日本特有の樹木のひとつである、カヤ(榧)。
カヤの柾目板で作られた、囲碁や将棋の盤は、最高級品として、
数百万~一千万円の値で取引きされることもあるといいます。
8月下旬、緑色のツヤツヤとしたカヤの実を見つけました。
見た目はオリーブの実にも似ていますが、
カヤの実は果実ではなく、種実(ナッツ)に分類されています。
縄文時代の遺跡からは、クリやクルミと共に、カヤの実も出土しているそうです。
つまり、カヤの実は、日本古来のナッツ。
都市部でも街路樹として植栽されていることの多いカヤの木。
秋には、足元に注目して歩いてみては?