源の活かし方」と題して、資源の発掘からビジネス化までに必要な視点と
マーケティングフレームをご紹介しました。
前回の講義では
・「消費の3要素」
・「代替材と補完材」
・「ライフサイクル」
・「セルフコントラストマーケティング」
・「商売の軸」
・「3C」
といった基礎フレームを紹介しましたが、
今回の講義ではこれらを「地域ビジネス商品」に応用して分析!
「木製品」、「食べ物」、「飲料水」など、参加者の皆様に関連性の高いジャンルで
全国の事例を収集し、人気の商品について、
これらの「人気の理由」を分析して紹介致しました。
日本全国から集めた事例のなかに、
さっそく川上村の資源に応用出来そうなヒントも見つかったのではないでしょうか。
このように、地域資源の「発掘」から「商品化」、そして「地域ビジネス化」するまでに
必要となる視点と応用していただきたいマーケティングフレームを確認した後は、
さっそく「川上村の地域資源の発掘!」をテーマにワークショップを実施。
まずは自由に、思いつく限りの川上村の「資源」を挙げていただきます。
ほんの10分弱の間にも、たくさん書き出されました。
この資源をどう活かすか?が今回のワークショップのテーマです。
ファシリテーターのヒントを元に、「これを地域ビジネス化するならどんな商品として売り出せるか?」と
2人1組のペアとなり考えます。
ランダムに取った複数枚のカードを組み合わせて、オリジナル商品を考えました。
ワークショップを通して、 日常生活の中では思いつかないような斬新なアイデアも出てきました。
「当たり前」と感じていた資源を再認識、再発見して発掘したワークショップの成果物の一つですね。
参加者様からは、
「せっかく商品のイメージが出来てきたから、
この売り方についてもっと教えてほしい!」との意見も。
もちろん、次回の講義で「売り方」の内容についてもご用意しております。
地域ビジネス実践塾in川上村の第三回目は8月6日(水)18:00~20:30
次回は「チラシの書き方、パソコンによる実践講座」と題して、
・ファンを増やすホームページ、ブログ、フェイスブックの作り方
・女性に受けるキャッチフレーズの作り方、目を惹く写真の撮り方
・集客できるチラシ作製、7つのポイント
このような内容での開催予定です!
なお、次回の会場は「川上村中学校」です。
商工会議所ではありませんので、くれぐれもお気をつけ下さい。
最後に、第二回の地域ビジネス実践塾を受講された皆様からのご感想を掲載します。
=====
■A様
ビジネスの成功例紹介が参考になった。
皆で意見を持ち寄り商売について考えたとき、川上村のことでまだ知らないことが多いと気付いた。
■B様
3C、理念と利益、消費の3要素などのフレームが参考になった。
ワークショップが印象的だった。
■C様
ビジネスの成功方程式を改めて考えることが出来た。
ワークショップが印象に残った。また、商品名のアイデアを頂き、ありがとうございました!
■D様
ワークショップが楽しく考えが湧いてきた。
=====
みなさまからのご意見&ご質問も、今後の講義内容に反映させて参りますので、また今後ともよろしくお願い申し上げます。
また、他地域でもこのような地域ビジネスについての講義、出張公演を受付けております。
講義のご依頼は、下記の連絡先までご連絡お待ちしています。
㈱古川ちいきの総合研究所 Email⇒info@chiikino.jp
=====地域ビジネス実践塾、次回も乞うご期待ください!=====