先週に続き、京都府立林業大学校研修科「経営高度化コース」にて、
代表古川がマーケティング力育成講座の講師を務めさせていただきました。
第5回、最終回を迎えた本講座はのテーマは「まとめと課題発表」と題して、
前回お渡ししたフレームに基づいて作成した明日から実践できる目標を皆様から発表いただきました。
参加者様プレゼン発表~明日から出来ること~
第4回までにお伝えした「理念と利益」、「情熱方程式」、「3C」、「事業計画(4つの事業、簡易収支計算)」、「SMARTの法則」など各種のフレームを弊社からご提供し、皆様に埋めてきていただいたものを発表いただきました。
中にはフレームに自己紹介ページを付加し、パワーポイントのアニメーションも活用しながらオリジナリティ溢れるプレゼンをしていただいた方もいました。
同じフレームでも多種多様、どのプレゼンも違う特徴を持っており、参加者の皆様からも
「同じ職場でも考え方や視点が異なることを知ることが出来ました。」
「それぞれの考え方が良く伝わり、自身にとっても大変ためとなりました。」
「考えをまとめることでWEBによる情報発信の必要性を強く感じ、整備を急ぎたいと思いました。」
「やはりビジョンが重要であり、今回まとめた今やるべきことを掲げ、世間にも知ってもらう、実行することが大切であることを確認しました。」
「マーケティング計画、管理会計の目標数字を入れることで、具体的な行動に対する目標イメージがわきました。」
と多くのご感想をいただきました。
弊社としましては、①参加者ご自身の経験を引き出し、②他地域の事例を多くお伝えしながら、そして③オリジナルな経営フレームをご提供してまとめていただくことによって、自身がすぐにでも実践できること、今後のビジョンが見える化され、さらには社内での意見共有のツールとして使用できる可能性を教えていただく大変貴重な機会にもなりました。
さいごに
「林業は自由だ!」
この言葉を、最後にお話しさせていただきました。つまり、林業の定義は自分で決めるものであり、素材生産だけが林業だけではありません。今回参加の皆様に近い領域でも森林整備の指導、林道の作設、森林ツアー等、多様な切り口があります。素材生産業者が製材業に参入する場合もあるでしょう。弊社では素材生産にとらわれず広く自身が定義する林業をフリースタイル林業、トータル林業と言っています。
全5回の講演を通し、参加いただいた皆様が長所を見出し伸ばし(長所伸展)、時代に合わせた経営を行い(時流適応)、自社のポジションを見定め、ある領域で一番になる(力相応一番)ことができ、今回発表された事業計画が実現されれば幸いでございます。
また、森林×マーケティングに関する講演のご相談等は、お問合せフォームからお受けしています。ご希望の時期や内容について、お問合せフォームからご連絡いただければ幸いです。
過去の講演実績は以下のURLからご覧いただけますので、併せてご参考ください。
https://chiikino.jp/blog/?page_id=193