このたび、ご縁あって、大阪大学大学院の講義をお手伝いさせていただくこととなりました。
文部科学省の事業で、
「リーディング大学院プログラム」というものがあります。
優秀な学生を、専門知識だけでなく、俯瞰力と独創力を備えた、
広く産学官にわたりグローバルに活躍するオールラウンドなリーダーに育てるという趣旨です。
http://www.mext.go.jp/a_menu/
現在、大阪大学、京都大学、慶応大学で行われています。
その中で、大阪大学は「超域イノベーション」というカリキュラム名で、
異分野と異分野の掛け合わせで社会課題に対するソリューションを
生み出していこうという授業があります。
弊社は「超域建築×社会ワークショップ」という講座の中で、
<思想×建築×コミュニティ×林業(木材資源)>を、
学問領域を超えて学ぶワークショップにご協力させていただきます。
2000人いる大阪大学、大学院生の中で、
リーディング大学院第一期生の、選ばれし20名。
そのうちの5名が参加する講座です。
大学講師・建築家・哲学者・受講生らとディスカッションをしながら、
弊社とご縁のある、とある山村をフィールドとして、現地視察、
最終回には、
地域課題に対して建築や社会学といった視点から、
学生からソリューションを提案するというものです。
弊社としても、林業×マーケティングだけでなく、
建築やランドスケープ、コミュニティといった視点を盛り込み 行われるこのプログラムは大変楽しみです。
本日、第一回の講義が終了し、
建築家の講師陣から、建築物だけでなくコミュニティのデザインも考える
これからの建築についてトークセッションがあり、
その後、弊社の岩井からも、林業についての基礎知識編をレクチャーさせていただきました。
若くて柔軟な頭脳から、山村・地域・林業の課題に対してどのような発想が生まれるか、可能性を感じるプログラムです。
今後もプログラムの様子をお伝えしますので、お楽しみに。
【参考】リーディング大学院
オールラウンド型 採択3学校
http://www.cbi.osaka-u.ac.jp/ (大阪大学)
http://www.sals.kyoto-u.ac.jp/ (京都大学)
http://www.lua3.keio.ac.jp/ (慶応大学)