全国各地、梅まつりも始まり春の匂いも感じる日が増えてきましたね。

そんな2月16日(土)京都府立林業大学校にて、経営高度化コースの第三回を開催しました。

 

第二回までは、マーケティングの基礎と応用、今回からはマネジメントの講座を開始です。

 

 

「今まで働いていて、一番うれしかったこと」からわかる企業マネジメント法

皆様にとって、働いていて一番うれしかったことは何でしょうか。

また、一番とは言わずとも、うれしかった・印象に残っているエピソードは何でしょうか。

 

実は、この一つの質問だけで、その企業における強み・弱みが見えてきます。

社員の皆様、経営幹部の皆様に嬉しかったことを出していただき、

ちいきの総研オリジナルの指標5つの軸で分類をしていきます。その軸の中で少なかった要素が弱みに、多い要素が強みに繋がることが多いのです。

昨今では、働き方改革という言葉をよく見聞きしますが、

働き方=生き方に繋がることです。

嬉しかったことというのは、社員にとって働く上でのモチベーションや、自分自身の生き方で大事にしていることに繋がるのです。

 

「人生の中に仕事があるのではなく、仕事中に人生がある。」

 

起きている時間の、一日の殆どを、人生の殆どを、仕事に使っている中で、人生の一部だ、我慢して稼ぐ手段だというだけでは、企業の持続性、地域の活性化はありえません。本メソッドは弊社オリジナルで、林業会社のみならず、地域の中小企業から、大手上場会社まで行っている「マネジメント&社員研修」ですが、是非とも、社員研修などの際に一度、「嬉しかったこと」を書きだして、会社の経営までに落とし込み、役員、幹部においてディスカッションしてみていただきたいところです。なお、実際の方法や5つの分類について分からない、実践してみたいという方は弊社までお気軽にご相談いただければサポートいたします。

 

 

リーダーの在り方

弊社スタッフ中沢より「リーダーの在り方」についての話題提供をしました。

リーダーには、「ワンピース型リーダー」(トップダウン)、「ドラゴンボール型リーダー」(ボトムアップ)の2パターンがあることをまずお話し、持続的な企業経営に重要な要素、リーダーの役割についてお話しました。

 

2パターンのリーダーについてはどちらかが良くてどちらかが悪いということは無く、既存の仕組みや体制にとらわれずステージに合わせた持続可能性を作ることが重要であります。

「持続可能」とすべき要素には大きく3つ環境「物理的」(人材・ビジネスモデル)、「社会的」(政策・トレンド)、「経済的」(資金繰り・財務状況)を捉え、攻めの営業で利益を上げ、守りの管理で利益を守ることが重要になります。

攻守のバランスが崩れると企業は疲弊していくということを、実例や実体験のまとめから、経営幹部を担う参加者の皆様に理想のリーダーをイメージしていただく時間となりました。

 

 

参加者の声

■行政職員 Y様

働ていて「嬉しいこと」をもっと掘り下げて、今の所属先では何が必要なのか、調べてみようと思いました。ビジョンの作り方は、さらに詳しい内容を教えていただきたいと思いました。

 

■木材組合 N様

理念を意識して仕事をする、リーダーを育てるつもりで新人教育をする。試行錯誤にはなるが、ジブンゴト化して実践しようと思います。また、経営感覚を身に付けるには様々な要素があるので、交通整理しながら落とし込んでいきたいと思います。

 

■森林組合 S様

ワークショップでは、働いていて嬉しいことを整理したところ、自社の弱みが見えた。次は、全体社員に働いていて嬉しいことを聞き整理し、精度を高めてみたいと感じた。

 

 

終わりに

今回で全5回の講座の折り返しが終了し、残り2回

「2/22(金):第4回 マネジメント応用(人材育成、日々練習)」

「3/15(金):第5回 まとめ(プレゼン発表)」

残すのみとなりました。本講座に参加された皆様が、すぐにでも自社で実践できることを増やせるよう残り2回の内容も組み立てて参ります。

 

また、講演のご依頼やご相談等ありましたらお気軽にご連絡ください。以下URLから、これまでの各地での講演まとめをご覧ただけますので是非ご参考までに、ご覧ください。

https://chiikino.jp/blog/?page_id=193

 

 

 

 

Posted by wpmaster on 土曜日 2月 16, 2019 Under pick up, すべての記事, 未分類, 講演&研修 報告

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