6/29日、三重県四日市市にて

水源の森フォーラム2013 「林業は生き方だ!」 が開催されました。

弊社は協力として、企画アドバイス、フライヤーデザインをサポートさせていただきました。

 

80名の定員に対して、定員を超えるお申込がありました。

林業に興味のある学生から、リタイアされ自主的な活動を行っている方まで、

老若男女、幅広い層の方にご参加頂きました。

 

最近は、林業関連のフォーラムに参加する若者や女性も増えてきたように思います。
今回も、パネラーに女性が2名いることもあり、女性率も高くなっていました。

 

プログラムは、

午前中 : 7名のパネリストたちによるリレートーク

午後 : パネリストと参加者、全員参加でのワールドカフェ方式グループディスカッション+発表

と、一日がかりです。

午前中には、弊社岩井もパネリストとして参加。

林業業界をマーケッター+若手+女性目線から見て、

情報発信の方法やその重要性などについてお話をさせて頂き、

その他林業女子会、若手林業サミットなどの「ワカモノ」を巡る動向についても解説させて頂きました。

 

その他6名のパネリストの顔ぶれは、

◆家業を継いだ女性林業家 濱口千穂 氏

◆ベテラン林業家 川端康樹 氏

◆Iターン林業者 伊藤庸司 氏

◆林業NPO立ち上げと高付加価値材販売 藤崎昇 氏

◆実家の製材業と組んだカフェ&インテリアショップを営む 坂丈哉 氏

◆地方へのインターンを経て、ネットビジネスを始めた学生起業 羽田知弘 氏

 

それぞれの立場から、その理想とやりがい、ぶち当たった壁について
等身大でリアルな問題提起がされました。

 

今回のタイトルは「林業は、生き方だ!」

しばしば公の場で議論されてきた、「林業とはこうあるべき」とする、技術論、政治論。

それらを経て今、実際に林業・木材業に生きることを志すワカモノも増え、

これからはそれぞれの「生き方」こそが、林業そのものであり、林業を変えていくのであり、
林業とは「生き方」のひとつである。

そんなメッセージを発する今回のフォーラムでうす。

 

林業に取り組みたい熱意を継続するめには、支え合える「仲間づくり」が必要なのではないか、

午前中はそういった結論で締めくくられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後はグループディスカッション。

8つのグループに分かれ、「あなたは森とどう生きますか?」という問いかけに対して、

参加者それぞれが自らの考えを話し合い、疑問・課題、または魅力に感じていることなど。

 

最後には各グループごとに発表を行い、

「若者の力をいかに活用するかが大切」 「林業従事者のみならず、質のよい消費者の育成も大切」

という意見から、 「5年後に林業革命が起きます!」 といった宣言(!?)まで

同じ問いかけにも関わらず、回答は様々でした。

 

あっという間の1日でしたが、三重県のみならず色々な場所から80名の人が集まったフォーラム

参加者からは

「このように色々な立場の方と話せる機会は貴重」

「今日の出会いを大切にしたい」

と声がありました。

 

今年度から森林環境税の徴収が開始され、来年度からはそれをいかに活用するのかが注目される三重県ですが、
まずは、このような議論の場づくりの継続が必要でしょう。

 

林業従事者、市民、行政、ともに垣根を越えて森林を考える。
そのきっかけとなれば幸いです。

 

最後に、主催の「森林施業NPO法人 森林の風」から

 

「私達は、定年後の人が多い団体ですが、まだまだ気持ちはワカモノです!

森林の作業だけでなく、こういった場づくりもしていきたい。

まだまだ元気にがんばります!」

 

という力強いお言葉がありました。

我々も元気をいただき、さらに新たな仲間・同志を得て、明日への熱意が沸き起こってきました。

 

今回のフォーラム企画からご一緒させていただいた、森林施業NPO法人 森林の風 の皆様、

パネラーの皆様、ご来場の皆様、

前向きでよき空気感の中で想いを共有できましたことに、感謝申し上げます。

 

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Posted by admin on 火曜日 7月 2, 2013 Under pick up, お知らせ, すべての記事, 講演&研修 報告
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