こんにちは、インターン生の高垣です!

 

11月16日、京都市の北山三学区・小野郷のまちあるきと
岩戸落葉神社ライトアップ音楽祭に参加しました。

小野郷も、京都市と共に取り組んでいる、
京都市北区北部山間地域まちづくりビジョン策定事業の舞台の一つです。

今回は雲ヶ畑につづいて小野郷でも新たな魅力を発見すべく、
まちづくりプロジェクトの皆様と一緒にまちあるきに出かけました。

住民の方は「なんにもない」とおっしゃることもありますが、
わたしたちのようなヨソモノから見ると、実は面白いものだらけ。
たくさんの見どころを教えていただいたので、ここでもいくつかご紹介したいと思います。

 

まずはこちら、櫻本寺。毎月17日には地域の女性がここに集まるのだとか。
12世紀前半につくられた寄木造の菩薩立像が収められています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京都市から文化財の指定も受けていますが
丸みを帯びたプロポーションに「親しみを感じる(笑)」 という声も…
台座は一部、漆塗りの加工が成されておらず、なんと仏像に手で触れられるようになっていました。

 

続いて見学させていただいた日下部式部家は、
茅葺屋根と美しい庭園が残る木造建築です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

住居の中には、昔ながらのかまどや囲炉裏、年季が入って味のある家具類など
古くて美しいものが数多く残されていました。
こんな空間でゆったりと過ごすひとときは、とても贅沢なものですね。

 

そして、お待ちかねの岩戸落葉神社ライトアップ。
秋のライトアップと言うとモミジを連想される方が多いかと思いますが、
小野郷ではイチョウを照らすのが特徴的。
葉の黄色と鳥居の赤が目に鮮やかで、写真家の間でも有名なイベントなのだそうです。

中心となって準備を進めてきた大学生のカウントダウンの声とともに、
3、2、1、――点灯!!

 

小野郷と普段から交流のある、佛教大学の学生さんたちによるよさこい踊りもあり、
若者のパワーで盛り上がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青空の下で見たイチョウもとてもきれいでしたが、やはり年に1度のライトアップは格別です。

お宮を ステージにした音楽祭も大いに盛り上がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小野郷の人々の楽しみであり、誇りでもある岩戸落葉神社のライトアップ。
毎年、学区外からも多くの人が訪れます。
こういったイベントを通して学区内外の方々の間に交流が広がるのは素敵なことですね。
北山の夜は寒かったけれど、ほっこり心温まる 1日でした。
ありがとうございました!

皆様と一緒に再発見した小野郷の魅力を、
これからどんどん発信していきたいと思います。
次回のまちづくり部会でもよろしくお願いいたします。
以上、インターン生の高垣でした!

 

Posted by admin on 日曜日 11月 17, 2013 Under — インターン生奮闘記, — ちいきの地域, すべての記事


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