2月19日(土)、今年度5回目の大阪経営実践研究会を開催しました。
今回は2名の方が初参加でお越し下さいました。そのうち1名は、1月に浜松で開催された全日本木工機械商業組合の講演で出会った木工機械商社の方、もう1名は、12月に神戸で開催されたひょうご木の匠の会・県産木材供給促進協議会合同セミナーにて出会った工務店の方が1名と、どちらも弊社代表古川が講演させていただいた地域で出会った方に、弊社の研究会にご参加いただけるという大変ありがたいご縁をいただきました。
今回テーマである「木材×地域リノベーションのまちづくり」に係る講座の他、
初参加の方をはじめ、今回は皆様から各社の紹介と報告をしていただく時間をたっぷり設け、
さらには弊社からの初の取組も交えながら、いつもよりも1時間長い拡大版でお届けしました。
今月のメニュー
【1】各社報告
①インターン生紹介
②初参加者様自己紹介
③近況報告
【2】古川ちいきの総研より情報提供
①モクコレ2018参加報告
②今月のマーケティングトピックス
【3】テーマ講座「木材×地域リノベーションのまちづくり」
①モクコレとギフトショー比較
②モデル工務店ご紹介
③ライフスタイル提案
④マーケティング理論
⑤ホームページリニューアルのポイント
⑥戦略設計/マーケティング設計
⑦皆様に考えてほしい3つのこと
テーマ講座:「木材×地域リノベーションのまちづくり」
自社の事業と地域の繋がり、地域への営業について考えたことはございますか?
どのような人にどのようなウリモノとウリカタで、ライフスタイル提案をしているでしょうか?
今回は地域で製材・工務店を経営する研究会メンバーのホームページリニューアルを機に、参加者の皆様にはホームページ作成のポイントから、○○業と絞るのではなく、まちづくりという視点における、面としての経営ポイントをお伝えすることとしました。
まず、地域製材所・工務店企業でありながら、地域住民との対談や、地域情報を盛り込んだホームページ製作の事例をご紹介し、その後に参加者の皆様にはモデルとなるペルソナの描き方、またどのような切り口(勉強会やツアー)で接点を作り事業を広げていくか、また、隣接業種への拡大によるまちづくりのビジョンを考えを発表していただきました。
また、最近の事例としまして、先日東京で開催された「インターナショナル・ギフト・ショー2018」 について弊社スタッフの訪問レポートと合わせてご紹介しました。本展示会は来場者36万人を誇り、リノベーション分野ではライフスタイル提案をしています。その中でもベンチマークすべき出展工務店を絞って紹介させていただきました。
まちづくり=行政のイメージが強いかもしれません。
しかし、行政マターで地域を動かす、外部から人を呼び込むのではなく、事業者が溶け込んでいることを、事業者から発信することが重要なのです。
情報提供:マーケティングトピックス&本紹介
弊社スタッフから、日経MJや新建ハウジングから切り取った記事と考察メモから最新トピックスを共有する時間を、第3回大阪経営実践研究会から設けております。「業界紙以外の購読をして異業界の情報やビジネス情報を得ること」というのが主なメッセージではありますが、今回はこれに加え、弊社スタッフからお勧めする本の紹介も行いました。
本を読むということについては、
・紹介された本を読む人:2割
・読んだうえで自分事化する人:2割
・自分事化したうえで行動する人:2割
との割合だと言われています。
つまりはこの3つを実行することで0.8%の人材になれるということです。
皆様も是非、本は読むだけではなく実行まで、挑戦してみてください!
さいごに
大阪経営実践研究会では、参加者の皆様が課題としていること、注目しているトピックを取り上げてディスカッションを行ったり、弊社が全国への出張で集めた木材産地の動向や異業種からのマーケティング事例をご提供しています。さらに、研究会開催後にはまとめテキスト(約20ページ)も参加者特典でご提供します。単回での参加も受け付け中ですので、ご希望がありましたらお気軽にお問い合わせください。
さらに、引き続き来年度のClubプレミアム国産材の会員募集を行います!豪華特典もご用意しておりますので、是非下のチラシ画像からPDFをご覧ください。会員申込ご希望の方は、PDFを印刷し申込欄をご記入しFAXにて送信、またはメールをお送りください。