第4回産地共催交流セミナー(7/31-8/1)の出展を終え、振り返りを兼ねて

8月度の経営実践研究会 in 大阪を、開催いたしました。

 

■8月度のメニュー

1)選ばれる工務店とは何か?~住宅10ニーズ×国産材~

2)産地共催交流セミナー振り返り

3)clubプレミアム国産材の「物流」と「工務店連携」

4)集客&営業トークのポイント

5)日本林業&製材のリアル!~地域性、時代性から、地域ブランドを分析~

 

この中から、今月のハイライトをご紹介いたします。

 

==============================

【1】選ばれる工務店とは何か?~住宅10ニーズ×国産材~

家づくりにおいて、施主がもとめるポイント(ニーズ)とは何でしょうか?

「駅から徒歩10分が良い!」「あの学校に子供を通わせられる学区内に住みたい!」
「第一に安心安全!」「保障やアフターフォローも気になる!」「この営業マンのオススメなら、間違いない!」

などなど・・・

建物そのものデザインや間取り以外にも、住まい・暮らしに係る多様なニーズがあり、優先順位は人それぞれです。
そのなかでどの部分を自社の強みとするのか、
また顧客ニーズを満たす営業&展開とはいかに?

①住宅10「ニーズ」
②顧客の「ポテンシャル」
③家づくりの「タイミング」

この3要素を考慮することで、
「お施主様へのメリット」が伝わる提案が可能となります。

では、工務店施主ニーズを満たすための支援として、
国産材メーカー、産地ができることとはいかに?

メーカーと工務店が同じ席に集う、
川上~川下一気通貫マーケティング研究会の場をいかし、
今後の連携や展開について、ディスカッションしました。

 

==============================

【2】 日本林業&製材のリアル!~地域性、時代性から、地域ブランドを分析~

 

 

世界と日本、天然林と人工林、時代や地域で異なる、森林の樹種構成や用途の割合、
産地の知名度、製材工場の数や分布など・・・

林業、木材業の地域ブランドを知る上で、いくつの切り口があるでしょうか。

今回の研究会では、統計グラフを元に、
日本国内の林業産地の特色を、クイズ形式でご紹介しました。

著名な老舗林業産地が、ブランド産地といわれる所以は何か、それは、

「天井板といえば、秋田杉」
「樽丸と言えば、吉野杉」
「床柱と言えば、北山杉」

 

というように、

「使い方」があってこそ、
はじめて素材価値としてのブランド産地へ発展してきたことが分かります。

川上からも「使い方」を提案し、「代表的使用事例」を確立させることで、
自らの産地をブランディング出来るということです。

今回は、定量化できる資源量や生産量、気象条件といった数字に加え
そこにしかない歴史、物語、人など・・・

比較の切り口を見つけることで、
それぞれの産地の特徴を見出すことができ、自社の差別化に繋がります。

ただの国産材では終わらない、国産材第二世代として、
あなたの産地ブランドは、次はどこへ展開しますか?

 

次回の大阪経営実践研究会では、
あらためて産地ブランドの表現方法についてレクチャーをいたします。

初めての方の無料体験も実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

==============================

★告知★

9月度 ・・・ 9月26日(土)
10月度 ・・・ 10月23日(金)
11月度 ・・・ 11月23-24日(月-火)【現地研修】
12月度 ・・・ 12月18日(金)

■会場:大阪市内ほか

■講師:古川大輔 ほかゲスト講師

■料金:各回20,000円(税別)

 

==============================

Posted by admin on 金曜日 8月 21, 2015 Under pick up, すべての記事, セミナー報告, 経営実践研究会[国産材ビジネススクール](大阪)
  • 1ページ
  • 1