猛暑、地震、台風、厳しい自然災害に見舞われた夏を乗り越え、

すっかり涼しい秋となった10月27日(土)、

新大阪にて今年度に入り第3回の大阪経営実践研究会を開催しました。

今回は初参加者の方が2名、他にもお久しぶりにご参加いただいた方も数名と、さらに2名の講師にご登壇いただき、密な研究会となりました。「継業」「副業」「地域一番」「官民一体の裏話」「産業ではなく生活ビジネスで1億以上」「住民のためという偽りない想い」等がキーワードでした。

 

今回のメニュー

【1】各社近況報告

【2】初参加者ご紹介

【3】ちいきの総研より情報提供

・ドイツの森林ビジネスの今(ちいきのインターン生のドイツ3週間奮闘記)

・今月のマーケティング報告

【4】特別ゲスト講演

・講演①:『一周廻って、地域一番(地域信頼)とは何か。官民一体の本質。』

・講演②:『生きる・死ぬ、までのトータルサポート事業とは!?』

【7】ちいきの総研より情報提供

・今月のマーケティングトピックス

【8】まとめ

 

 

ゲスト講座

弊社の研究会や、イベント、講演では度々テーマに挙げている

「理念と利益」

皆様は自社のどこに理念を設定し、どこで利益を採るか。その利益はどの理念に使うか。

これらを、明文化、組織に浸透化し、しっかり説明することが出来るでしょうか。

理念の体現と利益の実現は、どのようにPDCAが出来ているでしょうか。

弊社では、「理念なき利益は犯罪、利益なき理念は寝言」を信条に、

地域経営・企業経営を持続可能にしていく戦略支援を展開していますが。

今回は、代表古川と近しくさせていただいているお2人のゲストに講演いただきました。

 

まず、1名からは、官民一体、住民参加型の生活インフラ事業における「福祉」「地域信頼」の視点から理念と利益のお話です。行政から出向している事業長は、まずこうお話されました。

 

「地方創生っていうのは、自治体が消滅することではない。

あのおっちゃんのお店がなくなる、あのおばぁちゃんの料理がなくなる、

小さなコミュニティがなくなる、笑顔がなくなる、そういうところなんです。」

 

と地方自治体(行政)から出向し、新組織で務める事務局長。

 

1)赤字事業であっても地域住民にとって、無くてはならないインフラや施設を守る。(行政視点)~名もなき村から、大手商社への営業~

2)赤字事業を補填出来る、営利事業を確立する(民間視点)~1000人の村で1億円/年をつくるライフビジネス。~

3)複数視点を掛け合わせた事業を展開する(例:移動販売事業に訪問医療を合わせる)

そして、ビジョンとしては、直近の収益だけでなく、10年後、20年後、地域住民が幸せになる事業を生み出す。

行政的視点で理念に偏るのではなく、とはいえ民間的視点で利益だけにこだわるのではなく、自社以外の地場産業を考慮した理念と利益の戦略バランスが取れた、事業紹介をしていただきました。なお、本日ゲストでお越しいただいた自治体職員の、営業苦労、組織立ち上げの苦闘なども、あり、ディスカションがより深まってゆきました。

また、もう1名のゲスト講師は、中小企業こそが日本を作るという信念ある経営コンサルタントから。

1)大手企業との差、売りっぱなしビジネスの終焉、顧客トータルサポート事業とは何か。

2)社長の右腕「幹部」の育成について大切なこと

3)SNSを利用した「広報・販促」の方法

といった3つのテーマに置いて、多岐にわたるアドバイスをしていただきました。

特に幹部育成については、「まず、社内で経営者が一番勉強しているか。」「自分でやっている以上のことを部下はやらない。」との言葉がとても印象的であり、

SNSでの情報発信についてもそもそも向いている商品、向いていない商品があること、効果を発揮するには継続が重要であり、悪い方向にレビューされないマネジメントが重要であることなど、鋭い視点からアドバイスをいただきました。

今回ご参加いただいた方は、特にニッチな顧客をターゲットとした時、1つの地域での事業展開をしていく時に必要な経営のヒントをお伺いしました。

古川ちいきの総研としては、これら本質を捉え、時流に適応することとして「まとめ」をいたしました。

 

・理念と利益の設計(身近な人を良く見て、一生のお付き合いを)

・4つの戦略事業の構築(主力、補助、刺激、開発を利益から理念へと戦略的に)

・多業収入の構築

・隣接異業種へのビジネス創造(パラレルキャリアの時代へ)

・山林所有者はBS、半官半民がPL、消費者住民がCF (地域3者の連携と参画する財務視点)

 

 

参加者の声

【公務員S様】

自社の利益、顧客の満足、どちらが先かということを再度自分事化して考えてみる必要があると思いました。「継業」というキーワードがありましたが、今年度から退職した先輩の業務を引き継いだ自身もある意味「継業」したのだと考え直してみると、今の仕事の意義が違ったものに見えてきました。

 

【工務店O様】

林業関係の経営者の方が中心の勉強会だと思っていましたが、異業種の方も多く集まり、皆様々な視点からのコメントがあり、大変勉強になりました。ゲスト講演では事業の目的設定、地域コミュニケーションの考え方が大変参考になりました。

 

【機械問屋T様】

頭の中でふわふわ考えていたことが具体的な言葉となりました。自分1人で考えるよりも様々な立場、業種の人と話せることが研究会のメリットだと感じます。今後は、もっとテーマを絞った部会のようなものがあると良いと思います。

【デジタルサービスI様】

久しぶりに参加できて、新しい出会いがあり、刺激的な機会になりました。出口様の講演の『生きるから死ぬまでのトータルサポート事業は、「消費者への責任と恩返し」』、この言葉が一番印象に残りました。

【山林所有T様】

色々な話が聞けてよかった、2万円の価値はありました。ありがとうございました。古典を読むべし、との内容があったが賛成。今度はもっと深い内容を聞きたいと思いました。

 

【木材加工K様】

「会社を存続させる」という使命感を、より、強く感じさせていただいた。次回は夜の部も参加します。

 

 

さいごに

また、今年度は残り2回(12月、2月)の研究会を新大阪で開催予定です。

12月は、12月15日(土)を予定しております。

是非、今回は参加できなかった方、初めて研究会を知った方も、参加をご検討いただけますと幸いです。

研究会内容の詳細は、以下のURL(大阪・経営実践研究会紹介ページ)からご覧ください!

https://chiikino.jp/blog/?page_id=187

 

今後は本研究会のネットワークを活かした、新たな取組みも企画していく予定です。

リリースを、お楽しみにお待ちください。

 

 

Posted by wpmaster on 金曜日 11月 2, 2018 Under pick up, すべての記事, 経営実践研究会[国産材ビジネススクール](大阪)

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