先週の金曜日、5月度の経営実践研究会@大阪が開催されました。

今回は2名の新規参加者も加わり、総勢10名のご参加を頂きました!

 

5月の振り返りに始まり、

事前課題からの講義&ディスカッションでは

・木材アドバイザー、木材コーディネーター、木材ソムリエ、木材コンシェルジュ、木材マイスター・・・

今や日本各地で様々な呼び名のついた「資格」や「役割名」

その違い、その定義と 今後の実践フィールドとは何かについて話し合いを行いました。

 

ほかにも、

・経営者としてみておくべく5つの社員満足(ES)

・顧客管理の方法     なども議題にあがりました。

 

そんな今回、特に熱い議論が交わされ、印象的だったのは

各社の今月の振り返りでの一幕。

 

静岡にある、とある材木屋さんの若手営業さんから

参加者の皆さんにこんな問いかけがされました。

「今、新しい取引先にアプローチをしているのですが、

いきなり大きなものにはなかなか手をつけてくれない新規顧客。

その獲得のために、皆さんならどのようなアプローチをされますか?」

 

その問いかけに、とある材木屋さんは

「床材や内装材など、小さなところから入る。

利益はすぐ取れなくても、後々お客さんになってもらえれば。」

 

また、別の流通をしていらっしゃる方は、

「わざと安い合板から始めたり、小さい商売から入っていくこともある。

でも値段が上がっている時は、自分から値段を下げることはしない。

新規で値段が下がっている物から入っていく。」

・ ・ ・

ほかにも、色々な意見が聞かれました。

 

ご参加いただいている皆さまは、出身地はもとより

その会社の背景も、業種も、経験も、年齢も違う方ばかり。

しかし、そんな皆さまだからこそ、それぞれの経験に基づいた

とても説得力のあるお答えが出てくるのです。

 正に、この研究会の大きな魅力が現れたひとコマだった気がします。

 

ほかの参加者の方にも言えることですが、

参加者の皆さまは、それぞれ悩みや課題をもちながら

この研究会に参加してくださいます。

その課題について、今後どうして行けばよいのか、明確な方向性が分からずにいるときも。

 

そんな時に、研究会にいらっしゃって

他の皆さんが繰り広げる色々なお話や、鋭い突っ込みに

少しの不安と、それをはるかに超える大きな期待を抱かれているのではないか、と感じました。

 

毎日じっと仕事をしていては出会う事が出来ない、

ちょっとした土地ややり方の違いがあるが故に、貴重な意見をくれる仲間たち。

そんな仲間に出会えることが、この研究会の真価かもしれません。

我々は、その皆さまの間をつなぎ、時にはまとめる役割をさせて頂きますが

皆さん同士の化学反応こそが、本当に大切なものなのではないでしょうか。

 

新年度が始まってまだわずか。

今年度もどんな方に出会うことができ、どんな化学反応を目の当たりにすることができるのか

我々もわくわくしています!

 

そんな研究会、来月 6月度 の日程は以下のとおりとなっています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

日時:2013年 6月28日(土) 14:00-18:00

会場:肥後橋センタービル7F アミタセミナールーム

★6月度は、トビムシより法務の小林も参加、講義を行います!

詳細はこちら→https://chiikino.jp/blog/?page_id=42

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

たくさんの皆さまのご参加、心よりお待ちしております!

 

Posted by admin on 月曜日 6月 3, 2013 Under pick up, お知らせ, すべての記事, セミナー報告, 経営実践研究会[国産材ビジネススクール](大阪)


コメントを書く