はじめまして、インターン生の高橋です。

3月のあたまから、いろいろな作業やプロジェクトのお手伝いをさせていただいています。

これからどこかでお会いすることもあるかもしれませんので、どうぞよろしくお願いいたします!

 

今回は、今京都市北区役所と共に取り組んでいる

『京都市北区北部山間地域まちづくりビジョン策定』プロジェクトの舞台である

雲ケ畑、小野郷、中川の3学区の、地域の魅力やおもしろいところを外もの目線でみつけてみよう~

ということで、先週末3日間で北山探索の旅に行ってきました!

まず初めに訪ねた、雲ケ畑のレポートをお届けします。

 

まず出発は北大路のバス停から。

自治会運営のなんともかわいい「もくもくバス」で30分ほどいけば、、、

まちなかとは同じ京都市内とは思えない、自然豊かな雲ケ畑の集落に到着します。

雲ケ畑は鴨川源流の、人口180名ほどの集落です。

 

雲ケ畑は小さな集落のなかにお寺がたくさんあるということで、この日もいくつかのお寺を見てまわりました。

特に集落の一番奥にある岩屋山志明院は

歌舞伎の十八番「鳴滝」の舞台だったり、京都市内を流れる鴨川の源流があったりと、見ごたえ十分。

さすが源流だけあってお水もとてもきれいで、その味は格別でした!

 

 

ゆっくりと集落の中を歩いていると、常に水の流れる音が聞こえる雲ケ畑。

山の木々の陰影もすごくきれいで、心がスーッとしてきます。

 

 

 

北山杉の産地のひとつというだけあって、木の資源も豊富。

薪を使ってお風呂をたく習慣などがまだ残っているそうで、

歩いていると薪や焚き木が積まれているのが見られるのも、普段見られない景色でわくわくしました。

 

 

ほかにも歩いていると・・・

壁になぞの穴!?  屋根の上に恵比寿さんの顔・・・  いろいろな形と模様の切り株たち  などなど

 

  

 

  

 

ちょっとふしぎで魅力的なものがたくさん見つかりました。

友達とやってきて、どんなすてきな風景や人、面白いものと出会えるか競争しながら歩いてみたり、

子供たちなら、夏にはきれいな川で川遊びなんていうのもとっても楽しそうです!

 

これから季節が変わればまた風景も変わっていくだろうし、

地域の方からお話を聞く中で今日見た景色のなぞが解けたり、新しい発見があったりしそう。。

そんなことを妄想していると、これからの雲ヶ畑での時間がより楽しみになった1日でした!

これから私もインターンとして、今日感じたことを少しでもまちづくりに生かしていけるよう頑張ろうと思います。

 

Posted by admin on 月曜日 4月 8, 2013 Under — インターン生奮闘記, — ちいきの地域, すべての記事, プロジェクト活動記

 

ちいきのインターン生がお手伝いしている、高野山森林セラピーの取組。

インターン最終日の様子をお伝えします。

 

この日は、全国から家族連れの方々が参加されました。

紅葉も色づき始める中、奥之院一の橋に集合。

 

4班に分かれて、一人ずつ森林セラピストがご案内。

この日は他にもいくつかのイベントが重なり、奥之院は混雑していました。

 

インターン生もサポートとして、グループの後に先に回り、自分なりに高野山を説明しながら、

お客様がはぐれないようにするガイド役に走り回っていました。

 

インターン生は女性ということもあり、お子様の相手はお手の物です。

お子様もすぐに馴染んで、お母さん代わりになっていました。

 

お大師様の御廟へお参りした後は、森林セラピー基地でお昼をいただき、

深呼吸の時間。

カツラの木の下で、キャラメルにも似た甘い香りを胸いっぱいに吸い込みながら、

凝り固まった体をほぐしていただきました。

 

御座の上に寝転がって、見上げる青い空とカツラの木。

 

 

子どもたちの笑い声も絶えず、インターン生も一緒になって遊びます。

子育てに追われるお母さんたちにも、つかの間のゆったりとした時間を過ごしていただけたと思います。

 

もともと観光について学んでいて、今回のインターンに参加したという彼女。

 

「また行きたいと思える観光地って、単に文化や自然が素晴らしいだけでなく、

そこにいる『人』が素敵なんですよね」

 

その言葉を実践するように、明るく活発なキャラクターも活かして、

人と積極的に話している姿が印象的でした。

 

 

彼女にとっては、5回にわたるインターンでお世話になった、寺領森林組合のN氏との出会いが、

忘れられないものとなったようです。

 

最後には、抱き合って別れを惜しむシーンも見られました。

 

「またいつでも高野山に遊びにおいで」

 

との言葉に、さっそく、雪が降ったらまた来たいと、旅行の計画を立てていました。

 

この「人」と、高野山の自然や文化との出会いを通して学んだことを、

友人や家族にぜひ伝えてほしいと思います。

 

弊社ではこれからも、多くの人が森林・林業・産地とさまざまな切り口で関わり、

お互いによき出会いとなるような機会をつくっていきます。

 

インターンのAさん、5日間おつかれさまでした。

 

Posted by admin on 月曜日 10月 22, 2012 Under — インターン生奮闘記, pick up, お知らせ, すべての記事

 

この日、高野山の森で森林セラピーモニターツアー(寺領森林組合による)が開催され、
森林インストラクターにより、セラピー基地や奥之院のご案内がありました。

ここに、一人の学生の姿がありました。

弊社は、和歌山大学とインターンシップ協定を結び、

現在は学生一名が、高野山寺領森林組合における林業教室、森林セラピー等の現場で研修中です。

 

セラピーでは、高野山の歴史、生き物にふれあい驚きながらも、
ツアーでは案内役を務め、実践的なサポートをしています。

 

今回は、初めて出会う生き物、人との接し方など、多くの学びがあったようです。

 

「案内する時は案内するヒトだけ話すのではなく、
案内を受けるグループの性格に合わせる説明や、キャッチボールみたいに語り合う方が良いことを学びました。」

「ヘビを見たことがないと言うと、案内役の方が本当にヘビをつかまえて、見せてくださいました!」

 

学生一人ひとり、小さな積み重ねではありますが、

弊社も高野山寺領森林組合とともに、高野山の森、世界観を伝える取り組みを続けてまいります。

インターン学生の孤軍奮闘・・・これから、どんなことが起こるかな?

引き続き、ご報告して参ります。

Posted by admin on 水曜日 9月 19, 2012 Under — インターン生奮闘記, pick up, すべての記事