国産材ビジネスセミナーin東京も、今年度第3回目の開催となり、

今回のテーマは林業(川上)から下って、製材業・木材流通業です。

 

まずは基礎編のレクチャー。

「4寸角3m杉の柱を100本挽くとき、原木は何㎥必要ですか?」

といったクイズ形式で、製材において重要な「歩留まり」の考え方を学びました。

 

そこには、

・製品歩留まり(体積)

・原木歩留まり(欠品率)

・山林歩留まり(立木品質)

 

という3つの歩留まりを考える必要があります。

単純に体積を掛け算していくだけではなく、
実際には原木段階での欠品や、
山林において利用できる立木の比率など、

現実に即した計算が必要になります。

 

いかに歩留まりを高めていくか、
製材という仕事の奥深さを感じていただけたのではないでしょうか。

 

つづいて、木材流通に関して、

大きく3パターンに分けられる流通構造や、
マーケティングのトレンドについてお伝えしました。

 

そして今回、とくに参加者からのご期待が高かったのが、ゲスト講座です。

特別ゲストとして、株式会社インテレクツ 代表取締役  茨木 康雄 氏 をお招きし、

輸入材の流通構造や世界のマーケットについてご講演をいただきました。

 

茨木氏は、ナイス・カナダ代表、Trans-Pacific Trading代表を歴任し、
国内外で長年にわたり木材の製品開発、流通開拓を手掛けたスペシャリストです。

現在は流通をサポートする情報(IT)システムサービスを手掛けておられます。

 

「外材に押されて国産材がだめになった」論がよくきかれますが、本当にそうでしょうか?
そもそも「外材」とは何でしょうか?

海外のメーカーや外材の流通構造、ビジネスルールを知って初めて、国産材の経営戦略も分かるはずです。
(たとえばどんなプレーヤーがいるのか知らないままに「外材」とひとくくりにして語ることは、「太郎vsマイケル」の試合を「太郎vsカナダ人」というあいまいな仮定で作戦会議しているのと同じです。)

 

 

まず会場を驚かせたのは、

「外材は負けです、外材に勝ち目はない」

 

という、冒頭の茨木様のお言葉でした。

 

その意味について、輸入材流通の基本や実情を交えてご解説いただきました。

 

以下、茨木様のご講演をもとに、弊社で3つの切り口から整理させていただきます。

 

【1】そもそも誰と戦っているの?~外材とは何か~

①どこの国?

森林・林業白書にも公表されている、日本の主な木材(用材)供給元を見れば、

2013年は

・国産材28.8%

輸入材は、

・米材(アメリカ、カナダ)18.9%

・欧州材9.1%

・南洋材8.7%

・北洋材(ロシア)3.3%

・その他31.6%

 

となっています。

まずは「どこの国」から輸入しているのか、知っておきましょう。

また、

木材輸入量を見れば、2003年から2013年にかけて、丸太は約12,600㎥から約450㎥に減少、製材品も約1,400万㎥から約1,200万㎥に減少しています。
輸入材のシェアは下がってきていることが分かります。

 

(表:林野庁HPより転載
http://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/26hakusyo_h/material/m04.html)

 

②世界の主要プレーヤーは?

国内の主要な製材メーカーの名前は、ご存知の方も多いと思います。

いっぽう、海外はいかがでしょうか?

 

製材量の世界ランキングを見ると、

1位 West Fraser Timber(カナダ):790万㎥
2位 Canfor(カナダ):690万㎥
3位 Weyehaeuser(アメリカ):645万㎥
4位 Stora Enso(フィンランド):596万㎥
5位 Georgia Pacific(アメリカ):430万㎥

となっています。

それぞれに樹種や得意な製品も異なります。

プレーヤーを知ることで、より具体的に「外材」をイメージすることができます。

ちなみに日本企業では、23位に中国木材(160万㎥)がランクインしています。

 

【2】「外材神話」は本当??

なぜ国産材が輸入材に負けたのか、を論ずるときに、

「外材(輸入材)は、品質がよく、納期がばっちりで、価格も安いから!」

といわれます。

 

しかしこれは、誰の目線から見るかで変わってきます。

実際に、木材輸入商社からすると、
輸入材も、注文したものが納期通りに来ない、規格外のものが混ざっている、傷んでいるということがあります。長期間のビジネスなので多額の資金も必要です。

また船で輸送してくるため、実際には注文してから半年かかって納品され、現金の回収に一年掛かります。国内に膨大なストックを持つことで、納期対応が可能となるのです。

価格については、為替の変動により読めない部分が大きくなっています。

改めて実情を見てみると、従来は日本の「商社」の力により、
安定的に供給されていた部分がある、ということが窺えます。

 

しかしもちろん、世界のトップ製材メーカーは、
最新の機械を導入した品質の向上、輸出先の動向を見極めたマーケティング、
さらには林業分野でも低コスト化をはかるなど、

日々の経営努力を怠っていません。

 

茨木様からは、そのような海外の林業や製材の映像を交えて、

最新の取り組みについてご紹介いただきました。

 

 【3】世界から見た「日本」

最後に、世界から見た日本というマーケットを考えました。

今、たとえばカナダから輸出されている針葉樹のうち、
日本向けに出荷されているものは、そのシェアわずか5%です。

この決して大きくないマーケットを、
世界はどのように見ているのでしょうか。

視点①「為替」・・・円安により、日本への輸出は不利になってきています。
視点②「日本のマーケット縮小」・・・住宅着工棟数が減り、日本の木材需要は増える見込みが低い状況です。
視点③「日本人はうるさい?」・・・輸入の単位が細かく、また品質や顧客対応についても注文が多い、といわれるそうです。

このことから見て、冒頭の「外材に勝ち目はない」という表現になります。

逆にいえば、
「よほど円高にならな限り、国産材のシェアは伸びていきます」

と解説されました。

国産材にとってのチャンス到来と言えるかもしれません。

しかし、輸入材も含めてどの市場に、どんな製品を送り込めば勝てるのか、そのQCDはどうか、
明確なイメージを持って、その見極めをすることが重要と感じました。

 

まとめますと、

★そもそも誰が競合なのか?競合の強みと弱みはなにか?正しく認識しよう!
★そのうえで市場性(マーケット)がどこにあるか把握し、チャンスをつかみ取れ!!

ということを、強く感じたご講演でした。

 

★★★受講者の声★★★

・国産材にチャンスがあることには驚いた。欧米が、日本のマーケットに将来がないと言える根拠もわかり勉強になった。外材の方が納期がしっかりしており、品質も一定であると聞いていたが、今日話を聞き、納期まで時間がかかったり注文したものが入ってなかったりするなどの問題があるということがわかった。(学生)

・外材についてはいろいろと話を聞かされるが、扱っている人から話を聞けたのはものすごく興味深かったし、ありがたい機会だった。(林業)

・日本における北米、欧州の外材の率が減ってきていることが意外でした。商社の在庫により、日本国内での納期が早いということにもおどろきました。(会社員)

・外材輸入のリアルな話をうかがえて目からウロコな気分でした。どこも薄い利幅の中で激しく競り合っていると実感しました。(行政)

・貿易事情は耳にすることが全くなかったので、イメージがほとんど先行していました。今回そのイメージが間違いだらけだったことを認識できました。世間に流れている外材イメージは現状とは全く違うこと、本当に驚きでした。(学生)

・何から何まで目からウロコ、外材のリアルをここまで見せていただき、感謝感激です。日本の需要が大きく、商社に十分な余力があり円高だった時代と、現在、未来とでは事情がまったく違う。それがよく分かりました。輸出産業を守るために円安を続けると、アジア諸国との競合でも日本は買い負ける。(会社員)

・「外材に勝ち目がない」とおっしゃっていたのが驚きでした。日本へのマーケットが5%、納期の話が印象的でした。(林業)

・外材に勝ち目はないとのことであったが、海外から見た日本のマーケットが小さいこと、中国が伸びてきていること、日本の需要が伸びないことが予想できる。そのうえ要望が多い。こういったことから、日本とやりとりするのが面倒だと思われているのが本質なんだろうと思った。だからこそ、日本人は本当の競争相手を知った上で、適切な価格を追求していく姿勢を見せていくことが大切なのだと感じさせられた。(学生)

・外材は品質、納期がしっかりしているというのは、商社が在庫するからであって、輸出側は意外と適当であったというのは驚きだった。貿易に関する知識がほとんど自分にはないので、競争相手を知るためにも勉強しなければと感じた。(行政)

 

★次回告知★
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国産材ビジネスセミナー第4回
「ニッポンの住宅動向からバイオマスまで」

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・プレミアムなメーカーを目指す、製材業の方!
・時代に求められるコーディネーターになりたい、木材流通業の方!
・販路開拓を目指す林業会社の方にも!

■日時:12月12日(土)14:00~18:00 +懇親会

■場所 東京都内(詳細後日)

テーマ:「ニッポンの住宅動向からバイオマスまで」

●日本の住宅動向
・住宅10ニーズ
・国産材利用工務店の営業ノウハウ
・公共物件、マンション、リノベーション
・新たな需要、バイオマス

●経営マーケティング 実践編
・B to B / B to C 営業とは何か
・チラシ作成のポイント
・行列をなす地域ブランド工務店の作り方

●話題提供
世界の木材ニーズ~香港を事例に~

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■受講料:おひとり様13,000円(税込)/学生  6,500円(税込)

■お申込みについて
ご参加をご希望される方は、メール(info@chiikino.jp)にて
以下の項目をお知らせください。

1)お名前
2)ご所属
3) お電話番号
4)メールアドレス
5)懇親会へのご出欠

お申し込み後、折り返しお支払方法をご案内させていただきます。

Posted by admin on 土曜日 10月 17, 2015 Under pick up, すべての記事, セミナー報告, 国産材ビジネスセミナー(東京)

 

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国産材ビジネスセミナー第3回は、10月17日(土)に開催いたします。
今回のテーマは「意外と知らない大事な仕事:製材業・木材流通業」!!!

*こんなあなたへ・・・*
★プレミアムなメーカーを目指す、製材業の方!
★時代に求められるコーディネーターになりたい、木材流通業の方!
★販路開拓を目指す林業会社の方にも!

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「国産材ビジネスセミナー」ではなく、今回は「外材ビジネスセミナー」!?

「外材に押されて国産材がだめになった」論がありますが、本当にそうでしょうか?
そもそも「外材」とは何でしょうか?

海外のメーカーや外材の流通構造、ビジネスルールを知って初めて、国産材の経営戦略も分かるはずです。

たとえばどんなプレーヤーがいるのか知らないままに「外材」とひとくくりにして語ることは、「太郎vsマイケル」の試合を「太郎vsカナダ人」というあいまいな仮定で作戦会議しているのと同じです。

今回は、ナイス・カナダ、Trans-Pacific Tradingの代表を歴任されたスペシャリスト、茨木康雄さまをお招きして、海外で生産される木製品について、素朴な疑問にもお答えいただきます。
海外のすばらしい企業に学び、私たちがすべきことを知りましょう。

前半はもちろん、毎回恒例のマーケティング講座、そして「製材学」のキホンを学びます。

今回もご期待ください!

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■日時:10月17日(土)14:00~18:00 +懇親会

■場所 東京都港区新橋2-12-15 田中田村町ビル5F (新橋駅から徒歩4分)
テーマ:「意外と知らない大事な仕事:製材業・木材流通業」

1)意外と知らない大事な仕事:製材業・木材流通業
・製材業とは、木材流通業とは何か?
・木取、歩留まり
・3つの流通パターン:木材商流の基本

2)経営マーケティング 基礎編
・QCDと木材マーケティング
・企業ブランディングとは何か
・選ばれる「産地ブランド、製品メーカー、材木屋」5つのヒント

3)スペシャルゲスト講座!
「海外の製品を知ろう」

株式会社インテレクツ 代表取締役  茨木 康雄 氏
ナイス・カナダ代表、Trans-Pacific Trading代表を歴任し、現在インテレクツ代表取締役を務める。国内外で長年にわたり木材の製品開発、流通開拓を手掛けたスペシャリスト。

 

■受講料:おひとり様13,000円(税込)

学生  6,500円(税込)

 

■お申込みについて

ご参加をご希望される方は、

メール(info@chiikino.jp)/ FAX(06-7878-6326) / お電話(06-7878-6376)

 

いずれかにより、以下の項目をお知らせください。

 

1)お名前

2)ご所属

3) お電話番号

4)メールアドレス

5)懇親会へのご出欠

 

お申し込み後、折り返しお支払方法をご案内させていただきます。

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★前回のレポートはこちら
【国産材ビジネスセミナー第2回~日本林業のtruthとreal~】(8/8)
https://chiikino.jp/?p=4480

 

★第一回は特別企画を開催!!
【国産材ビジネスセミナー&森ではたらく!ガイダンス】(6/20)
https://chiikino.jp/?p=4096

 

★↓↓国産材ビジネスセミナーについての詳細はこちら
https://chiikino.jp/blog/?page_id=22

Posted by admin on 土曜日 10月 17, 2015 Under — セミナー、研修、講演のお知らせ, — プレミアム流通店, — 選ばれる製材メーカー, pick up, お知らせ, すべての記事, 国産材ビジネスセミナー(東京)

第2回 国産材ビジネスセミナーを開催しました。

この東京で開催するセミナーの特徴は、参加者のみなさまの顔ぶれです。

 

林業・木材関係者のみならず、新たに業界参入したい異業界の方、
また「実家が製材業をやっている」という後継者の方(現在は東京で異業種にお勤め)、
はるばる東北から熱心に参加くださる学生の方など、

今回もバラエティに富んだメンバーとなりました。

 

まずは入門編として、日本林業の「多様性」を、数字と写真で読み解く、岩井講座から。

日本の林業と言えば、多くの方は「スギを大量に植えて大量に伐る」というイメージをお持ちではないでしょうか?

そこには、意外な真実、

統計で見える事実「truth」と、さまざまな現場で出会う「リアル」があります。

その一部をご紹介します。

 

★日本林業の「truth」★

さてクイズです、

これは都道府県別に、ある4つの樹種の素材生産量(H25年度)をそれぞれ示したものですが、
この数字だけを見ても、全国一律に木材が生産されているわけではなく、
地域により非常に多様性があることが分かります。

さて、いったい何でしょうか?

ヒント:いずれも針葉樹です

 

★日本林業のリアル★

お仕事の中で、全国各地の林業地を訪問させていただきます。

その現場から写真の数々をご紹介。

樹種もいろいろ、日本三大美林の青森ヒバ、秋田杉、木曽桧、

また同じ「杉」でも、吉野杉、天竜杉、北山杉・・・などと、

農産物に「●●牛」とブランドがあるように、林業にも数々のブランドがあります。

 

ボリュームももちろん大切ですが、
この多様性と、品質を伝えていくことこそが、日本の林業を元気にしていくことと考えます。

 

お伝えしたい事は2つ。

★統計数値はだれでも手に入る時代。自分で加工して、統計的truthからオリジナルのrealを見つけよう

★数字だけでは見えてこない、面白さが現場にある!自分の足で、各地の林業を見よう!

 

 

つづいて古川からは、マーケティング入門編。

異業界なら当たり前に知られているフレームも、林業界に落とし込むとどうなるか?

 

たとえば、Aが売れるとBも売れる、という関係性にあるものを「補完財」といいます。

例:パンが売れるとジャムが売れる

単品ではなかなか売り方が思いつかない「枝付干しぶどう」。
風味を生かして、●●ワインと合せて飲むと美味しい!といった売り方ができます。

また単品では1皿しか売れないたこ焼き も、お酒と提供することで、客単価をアップすることができます。

 

木だけ売る時代は終わり、木+αの空間をセットで提案していく、
そんなヒントも見えてきます。

 

林業市場規模は、日本経済全体の中でどのような位置づけかといった比較、そしてマーケティング手法を含めて、
異業界に多くのヒントがあります。

 

★林業界だけを見ずに、 広く世界を見よう!

 

ということも、お伝えしたい事の一つです。

 

また、林業会社がサービス業として顧客に求めらるものとは何か?

実際に林業に従事されている参加者からのご意見も交えながら

「3つの切り口」として整理をさせていただきました。

 

仕入れ先も、販売先も顧客である = 顧客が2人いる

という林業サービス業の特殊性を理解すると、高めていくべき力が何か、見えてきます。

 

 

 

日本には非常に多様な森があり、そこから多様な商品が生まれている。

 

あらためて、森と連動した商品の「規格」をつくり、

価値を高める「企画」を売っていくこと。

 

次回以降のセミナーでも、みなさまと一緒に考えていきたいと思います。

 

★★★お客様の声★★★

「林業の全体像を数字や写真等でわかりやすく学べました。林業に様々な産地・ブランドがあることを知りませんでした。」・・・(ハウスメーカーA様)

「学校ではビジネスについては教えてくれないので、真新しいことばかりでした。」・・・(大学生B様)

「自分の知っている数字を別の視点で見せてもらって面白い。」・・・(製造業C様)

「マーケティング自体をあまり勉強してこなかったので参考になりました。一般論と林業を比較した時のマーケティングの共通点、相違点が整理されるとなお理解できそう」・・・(投資関係D様)

 

 

★次回告知★
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国産材ビジネスセミナー第3回
「意外と知らない大事な仕事:製材業・木材流通業」

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・プレミアムなメーカーを目指す、製材業の方!
・時代に求められるコーディネーターになりたい、木材流通業の方!
・販路開拓を目指す林業会社の方にも!

■日時:10月17日(土)14:00~18:00 +懇親会

■場所 東京都内(詳細後日)

テーマ:「日本林業のリアル!」

●意外と知らない大事な仕事:製材業・木材流通業
・製材業とは、木材流通業とは何か?
・木取、歩留まり
・3つの流通パターン:木材商流の基本

●経営マーケティング 基礎編
・QCDと木材マーケティング
・企業ブランディングとは何か
・選ばれる「産地ブランド、製品メーカー、材木屋」5つのヒント

●ゲスト講座
・外国産材を知ろう!

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■受講料:おひとり様13,000円(税込)/学生  6,500円(税込)

■お申込みについて
ご参加をご希望される方は、メール(info@chiikino.jp)にて
以下の項目をお知らせください。

1)お名前
2)ご所属
3) お電話番号
4)メールアドレス
5)懇親会へのご出欠

お申し込み後、折り返しお支払方法をご案内させていただきます。

 

Posted by admin on 土曜日 8月 8, 2015 Under pick up, すべての記事, セミナー報告, 国産材ビジネスセミナー(東京)

 

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国産材ビジネスセミナー第2回は、8月8日(土)開催!!

初回は特別企画「森ではたらく!ガイダンス」を同時開催、
国産材ビジネスを実践する地域・企業による採用プレゼンが大好評を博しました。
(当日の様子はこちら https://chiikino.jp/?p=4096

 

初回の勢いをそのままに、

第2回は、日本林業のリアル!と題して、基礎編講座を開講します。

 

こんな方に!

★明日のビジネスに活かしたい!経営者の方
★将来、地元で家業を継ぎたい!林業木材業後継者の方
★スキルを活かして新規参入したい!起業したい異業界の方
★林業木材行政を私が帰る!行政職員の方
★ゼロから知りたい学びたい!学生・一般の方

 

■日時:8月8日(土)14:00~18:00 +懇親会

■場所 東京都港区新橋2-12-15 田中田村町ビル5F (新橋駅から徒歩4分)

 

テーマ:「日本林業のリアル!」

●日本林業のリアル!
・日本林業概要と市場規模
・施業、事業体のいろいろ
・原木品質とは何か?

●経営マーケティング 入門編
・理念と利益 ・情熱方程式
・マーケティングとは何か?
・選ばれる「林業会社」3つの視点

●森林プランニング
・現場で実践する森林施業プランナーによるゲスト講座!

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■受講料:おひとり様13,000円(税込)

学生  6,500円(税込)

 

■お申込みについて

ご参加をご希望される方は、

・メール(info@chiikino.jp)

・FAX(06-7878-6326)

・お電話(06-7878-6376)にて

 

いずれかにより、以下の項目をお知らせください。

 

1)お名前

2)ご所属

3) お電話番号

4)メールアドレス

5)懇親会へのご出欠

 

お申し込み後、折り返しお支払方法をご案内させていただきます。

 

 

★国産材ビジネスセミナーの概要はこちら★

https://chiikino.jp/blog/?page_id=22

Posted by admin on 木曜日 7月 30, 2015 Under — セミナー、研修、講演のお知らせ, pick up, すべての記事, 国産材ビジネスセミナー(東京)

【ガイダンス出展者で、記念撮影!】

先日6/20(土)国産材ビジネスセミナー&森ではたらく!ガイダンスには、
全国各地から、多くの方にごご参加いただきました。
そして、全国8地域からの熱気溢れるプレゼンテーションを聞かれて、

「近くに元気な地域企業があるなんて知らなかった!」
「もっと産地を知り、日本の林業の多様性を知りたくなった!」
「進路について改めてじっくり考えるきっかけをもらった」

など嬉しい感想が続々と寄せられております。

当日お伝えしきれなかった内容について、
これから「はたらく」学生や、若き社会人のみなさまに、

弊社からのメッセージをお伝えしたいと思います。

+++

自ら会いに行こう!!!

今回のガイダンスでは、あえて、
採用応募にすぐつながる仕掛けや仕組みをご用意しておりません。

ここから、本当に応募するのか、現地まで訪問するのか、
これをきっかけに何を探すのか、どうするのか、
本ガイダンスにおいて、ここは参加者みなさまの行動にお任せいたします。

たとえば、現在「吉野かわかみ社中」で勤務している新人のNさんは、
大学院を休学して1年間インターン生として組織設立の準備に従事。
林業についての知識は1から学び、
新組織の立ち上げにあたって、大学院中退をして、飛び込みました。
自ら勇気を持って動いたことで、それまでなかった仕事、居場所を作ったのです。

「いい仕事・いい出会い」とは、待っていてやってくるものではなく、
自分から会いに行って、話して、考えて動こう。
それができる人を、企業も求めています。

+++

誰を笑顔にしたいのか?

「こんなにアツくてオモシロイ人たちが、各地にいるんだ。」

それを知っていただけたことでしょう。

「進路は決めかかっていたけど、もっと悩もうと思いました」
という学生も。

“林業再生のため”というと、漠然としていますが、
いったい自分は、「誰」を笑顔にするためにはたらくのか?
今回、色々なプレーヤーの顔を見て、存在を知って、改めて悩んで、
答えを出してほしいと思います。

+++

遠い未来(ビジョン共有)と目の前の「うれしい」を一緒に考えよ。

「林業を元気に!山を健康に!日本(○○県)の林業をよくしたい!」

と、とくに大学にいるとマクロな視点で物事を考えがちで、
その「理念」も壮大なものになります。

しかし、実際の仕事では、
日々の地道な作業や、一人の顧客との関係づくりに苦労もすれば、

「何でこんなことしなきゃいけないんだ、
自分は林業再生のためにはたらいているのに!」

などと、しんどくなってしまうことがあります。

「業界を変える!」とか、そんなことの前に、
いま目の前にいるお客様に「ありがとう」と言ってもらえるか?
いま目の前にいる上司(先輩)に「よくやった!」と言ってもらえるか?

木の1本をいつもより高く買ってもらった。
チラシ一枚の反響がよかった、
一人の顧客と信頼関係ができた、

そのよろこびの積み重ねの先にしか、壮大な理念の達成はないものです。

しかし一方で、近視眼的にならないように、いつも壮大な理念は胸の中にあり、
「自分が今しているこの作業は、この未来のためにある」
と、位置を確認することは、大切なのです。

遠い未来と、目の前のうれしさ、
その両方をもって「はたらく」のが、人生の喜びとなるのです。

+++

仲間は内にも外にも!

受講者同士での新たなつながりも、多く生まれたようです。
僭越ながら、それが、国産材ビジネスセミナーの、もう一つの価値であります。

「どこの企業ではたらくか?」
「そこの社長や従業員は、いい仲間かな?」

それも大事ですが、
同じ志を持った仲間が、社外にもいて、励まし合っていける。
それはとても大きな価値です。

出展者どうしも「仲間」になっていく。
もし孤独を感じても、それも仲間とシェアしあえる・・・

弊社では、このような「つながり」を、
今後も演出していきたいと思います。

 

+++

あなたが笑顔になることだ!!

改めて、「林業再生」や「地域再生」って、何でしょう。
もちろん、お金をしっかり儲けることであります。
理念と利益に関しては、簡単に古川から話がありましたが、
とにかく、林業再生って何?地域再生って何?

それは、そこではたらく人が、元気で笑顔であること。

とすれば、これから業界に就職する方、若者も、
自分が笑顔ではたらくことこそ、
自らが貢献できる林業再生なのです。

行政、企業、研究者、
何になっても、笑顔でいられる仕事をしよう。

楽しそうにイキイキしていることが、
お客様や関係者にも伝わって、業界全体が元気になっていくということです。

 

+++

常に営業マインドを持とう!!
就職活動とは、自らを売り込む一種の営業活動です。

エントリーシートの記入、説明会や面接の参加のみならず、
学生生活の過ごし方から趣味まで、SNSからでさえも、チェックされてしまう時代です。
就活を機に、SNSの発信を途絶えさせて、急に着飾る学生も少なくありません・・。

大変な時代になったものだ!と思いますか?

いいえ、田舎では昔から当然のことだったのではないでしょうか。
“しごと”と“暮らし”の垣根がない生活。

出会った人にちゃんと挨拶できる。
お隣さんと良いご近所関係を築ける。

全て隠すのでなく、良いところばかり見せるでもなく、
地域に「監視される」ではなく、「見守られる」と感じられる環境をつくること。
疲れてしまわずに、長続きする営業マインドを持って、
日々を過ごしたいものです。

+++

だから、動こう。

<著名な経済評論家の勝間和代氏の言葉>

「薦めた書籍を読むひと   ・・・2割
それを自分事と学び変える人・・・2割
で、確実に実施する人   ・・・2割

とすると2割×2割×2割=0.8%」
薦めた本を読んで(セミナーに行って)
自分事化して、
そして行動しただけで、
100人に1人の人材になれるんですってことです。

動かねば意味がありません。

 

~~~~~

 

いかがでしたでしょうか?

弊社ではこれからも、学びの機会、仲間づくりの機会として、
国産材ビジネスセミナーをはじめ、さまざまな場づくりを行ってまいります。

今年もご期待ください!!

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★★★ 国産材ビジネスセミナーは通年開催中 ! ★★★

次回は、 8月8日(土)開催!
今年も業界プレーヤーから学生、そして異業種の方々まで、幅広く受講予定!
業界最新情報が分かるだけでなく、人と会える、繋がれる魅力も満載!
詳細は、下記のリンクよりご覧ください。

★国産材ビジネスセミナー(東京) 詳しくはコチラ!

次回の内容は下記をご覧ください。

(1)日本林業のリアル!
・日本林業概要と市場規模
・施業、事業体のいろいろ
・原木品質とは何か?

(2)経営マーケティング 入門編
・理念と利益
・情熱方程式
・マーケティングとは何か?
・選ばれる「林業会社」3つの視点

(3)森林プランニング
・現場で実践する森林施業プランナー(予定)

明日の利益に、新規参入に、いまこそチャンス!
異業種、遠くの同業者、繋がれる機会が満載♪

奮ってご参加、お待ちしています!

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Posted by admin on 水曜日 6月 24, 2015 Under pick up, すべての記事, 国産材ビジネスセミナー(東京)

 

国産材ビジネスセミナー第一回&森ではたらく!ガイダンスが
参加者満員で開催されました!

★国産材ビジネスセミナー(東京) 詳しくはコチラ!

 

岩手県、栃木県、長野県、静岡県、岐阜県、三重県、京都府、奈良県、鳥取県、高知県ほか・・・
全国各地から、総勢約60名の出展者&受講者にお越しいただきました。

前半の国産材ビジネスセミナー第一回では、3名の講師が登壇。

 

 

第一弾は、

【地方創生に向けた森林・林業の「新しいやり方」~林業からみたバイオマスの実態をふまえて~】 と題し、

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 相川高信氏からお話いただきました。

林業からみたバイオマス利用の規模と実態を分析し、
地方創生に向けて、これからの森林・林業にとって必要となる7つの要素をご紹介。

計画策定、外部人材の活用、体制構築、行政の役割・・・
そして、長期的な視点でみる健全で豊かな森づくり へと、最新の動向を基にお話いただきました。

 

 

第二弾は、株式会社トビムシ取 締役 / 株式会社西粟倉・森の学校 監査役 小林洋光氏による講演。

【地方創生の理想と現実~西粟倉村のイマと現実~】と題し、
株式会社西粟倉・森の学校の取組を中心に、ローカルベンチャーについてお話いただきました。

森と都市をつなぎ地域再興した西粟倉村の「百年の森林構想」を中心として、
”原木”に付加価値を与える取組み、
地域ファンと移住、定住者を増やす”人”づくりの両軸が必要ということ、

さらに、西粟倉村の取組みからみる成功要因について、
ローカルベンチャー論と題して紹介いただきました。

小林光洋氏の 公式ブログはこちら
★tobimushiの法務&Homeブログ
 「2015年 第1回国産材ビジネスセミナー」 

 

 

 

前半の最後は、弊社代表 古川が務めさせていただきました。
【業界の枠を超えて強いチームで戦おう ~”トータルフォレストリー”のすすめ~】 と題する講座を開催。

ビジネスの成功要因”理念と利益” について、
また目標林型と持続的な木材利用を実現する上で必要となる「規格」と「企画」を解説致しました。

またいわゆる「六次産業化」として、一社ですべてを手掛けるよりも、
一社ではできないことを、川上~川下の関係者で協力して、商流をつくっていこう、

ということを、サッカーの「トータルフットボール」になぞらえながら、解説いたしました。

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さらに後半は、特別企画を開催!

「森ではたらく!ガイダンス」と題し、

全国の林業、木材業、工務店、地域商社や市町村行政の方々が
一挙集結し、会社紹介&就職セミナーを行いました。

 

まずは各社10分間のプレゼンテーションからスタート。

 

 

テレビ出演の動画を中心にプレゼンいただいた株式会社ソマウッド(静岡県)。

東京の中心に、つなぎ姿の木こりが現る!
トレードマークの黄色つなぎが映えますね。

代表取締役の久米様と共に、新入社員さまも一緒に参加くださいました。

代表・社員の全員がIターン者のソマウッド。
地域に”仕事”と”住まい”を持ってはたらく「現代の山守」の姿を教えてくださいました。

★株式会社ソマウッド公式HP

 

続いては、株式会社柳沢林業(長野県)によるプレゼン。
美しく通る声で、会社理念を読み上げて下さったのは、
男性ばかりの業界だった頃に、紅一点、Iターンで飛び込んだ代表取締役・原さん。

素材生産や特殊伐採のみならず、薪生産、木工、遊山事業、さらに、馬搬の復活まで!

みずからの役目を「代表世話役」と掲げ、
女性の感性を活かしつつ人を繋ぎ、幅広い事業展開を実現されています。
集まった林業女子たちも、原社長の言葉に聞き入る10分間。

マツ枯れ被害木でつくったリンゴ箱や、
長野県が資源量を誇るカラマツ材をつかった楽器(ウクレレ)製品など、
既存の林業(素材生産業 )の枠にとらわれない自社の事業を紹介いただきました。

川上~川下連携で実現中の「ソマミチプロジェクト」についてもご紹介!
信州落葉松の葉をモチーフにしたシンボルマークが可愛いらしく、
今後の発展に期待が高まります。

★株式会社柳沢林業公式HP
★ソマミチ facebookページ

 

 

岩手県岩泉町からは、地域を代表して町役場からご登壇。
地域の豊かな自然について、美しい 写真を中心にガイドいただきました。

カタクリの花畑、透明度30mを誇る龍泉洞の地底湖、雲がたなびく宇霊羅山など、
思わず行ってみたくなる 風景が広がります。

「岩泉町のことは、御存知ですか?」と担当者様が尋ねると、予想以上に多くの手が挙がり、
「まれにこういう事があんですね!!」と、発表者も驚きの様子でした。

FSC®森林認証を通した地域の森林利用のビジョンについて、
愛着を込めてつくった地域のシンボルマークとともにご紹介くださいました。

地域内に豊かな広葉樹の森林、製紙工場、製材所、家具工房、チップ工場・・・そして、熱き役場職員!
有力プレーヤーが揃う岩泉町、まだまだ新しい可能性に期待が膨らみます。

★岩泉町地域づくり支援協議会
岩泉の森林コンダクターの募集情報

 

 

 

また、今回は動画出演となった株式会社山共(岐阜県)。
オリジナル動画で、代表の想いと社員の声が紹介され、
時に笑いを交えつつ、格好よく働く、山共山林部の姿が映ります。

「山と社会を リ・デザイン する」との格好良い一言に、思わず胸を掴まれる・・・?!
林業男子・製材男子の魅力をギュギュっと動画でプレゼンいただきました。

★株式会社山共公式HP

 

 

同じくビデオ出演となった株式会社西粟倉・森の学校(岡山県)からは、

最新の商品の紹介とともに、村での暮らしの苦労とよろこびを伝え、

製造所で働く社員の募集がありました。

Iターンの若者で賑わう西粟倉。

地域に、田舎に、デザインの力を宿して、森と都市をつなぐビジネスの力。
少し年上の先輩が活躍する姿に、集まった学生たちの目も輝きます。

 

★株式会社西粟倉・森の学校公式HP

 

 

奈良県川上村に新しく誕生する「吉野かわかみ社中」(奈良県)からは、村役場からご登壇。
急きょ挿し棒に使われたのは、なんと吉野杉の赤身材・・・!

村長からのメッセージ動画も届き、地域を上げて林業を基盤産業として盛り上げていく熱気が伝わるプレゼン。

吉野林業発祥の地ですすむ、トータル林業を実践する新たな活動について解説いただき、
共にはたらく仲間を募集されました。

組織のビジョンは「Next500」
500年続いた吉野林業へ、次の500年をつくる。
吉野林業発祥の地・川上村ならではのスケールに圧巻です。

 ★川上村・吉野林業公式HP

 

 

株式会社井上工務店/飛騨五木株式会社(岐阜県)からは、

林業、製材部、建築、バイオマス、森林信託、地域商社と
「飛騨五木」を中心に広がる井上工務店グループの事業展開が続々と、紹介されました。

これまで先代の頭の中のみにストックされてきた”暗黙知”について、
形式知し継承すべく、人材の募集です。

まさにこの業界に必要とされている事業を実践する姿に、
何度も頷き共感する受講者の反応が印象でした。

森林を活かす、地域ではたらくと一重に言っても、切り口は様々です。
可能性が拡がる面白さを、余すところなく紹介いただきました。

あなたは、どの分野に飛び込んでみたくなりましたか?

★株式会社井上工務店公式HP
★飛騨五木株式会社公式HP 

 

 

各社プレゼンの最後は、野地木材工業株式会社(三重県)。
コーポレートカラーが映えるスタッフTシャツを着て、気合ばっちり!

淡々と進む専務のトークですが、笑いを誘うポイントが続々。
時に自社製品をi-padに例えてしまう・・・!?

木材製品の加工技術の革命について、
時に異業種に例えて、分かりやすく、ユニークな解説が飛び出します。

「日本の地の果てと言われ、物流には圧倒的に不利な熊野。
この地で勝ちのビジネスをするためには、圧倒的な品質力を持つこと。」

と、ビジネス戦略について、そして、根底にある地域への想いについて語られ、
鮮やかにプレゼン企画を締めくくって下さいました。

★野地木材工業株式会社公式HP 

 

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各社プレゼンの後は、出展者が受講者のテーブルを周り意見交換タイム。

 

 

 

 

 

 

限られた時間の中、貴重な機会に受講者たちの真剣なまなざし。
質問が飛び交い、熱気溢れる30分となりました。

森林・林業・木材業界の情報とプレーヤーが集結した半日間。
将来の就職や転職をお考えの受講者にとって、大いに収穫があったのではないでしょうか。

各社のイベント開催情報や連絡先など、
お配りした資料を活用いただき、ぜひ次のアクションへ繋げていただけると幸いです。
地域に、産地に、足を運んで、その魅力を肌で感じてみてください。

 

 

また今回は、田舎暮らしやI・J・Uターン、田舎×都会・若者の交流をサポートする、
NPO法人ふるさと回帰支援センターより、嵩 和雄 氏をゲストにお招きし、スピーチいただきました。

嵩氏は、弊社代表・古川が、地域づくりインターンに参加していた頃の同志でもある方です。
最近では移住、定住関連のテーマでメディア出演に引っ張りだこですが、 そういった近況も踏まえ、

「東日本大震災以来、確かに田舎暮らしが増えている。
そして10年20年前に比べると若い人も増えている。

しかし、いまだ田舎暮らし=農業だけと考える人が多い。
森ではたらく!をテーマに考えると、
いわゆる林業だけでなく、製材、加工、観光、代替医療、各種サービスと幅広い。

仕事から地域を選ぶという生き方。
こういったテーマ型の田舎暮らし(はたらく×くらす)の整備&発信が今後は必要だ」 と、応援頂きました。

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出展者様にとっても、学生や転職希望者の生の声が聞ける、
有意義な時間になったのではないでしょうか。

各地から足をお運びいただいた受講者さま、
事前準備を重ね、参加いただいた出展者の方々、
そして、運営をサポートいただいたスタッフの皆様・・・
たくさんの方々に支えられ、有意義なイベントを開催することができました。
みなさまへ心より御礼申し上げます。

誠にありがとうございました。

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★★★ 国産材ビジネスセミナーは通年開催中 ! ★★★

次回は、 8月8日(土)開催!
今年も業界プレーヤーから学生、そして異業種の方々まで、幅広く受講予定!
業界最新情報が分かるだけでなく、人と会える、繋がれる魅力も満載!
詳細は、下記のリンクよりご覧ください。

★国産材ビジネスセミナー(東京) 詳しくはコチラ!

次回の内容は下記をご覧ください。

(1)日本林業のリアル!
・日本林業概要と市場規模
・施業、事業体のいろいろ
・原木品質とは何か?

(2)経営マーケティング 入門編
・理念と利益
・情熱方程式
・マーケティングとは何か?
・選ばれる「林業会社」3つの視点

(3)森林プランニング
・現場で実践する森林施業プランナー(予定)

明日の利益に、新規参入に、いまこそチャンス!
異業種、遠くの同業者、繋がれる機会が満載♪

奮ってご参加、お待ちしています!

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Posted by admin on 土曜日 6月 20, 2015 Under pick up, すべての記事, セミナー報告, 国産材ビジネスセミナー(東京)

 

★2015年度 国産材ビジネスセミナー 開講!!★

★同時開催!特別企画 「森ではたらく!ガイダンス」★

 

■■日時■■

平成27年6月20日(土) 14:00~18:00

■■場所■■
東京都港区虎ノ門5-11-2 オランダヒルズ森タワー
三菱UFJリサーチ&コンサルティング㈱セミナールーム

■■第一部■■ 国産材ビジネスセミナー第1回 14:00~16:00

あなたはきっと、もっと好きになる!
「ニッポンの地域と林業は、こんなにおもしろい。」

~講座内容~

1)トータルフォレストリー”のすすめ:古川大輔
2)林業から見たバイオマスの本音:相川高信
3)地方創生の理想と現実:小林洋光

 

■■第二部■■ 森ではたらく!ガイダンス 16:00~18:00

日本各地のプレーヤーからのプレゼンテーション!あなたの生きかたが見つかる!?
林業、木材業、建築業、すべてを繋ぐコーディネーターまで、森での生き方はこんなにある!全国のビジネス実践者から最新のプロジェクト紹介、採用やインターンシップ情報の提供あり。就職・転職希望の方にとっておきの特別企画!

~内容~
■各社10分間プレゼンテーション
■パネル、資料展示
■ブースにて情報交換タイム

~こんな方に!~
★森にかかわる進路を探している! 【学生の方】
★スキルを活かして新規参入したい!起業したい!【異業界の方】

~出展者(予定)~
■広葉樹の森コンダクター募集!【岩手県】
■林業~製材~建築すべてができる工務店【岐阜県】
■熊野の森からQCD+ロマン!製材メーカー【三重県】
■現代の山守になっていく 林業ベンチャー【静岡県】
■飛騨の森、5つの木と生きる地域商社【岐阜県】
and more…!!

 

■■受講料■■

一般10,000円(税込)
学生5,000円(税込)
※この料金で第一部、第二部両方受講できます(2015年度初回特別価格)

■■お申込み■■
・お名前
・ご所属
・電話番号/FAX
・メールアドレス
・業種

を明記の上、
【FAX】06-7878-6326
【TEL】06-7878-6376
【MAIL】info@chiikino.jp
までお送りください。

※受講料のお支払については折り返しご連絡いたします

■■申込み〆切■■
平成27年6月12日(金)
※定員に達し次第募集終了します

 

★facebookイベントページはこちら★

https://www.facebook.com/events/1422548248053605/

Posted by admin on 土曜日 6月 20, 2015 Under — セミナー、研修、講演のお知らせ, pick up, お知らせ, すべての記事, 国産材ビジネスセミナー(東京)

2014年度の最終回!

東京国産材ビジネスセミナー(第5回)を、12月13日(土)に開催しました。

研修風景

 

今回のテーマは「バイオマスギャザリング&総まとめ

午前の部(オプション)&セミナー前半は、

低質材・端材・未利用残材の有効利用として、化石燃料の代替物として注目されている

木質バイオマスについて、第一線で活躍している方々にご講演いただきました。

講義の後半は「総まとめ講座」
林業・木材業の法務契約、
林業バリューチェーン、事業体経営における決算書分析、
そして、事業戦略の作り方についてまとめました。

 

■■午前の部~バイオマスボイラー現地見学~■■

午前中のオプション研修会は「公園における剪定枝活用の取り組み」。

東京湾に面する大井ふ頭中央海浜公園にて、
公園の管理会社である株式会社日比谷アメニスの大西竹志氏から、
剪定枝を利用した木質バイオマスエネルギー活用事例を紹介していただきました。

現地研修

 

こちらの公園では、園内で発生する年間100t以上の剪定枝をチップに加工し、

公園内に設置した「ソーラードライシステム」で乾燥

「ボイラーコンテナ」にて燃焼し、施設棟で利用する温水と冷暖房の熱源を供給しています。

講義室にてシステムの概要について説明の後、
実際にソーラードライシステムとボイラーコンテナを見学させていただきました。

ソーラードライシステム

 

ボイラーコンテナ

 

木質バイオマスときけば「大規模な発電施設」を連想しがちですが、

・「熱」を利用することでバイオマスエネルギーを効率的に利用
・ 熱需要に見合った「小型ボイラー」の導入

によって、
設備の導入費用と維持管理費用を削減、燃料の安定供給も可能となり、
無理のない事業計画になっているそうです。

今後も都市の街路樹や、公園からの大量の剪定枝が発生すると予測され、

都市における木質バイオマス利用事例として注目されます。

街路樹

 

剪定枝

 

~~~~~~

■■午後の部~バイオマスギャザリング&国産材ビジネス総まとめ~■■

午後からは場所を三菱UFJリサーチ&コンサルティング㈱本社ビルへ移し、
国産材ビジネスセミナー最終講義スタート!

 

●第1部「バイオマス“ギャザリング”

5名の講師をお招きし、バイオマス利用の最新情報をレクチャーしていただきました。

 

1.いまさら聞けない電力とは?熱量とは?木質バイオマスの入門講座

講義の最初は、木質バイオマスエネルギー利用推進協議会の川越裕之氏より、
なぜいま木質バイオマス事業が注目されているのか、その経緯と、
特徴・利用方法、現状についてのアウトラインを紹介していただきました。

川越裕之氏

 

2.現場&コンサルティング事例の紹介と今後の方向性

続いて、木質バイオマスエネルギー利用の最前線で活躍する3名の方から、
それぞれの取り組み事例について紹介していただきました。

①製材工場端材のバイオマス利用

株式会社森のエネルギー研究所の池谷智晶氏からは、

製材所におけるカスケード利用を促進する木質バイオマスエネルギー利用事例とその可能性についてご講演頂きました。

池谷智晶氏

 

②バイオマスコジェネの実践と今後

株式会社バイオマスアグリゲーションの久木裕氏からは、
バイオマスを利用した発電と熱供給を同時に行う「コジェネ(コジェネレーションシステム)」について、
ドイツの先進技術を紹介しながら、熱利用の重要性についてレクチャーしていただきました。

久木裕氏

 

③公園施設のバイオマスボイラー利用

午前の部をご案内いただいた、株式会社日比谷アメニスの大西竹志氏より、
海外の剪定枝利用事例も引き合いに出しながら、
改めて都市部での木質バイオマス利用の展望についてお話いただきました。

大西竹志氏

 

3.バイオマスまとめ講座&トークセッション

バイオマスギャザリング、最終章は、
三菱UFJリサーチ&コンサルティング㈱の相川高信氏より、
まとめ講座:木質バイオマスの原理・原則

木質バイオマスの特性を踏まえた事業計画の重要性とそのポイントの総まとめです。

全講師と参加者による質疑応答とディスカッションでは、
バイオマスの現状に迫る質問が飛び交いました。

・ 海外で主流の小型バイオマスボイラーの国内導入が進まない要因は?
・今後のバイオマス発電施設の施設数の推移は?
・製材所のバイオマス利用の需給バランスは?
日本の木質バイオマス事業はまだ発達途上の最中、
FIT制度等により大きなうねりが押し寄せています。

今後は先行事例に学びながら、
新しいビジネスモデル に積極的にトライしていくことが求められています。

相川高信氏

 

●第2部「バイオマスクレームトラブルの原因と防止する力 ~事後対応より事前に備える考え方~」(小林洋光)

小林洋光氏

 

小林からは、バイオマス事業への応用も含めた法務レクチャーです。

・なぜクレームトラブルが起きるのか、「瑕疵」とは何か
・バイオマス関連ビジネスで想定されるトラブルとは?
・トラブル回避方法(書面化の重要性)

木質バイオマスボイラーを扱う事業者には、
専門知識のない顧客への説明責任が重くのしかかります。
丁寧な説明、契約の明確化が重要であるということは、あらゆる業種でも共通事項です。
林業・木材業の幅は広がりつつありますが、商取引の基本としてこの原則は徹底すべきポイントです。

 

●第3部「国産材ビジネスセミナー総まとめ①:林業バリューチェーン」(古川大輔)

古川大輔

 

今、林業・木材業界で求められている「新しい市場の開拓、顧客創出」。

その糸口として、2つのテーマについてレクチャーしました。

①林業、木材業における水平&垂直連携による地域連携林業ビジネスの理論と実践
②営業力向上!研究データと国産材ビジネスを結ぶデータ利用

 

●第4部「国産材ビジネスセミナー総まとめ②:経営マーケティング総集編」(古川大輔)

セミナー最終回の今回は、経営の基本に立ち返ったテーマ

・経営の基礎である決算書の分析
・安定経営を目指す!これからの国産材ビジネスの組み立て方

なぜ売上ではなく粗利管理が大切なのか?
給料とは何か?経営者の腕の見せ所とは?

さらに、古川編著「森ではたらく! 27人の27の仕事」(学芸出版社)を事例に、
複数の事業を組み合わせることが、企業の安定に繋がることをレクチャー。
最後に「国産材ビジネスセミナー 主導権の持てるビジネスに必要な7要素」として、
2014年度国産材ビジネスセミナーの総まとめといたしました。

~~~

今回のセミナーのテーマであるバイオマスは、
木材のカスケード利用を推進する手段でもありますが、
「木材流通への影響」、「既存の木材利用業者の影響」等…
いくつかの課題も、今回のセミナーを通して見えてきました。

参加者の皆様それぞれの立場で、木質バイオマスの適正利用に向けて、
今日の学びを「自分ごと化」していただければ幸いです。

講義風景

 

以下にセミナー後の参加者の皆様からのアンケートを一部掲載させていただきます。

=== 参加者アンケートより ===

■ 公務員 A様

木質バイオマス、海外との比較の話し等、自分は根本的なことは知らなかったのだと気付きかされました。マーケティングの講座では自分の中の概念が組み換わる話がたくさんあり、刺激的でした。情報、知識以外にも考える機会を得られました。数回ではありましたが、セミナーに参加できてよかったです。普段とは違う目線で、「林業」というものを考えることができました。

+++

■ 学生 B様

バイオマスについて幅広い話を聞くことができました。発電所の計画だけで稼働していない事例が多いという話しを聞き、世間で言われていることを鵜呑みにしてはいけないと感じました。大学で出合う方々は「昔はよかった」といいますが、今の話を聞く機会がなく、林業で初めて「お金」の話を聞けたことは大きな収穫です。

+++

■ 木材業 C様

バイオマス利用の先進事例・技術を取り入れることができない日本という国が悲しい。バイオマス発電の真実を見つめながら、当社に最適なバイオマス利用を図りたいです。

+++

■ 建築業 D様

法律に関する固い話をやわらかくお話ししていただき、分かりやすかった。

+++

■ 林業 E様

起業して成功するまでの正しい努力の仕方・方法、マーケティングポイント講座が印象に残った。林業ビジネスの可能性にはどのようなものがあるのか(個人、行政、森林組合…)自分の有効活用含め、考えていきたい。今後もセミナーを続けてほしいです。

+++

■ 会社員 F様

実際に運用されているチップボイラーを見学できたのは興味深かったです。周辺施設との連携はぜひ進めていただきたいです。木質バイオマスの最新事情が良く分かり、大変参考になりました。身近な発電所は大規模ですが5,000kw/hがやっと。大規模発電所ではなく、林業者や山主も巻き込んで、持続可能なモデルケースを作る必要性を強く感じ、自分も協力していきたいと思います。

+++

■ 林業 G様

世間的に「エネルギー問題=電力」という考え方になっているという話を聞き、熱利用の実例が身近な所に作り、世間に浸透させていく必要を感じました。今日の講義を受けて、刺激事業を実際に提案・実行していきたいと思います。事業提案と実行ができたら、大阪の経営実践研究会にも参加したいと思います。

+++

■ 公務員 H様

「無期限の暫定的状況はやめよう」という考えにとても共感しました。自由経費の創出を実行し、研修、営業等に投資していきたいと思います。

+++

■ 学生 I様

1年を通して参加し、本当に色々なことを学ぶことができました。学校で知ることの出来なかったことを知り、参加した意味があったと思います。これから社会人になるうえで色々なことを参考にし、自分の目指すものを追求していきたいです。今後ともよろしくお願いします。

+++

■ フリーランス J様

ボイラー見学と説明が分かりやすく、初心者でも理解できました。バイオマスの良い面だけでなく、問題点も隠さず説明してくれたので、ありがたかったです。バリューチェーンの講義は今回一番楽しみにしていた講座で、古川氏のぶれない理念が印象的でした。林業への愛が伝わってきました。

+++

■ 林業 K様

特に印象的だったのが「自分でデータを取る」ことの説得力。林業の中でも生産性やバイオマス関連の事等、自分で調べてみようと思います。今後の実践課題としたいと思います。

+++

■ 建築業 L様

林業・木材業の連携について、自分たち建築設計業界から何かできることはないか検討していきたい。これまで林業にほとんど関係のない業界で緊張していたが、実際に聞けて良かったことがあった。このセミナーをきっかけに、林業について考えて行きたい。

+++

■ 木材業 M様

バイオマスエネルギー以外の製品にも目線を広げることができ、本当に多くの可能性を感じた。興奮しました!

+++

■ 木材業 N様

法律のことについての導入が分かりやすく、林業だけでなく、どのように落としこむか考えることができ、非常に勉強になりました。全体を通して、1企業として、業界として、やるべきことが見いだせました。今まで実務ばかりで発想が貧困になっていましたが、発見が多くポジティブな教えをもらいました。本当にありがとうございました。

+++

■ コンサルタント O様

参加者の人が真剣に聴講されていて、関心の高さを感じました。水平・垂直連携の一つとして、このような場は有意義なものと思います。

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2014年度の国産材ビジネスセミナーは、今回が最終回となります。
参加していただいた皆様、講師の皆様、誠にありがとうございました。

来年度も東京にて国産材ビジネスセミナーを開催する予定です。
日本の林業・木材業・バイオマスに関心のある、ご新規・リピーターの皆様のご参加お待ちしております。

また、林業・木材業に従事する方で、

「もっとビジネスのディープでリアルなディスカッションがしたい!」という方は、

大阪にて開催中の「経営実践研究会 国産材ビジネススクール」へお越しください。
(詳細はこちら https://chiikino.jp/blog/?page_id=42 )

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★書籍のご案内★

今回のセミナーで紹介のあった書籍(3冊)好評販売中です。

バイオマスはどうやったら成功するのか?林業という生き方とは?いま林業で起きてるムーブメントは?

少しでも気になった方は、ぜひご覧ください。

 

書籍紹介

 

●【木質バイオマス事業 林業地域が成功する条件とは何か 】
著:相川高信 (全国林業改良普及協会)

相川高信氏がつい先日出版された、林業側の視点でバイオマス事業を論じた本です。
燃料材供給、発電、熱供給の地域ビジネスの計画・運営の鍵はこの本の中に!

(全国林業普及協会HP http://www.ringyou.or.jp/publish/detail_1258.html

 

●【森ではたらく! 27人の27の仕事】
編著:山崎亮、古川大輔 (学芸出版社)

林業を軸にした事業展開/ライフスタイルのヒントに!

(学芸出版社HP http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-1339-9.htm

 

●【林業男子 いまの森、100年先の森】
著:山崎真由子 (山と渓谷社)

日本全国で「いまの森、100年先の森」のために動き出した人々へのインタビュー本!
弊社古川と岩井の経歴・活動内容も紹介していただいています。

(山と渓谷社HP http://www.yamakei.co.jp/products/2814310330.html

Posted by admin on 土曜日 12月 13, 2014 Under pick up, お知らせ, すべての記事, セミナー報告, 国産材ビジネスセミナー(東京)