第4回目となりました、林業大学校経営高度化コース。

 

今回は、これまでの回で考えて来た事業戦略をもとに、

「伝える」「集客する」「売る」を実践するための、

マーケティング、情報発信についてのレクチャーです。

 

今回も全部で13の濃いメニューとなっており、国産材に興味のない一般消費者に、

どのように何を使ってアプローチするか等レクチャーを致しました。

前半は弊社岩井が、女性の感性を活かした視点も含め、

AIDMA理論から、実際のチラシ作成ワークショップまでを担当いたしました。

 

ワークショップでは、参加者のみなさまに自社商品を売るための

「チラシ」を書いていただきましたので、その様子をご紹介致します。

 

作品を一部ご紹介します。

 

土木用やその他に使用する丸棒を販売するためのチラシ。

「えっ!木材なのに工業製品並みの規格」というキャッチフレーズを添え、

多様な納材事例を紹介、

強みを3つにまとめて伝えるという内容です。

 

チラシ制作のポイントとして、

★目を引くキャッチフレーズ
★実績(事例)紹介
★わかりやすい「強み」

が抑えられています。

とくに「えっ!」を入れたことで、見た人の興味を惹きつけるフレーズとなっています。

 

もしこれをよりブラッシュアップするとしたら、

納材事例の中に、象徴的な事例を盛り込むこと。

京都市内で「見たことある!有名!」と思われる事例を実績として見せることが、
会社信頼を高めます。 

 

また、チラシの右下にある「検索」を促す表現は、
webへの誘導として、今は必須の項目となってきます。

 

次の事例は、こちら。

 

森林組合から組合員へ、間伐を促すチラシです。

 

え、これだけ!?と思われるかもしれませんが、

作者の意図は

「高齢の所有者さんでもわかりやすく、読みやすいように、
シンプルな言葉を大きい文字で書いた」

とのことです。

 

★顧客は誰か? 

というポイントを抑えた、意表を突かれた作品でした。

 

あらゆる情報発信は、

「誰に、何をしてほしいか?」

の目的を達成するためのものです。

 

顧客はどこにいるのか、何を求めているのかを分析し、

適切なメッセージを伝えるために、適切な手段を取ること。

 

シンプルなチラシにも、ヒントが多く隠されています。

この研修をもとに、参加者のみなさんに「明日から」実践していただければ幸いです。

 

そして、後半は、弊社代表の古川より、

営業の基本ノウハウから、BtoB営業のポイントまでレクチャーいたしました。

これまで営業活動をしたことがない方も多く、参加者にとって多くの気付きがあったようでした。

また、営業でしてはいけないことや、営業手法の紹介などは、

受講生もこれまでの営業経験を振り返りながら、「実際にそういったケースが多くあった」との発言も。

 

「森ではたらく!27人の27の仕事」が、

林業の六次産業化のヒントに、副読本になっています。

次回は12/6(土)最終回です。

最終回では、これまでに学んだ手法や考え方を自社(ご自身)の場合はどうなるか?

といった点を考えてきて頂き、それを元に受講生へのフィードバックとまとめを行います。

 

Posted by admin on 土曜日 11月 29, 2014 Under pick up, すべての記事, セミナー報告, 講演&研修 報告

 

今年で第6回目となりました、経営実践研究会(大阪)×国産材ビジネスセミナー(東京)合同現地研修会。

今回は、九州・筑後川流域/日田地域を訪れました。

ダイジェストでご報告します。

 

参加者は、製材メーカー、流通店、工務店、住宅設備メーカー、旅行業、林学学生と多様ながら、

それぞれに林業・木材業に情熱を持つみなさまです。

 

●11月24日

挿し木林業がさかんな九州の杉を生かし、

筑後川流域の日田杉、小国杉、八女杉など、品種までを見ながら適材適所に仕上げる

有限会社杉岡製材所(福岡県朝倉市)。

 

充実した原木在庫から、最適な材料を提供するための、「仕入れ」の重要性を学びます。

 

 

 

修験者が植えたといわれる、数百年を超える「行者杉」。

地域にシンボルツリーがあることの価値。

森山銘木様では、世界最大級のブビンガスピーカー。

木への愛、無限の可能性・・・

 

大分県日田市に移動し、豆田地区の街並みを散策、まちづくりを体感。

 

「日田杉資料館」を見学、

日田木青会との合同勉強会・交流会で熱い夜を。

 

●11月25日

株式会社日田十条にて。

社屋の構造からも学びがあります。

旧上津江村の株式会社トライ・ウッドへ。

輪掛け乾燥材の品質管理を学びます。

お昼ご飯は、林業を発信する「ヤブクグリ」の”きこりめし”

 

最後は、マルマタ林業株式会社様の小面積皆伐+ポット苗 施業地へ。

森の中で、未来に思いをはせながら・・・記念写真です。

 

いかがでしょうか?

「九州の林業」と聞けば、大面積皆伐、大量生産、

なんとなく、目粗のスギ、というイメージをお持ちではないでしょうか?

 

そんなイメージを持って参加された方も、最後には

「九州材へのイメージが、覆された!」

というご感想をいただきました。

 

多くの方のご協力で、川上~川下、小規模から大規模、巨木と銘木・・・

非常に密度の濃い研修となりました。この場を借りて、御礼申し上げます。

 

今回は貸切バスで移動しましたが、
バスの中では、異業種の方が多くいるので、十人十色の視点・視座に、
脱林業発想(発想素人)と各社のプロフェショナル(実行玄人)で、
業界の垣根を越えたディスカションが出来たことが大いなる収穫でした。

参加者のご感想を一部ご紹介します。

~~~

工務店A様
林業をしている人にとっての「川下」が、まだ施主にまで達していないと感じた。互いの理解を深める必要性を感じた。

製材業B様
九州材=高温乾燥と思って日田に来たが、トライウッドのように輪掛乾燥もあることを始めた学び、九州林業の多様性を学べた。杉岡製材所のように、年間何10棟という規模の工務店に対応するこだわりの製材所が九州にあることを今回初めて知り、自社の材を使ってくれる顧客(工務店)が九州にもいるのではないか、という可能性に気がついた。

流通店C様
研修会前は「九州の木材業=生産性重視の木材業界、九州材=目粗」だと思っていたが、大規模~小規模まで、多様な製材業の姿をみた。原木市場でも、目が詰まった良材もあり、個々の製材所でも木材加工の研究が盛んで九州材の欠点を補う工夫がされていることを初めて知った。産地の想いを汲み取りながら、九州材を地元に持ち込んでみたいと思う。

異業種D様
林業に関する知識が浅く、ゴルフの基礎練習をする前にコースに出てしまったような感じで、現地で生の体験をできた。知識の整理は今後の研究会で消化していきたい。

旅行業E様
豆田地区は、画一化が進む日本の中で、とても魅力的な地区だった。もっとアピールするべき。
最近は物から事へという時代。林業でもツアーなどの6次産業化が市民に受け入れられてくると予想できるので、そのムーブメントに協力していきたい。

木材加工・流通業F様
最大の収穫は、木材業界のあらゆるパートにいる人が、想いを持って仕事をしていることを知ったこと。流通に係わるものとして、彼らの気持ちをいかに川下に届けるかが、これからの課題。

製材業G様
「自分ならどうするか」という目線で参加したが、最も自分に不足していると感じたのは「木材への愛」今後は、売ること、物づくりだけでなく、木の品種、育て方、木の持つ力を知ることが必要だと感じた。

製材業H様
物づくり目線で得る物が多かった。今まで、九州の製品は「目粗」「大規模製材所」「低コスト」と思っていた。しかし、日田の個々人が持つ木への想いが、自分の地域の人よりも強かった。強い想いのある人がずっといたから、一つの林業地として日田ができたのかもしれない。自分の地元でも、九州に負けない「木への想い」を作りたい。

 

~~~

なお、現地研修は年に1回ですが、通常のセミナー・研究会は12月も実施します!

★12/13(土) 国産材ビジネスセミナー第5回 https://chiikino.jp/?p=3467

★12/19(金) 経営実践研究会 12月度 https://chiikino.jp/blog/?page_id=42 ※詳細はお問い合わせください

みなさまのご参加、お待ちしております!

 

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10月18日(土)に、京都林業大学校にて経営高度化コースⅡ第2回が開かれました。

 

林業大学校

 

本日のメニューは、

・選ばれる林業会社、素材生産業者とは?
・「住宅10ニーズ」 ~木材は10ニーズにどうこたえられるのか~
・ブランド化とはなにか?

弊社岩井が講師となり、5名の参加者の皆様とワークショップをしながら、
「自分で考え、意見交換する講義」となりました。

 

講義風景

 

まずは前回の復習から講義をスタート。

 

みなさまの働く原動力になる「好きと憤り」、経営をする時の心構え「理念と利益」とは?

林業大学校の講義に参加される熱心な皆様、各々の好きと憤りをしっかりとお持ちでした。

「山が好き」、「山仕事が好き」という好き=持続的原動力と、
「山の価値がなぜ認められないのか」、「林業がなぜ商売にならないのか」という憤り=瞬発的な原動力

二つの組み合わせが大切です。

 

お次は、「みなさんの名刺、何が書いてありますか?」

という岩井からの質問と共に、前回ご紹介したマーケティングの基礎「3C分析」を復習。
実は名刺には、自分のサービス、強みを端的に表現できる大切な場です。
名刺に何が書けるかをイメージしながら、自社の強みを改めて考えていただきました。

 

 

いよいよ本日のレクチャー、一つ目のテーマは、「選ばれる林業会社、素材生産業者とは?」

「自分が山主だったらどんな林業会社に仕事を頼みたいか?

ワークショップで考えながら、自社の強みについて、あらためて考えていただきました。

 

林業会社WS

 

まず、施業内容に関するニーズがでました。

  • ・作業が早い
  • ・壊れない道づくり…

さらに、顧客である山主への対応や、提案力

  • ・急な注文にもこたえてくれる
  • ・説明が丁寧で、コスト設計が明確…

原木を販売する技術

  • ・造材が適切
  • ・原木の売り先が適切…

また、会社としての大前提、

  • ・山のものを盗まない
  • ・事故を起こさない

当たり前ですが、大切にしたいことですね。

このほかにもたくさんの「選びたい林業会社」のポイントがたくさん挙がり、
最後に岩井から、「選ばれる林業会社・素材生産業者 3つのポイント」としてまとめました。

 

また、原木の売り先である材木店、製材所の場合、どんな会社が顧客に支持されているのでしょうか?
これは原木を売る山側の業界も、知っておくべき情報です。

顧客から支持されている会社は、実は木材業界も、ハンバーガー業界でも一緒です。
本日はファストフード店の例を引き合いに出しながら、

  • QCD+個人信頼+会社信頼

という当たり前の積み重ねが、選ばれる会社への近道であることをお伝えしました。

 

 

 

お次のテーマは、「住宅10ニーズ」
住宅は、木材の最終製品の一つですが、いったいどんな家づくりが求められているのでしょうか。

こちらもワークショップをしながら改めて考えてみます。

たくさんの不動産広告が、本日のテキストです。

 

住宅ニーズWS

 

住宅ニーズWS

 

現在都会住まい派と、田舎住まい派に分かれて、意見をまとめたところ、
たとえば、同じ「快適性」というカテゴリーでも、重視するポイントに明らかな違いが現れました。

  • 都会派が求める快適性=家の中の快適性(室内の静かさなど)
  • 田舎派が求める快適性=趣味を楽しめる家や庭の広さ

想定しているライフスタイルの違いで、住宅ニーズがまったく違いますね。

 

このような住宅ニーズを押さえることで、あらためて「木材が施主に提供できるモノ、コト」が見えてきます。

施主のニーズにこたえるために、どんな課題を克服しなくてはならないのか。
あるいは、住宅の快適性、安全性にたいして、何ができるのか。
新しい木材の活用方法も見えてきます。

 

最後に本日のまとめとして、「ブランド化とは何か」、についての講義。

「高級感のある○○コーヒーと、ラフなスタイルの××コーヒー。二つのチェーン店のどちらがブランドですか?」

身近な喫茶店の例を引き合いに、あらためてブランドについて考えます。

高い価格で取引されるブランド品の共通点を振り返り、まとめとして、
「ちいきの総研流 木材業界 差別化7要素」をレクチャーいたしました。

 

今回は、徹底的に顧客目線立って、木材業界を振り返りました。

顧客のニーズを知ること。顧客に支持される「ブランド」について知ること。
その先に、自社の強みを活かした商品の開発や、情報発信があります。

木材業界では、「京都府産材」のように、新しく名前を付けて、ブランド化する動きが活発化していますが、
基本は顧客目線を忘れずに、木材ビジネスを展開していきたいですね。

 

次回(第3回)は、11月15日(土)の開催となります。
テーマは

○4つの事業

○価格設定と原価管理

○六次産業化とは何か

となっており、ゲスト講座としてビジネス法務に関するレクチャーも行います。
引き続き、よろしくお願いいたします。

Posted by admin on 土曜日 10月 18, 2014 Under pick up, すべての記事, セミナー報告, 講演&研修 報告

東京国産材ビジネスセミナー第4回を、10月4日(土)に開催しました。

 

今回のテーマは「ニッポンの住宅動向」
木材利用の一番川下、住宅業界にスポットを当てて、
日本の住宅市場動向の予測から、家具・インテリアとしての木材活用事例まで、
最新情報をお届けいたしました。

本日は7名の方にご参加いただき、
参加者の皆様からも次々と意見が飛び交うセミナーとなりました。

 

セミナーのトップバッター、弊社顧問の小林からは、
「知っておきたい住宅不動産の読み方と紛争事例~求められる説明義務の考え方~」

住宅不動産の読み方と紛争事例

 

・住宅業界の市場動向 ~市場縮小と新規参入の動き~
・住宅業界はなぜトラブルが起きやすいのか?
・紛争事例にみる「説明義務」と、紛争事例から学ぶ「トラブル回避の契約方法」

建築業界の生々しい裏話も交えながら、企業コンプライアンスについてレクチャー。

消費者が購入してから長く使う「住宅」という商品は、
お客様のこだわりも大きく、ちょっとした欠陥も目に付きやすい、
根本的にトラブルが発生しやすい製品です。

顧客との十分かつ慎重なやりとりと、契約書類の重要性が浮き彫りになりました。

 

お次は弊社古川より、「日本の住宅動向」をテーマにレクチャー。

最近、都会生活をしていても、木材に触れる機会、増えていませんか?
今回紹介させていただいた、国産材バーカウンターの納材先は、池袋の駅近くにできた
新たな商業店舗WACCAの中にあるお「寝かせ玄米」の店です。

木材は「おしゃれ」、「上質」、「やすらぐ」空間を作る素材として、注目を集めています。
食⇒箸⇒器⇒机への自然素材へのこだわり。ぜひ、池袋へお越しの際は足を運んでみてはいかがでしょうか。
(寝かせ玄米おむすび いろは 
http://www.omusubi-iroha.com/

 

 

 

 

一方で、木材の主要な用途である住宅ですが、
最終製品の住宅について、みなさんどれくらいご存知ですか?

 

・在来工法、ツーバイフォー、プレハブ…様々な工法の違いとは?
・家の中で、どこに、どんな形の材が必要とされているのか?

新築着工棟数の減少に伴い、木材の需要が小さくなっている!と騒がれていますが、
いま、どんな家が求められているのか、その詳細を知ることで、
木材が担える役割、木材が戦えるフィールドが明らかになります。 

日本の住宅動向

 

 

ここでミニレクチャー、「リノベーション、木製家具、コモノ、インテリアの最新動向」 

木材の出口として「家具、インテリア」も忘れてはならない存在です。
建築の世界より、家具の世界で活躍している木材の種類は、圧倒的に多くなります。

そこで本日は、有賀建具店さまから頂いた「木材サンプル」を使って、「建築&家具用材ワークショップ」を開催!

建築・家具用材WS

 

身近に使われている国産材のうち、今回は約20種類をご用意しました!
樹種によって異なる、色合い、木目、杢(もく)、香り、重さ、硬さ…
個性豊かな木片の名前クイズに皆さん四苦八苦。
「いつも使っているお椀がケヤキだから、ケヤキは分かる!」という方も。

続いて、この個性豊かな木材を上手に調理している、国内の素敵な家具メーカーをご紹介。

「お洒落、使いやすい」木製の家具は、木材好きでなくとも欲しくなるものです。
消費者が欲しいと思う商品を作る、というものづくりの基本精神を忘れないことが、
木材の消費拡大につながるのです。

 

それは住宅も同じです。

本日の住宅レクチャーのまとめ、「住宅10ニーズと国産材利用工務店の営業ノウハウ」

顧客に支持される工務店は、「顧客の住宅10ニーズ」に対して明確な説明ができ、
10ニーズに応えるための「家づくり6つの設計」をしっかりと組み立てています。

家は一生に一度のお買いものですから、顧客からのニーズは膨らみます。
さらに、家づくりは材料仕入れから設計、施工方法まで、
決まった方法がある商品ではありません。

たくさんのニーズを分析・整理し、
それぞれに応えるための方法を、丁寧に組み立てことで、
顧客満足度の高い家づくりが可能になります。

 

住宅レクチャー

 

本日の最終レクチャーは、「経営マーケティング実践編:B to BとB to C 」

営業のなかには、
B to B(法人営業)とB to C(顧客営業)の二つがあることをご存知でしょうか。

セミナーでは「営業の5つの基本ノウハウ」を整理し、
B to B 、B to Cの営業テクニックの違いを解説。

最近、異業界ではB to Bビジネスで大きな市場を作りだす企業が増えており、
木材業界の中でも、B to Bビジネスに、業界を変えるヒントが隠れています

 

セミナー後の懇親会では、木材利用のこれからについて、引き続き熱い議論が交わされました。

 

 

以下にセミナー後の参加者の皆様からのアンケートを、一部掲載させていただきます。

=== 参加者様アンケート ===

■ 農林公社 A様

家具、建具用材のシェアは木材消費の1%ということを知り、木材利用の主流は新築市場ということを知りました。セミナーで「即時処理」のお話をきき、自分を律していくことが課題だと感じました。

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■ 林業家 B様

紹介していただいた工務店のショールームを見て、木と光のコラボに惹かれました。ぜひ広めたいです。

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■ 旅行会社 C様

法務関係の最新情報を提供していただき、また、家具材の注目メーカーを押さえて紹介していただき、ありがたいです。住宅の構造、工法を分かりやすく理解できました。近年、某会社で、梁桁の国産材比率が2~3割近く高くなってきたということが、嬉しい驚きです。

+++

■ IT関連 D様

営業講座は内容が充実しており、別枠で開催してもいい良いと思うような内容でした。木造住宅のトラブル事例やチラシ、リノベーション市場における木づかい事例など、知りたいことがたくさん出てきました。

+++

■ 建材メーカー E様

住宅はよく知っているカテゴリーだと思っていましたが、各工務店、店舗の事例・解説がとても分かりやすく、勉強になりました。「営業の5つのポイント」で、改めて基本を確認できました。早速月曜日の朝礼で話します。このセミナーでは、毎回「自身の仕事のあり方」を考えさせられます。ありがとうございました。

+++

■ 公務員 F様

業界地図の最新アップデートをさせていただきました。増税後の落ち込みで今後どうなるか注目したいです。セミナーに何度も参加することで、営業のポイントなど、おさらいができるので良いと思います。次回のセミナーも参加したいと思います。

+++

■ 公務員 G様

B2B,B2Cについて、異業界の流通も教えて頂いたことは、コトラーのマーケティングコンセプトの本で最近読み、タイムリーな話題でした。多種多様なお客様の安心、安全ニーズを満たす仕事としての、住宅、製材、林業の重要性について、思いを改めました。

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次回の東京国産材ビジネスセミナーは、

毎年恒例の、「2014年度11月現地研修会」
(東京国産材ビジネススクール+大阪経営実践研究会の合同開催となります。)

 

第6回目の開催となった今年は、九州北部を巡ります!

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古川ちいきの総合研究所 主催
国産材ビジネスセミナー 11月現地研修会

日時:11月24日(月・祝)~25日(火)

■場所:福岡集合・解散、日田市周辺で現地研修

■スケジュール 

23日(日)

  • ●福岡・中洲(前夜祭?!)

24日(月/祝)

 

25日(火)

  • ●原木市場見学

  • ●瀬戸製材 日田十条
  • 大型製材、ミズダス製品、新生産システムを見学します。
  • http://www.b-net.kcv.jp/~seto/

  • ●トライウッド
  • 三セク、製品加工、森林整備、丸掛け乾燥を」見学します
  • http://www.try-wood.com/

  • ●マルマタ林業
  • 社長は「森ではたらく!」著者でもあります。日田杉の山林見学をします。
  • http://www.marumata-f.com/

 

次回もみなさまへ業界の最新事例をお届けして参りますので、乞うご期待ください!

 

Posted by admin on 水曜日 10月 8, 2014 Under pick up, セミナー報告, 国産材ビジネスセミナー(東京)

 

地域ビジネス実践塾

今回で最終回となる、「川上村地域ビジネス実践塾」(全5回)を開催しました。

お仕事の合間を縫って、4名の方に参加していただきました。
皆勤賞の方も、ありがとうございます!

 

実践塾の前に、前回の南山城村の視察報告
あらためて、地域ビジネスを促進するためのヒントや、官と民の協働の在り方についても意見交換がされました。
企業の自主性を尊重しながら、
協業型で行う、
お墨付きを与えることで企業信頼を高める、といった支援の方法が考えられました。

「地域ビジネスにおける行政と民間の、協業のあり方とは?」
という疑問は、今回のセミナーを機会に答えが見えてくるのではないでしょうか。

 

続いて、これまでにご紹介したマーケティングフレームを振り返りながら、
参加者の皆様それぞれのビジネスプランを発表&ディスカッション!

地域ビジネス実践塾

 

お客様に手に取ってもらえる新しいデザインとは?
圧倒的に大きいライバル企業との差別化は?
地域企業の知名度アップ戦略とは?

皆様の将来ビジョンを見据えたディスカッションでは、
参加者同士でアドバイスが盛んに交わされました。

自社の強み・課題は自分では見えにくいものですが、
同じ地域内の他社だからこそセールスポイントが見え、
経営戦略のうえで重要な視点になります

 

さらに後半のレクチャーとして、

●大規模競合他社と戦う方法 ~日露戦争のT字戦法に学ぶ~
●顧客を増やすための現代式・情報拡散ルート

有名企業の事例を紹介しながら、
地域の商品が、大手企業に負けない知名度・人気度を獲得する手段を考えました。

近年、購買意欲を大きく左右するようになっているネット上の口コミ、SNSの活用も、
地域ビジネスの成長には欠かせないものになっていきます。

 

今回が最終回ということで、セミナーの最後に、
企画・運営を担当をして下さった川上村役場地域振興課長より、参加者の皆様へご挨拶を頂きました。

課長が最も強調されたのは、「これが終わりではなく、始まり」ということ。

参加者の皆様が、本セミナーで「これだ!」と思ったアイデアをこれから実践し、
成功を積み重ねていただくことが、
地域ビジネス実践塾の目的でありゴールとなります。

これから始まる村内事業者、役場、商工会の皆様の協力を、
弊社も全力でサポートさせていただきたいと思っております。

経営的な相談、セミナーの相談など、疑問・要望・相談などがあれば、
御遠慮なく、弊社までご連絡ください。

 

最後に、お忙しい中ご参加いただいた皆様のおかげで、
本セミナーを無事に終了することができました。
ありがとうございました。

 

Posted by admin on 金曜日 9月 12, 2014 Under — ちいきの地域, pick up, すべての記事, セミナー報告, 講演&研修 報告

 

東京国産材ビジネスセミナー第3回を、9月6日(土)に開催いたしました。

3名のゲスト講師と本編レクチャー3講座があり、盛りだくさんの内容となりました。

東京国産材ビジネスセミナー第3回

 

今回のテーマは「意外と知らない大事な仕事:製材業・木材流通業」
総勢17名の参加者の方にお集まりいただきました。

 

トップバッターは、ゲスト講師として、株式会社アミタ環境認証研究所の小川直也氏にご登壇いただきました。
「なぜFSC認証か? ~2020年東京オリンピック前に知っておきたい理念と現実~」

なぜFSC認証か?

 

最近、目にすることが増えたFSC®森林認証マーク、国内でも認証取得者が増加中です。
そんなFSC森林認証の創設経緯から、普及していく社会的背景と事例についてご紹介いただきました。

東京オリンピックを踏まえた今後の動向や林業界への影響についてもご解説いただき、
林業・製材業界がやるべきことが見えてきます。

 

さらに神奈川県で木工を手掛ける「堀内ウッドクラフト」の堀内良一氏にご登場いただきました。

 

写真に写っているのは、「FSC応援プロジェクト」というキャンペーンの中で
応募プレゼントの賞品になっているスツール

こちらも堀内氏の作品であり、国内では希少な認証広葉樹を生産している
岩手県岩泉町の多様な木で作られています。

堀内ウッドクラフトは10年前にFSC森林認証の流通認証COC認証を取得されています。
実際に取得にかかる労力とコストに見合うだけのメリットはあるのか?

最近注目度アップのFSC森林認証のリアルなお話に、みなさん興味津々でした。

(堀内ウッドクラフトのHPはこちら FSC認証材の木工品をご覧になれます)

 

続いて、本日のキーワード「製材・木材流通業」について、弊社岩井から概論をレクチャー。

クイズ形式を中心にお送りしました。

製材概論

まずはみなさんのお持ちの知識の中で、

「木取りのパターンを書いてください」
「知っている製材機械(方法)を書いてください」
「木材製品流通のパターンは?」

など、thinking time!

機械の種類・スペックによって、原木の大きさによって、生産できる商品は違います。
目的とする主製品に合わせて、どのような設備投資をすればよいか?仕入れる原木のサイズと質は?
工務店までの最適な流通ルートとは?といったことが決まってきます。

「意外と知らない」から「意外と知ってる!」へ。

考え、知る機会をご提供しました。

 

次はゲスト講師、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社の小川拓哉氏から、
「大規模製材・バイオマスを政府が後押しする意義」

大規模製材所・バイオマス

 

・いまなぜ大規模製材が必要なのか?…社会的な背景について

・大規模製材工場・バイオマスを後押しする意義…大規模化のメリットについて

をテーマに、これまでの木材利用に関する政策の変遷を整理し、

国内トップ10に入る大規模製材所の立地や流通ルートの解説も交えて、
大規模化が進む日本の製材業界のリアルについてレクチャー。

国策レベルの動きをとらえておくことが、中小事業体のビジネスにも活きてきます。

 

続きまして、弊社古川より「経営マーケティング基礎編」

マーケティング概論

 

そもそも木材業界において「製材業」の立ち位置とは?を整理し、

・製材工場3つの類型化
・木材マーケティング(流通)4つの類型化
・「選ばれる材木屋5つのポイント」
・理念反響型マーケティングと顧客創造について

という、業界特化のマーケティングレクチャーをお伝えしました。

また全国各地の今アツイ事例を多数ご紹介。
メディアにはなかなか登場しない、キラッと光る優良事例を知ることで
自社の経営ヒントになります。

 

最後は小林から
「法律と契約 概論 ~森林林業にまつわる法務と品質トラブル~」

・森林の法律と、建築の法律の構造
・建築物、製材品をめぐるトラブル事例と対応方法

というテーマで、「攻め」のマーケティングに対して
「守り」となるビジネス法務知識を習得。

法律と契約

 

従来型の木材業界の商習慣を振り返りながら、
契約者とのトラブルを避けるために、材木屋に求められるスキルと対応はなにか?

すべての関係者が気分よく商売をするためには、このような法務の知識も必要です。

 

最後に古川から本日のレクチャー総括をしたあとは、
懇親会の場でさらに話を深めました。

~~~~

木材市場動向を左右する「FSC森林認証制度」、「大規模製材・バイオマス工場に対する政府の動き」

木材業界の経営者の皆様に贈る「経営マーケティング」、「トラブル回避の方法」

「ミクロ」「マクロ」両方の視点でお送りしました。

 

製材・流通業は、山に利益を還元するために、要になる産業です。

しかし、
「山に再造林することを考えて取引をしている製材所は少ない」

という意見もありました。

持続的な林業のために、製材業とのよき関係性と、持続的な製材業を。

 

 

以下にセミナー後の参加者の皆様からのアンケートを一部掲載させていただきます。

 

=== 参加者様アンケート ===

■ 建材メーカー A様

マーケティング・具体的手法が分かりやすい講座でした。選ばれる材木屋5つのポイントは、林業関係のみならず流通、工務店も同様に役立つと思います。明日からの行動を変えるパワーを持つセミナーです。

+++

■ 林業会社 B様

林業という業界は、色々な関係性の上で成り立っているのだということを改めて感じました。自分の強みは何か、考えせられましたが、古川さんのことばで勇気がわきました。川下というものはとても重要なポイントと考えていますので、次回のセミナーでは内容の濃いものを期待しています。

+++

■ 林業家 C様

今後FSC森林認証を取得し、地元の製材・木材加工業者に丸太を利用してもらい、消費者が見える形のビジネスに取り組みたいと思いました。マーケティングや営業について林業が他の業界と遅れているならば遅れていない業種は何で、どんな対策をしているのか、それを林業界はまねできるのか、今後のセミナーで知りたいです。

+++

■ 公務員 D様

国産材、外材それぞれの品質・性能の違いを理解して、そのうえで国産材の強みをPRしていく必要があると思いました。

+++

■ 木製品生産販売業 E様

バラエティに富んだトピックで面白かったです。マーケティング・営業の話は今すぐにでも取り入れてみたいです。今回はFSC認証の立ち位置がよく理解できて面白かったです。

+++

■ 公務員 F様

FSC設立の経緯、経営マーケティングのおさらいができ、より知識が定着しました。法律と契約において、守りの部分をしっかり押さえておく重要性を感じました。潜在顧客の把握(リスト作成)はぜひ取り入れたいと思います。

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■ 測量会社 G様

普段の仕事で何気なく行っていることを本日の講座で改めて考えさせられたことがたくさんあり、非常によかったです。新たな事例を作る気持ちで取り組んでいきたいと思います。元気な会社の事例を参考に、マーケティングのテクニック、Webの作成と見直しを行い、グループ会社へも反映させたいと思います。

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■ 学生 H様

今まで小規模な製材所ではお話を伺っていたのですが、業界全体の話を聞くことがなかったので、セミナーで大規模製材所のお話を聞くことができ、助かりました。瑕疵について初めて伺いました。こういった問題はどこでも付きまとうことですが、書類の重要性がよくわかりました。毎回とても為になる話をありがとうございます。

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■ 製材業 I様

不動産業もしているので、法律の問題について今後が気になります。今後はマーケティングの研究を行っていきたいと思いました。

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■ 公務員 J様

具体的な事例が多く、面白かったです。

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■ IT企業 K様

木材マーケティング4つの類型化に興味がわきました。今後は自分でケーススタディになりそうな企業のリサーチを行いたいと思います。

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■ 公務員 L様

製材・木材流通業について、本当に自分が何も知らないことがわかりました。政府は大規模をキーワードに動いている中で、自分の地域はどうなのかと考えてしまいました。また、木材ビジネスを色々なフレームにあてはめて分析したことがなかったので、頭がいっぱいになりました!

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■ 農林公社 M様

FSC認証制度の川下側の話は初めて聞きました。「選ばれる材木屋5つのポイント」を聞き、自分のビジネスの中でも、約束を守ることは大切にしたいと思いました。

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次回の東京国産材ビジネスセミナーは、

「ニッポンの住宅動向」というテーマで、
いよいよ木材業界の川下に注目し、ディープな世界をご紹介いたしますので、
皆様ふるってご参加ください。

初参加の方も、第4回目からのご参加も、お待ちしています。

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国産材ビジネスセミナー第4回は、10月4日(土)開催!!

日時:10月4日(土)14:00~18:00 +懇親会
■場所 東京都港区新橋2-12-15 田中田村町ビル5F (新橋駅から徒歩4分)

テーマ:

●ニッポンの住宅動向

  • 工務店業とは何か?
  • 住宅の構造と工法/部材 -樹種と加工-
  • 住宅10ニーズと国産材利用工務店の営業ノウハウ
  • 公共物件、マンション、リノベーション
  • 木製家具やコモノの最新動向

●経営マーケティング 実践編

  • B to B/B to C 営業とは何か
  • チラシ作製の7つのポイントとDMマーケティング
  • 行列をなす「地域ブランド工務店」の作り方

●法律・契約 実践編

  • 公共建築木材利用促進法
  • 省エネ法
  • 不動産広告の読み方

川下に焦点を当てながら、川上の山のことを考える。
「国産材に関する一気通貫型セミナー」らしいメニューとなっております!

 

★国産材ビジネスセミナー募集要項★
 https://chiikino.jp/?p=2656
次回もみなさまへ業界の最新事例をお届けして参りますので、乞うご期待ください!
Posted by admin on 土曜日 9月 6, 2014 Under pick up, すべての記事, セミナー報告, 国産材ビジネスセミナー(東京)

 

8月度「経営実践研究会」in大阪を開催しました。

今回のテーマは

・棚卸のHOW TO ? 

・森林・林業における理念と利益の変遷

・林業の成長産業化に向けた「女性の力」活用の検討

といったテーマで、ひとつ一つの話題について
じっくり議論する形となりました。

 

またゲスト講座として、

住宅事情に詳しい政策コンサルタントをお招きし、

「日本の中古住宅市場と政策動向」

という題名で、ストック市場の動向と国の施策についてご解説をいただき、
法制度の改革によって生まれる、
工務店、住宅産業に携わる者にとっての新たなビジネスチャンスとは何かを整理しました。

 

研究会では、毎回、

政策動向やマクロ的な動きなどの情報提供に加えて、

今回の「棚卸の方法」など、日々の実務に明日から使えるノウハウを、受講者同士が講師になって

共有できることが特徴となっております。

 

「明日の経営に役立てたい」

「遠くの同志と切磋琢磨したい」

 

そんな林業・製材業・工務店業の経営者のみなさまをお待ちしております。

 

★★今年も元気に開催中!!★★

2014年度経営実践研究会[国産材ビジネススクール]

!!新規受講生募集中!!

次回は9月26日(金)14時~18時 (大阪市内) です。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

【初回体験無料です】

詳しくはこちら ⇒ https://chiikino.jp/blog/?page_id=42

~~~今後のスケジュール~~~

9月度  ・・・ 9月26日(金)
10月度 ・・・ 10月24日(金)
11月度 ・・・ 現地研修会in九州

 

Posted by admin on 金曜日 8月 22, 2014 Under pick up, すべての記事, セミナー報告, 経営実践研究会[国産材ビジネススクール](大阪)

 

7月度「経営実践研究会」in大阪を開催しました。

 

今回はゲスト講師として、京都府で山づくりから家づくりまで手掛ける工務店経営者にお越しいただきました。
「この人の話しが聞きたくて参加した」という参加者の方も。
気になる企業経営者と出会うチャンスがあるのも、この研究会の特徴です。

 

 

今回は弊社古川、ゲスト講師の方、さらに弊社インターン生も壇上に立ち、
バラエティーに富んだテーマとなりました。

■各社報告&ミニ講座■

・最近のニュース:「山林所有者不明」という問題の現状と将来予測
・みなさまからのご報告&ディスカッション
・事例紹介:吉野林業の木材産地ファンづくり

■レクチャー■

・マーケティングの理論と実践
……有名工務店&製材所にみるマーケティング理論
……日常生活に潜むマーケティング(歴史小説から魔法少女アニメまで)
・ゲスト講師による特別講座「山~製材所~工務店が連携した山づくり・家づくり」
・今、下請け業者に求められる戦略とは?

■ディスカッション■

・地域工務店が提供できる品質とは?
・家族経営の課題
・グループ企業での一貫供給体制とは?

 

今月の事例紹介では、手刻みにこだわる工務店をご紹介。
参加者からは、改めて手刻みに回帰して技術を継承すべきか、という声が上がりました。

顧客ニーズが日々変化する中で、

「大工の仕事を作れないのは工務店の責任である」

との力強い発言も生まれ、

参加者の方々それぞれの事情、各地の取り組みを紹介しながらのディスカッションとなりました。

 

 

ゲストの方からは、地域の企業だからできる、地域密着型の家づくりについて特別講座。
地域産材へのこだわり、
伐採体験からはじまる家づくり、
一般の人と木材のつながりを作る数々の活動。

また、ディスカッションの議題に上がった家族経営・兄弟経営の特徴と課題について。
参加者の多くが家族経営ということもあり、
改めて理念の浸透や、守るべきものと変えるものの戦略構築の必要性について、活発に情報交換されました。

 

工務店、製材業、林業、それぞれに
研究会というフラットな場だからこそできる、率直な情報交換から、
参加された皆様に解決策のヒントが得られたのではないでしょうか。

 

今後も、時代の先端を行く注目の経営者にご登場いただきながら、
刺激的な研究会を展開していく予定です。

 

 

★★今年も元気に開催中!!★★

2014年度経営実践研究会[国産材ビジネススクール]

!!新規受講生募集中!!

次回は8月22日(金)14時~18時 (大阪市内) です。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

【初回体験無料です】

詳しくはこちら ⇒ https://chiikino.jp/blog/?page_id=42

 

~~~今後のスケジュール~~~

8月度 ・・・ 8月22日(金)
9月度  ・・・ 9月26日(金)
10月度 ・・・ 10月24日(金)
11月度 ・・・ 現地研修会

Posted by admin on 金曜日 7月 25, 2014 Under pick up, すべての記事, セミナー報告, 経営実践研究会[国産材ビジネススクール](大阪)