9月10日(日)、豊田市中央図書館で開催された「ウッディーラー豊田 地域材利用セミナー(都市木出張セミナー)」にてウッディーラー豊田会長樋口氏と共に弊社代表古川が講演、ワークショップの全体総括をさせていただきました。当日は、当初の予想を超える約50名の方にご参加いただきました。(ウッディーラー豊田については、WEBサイトをご覧ください。http://woodealer.jp/

 

 

「全国の地域材ブランド化事例」ご紹介

 

愛知県と豊田市の共催により開催された本セミナーでは、愛知県林務課から県産材利用の取組、豊田市森林課からは地域材利用の取組の説明があり、樋口氏からは今年5月に誕生した、新団体「ウッディーラー豊田」の紹介と今後の方針を説明いただきました。弊社からは「全国の地域材ブランド化事例」をご紹介させていただきました。

(ウッディーラー豊田の誕生については、弊社の過去のブログでもご紹介しております。https://chiikino.jp/blog/?p=7390

 

今回は、まず「ブランドとは何か」ということでブランドの語源や成り立ち、そして「見た目」だけではなく、圧倒的な商品力(サービス)があってこそブランドと言えることをお伝えしました。事例としては、弊社のブランディング事例でもある信州カラマツ、高野霊木の紹介、岩泉の取組をご紹介しました。

素材力は気候風土、樹種や品種、施業方法などにより高まっていきますが、ブランドは素材力に加え、加工力、営業力の総和であること、また資源量を把握したうえで出口(マーケット)とリンクさせるコーディネーターが必要であり、豊田でそのコーディネートを担うのがウッディーラー豊田であることを、事例を交えながらお話させていただきました。

 

 

「ウッディーラー豊田への関わり方」ワークショップ

 

セミナー後半には、「ウッディーラー豊田への関わり方」として、参加者の皆様と一緒にワークショップを実施しました。ウッディーラー豊田の2つのブランドである「CRAFT WOOD」、「MAKER WOOD」の視点のもと、多くのアイデア、要望、期待の言葉を頂きました。

・ウッディーラー豊田と製品開発を進めたい。

・施主と森をつなぐツアーを実施したい。

・住宅のウッドデッキや公共建築では特に学校に地域材利用が出来るのでは。

と具体的なアイデアやウッディーラー豊田との関わり方を示す参加者も多く、今後の活動のヒントを得られた有意義なワークショップとなりました。

 

 

おわりに

現在、森林所有者、森林組合、木材加工会社、商社、工務店・設計、行政職員、デザイナー、他にも、カメラマンやデザイナーといった異業種の方や一般の方まで広い分野から会員が集まっているウッディーラー豊田ですが、今後も会員の募集を続け、今回のようなセミナーや会員限定の勉強会なども企画していくということですので、ご興味のある方は、ウッディーラー豊田のWEBサイトをご覧いただき、お問合せや入会申込の検討をご検討いただければ幸いです。

(詳しくはウッディーラー豊田WEBサイトをご覧ください。:http://woodealer.jp/

 

 

 

 

 

Posted by wpmaster on 日曜日 9月 10, 2017 Under セミナー報告, 講演&研修 報告

Comments are closed.