9月8日(土)に岐阜県で開催しました「製材・木材業経営強化セミナー」第一回の様子が、
9月19日(水)付けの「日刊木材新聞」に掲載されました。
9月8日(土)に岐阜県で開催しました「製材・木材業経営強化セミナー」第一回の様子が、
9月19日(水)付けの「日刊木材新聞」に掲載されました。
この日、高野山の森で森林セラピーモニターツアー(寺領森林組合による)が開催され、
森林インストラクターにより、セラピー基地や奥之院のご案内がありました。
ここに、一人の学生の姿がありました。
弊社は、和歌山大学とインターンシップ協定を結び、
現在は学生一名が、高野山寺領森林組合における林業教室、森林セラピー等の現場で研修中です。
セラピーでは、高野山の歴史、生き物にふれあい驚きながらも、
ツアーでは案内役を務め、実践的なサポートをしています。
今回は、初めて出会う生き物、人との接し方など、多くの学びがあったようです。
「案内する時は案内するヒトだけ話すのではなく、
案内を受けるグループの性格に合わせる説明や、キャッチボールみたいに語り合う方が良いことを学びました。」
「ヘビを見たことがないと言うと、案内役の方が本当にヘビをつかまえて、見せてくださいました!」
学生一人ひとり、小さな積み重ねではありますが、
弊社も高野山寺領森林組合とともに、高野山の森、世界観を伝える取り組みを続けてまいります。
インターン学生の孤軍奮闘・・・これから、どんなことが起こるかな?
引き続き、ご報告して参ります。
9月15日(土)、今月も国産材ビジネスセミナーを開催しました。
今回も素材生産~製材~製品販売に携わる方、異業種の方などさまざまな顔ぶれで、
9名の方にご参加いただきました。
講座では、最初にとある製材所2社のプレゼンテーション動画をご覧いただき、
それぞれにどのような営業戦略であり、その上でどんなプレゼンをしているかを、
参加者全員で考えディスカッションしました。
プレゼンテーションの工夫としては、
ビジュアル(写真、図、動画)が多いか、文字や数字が多いか、
ビジョンや産地の物語 か、製品情報か
などそれぞれの要素のバランスが大事となりますが、
最終的には、「伝えたいこと」が明確にひとつのメッセージとして、伝わっているか というポイントで、
見る人の心をつかむことができるのではないか、という議論になりました。
次は、内容を一部変更して 「林業機械とコスト管理」として、㈱トビムシ 西原からの講座。
林業機械には様々ありますが、タイプごとに分類して考えると、その機能やメリット・課題も見えてきます。
途中に演習問題として、具体的にある面積、ある林分で作業をするときに、
林業機械を導入すべきか否かを、コスト計算をして考察しました。
最終的に 、コストだけでなく安全性なども考えると、判断基準は個人にもよりますが、
今回は基本的な考えを学べる内容となっていました。
後半には、基礎的マーケティングレッスン。
物の値段は、誰が決めているのか。
あなたの本当の「売り物」は、何ですか?
選ばれる企業になるための5つのポイントとは。
などなど。
林業界が異業界の先進的なマーケティング戦略から学べることが多いので、
今回も林材業に限らず、多様な事例をご紹介しました。
次回は、10月20日(土)の開催です。
テーマは
★「AIDMA理論 (顧客づくり) と 理念共感型営業」(古川)
★「施業の大動脈をつくる、林道設計と搬出システム選択」(西原)
★「旬の事例を踏まえた林業・住宅に関する生きた法務情報」(小林)
となっております。
たくさんのご参加、お待ちしています!!
□■9月度 お客様の声 ■□
・林業の業界にとらわれないという雰囲気がよかった (小売業 A様)
・「適正価格」で買ってくれるお客さんを探すのがひとつのマーケティングだ!(素材生産業 B様)
・文化、ライフスタイルの創造・提案を、一番川上である素材屋がやってもいいことがわかった。私もやりたい!!(素材生産業 C様)
・いつも内容が盛りだくさんで、追いつかないくらい!(行政職員 D様)
(6月度の様子)
毎月開催の国産材ビジネスセミナー
9月度開催のお知らせです!
★ビジネスに活かしたい、林業・木材業・建築業の方!
★林業・木材業に参入したい、異業種の方!
★国産材の知識・事例が知りたい一般、学生の方!
日時:9月15日(土)
13:30~17:30(セミナー)
17:30~19:00(軽食、情報報交換&懇親会)
場所:港区エコプラザ [港区浜松町1-13-1]
講師 :古川大輔、西原啓史
料金 :12,600円 ※学生料金6,300円
講座内容:
<マーケティング営業>(古川)
QCD + 木材マーケティング基礎、森林認証の活用法
「<森林施業プランニング>(西原)
施業の大動脈をつくる、林道設計と搬出システム選択
お申込み:
1)貴社名 2)参加者氏名 3)連絡先(電話、FAX、メール) 4)ご住所
を明記のうえ、
info@chiikino.jp または FAX 06-7878-6326
「国産材ビジネスセミナー事務局」
までお送り下さい。
★今回は特典付き!
「第2回 産地共催交流セミナー」の参加者特典パンフレット「旅する産地」を
特別に差し上げます。全国10の木材産地の情報満載の情報誌、お見逃しなく!!
※年間受講者も募集中!
詳しくはチラシをご覧ください→ こちら から
岐阜県主催で弊社が受託しています「製材・木材業経営強化セミナー」
第一回を、9月8日(土)に岐阜市のぎふ森林文化センターで開催しました。
この日は30名を超える方々にご参加いただき、
「林業×マーケティング入門編」ということで、4時間にわたり講師の古川よりレクチャーさせていただきました。
第一回の 内容は
・森林の多面的機能(日本の林業の表と裏)
・市場規模とは何か
・利益と理念
・情熱方程式
・3C(マーケティングの基本概念ほか)
・売りモノと売り方・市場規模とは何か
・消費の3要素
・顧客の定義
製材工場向けと題したセミナーではありますが、
製材・プレカット工場はもちろん、素材生産や森林組合、工務店様まで、幅広くお越しいただきました。
マーケティングセミナーにも関わらず、初めに「何のために働くのか」など、理念の部分についてもヒントをお伝えするのが、弊社セミナーの特徴でもあります。
そして、日本林業の概要や市場規模、クイズ形式で自ら「考える」時間、異業界の事例など、
時間をかけて、一見遠回りに思える内容ではありましたが、
この場にお集まりいただき、参加者が主体的に「考える」「書く」「話す」時間にこそ、価値があると考えています。
林業とは直接関係なさそうな事例にも、たくさんのヒントがあります。
ほんの一部ですが、内容をご紹介します。
たとえば、これ、何だと思いますか!?
<写真A>
実はこれ、どこのコンビニにも売っている、ペットボトルの緑茶飲料。
パッケージをはがしてしまったものなんです。
元に戻すと、こちら。
<写真B>
それぞれに個性があり、今日はどれを飲もうか、迷ってしまうくらいです。
「私は●●茶が好きだから、いつも買う!」
という方もいると思います。
さて、現在の木材業界は、写真Aか、Bか、どちらだと思いますか?
おそらく、Aの状態ではないでしょうか・・・
Aの写真では、ボトルの形と微妙な色の違い以外は、まったく区別がつかなくなっています。
これを、木材に置き換えてみてください。
よく見れば、年輪幅や色、含水率や強度などの品質が違うとはいえ、
素人目に見れば、パッと見た瞬間、まったく区別がつきません。
吉野桧、天竜桧、東濃桧、土佐桧、九州桧、久万桧・・・・。
製品だけを並べて、見分けられますか!?
(もちろん、プロフェッショナルな方はお分かりになると思いますが)
あくまでしっかりとした「ものづくり」があってこそですが、
パッケージやネーミング、イメージ戦略など「売り方」がいかに必要ががおわかりいただけると思います。
せっかくよいものを作っていても、商品の情報が伝わらなければ、差別化はできないのです。
コトラーの著書から言葉を借りれば、
~~~
今日のビジネス界が直面している問題は、商品の不足ではない。
顧客の不足である。
世界的に、
ほとんどの産業が消費者の購買力をはるかに上回る生産力を持っている。
この過剰な生産能力は、それぞれの企業が市場シェアの拡大競争をした結果もたらされた。
例えば、個々の企業が売り上げ10%増を目指しても、
市場の成長率が3%しかなければ残りは過剰生産になる。
この過剰生産がさらに激しい競争をもたらす。
競合各社は、なんとか顧客を引きつけようと値下げをしたりおまけをつけたりしている。
このようなやり方は、最終的に利ざやの縮小や、利益の減少につながる。
これが倒産、合併、買収を加速させたりすることになる。
値下げせずに競争するには、マーケティングを駆使することだ。過
剰な生産能力が問題になっている今日、マーケティングはますます重要だ。
~~~~
このことを、身近なものを使ったデモンストレーションで、ご理解いただけたかと思います。
参加者の皆様には、最後までお聞きいただいた皆様に感謝申し上げます。
これからあと4回、回を重ねるごとにステップアップする研修内容となっています。
次回(9月22日(土))は
・学びの姿勢とは何か
・経営理念、戦略とは何か
・選ばれる木材屋になるための5つのポイント
・品質、納期、価格に関する考察
・住宅10ニーズ
・木材業売上方程式【1~5】
・AIDMA的見込顧客の創出
・顧客管理の具体的実践方法
・ビール業界等(異業種)からの営業ヒント
・1haの山、本当のコストと利益は!?
・コンビニ商品から学ぶ その2
といった内容を予定しております。
ぜひ自ら最大限多くのヒントを発見していただき、明日からの経営に活かしていただければと思います。
次回から参加されたい、岐阜県内の業者様は、以下、岐阜県林政部 県産材流通課へ直接お問い合わせください。
岐阜県林政部 県産材流通課
FAX:058-278-2705 mail: c11545@pref.gifu.lg.jp
それでは、次回もお楽しみに!!
今年も開催しました!!産地共催交流セミナー
【1日目】大阪会場はマイドームおおさかにて。
10の産地が大集合!産地のミニブースも個性いっぱいです。
会場は、工務店、設計事務所、木材流通などのお客様で満員御礼です。
各産地から、15分間のプレゼンテーション開始!
産地の魅力、商品の情報、お客様サービス内容まで情報満載です。
オープニングは、こちらのPVから!!
静岡富士山麓から 影山木材株式会社 様
割り箸から構造材まで、富士山の桧をお届けします。
三重熊野は 野地木材工業株式会社 様
熊野の森から、届ける「やさしさ」とは・・・!?
東濃東白川村から 株式会社 山共 様
3年連続クレームゼロの人工乾燥材をご紹介!
高野山からは 「高野霊木」
寺領森林組合の西田様より、高野山の森の魅力をお伝えします。
続けて兵庫県から 木原木材店 様
小径木~大径木まで、丸棒加工は何でもお任せ!!
ここで休憩タイム。各産地のミニブースを巡り、情報交換の時間です。
後半戦は、京都北山 中源株式会社 様よりスタート。
今は一組しか行われていない、北山伝統の伐採方法「本仕込」の貴重な磨き丸太をご提供。
岡山県 西粟倉・森の学校 様からは
「消費でつながる森づくり」のご提案!
土佐嶺北 ばうむ合同会社 様は、構造材キット「れいほくスケルトン」で
設計からのご提案。
島根県からは 竹下木材有限会社 様。
出雲の神話とともに、貴重で良質な山陰の地松をご紹介!
最後は、三重県伊賀上野より 株式会社 丸栄製材所 様。
宮脇社長のユーモアに、会場一同、笑顔になりました!!
もちろん、セミナーの後は懇親会も。
夜も「木」の話でもちきりです。
【2日目】 名古屋会場は、名古屋駅すぐのアストラーレ名駅 で開催しました。
2日目も、東海エリア、関東からもお客様にお越しいただきました。
今年は2日間にわたり開催しました、このセミナー。
「産地共催交流セミナー」とは何なのか、改めて、どんな意味があるのかを振り返ってみます。
■「産地」
QCD、もちろんそれも大事ですが、それだけではない。
~食べ物は「産地」を気にするようになった昨今、住まいの「産地」はいかがですか?~
それぞれ木の産地には、歴史や風土の物語、さらに作り手の想いが重なり、知られざる魅力があふれています。
「産地」というものを差別化材料にいかがですか?という、工務店・流通様への、提案でした。
今回は参加者特典のパンフレットも、旅雑誌風に仕上がり、
ぜひ一度、産地へ遊びに来てください!というメッセージを伝えています。
なかなか、行くことのない木材産地。
これまで恐らく、積極的にお客様を招くこともしてきませんでした。
しかし、行ってみれば一目瞭然。ファンになってしまう、強烈な魅力があるのです。
そんな、「産地」を伝えるセミナーなのです。
■「共催」
とある発表者の方が、本セミナーのことを
”木材産地のプレゼンバトルロイヤル”
とおっしゃいました。
いくつもの産地が集うことで、まさに産地間「競争」。お互いに負けじとプレゼンを競い合い、高めあう。
仲間と、ともに、行うこと。高めあうことで相乗効果が生まれます。
■「交流」
これには、3つの交流があります。
1)産地と産地
産地どうしが、バトルもするが、改めて2日間寝食を共にして、語り合う、絆を深める時間。
2)産地とお客様
また、多くのお客様と出会い、木材産地と工務店、流通が共通の目標に向かって協力をしていくきっかけとなる場です。
3)お客様とお客様
さらに、お客様どうしが名刺交換、建築についての意見交換をする場面も多く見られました。
ただの販促会ではない。
小さい規模でも、業種を問わず志の近い”仲間”が集まり、
業種の壁を越えて、時代(国産材競争時代、木造時代・・・)をつくっていく。
そういう「交流」を生み出す場であります。
さて、3回目はどんな会になるでしょうか!?
今年来られなかった皆様も、乞うご期待。毎年グレードアップを目指します!
来年をお楽しみに★
産地からのお土産たち:
発表者のみなさまのブログはこちら
中源株式会社 様
http://nakagen.blog114.fc2.com/blog-entry-1283.html
木原木材店 様
http://www.kihara-wood.jp/blog/?p=2535
竹下木材有限会社 様
http://www.takeshitamokuzai.jp/blog/index.php?UID=1347081630
株式会社 山共 様
http://www.yamakyo.com/staff/01/post-662.html
影山木材株式会社 様
http://kisigoto.exblog.jp/17976331/
↓【ちいきのTV】第2回産地共催交流セミナーのPVです!
今年もやってまいりました!「産地共催交流セミナー」第2回を開催します。
今年は産地の数も増加、会場も大阪・名古屋の2会場を設定し、ボリューム・グレードアップ!
みなさま是非お越しください。
★チラシのダウンロードはこちらから
【対象】木材仕入れに興味のある工務店、木材流通業の方
★自然素材だけでは、他社といまいち差別化できていない
★高品質で、顔の見える国産材を使いたい
★お施主様サービスとして、森林ツアーなど産地とのつながりが欲しい
【日程】
1) 2012年8月31日(金)13:30〜17:00(大阪会場)
2) 2012年9月 1日(土)13:30〜17:00(名古屋会場)
【会場】
1)大阪会場:マイドームおおさか(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号 地下鉄堺筋本町駅徒歩7分)
2)名古屋会場:アストラーレ名駅(〒450-0002 名古屋市中村区名駅二丁目41-10 アストラーレ名駅4F 名古屋駅徒歩5分)
【内容】
〜第一部〜
産地からの15分プレゼンテーション
〜第二部〜
講師からレクチャー「2020年の住宅・木材動向」
〜常設展示〜
各産地の展示ブース
<懇親会>
セミナー後、近くで発表者、来場者の懇親会を開催します。
【参加費】
お一人様 2,000円/回
※両日ともセミナー終了後17:00〜懇親会を開催します(参加費 お一人様3,000円/回)。
こちらもふるってご参加ください。
※ご参加は、1社あたり3名様までとさせていただきます。
【お申込み】
お問合せフォーム本文に
1)会社名 2)連絡先 3)参加者ご氏名(全員分) 4)参加希望日程 5)懇親会参加の有無
をご記入の上、送信ください。
【発表予定産地】
東農・東白川「東濃杉」 http://www.yamakyo.com/
出雲・石見「山陰の地松」 http://www.takeshitamokuzai.jp/
伊賀・上野「逸品桧」 http://www.maruei-seizai.com/
兵庫播州「丸棒・円柱」 http://www.kihara-wood.jp/
岡山・西粟倉「ニシアワーな杉桧」 http://nishihour.jp/
高野山「高野霊木」 https://chiikino.jp/koyareiboku/
静岡・富士山麓「駿河杉・駿河桧」 http://kagemoku.co.jp/
土佐嶺北「土佐杉」 http://www.baum-llc.com/
三重熊野「熊野杉・桧」 http://www.nozimoku.co.jp/
京都北山「本仕込丸太」 http://www.nakagen.jp/
♪♪昨年度の様子は参加者ブログをご覧ください♪♪
竹下木材 様 http://www.takeshitamokuzai.jp/blog/index.php?UID=1308835830
山共 様 http://www.yamakyo.com/staff/05/post-577.html
丸栄製材所 様 http://maruei.exblog.jp/16511106/
木原材木店 様 http://www.kihara-wood.jp/blog/?p=1045
古川 http://daisukefurukawa.blog18.fc2.com/blog-entry-852.html
この度弊社は、岐阜県の「製材工場体質強化経営セミナー実施事業委託業務」
を受託することとなりました。
製材業、木材流通業等を対象としたセミナーを開催します。
5ステップ形式で、
マーケティング・品質管理・マネジメントの
3つの経営力を強化するヒントをご提供します!
第一回 9月 8日(土) 国産材×マーケティング 入門編
第二回 9月22日(土)国産材×マーケティング 実践編
第三回 10月 5日(金) 国産材×マーケティング 応用編
第四回 10月13日(土)事例から学ぶ経営の実際
第五回 10月19日(金)まとめと課題発表
対 象: 岐阜県内の製材業、木材流通業、林業・素材生産業
会 場: ぎふ森林文化センター
開催時間: 14:00~18:00
参加費 : 無料
岐阜県の林材業のみなさま、ぜひご参加ください!
お申し込みは岐阜県林政部県産材流通課 まで。
締め切りは8/31(金)です。
このセミナーが、岐阜県の林材業のみなさまの、垂直連携・水平連携のきっかけともなることを
願っております。
チラシのダウンロードはこちらから