こんにちは。インターン生の野坂です。
もう、10月も半分が過ぎ、インターン開始から半年と半月が過ぎました。
大学を休学している私は、毎日がインターン業務。
出張に同行させていただいたり、オフィス業務のお手伝いや、セミナーのスタッフもさせていただき、
議事録の作成、資料作成、1分スピーチ…色々な業務を経験しました。
仕事としての成果物は、求められる完成度も、必要なスキルも、
学生のレポートとは、全く別物。
毎日が勉強の日々とあって、時間はあっという間に過ぎていきます。
気がつけば冬の足音が近づきつつあります。
この半年の間は、新しい出会い、新しい経験が満載でした。
インターン生活の中で、度々お邪魔している吉野林業発祥地・川上村。
林業再生に向けた会議のお手伝いだけでなく、林業の現場、木材加工の現場にお邪魔させていただき、
「吉野林業」という日本の林業発祥地で、美しい森、美しい木に触れられたことは、
林業を初めて学ぶ私にとって、とても重要な経験です。
さらに8月には川上村主催の「地域づくりインターンシップ生」としても2週間滞在。
村の皆様に大変親しくしていただき、日本の山間部の魅力や課題を肌で感じました。
(川上村の美林、吉野林業らしい真っすぐな幹)
(年輪が密で美しい吉野杉を、樽丸用にミカン割。吉野林業のルーツ)
(地域づくりインターンの仲間と、スギ林を歩く)
(川上村名物「吉野川にかかる虹を橋から見下ろす」の図)
また、古川ちいきの総合研究所主催の研究会、セミナーで議事録・テキスト作成をお手伝いする傍ら、
熱いハートをお持ちの経営者の方々、林業への問題意識の高い同世代の方々と、
日本各地の林業事情、新しい事業について、教えていただきました。
人生の先輩方からは、林業だけでなく、
働くこと、人生のことについても学ぶことがたくさんあり、これも貴重な経験です。
(いつも大盛り上がりの懇親会の様子をお見せできず、残念です…)
(東京でのセミナーの様子。他のインターン生とのチームワークです。)
オフィスでは、
先輩陣に林業、マーケティング、仕事の基本について指導していただき、
山や、製材所では、
現場のプロの皆様に、林業・木材の知識、日々の業務についても教えていただきました。
(最高級の原木品質を誇る原木市場)
(川上村の山は、一面が吉野杉。)
今年の4月から、林業について学び始めた私ですが、
第一線で活躍している方々に直接お会いでき、
林業の面白さ、楽しさ、そして現実の厳しさをも教えていただきました。
大学の林学科に進学しても、得られなかったであろう学びです。
同時に、これから林業を盛り上げていこう!という方々にお会いできたことで、
林業は逆風だけではなく、追い風も吹きこみつつあると感じています。
私も微力ながらも、追い風の一筋になりたいものです。
今年度も残り半年となりました。
気持ちは新たに。過去の経験は忘れずに。
今後ともよろしくお願いします。
野坂恵
(古川ちいきの総合研究所インターン制度の概要はこちら)