暖冬の冬が続き、今のところ毎年なじみの雪が少ない岡山県は新庄村。

例年は山仕事を雪の降らない近隣地域に出て行うとのことですが、今年は新庄村内で作業が出来るとのことで、地元の方も驚くほど雪が少ない冬のようです。さて、そんな暖冬の2月26日、第3回となる、新庄村勉強会・ワークショップを開催しました。

 

 

中間報告会

今年度、弊社が新庄村様より委託を請けている「新庄村の林業活性化施策検討に係る調査業務」委託の報告をさせていただきました。本勉強会・ワークショップもこの業務委託の一環で開催しました。約半年間の活動の中で整理した、全国の森林・林業の外部環境調査、新庄村産材の流通実態、新庄村産材のニーズや、今後の事業展開についてを参加者の皆様にご報告しました。

来年度以降は、本格的に事業化していくための新組織の構築や、事業検討を行います。さらに、今回のような報告会を定期的に設け、関係者の皆様と共に、新庄村の森林・林業について考え、創り上げていく時間も増やしていく予定です。

 

 

新庄村でやりたいこと・マイビジョン

 

村のビジョンを決めていくにあたり、まずは村民や新庄村に関わる皆さんが新庄村で何が出来るか、何をしたいかを見出していく必要があります。そのため、ワークショップに参加いただいた皆さんには、まず新庄村で出来ること、やりたいことをグループワークで思いつくだけ出していただきグルーピング、グループへのネーミングをしていただきました。

どのアイデアも実現が出来そうなことばかり、中にはミニビジネスとして動かしていけそうな企画や取り組みもありました。その後に、参加者の皆さんが個々に、新庄村で何をしていくか、一つの宣言として「マイビジョン」を描いていただきました。

村のビジョン、となると大きく聞こえますが、まずはそこに住む皆さんにジブンゴト化として捉えていただき、マイビジョンを定め実行していただくことで一歩一歩、大きなビジョンに近づいていくのです。

 

来年度以降は、本格的に村のビジョンづくりに展開していきます。

 

 

参加者の声

岡山県職員A様

新庄村の森林資源を生かしたアピールポイントはイメージが出来ているが、林業、森林整備については、未だこれからという感じがするので、未だ出来ていない部分を来年度からは制度の面からも展開できたらと思う。その際に、本ワークショップメンバーと協力していきたい。

 

新庄村地域おこし協力隊B様

「課題解決より価値創造」という言葉がイン印象に残った。自分ごととして、具体的に動き始められるところから動き、協力隊の任期後も、人生全体で考え仕事を生み出していきたい。

 

森林セラピー関係事業者C様

事例にあった奈良県川上村の「川上宣言」が印象に残った。自分でも川上村のことを調べマネできることを取り入れていきたい。また、ワークショップをする度に思うことだが、人が集まれば様々な案、アイデアが出る。いいアイデアはさらに皆で広げていければ良いと感じる。

 

素材生産事業者D様

前向きなプラス思考は大好きで、「長所進展」の言葉が印象に残った。今後の勉強会やワークショップでは、伝えたいことが正しく正確に伝える方法を具体的に練習したい。そして、新庄村の森林・林業については次々世代へより良い山を贈りたい。そのためにも村の中長期ビジョンを作成したい。

 

 

最後に

今年度の新庄村での勉強会・ワークショップについては今回で終了となります。しかしながら、来年度以降も勉強会・ワークショップについては継続を予定しています。また、来年度以降は、登壇者に弊社代表だけではなく、毎回村内から1名、村外よりゲスト講師を1名お呼びする等、村内外の交流をより深める場としても開催できればと考えています。

今後とも、よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

Posted by wpmaster on 火曜日 2月 26, 2019 Under pick up, お知らせ, すべての記事, 講演&研修 報告

Comments are closed.