「北部山間地域まちづくりビジョン策定事業」でともにビジョン作りに取り組んでいる、
京都市北区中川学区。
3月24日、140年の歴史ある中川小学校の休校式が行われました。
その様子と、この地域におけるまちづくりについて、
翌25日付の京都新聞に掲載されています。
弊社からのコメントも一部掲載していただきました。
見出しや内容をみると、過疎化への危機感・不安といった面が印象に残りますが、
北山三学区ではいま、改めて自らの地域の資源を見直し、
「ないものねだり」より「あるものさがし」へと発想を転換してのまちづくりが始まっています。
これまでも、都市部との交流や若者の移住といった実績があります。
都市部でのライフスタイルを見直す若者が増えている今、
山間地域には可能性を見出すことができます。
アンケート結果の「地域に残りたい人が3割」という数字がありましたが、
実際には「悩んでいる、わからない」と回答した方が大半であり、
地域が変われば住む方の意識も 変わる、という可能性を示唆する数字でもあるのです。
他地域では、学校の廃校利用により地域外・地域内の交流が広がり、
地域の活動拠点となった事例も見られます。
事実を受け止めながらも、前向きにとらえ、
まさに休校という事実をひとつの「契機」として、ポジティブに変換していく力こそが、いま求められています。
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