やりたいことってなんだろう。中学校にいったら何かあるだろうと思っていた小学生。中学生になったら何もなくて、高校生になったら何かあるだろうと思っていたが何もないということに気付いた。だから、大学生になったら何かあるだろうと思っていたがこれもまたなかった。今度こそ。社会人になったらそこには何かあるだろうと思ったが、やっぱり何もなかった。そんな人たちから相談を受けることが、しばしばあります。そこで今回は、私の経験談や諸先輩から教わった言葉から、メッセージをお伝えできればと思います。

 

人生いつも、仮説モード

 

『1年生の時は小田急の切符切り、2年生の時はロマンスカーの運転手、3年生の時はパイロット、4年生の時は船乗り、5年生のときは陸上選手かサッカー選手。6年生の今のボクは、小さい時から今までいつも「夢」が変わってきた。だから、今ここで何になりたいとかいっても、どうせまた変わると思う。だから、20歳ぐらいになったら考えることにして、社会人として真面目な大人になれたらよく、今は好きなことだけやろうと思う。」小学校の卒業文集を読み返すと、小学6年生の私は、こう書き記していました。小学6年生と言えば、プロ野球のイチロー選手が「ぼくの夢は、一流のプロ野球選手になることです。」とその時の年収、所属球団、自分の強みの伸ばし方まで目標設定し、伝説の卒業文集を書き記した年齢。片や自分は、20歳超えても決まっていなくて(笑)、小学生から大学院までずっとモラトリアムの生活を送っていました。せめて、20歳を超えれば、ある程度の目標設定は必要でしょう。例えば、数年後、あるいは1年後という時点で「なりたい自分」の目標を定めて走る。そして、その目標に向かっていたら「案外面白い違うコト」に出会って、針路変更をする。それで良いのです。なぜなら、針路変更は元々の目標設定があったからこそ出会った「偶然のコト」によって成り立つということ。故に、そこでまた新たに目標を設定し、仮説を立てて走る。その繰り返しをしていて、「これだ!」と思うひとつに出会えればいいと思いませんか?

 

「好き」を追求して「憤り」に出会う

 

これだ!と思う好きなことを追求した先に「憤り(コンプレックスや危機感)」と出会えれば、必然的にやりたいことは奥から決まってしまうのです。例えば、英語が大好きで海外留学をしたAさんは「日本を紹介して」と言われ英語で話したところ、ドイツ人に「日本のことなんも知らないんだねっ!」とバカにされた。英語を喋れたら良いと思っていたが、甘かった。その時、なぜ英語を話したいと思ったか、深く考えていない自分に気付き、好きを深堀りし、自分づくりの仮説を立てて英語を活かす道を完成させていったと言います。船井総研のコンサルタント大先輩は、「①人と出会う」「②本を読む」「③旅をする」この3つを続けなさいと仰っていますが、常に自分自身の原体験を持ちなさいというメッセージであると、私は解釈しています。

 

 

収集から破棄へ 決める勇気

 

「好き×憤り」に出会った先で、やりたいことが多すぎて分からないという場合もあるでしょうが、そこは決める勇気・決定する勇気を持たなければならないのです。思い返せば大学の研究室時代は、自由という不自由に苦しみました。“何でも自分で決めて自由にできる”という、何の制限も指示もない環境でした。どのように選択すれば良いか分からず、全て中途半端に終わった苦い記憶が思い出されます。最後は「絞る勇気」「決める勇気」を持つことも、その先の“やりたいこと”に出会うための方法です。

 

 

1)まず1年後に向かう仮説を立てる(人生いつも仮説モード)

2)好きを基軸に方向を絞る(好きから始め、憤りや悔しさに出逢う)

3)期限を決めて断行する(「決める」という勇気)

 

やりたいことが見つからない人へ

やりたいことはあるが、実行に移せない人へ

やりたいことをしているが、このままで良いか何となく不安な人へ

 

マイビジョンを作るきっかけに、3つのルールを参考にしていただければ幸いです。

 

(地域再生・森林再生コンサルタント古川大輔日記  2005.09.04より編集)

 

 

 

 


 

代表取締役 | 代表コンサルタント 古川 大輔  Daisuke Furukawa

twitter: @daisukefurukawa

blog: 地域再生・森林再生コンサルタント日記

新潟県生れ、東京都町田市育ち。大学院時代、全国の農山村地域を巡り、研究の道を捨て博士課程中退。㈱船井総合研究所主任、㈱アミタ持続可能経済研究所客員主任研究員、㈱トビムシを経て独立し、㈱古川ちいきの総合研究所を設立。船井総研時代に「地域ブランド創造チーム」設立。以後、地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる。㈱トビムシでは、ニシアワー(森の学校)設立前支援、高野山・高野霊木プロデュース、経営実践研究会の実施等を行い、全国の林業木材業・地域づくりに関わる支援実績、講演多数。奈良県川上村観光PRかみせ大使、高野山金剛峯寺境内案内人。


 

 

 

 

 

 

Posted by wpmaster on 月曜日 9月 25, 2017 Under すべての記事, ちいきのコラム, 未分類

 

台風18号の影響を受け延期となった産地巡礼ですが、
11月17~18日、延期開催することとなりました。

 

9月にお申込みいただいていた方々は、改めてご予定を検討ください。
また、前回のスケジュールでは参加できなかったという方も、お待ちしています。
この機会に、東白川村の株式会社山共さまを訪れてみませんか?

 


 

プレミアム産地と出会い、知り、学ぶ旅。今秋の産地巡礼は、岐阜県東白川村で林業と製材業を営む、㈱山共が舞台です。Clubプレミアム産地の風景や文化・食を味わうツアーですが、最たる醍醐味は、経営者の哲学に触れられること!Clubプレミアム国産材メンバーの現場を見て、参加者と共に語らうことで、自社の事業へのヒントを学んでみませんか?

 

テーマは、トータル林業、フリースタイル林業。地域づくりと会社づくりを両立し、「経営をプレミアムにすること」をテーマに、ここにしかない

見どころをご用意しています。古川ちいきの総研が開催する大阪経営実践研究会の特別編として、会員以外の方々も、広くご参加お待ちしています。

 

チラシダウンロードは、画像をクリック↓↓

 

 

 

【見どころ1】樹齢千年の木曽ヒノキに会える!神宮備林見学

こちらの内容では、中津川市加子母村へ移動します。東白川村の隣の中津川市になりますが、伊勢神宮の式年遷宮にて納るためのヒノキ備林を現地専門ガイドにご案内いただきます。次回の式年遷宮を前に伐採を控えているため、この時期を逃すとチャンスがありません。神事ならではの特殊な伐採方法が継承されている場所ですが、まさに今年、これから伐採予定のお話が聞ける貴重な機会です!

 

 

 

【見どころ2】特別講座 経営セミナー&ディスカッション交流

大阪で隔月開催する「経営実践研究会」の特別編として、経営セミナーを開催します。田口社長を始め、Clubプレミアム国産材の経営者が集まる参加型ディスカッションも必見!下記のテーマを中心としたセミナーをお届けします。

 

★ Clubプレミアム経営者による特別講座(講師:株式会社山共 代表取締役 田口房国社長)
1)5期連続業績向上のヒケツ
2)首都圏への納材、香港等の海外展開について
3)森林組合と連携、新たな人材育成、副社長制度の取り組み
4)clubプレミアム国産材、プレミアムとは何か
5)先代からの家業の継承と発展、その後の経営のウラ
6)東白川村の村づくりと自社経営

 

 

★ 株式会社古川ちいきの総合研究所 代表取締役 古川大輔 講
1)東京オリンピック後こそが勝負、地域ブランディング(トータル林業、フリースタイル林業をつくる)
2)財務と物流で、差別化すべく3つの経営ポイント
3)林業、製材業も人材募集や人材育成は戦略人事の時代へ

 

 

★ 参加者ディスカッション&交流会
1)既存の研究会メンバーとビジョン&課題をシェア
2)異業種の参加者にも内容をシェア⇒ディスカッション
3)最後に古川が「本日のまとめ」と題して、皆さまの経営へのメッセージを要約

+α:夕方からは、美味しい夕食と懇親会♪

 

 

 

【見どころ3】株式会社山共の製材工場見学

 

山林事業部から製材業までトータルで経営する株式会社山共。実際に工場を案内してもらいながら、事業内容やオペレーションを教わるまたとないチャンス・・・!。スタッフの殆どが地元の中学校卒業という、まさに地域密着型の企業でもありますが、人材募集やキャリアアップについてもお聞きします。

 

【見どころ4】バイオマス発電所見学

東白川村の隣町、白川町へ移動し、東濃ひのき製品流通協同組合が運営するバイオマス発電所を見学します。ちなみに同組合は、株式会社山共の田口代表が現在、代表理事を務める団体でもあります。バイオマス発電事業のみならず、同組合で製造している小径木丸太や、杉の梁桁材の集荷の仕組みや加工の流れも見学させていただきます。

 

【見どころ5】懇親会&セミナー・ディスカッション

持つべきものは、「近くの異業種、遠くの同業種!」。全国から集まる遠くの同志と懇親会やディスカッションでじっくり語らう時間を設けています。地元や異業種の間では言いにくい経営の悩みも、この機会に経営者同士で相談、投げ掛けてみてください。

 

 

日付  H29年11月17日(金)~18日(土)
場所  岐阜県東白川村~中津川市加子母村
定員 先着15名
参加費 30,000円(税抜)【会員は無料】
※交通費、宿泊費、懇親会費、昼食代は別途。
※宿泊手配は、事務局が代行いたします。
キャンセル料 宿泊、交通などの手配により、開催日から逆算し
下記の通りキャンセル料が発生しますので、ご注意ください。
・7日前まで(10日):宿泊費の20%
・6日前~3日前(11日~14日):宿泊費の20%+交通費
・2日前~(15日~):宿泊費の30%+交通費+受講費
・当日(17日):全額
お申込方法 メール: info@chiikino.jp

お電話:06-7878-6376

FAX :06-7878-6326

お申込内容 ①お名前
②ご所属
③業種(林業、製材業、木材流通業、建築業、その他)
④メールアドレス
⑤お電話番号
⑥交通手段(自家用車・電車やバス)
※上記をメールまたはお電話、FAXでお伝えください。
締切り 2017年11月8日(水)まで
※定員に達し次第募集を締め切ります。

 

 

 

下記のお問い合わせフォームから、『お申込内容』をご記入の上、お申込みください。

 

 

 

 

 

産地巡礼へ行く前におすすめのコラム集

 

 

 

 

「日本で最も美しい村 」にも選出されている、岐阜県東白川村。裏木曽山系の山に囲まれ、古くからの木材産地としても名を馳せてきた地域です。今秋の産地巡礼は、ここ東白川村で林業と製材業を営む、株式会社山共 が舞台です。今回のコラムでは、株式会社山共の拠点である東白川村についてご紹介します。続きはこちら

 

 

 

 

東白川村から、首都圏のみならず今や海外まで販路開拓を目指す山共ですが、そんな山共の代表・田口房国三と弊社代表・古川の出会いは、当時2人が34歳、今から6年前のことでした。今回のコラムでは、古川の日記を遡り、山共・田口代表と古川が歩んできたブランディング中のエピソードをお届けします。それは、田口社長が代表取締役に就任し4年目の出来事でした。・・・続きは、こちら

 

 

 

 

こちらは2017年5月31日に完成した、東京大学総合図書館別館の地下1階「ライブラリープラザ」の建物。天蓋に使われた2,200本の杉は、東白川村久須見地区から産出され、山共で製材された納材事例です。立木の状態から何度も設計士、施工者の方々と打合せを重ね、20人近い人数で進められた2年掛りでのプロジェクト。このような大きなプロジェクトも完遂できるようになるまでに、多くの苦悩がありましたが、山共ではどうやって壁を乗り越えてきたのでしょうか? ・・・続きは、こちら

 

 

Posted by wpmaster on 金曜日 9月 22, 2017 Under お知らせ, すべての記事, 未分類, 講演・研修、コーディネーター

 

 

この日の出張は、本州の中で、東京からもっと遠い場所ともいわれる島根県西部。時間距離が遠いという意味ですが、私は広島経由でバスに揺られて3時間、ようやく益田に到着しました。目の前には本流にダムがひとつもない美しい川、高津川が流れる風景が広がっていました。この地域には、西日本で5番以内に入るような大規模の林業素材生産会社もあります。出張の目的は、高津川流域林業活性化センター主催で開かれた講演会に呼ばれたためで、マーケティングの話を中心に、森林資源の活かし方、地域連携のビジネス論などをお話させていただきました。

 

また、この日の懇親会ではとても嬉しい収穫がありました。今日初めて出会ったとは思えないような林業会社、製材会社の若(セガレ)さんたち。私と年齢も近い。ビジネスでも色々と面白い繋がりが見えてきた。そんな時、懇親会で出会った彼がこう言いました。

 

「古川さんの言う、地元の林業を3Cで考える競合ライバル視点ってなるほどって色々思いました。そういう視点でいえば、うちらのライバルはパチンコなんですよ!」

 

「え!?」

 

「確かに、最近、林業は注目されている。うちは広葉樹が多いので、チップも含め仕事量も多いし、色々な販路がある。忙しく、面白い仕事の一方で、今はとにかく人が足りない。それでもね、地元に大きなパチンコ屋ができて、そっちに行ってしまうんです。」

 

「なぜですか?」

 

「簡単ですよ、バイトは時給がいいし、正社員になれるって言って、そっちに行く。パチンコで正社員ですよ!

僕らは、パチンコに負けるんかと思うと悔しくて。」

 

 

 

地域企業の人材獲得競争

 

そう、地域雇用において若い人、優秀な人材は常に奪い合いなのです。林業4000億円、パチンコ30兆円という市場規模の差。講演では、市場規模とは?と解説するために、パチンコなどの大きな市場を持つ異業種についても紹介しました。「利益なき理念は寝言・理念なき利益は犯罪」と言いつつも、個人の目指す理念と利益の方向性(ベクトル)やその嗜好にあれこれ批評することは出来ません。

 

時給の開きがどれだけあるか、契約社員か正社員か。

 

その現実の差は、大きいのです。

 

 

 

もう一度、企業のライバルを定義する

 

ライバルについての考え方。

「お寺」の競合は、隣のお寺ではなく、他の宗派だったり、他の宗教だったり、いやいや、心の相談をマスコミや芸能人に求めるという意味では、細木数子やマツコデラックスもライバルであるということ。その問題に近いことでしょう。同じ業種という狭い視野でなく、広く考えていきたいところです。但し、競合というよりだからこそ自社。自分の力を高めること。林業・木材業で「必要性、欲求性、物語性」を生み出すことが大切であり、会社としてマーケティング発想をしっかり取り入れられるかがポイントです。安定した仕事(顧客)を創ること、よき会社(社員)を作ること、それが何よりも第一です。

 

誇りに思えるビジョンがあり、収益源があり、理想のキャリアプラン(会社の成長、自分の成長、年収アップが見える)といった、カッコイイ会社を林業・木材業界でサポート&プロデュースする。そんな仕事をしていかねばならないと思えたエピソードでした。

 

そのためにも、例えば、林業(素材生産)以外の副収入の比率ビジョンを(増やすも減らすも含め)つくり、トータルでの収益力を高め、社員たちにはキャリアアップを具体的に設計し、年収の将来ビジョンを策定していく必要があります。年収の目標と収入比率を社内に公開していくことで、①未来の社員から信頼を得られる ②他の企業からの信頼が高まる とし・年収の目標、将来の収入比率を明確にし、企業を成長させる戦略を練っていくことが肝要です。

 

(地域再生・森林再生コンサルタント古川大輔日記  2013.11.27より編集)

 


 

代表取締役 | 代表コンサルタント 古川 大輔  Daisuke Furukawa

twitter: @daisukefurukawa

blog: 地域再生・森林再生コンサルタント日記

新潟県生れ、東京都町田市育ち。大学院時代、全国の農山村地域を巡り、研究の道を捨て博士課程中退。㈱船井総合研究所主任、㈱アミタ持続可能経済研究所客員主任研究員、㈱トビムシを経て独立し、㈱古川ちいきの総合研究所を設立。船井総研時代に「地域ブランド創造チーム」設立。以後、地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる。㈱トビムシでは、ニシアワー(森の学校)設立前支援、高野山・高野霊木プロデュース、経営実践研究会の実施等を行い、全国の林業木材業・地域づくりに関わる支援実績、講演多数。奈良県川上村観光PRかみせ大使、高野山金剛峯寺境内案内人。

 


 

 

 

 

 

 

 

Posted by wpmaster on 火曜日 9月 19, 2017 Under すべての記事, ちいきのコラム

 

 

ある時、仕事において「こだわり」のない人のほうが成長しやすいのか、「こだわり」がある人のほうが成長しやすいのか、「こだわり」がある方が儲かるのか、そうでないのか、そんな話題になりました。成長についていえば、若い時代は、色々なものを素直に吸収したほうがいい、成長できるということで、変な「こだわり」は捨てて、多くを経験しなさいとよく言われるものです。とはいえ年齢を重ねるほどに何らかの「こだわり」ができ、例えばコンサルタントからの提案といっても、お客様にとっては聞きたくない自分だけの「こだわり」の存在に衝突する場面もあります。似た言葉に「偏屈(へんくつ)」ってありますよね。飲食店の名前にも付いていて、繁盛店だったりします。であれば「こだわり」と「偏屈(へんくつ)」って何が違うのでしょうか。

 

 

こだわり と へんくつ の違い

 

では、「こだわり と へんくつ」の違いとは、何でしょうか?前職時代、たまたま同期と淀川を渡って歩いているときにそんな話をしてました。

 

 

「こだわり、へんくつ、何が違うんだろうね?」

 

 

「その違いって、利益が上げられているか上げられてないかじゃない?」

 

 

「どういうこと?」

 

 

「こだわりってコアな執着であって、へんくつってレアな自由さがあるよね。」

 

 

「どっちもすなわち大衆かどうかに向いているんじゃなくて、へんくつって、でも、少ないマニアックな顧客には目が向いているかなと。」

 

 

利益が上がる。儲かる=信者のお客さまがいる。すなわち市場が少なくとも規模に見合う客を取れている場合は「へんくつ」。お客がついておらず、自分だけの独りよがりの「へんくつ」を「こだわり」と言うのでしょうか。大事なのは誰に対して頑固でいられるか、信者顧客がいればいい。その時、ある経営者がこう言いました。

 

 

「やりたいこと、夢、それも大事。

 

しかし、お客様(相手)が見えてないのは、無味蒙昧ですよ。」

 

 

「こだわり」と「へんくつ」。コアなお客あってこそのビジネスとなりましょう。徹底的に顧客に「こだわり」、哲学ある「へんくつ」があれば、信者(儲け)も増えるのでしょう。

 

 

さいごに

 

余談ですが、偏屈のことを指す方言も色々とあるようですね。例えば関西エリアを中心に「へんこつ」。また、肥後もっこす(熊本県)、土佐いごっそう(高知県)、豊前げってん(福岡県)など色々。どれも、頑固者を指すようです。あなたの地方にはどんな言葉がありますか?

 

(地域再生・森林再生コンサルタント古川大輔日記  2006.08.09より編集)

 

 

 


 

代表取締役 | 代表コンサルタント 古川 大輔  Daisuke Furukawa

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blog: 地域再生・森林再生コンサルタント日記

新潟県生れ、東京都町田市育ち。大学院時代、全国の農山村地域を巡り、研究の道を捨て博士課程中退。㈱船井総合研究所主任、㈱アミタ持続可能経済研究所客員主任研究員、㈱トビムシを経て独立し、㈱古川ちいきの総合研究所を設立。船井総研時代に「地域ブランド創造チーム」設立。以後、地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる。㈱トビムシでは、ニシアワー(森の学校)設立前支援、高野山・高野霊木プロデュース、経営実践研究会の実施等を行い、全国の林業木材業・地域づくりに関わる支援実績、講演多数。奈良県川上村観光PRかみせ大使、高野山金剛峯寺境内案内人。

 


 

 

 

 

 

 

 

Posted by wpmaster on 水曜日 9月 13, 2017 Under すべての記事, ちいきのコラム

 

季節はもう秋。しかし紅葉の風景には少し早い頃。
ピンク、白、濃紅、紫・・・と山を彩っているのは、サルスベリの木々。
こちらは、川上村大滝地区で見つけた一本です。

園芸種としても愛されるサルスベリの木ですが、
きっと剪定方法が素晴らしいのでしょう・・・
それぞれの枝から、まるで溢れ出るかのように花が咲き誇っています。

まるで大きな1本のブーケの様ですね。

 

いつも通る土倉翁(吉野林業忠興の祖)の銅像も、
また少し違う表情に見えてきませんか?

 

 

 

 

 

 

Posted by wpmaster on 火曜日 9月 12, 2017 Under pick up, すべての記事, ちいきのgraffiti~写真集~

 

 

「古川さん、この業界のコンサルやって儲かるの?」。業界の方から、度々このような質問を受けます。私は、“儲かる”という直接的な言葉はあまり好きではないので、このように聞かれると色々と思うところがありますが、この度ここに想いを書いてみようと思います。

 

よく「他の業界ならばもっと仕事があるだろうに、なぜこの業界なんですか?」という質問を受けます。それは、「木と森が好きで、そこに暮らす人たちが好きだからです。」の一言に尽きます。私は20代の中盤、地域づくりインターンに参加し、そのつながりで全国各地の農山村地域に行き、農作業、林業作業のお手伝いをしてきました。そこで出会った地域を愛する熱き行政職員、人生の先輩の山行さんの知恵や高いチェーンソー技術をもったプロたち、彼らの生き様がかっこよかった。しかし「儲からない」という声をきき、自分に何ができるか。私は、彼らが儲かるために何ができるか、それは間接的に支援すること、経営力(マーケティング、営業支援、財務会計、事務機能支援)を高めていきたいとなり、28歳にして初めて社会人となり、船井総研にまず就職したわけです。

 

そこで、「林業や木材業のコンサルがなぜ成り立つのですか?」という質問について戻りますが、それは実は以下のようなことであって「お客さんはいるんですか?」「どんなお客さんがいるんですか?」「いくらもらっているんですか?」「どんな結果を出していますか?」という具体的な質問に言い換えることが出来るでしょう。それをこれから書いていきます。

 

さて、それは、大分県へ講演に行った時のことでした。以前、弊社の「経営実践研究会」にもご参加された福岡県の製材業経営者であるXさんが、大分県での講演にも駆けつけて下さいました。そして懇親会で、若手の参加者の兄貴として、こうお話されました。

 

「5000円、1万円ってすぐ飲み会でお金を使うくせに、勉強会に5,000円出してくださいというと、君らはなかなか出さないだろ!?古川さんを呼ぶのに、ここにいる人たちが一人1万円払えば、毎月来てくれるんだから。そうゆう風にお金を使おうよ!古川さんのようなコンサルの情報は、たくさんの交通費と人脈の積み重ねとで得て来たもの。みんな自分でお金出して、勉強して、実践してこうよ!」(と言いながら、この日は3次会まで盛り上がりましたが・・・)

 

そうなんですよね。山村ビジネス、林業木材業、この業界では、自ら「知識(ソフト事業)」に対してお金を払う人は少ないんですね。理由は2つあって、そもそもソフトに価値がないと思われているのと、補助金で受講できてしまうという2点です。実際に、地域づくりや林業関係のセミナー・講演には、質の高い講演が沢山開催されている一方で、補助金、補助金と予算が投じられて、受講が無料になっている場合が多いのです。

 

だから、勉強する内容も、右から左。自らに投資してないから、学びを実践されていない。ならば、意思あるお金を出してもらいたくなるのです。すると我々は、講演でいただくお金以上の価値(事例、経営手法、ネットワーク紹介)を出します!と双方が本気になる、ということですよね。

 

例えば、年商1億円とか3億円の事業者から100万、300万円のコンサルフィーをお支払いただいて、コンサルティングの仕事を請ける時があります。それは、経営者として非常に勇気ある投資と思います。素直、勉強好き、プラス発想であれば、我々はそれ以上の営業利益(償却前経常利益など)や「キャッシュフロー」を増やしていくよう尽力します。クライアントと共に営業や交渉へ出向き、実践をサポートする場合もあります。あるいは、直近の利益だけがゴールでなくても、数年後そうなるための土台(理念、ビジョン)を必ず作り、社内に浸透させていく。お客様によって成功の定義、ゴールの定義はことなりますから、スタート時でどこを目指すかを決め、スタートする。その中で、

 

  • 投資として、コンサル費用を自ら出す。
  • それに応えるために結果を出す(一緒に出す)。
  • だから、仕事がある(あり続けられる)。

 

ゆえに、儲かる、お互いが儲かる、ということではないでしょうか。

 

厳しいですし、楽ではありません。現実は、自転車操業的です。私たちのような仕事は顧客づくりが非常に難しい。だから私たちは事例(結果)を増やすしかありません。行政型の支援については割愛しますが、民間事業体の場合、とあるご支援先の某木材流通業では、支援前の売上が4億円のところ→(1年後)5億円→(2年後)6億円と増加しました。また、とある林業製材会社では、新たなビジネスカテゴリーを生み出し、コンサルティング前と比べた毎年の最終利益が1,000万増近く増加するまでに成長しました。また、某製材メーカーでは、支援前は、マイナス1,000万の営業利益だったところが、1年後マイナス200万→2年後、プラス200万へと黒字化しています。ある地域工務店では、年間受注5棟くらいだったところが、3年間の支援を通じて現在では年間約20棟を受注するブランド工務店になっています。ある製材加工メーカーは、2回の顧客獲得型のプレゼンテーション支援で、その見込み顧客から3年で結果1億円の売上を上げられました。また、ある林業・製材業の会社は、5か年連続業績向上で、ブランド国産ハイブリッド車を社用車にされています。

 

しかし、これも巨視的にみると間違った売上・利益増と解釈される場合もあります。あくまで利益を上げるのは、会社が社会の公器として、社会的、教育的に何かを興すための手段であるべきだからです。ただの私腹を肥やす利益創造だけの企業に社会的価値はなく、やりたい理念を、とりたい利益から実現してくビジョン設計もおこない、持続的な発展をしていくことが「儲かる」ということで一番肝要なことです。

 

経営における成功の定義は、スポーツのように分かりやすいものではいのですが、共通しているのは、経営者が素直、勉強好き、プラス発想であって、実践を繰り返しているということ。コンサルティングが100点ということはありません。経営者にとって、成功の確度を高めるためのセカンドオピニオンとして私たちを使って、一定の期間、経営の掛け算をしていくことで、お互いが儲かっていくのです。

私は、運が良いのはそういう経営者(クライアント)と出逢えていることだけなのかもしれません。そのために、経営実践研究会というものを定期的に大阪で開催しています。不安があるかたは、まずこちらを覗きに来てください。参加当初はあまりプラス発想ではなかった方でも、リーダーシップ力を増して、明るくなり、前向きな性格へと変わられた経営者もおられます。

 

いま、大きく時代の流れが変わり、地球規模のエネルギー革命が始まっている、時代の境目に来ています。その中で、先見性を持って、理念やビジョンを高らかに持ち、現実着々とビジネスをすることがいかに大事か。そして経営に携わる人たちが、変革していくこと。強き、よき、未来の見える人材が増えていくこと。戦略提案、実行支援、体質改善。そして、自立経営。そのためには私の自分改善、サービス改善が一番で、自分が変り続けていかないとなりませんので、忌憚なきご意見ご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

 

(地域再生・森林再生コンサルタント古川大輔日記  2014.03.19より編集)

 

 


 

代表取締役 | 代表コンサルタント 古川 大輔  Daisuke Furukawa

twitter: @daisukefurukawa

blog: 地域再生・森林再生コンサルタント日記

新潟県生れ、東京都町田市育ち。大学院時代、全国の農山村地域を巡り、研究の道を捨て博士課程中退。㈱船井総合研究所主任、㈱アミタ持続可能経済研究所客員主任研究員、㈱トビムシを経て独立し、㈱古川ちいきの総合研究所を設立。船井総研時代に「地域ブランド創造チーム」設立。以後、地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる。㈱トビムシでは、ニシアワー(森の学校)設立前支援、高野山・高野霊木プロデュース、経営実践研究会の実施等を行い、全国の林業木材業・地域づくりに関わる支援実績、講演多数。奈良県川上村観光PRかみせ大使、高野山金剛峯寺境内案内人。

 


 

 

 

 

 

Posted by wpmaster on 土曜日 9月 9, 2017 Under pick up, すべての記事, ちいきのコラム

 

林経新聞(9月18日発行1面)に9月10日に開催された

「ウッディーラー豊田 地域材利用セミナー」の様子が掲載されました。

9月10日のセミナーの様子は弊社のWEBブログでも公開していますので、

以下のURLから是非ご覧ください。

https://chiikino.jp/blog/?p=8638

 

これからもウッディーラー豊田の活動の周知、拡散を行い、

「CRAFT WOOD」、「MAKER WOOD」の2つのブランドの浸透、

豊田市産材を活用する仲間の輪を広げていきます。

 

 

 

 

 

Posted by wpmaster on 金曜日 9月 1, 2017 Under — メディア掲載, すべての記事

 

 

プレミアム産地と出会い、知り、学ぶ旅。今秋の産地巡礼は、岐阜県東白川村で林業と製材業を営む、㈱山共が舞台です。Clubプレミアム産地の風景や文化・食を味わうツアーですが、最たる醍醐味は、経営者の哲学に触れられること!Clubプレミアム国産材メンバーの現場を見て、参加者と共に語らうことで、自社の事業へのヒントを学んでみませんか?

 

テーマは、トータル林業、フリースタイル林業。地域づくりと会社づくりを両立し、「経営をプレミアムにすること」をテーマに、5つの見どころをご用意しています。古川ちいきの総研が開催する大阪経営実践研究会の特別編として、会員以外の方々も、広くご参加お待ちしています。

 

 

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【見どころ1】樹齢千年の木曽ヒノキに会える!神宮備林見学

こちらの内容では、中津川市加子母村へ移動します。東白川村の隣の中津川市になりますが、伊勢神宮の式年遷宮にて納るためのヒノキ備林を現地専門ガイドにご案内いただきます。次回の式年遷宮を前に伐採を控えているため、この時期を逃すとチャンスがありません。神事ならではの特殊な伐採方法が継承されている場所ですが、まさに今年、これから伐採予定のお話が聞ける貴重な機会です!

 

 

 

【見どころ2】特別講座 経営セミナー&ディスカッション交流

大阪で隔月開催する「経営実践研究会」の特別編として、経営セミナーを開催します。田口社長を始め、Clubプレミアム国産材の経営者が集まる参加型ディスカッションも必見!下記のテーマを中心としたセミナーをお届けします。

 

★ Clubプレミアム経営者による特別講座(講師:株式会社山共 代表取締役 田口房国社長)
1)5期連続業績向上のヒケツ
2)首都圏への納材、香港等の海外展開について
3)森林組合と連携、新たな人材育成、副社長制度の取り組み
4)clubプレミアム国産材、プレミアムとは何か
5)先代からの家業の継承と発展、その後の経営のウラ
6)東白川村の村づくりと自社経営

 

 

★ 株式会社古川ちいきの総合研究所 代表取締役 古川大輔 講
1)東京オリンピック後こそが勝負、地域ブランディング(トータル林業、フリースタイル林業をつくる)
2)財務と物流で、差別化すべく3つの経営ポイント
3)林業、製材業も人材募集や人材育成は戦略人事の時代へ

 

 

★ 参加者ディスカッション&交流会
1)既存の研究会メンバーとビジョン&課題をシェア
2)異業種の参加者にも内容をシェア⇒ディスカッション
3)最後に古川が「本日のまとめ」と題して、皆さまの経営へのメッセージを要約

+α:夕方からは、美味しい夕食と懇親会♪

 

 

 

【見どころ3】株式会社山共の製材工場見学

 

山林事業部から製材業までトータルで経営する株式会社山共。実際に工場を案内してもらいながら、事業内容やオペレーションを教わるまたとないチャンス・・・!。スタッフの殆どが地元の中学校卒業という、まさに地域密着型の企業でもありますが、人材募集やキャリアアップについてもお聞きします。

 

【見どころ4】バイオマス発電所見学

東白川村の隣町、白川町へ移動し、東濃ひのき製品流通協同組合が運営するバイオマス発電所を見学します。ちなみに同組合は、株式会社山共の田口代表が現在、代表理事を務める団体でもあります。バイオマス発電事業のみならず、同組合で製造している小径木丸太や、杉の梁桁材の集荷の仕組みや加工の流れも見学させていただきます。

 

 

 

【見どころ5】地歌舞伎鑑賞

今回はオプション企画として、参加ご希望の方のみ、産地巡礼の前日17日(日)に披露される地歌舞伎(東白川村郷土歌舞伎)を鑑賞します。東白川村の地歌舞伎は昨年、復活40周年を迎え、新聞やテレビ等のメディアからも注目を集めた、地元で愛される伝統芸能です。なんと、株式会社山共代表の田口社長も演者の一員でご出演!運が良ければ、田口社長の案内で、バックステージ(楽屋)にも入らせてもらえるかも!?「カントリージェントルマンたれ!」と、まちづくりと会社づくりをトータルで考える田口社長と社員の皆さま。その日常と非日常(晴れと褻)に触れてみませんか?

 

 

 

 

日付  H29年9月17日(日)~19日(火)
場所  岐阜県東白川村~中津川市加子母村
定員 先着15名
参加費 30,000円(税抜)【会員は無料】
※交通費、宿泊費、懇親会費、昼食代は別途。
※宿泊手配は、事務局が代行いたします。
お申込方法 メール(info@chiikino.jp)またはお電話
お申込内容 ①お名前
②ご所属
③業種(林業、製材業、木材流通業、建築業、その他)
④メールアドレス
⑤お電話番号
⑥地歌舞伎鑑賞の有無(鑑賞する・翌日から参加)
※地歌舞伎鑑賞はオプション企画〔無料〕です。
翌日18日のプログラムからご参加の場合は、その旨をお知らせください。
締切り 2017年9月11日(月)まで
※定員に達し次第募集を締め切ります。

 

 

 

下記のお問い合わせフォームから、『お申込内容』をご記入の上、お申込みください。

 

 

 

 

 

 

 

産地巡礼へ行く前におすすめのコラム集

 

 

 

 

「日本で最も美しい村 」にも選出されている、岐阜県東白川村。裏木曽山系の山に囲まれ、古くからの木材産地としても名を馳せてきた地域です。今秋の産地巡礼は、ここ東白川村で林業と製材業を営む、株式会社山共 が舞台です。今回のコラムでは、株式会社山共の拠点である東白川村についてご紹介します。続きはこちら

 

 

 

 

東白川村から、首都圏のみならず今や海外まで販路開拓を目指す山共ですが、そんな山共の代表・田口房国三と弊社代表・古川の出会いは、当時2人が34歳、今から6年前のことでした。今回のコラムでは、古川の日記を遡り、山共・田口代表と古川が歩んできたブランディング中のエピソードをお届けします。それは、田口社長が代表取締役に就任し4年目の出来事でした。・・・続きは、こちら

 

 

 

 

こちらは2017年5月31日に完成した、東京大学総合図書館別館の地下1階「ライブラリープラザ」の建物。天蓋に使われた2,200本の杉は、東白川村久須見地区から産出され、山共で製材された納材事例です。立木の状態から何度も設計士、施工者の方々と打合せを重ね、20人近い人数で進められた2年掛りでのプロジェクト。このような大きなプロジェクトも完遂できるようになるまでに、多くの苦悩がありましたが、山共ではどうやって壁を乗り越えてきたのでしょうか? ・・・続きは、こちら

 

産地巡礼の開催までに、こちらのページで山共にまつわるコラムを紹介していきます。
続きをお楽しみにチェックしていてくださいね♪

 

 

 

Posted by wpmaster on 木曜日 8月 31, 2017 Under — セミナー、研修、講演のお知らせ, pick up, すべての記事, 未分類, 経営実践研究会[国産材ビジネススクール](大阪), 講演・研修、コーディネーター