※チラシのダウンロードはこちらから

今年も始まります!東京 国産材ビジネスセミナー

8月度開催のお知らせです。

対象:

★ビジネスに活かしたい、林業・木材業・建築業の方!
★林業・木材業に参入したい、異業種の方!
★国産材の知識・事例が知りたい一般、学生の方!

日時:8月18日(土)
13:30~17:30(セミナー)
17:30~19:00(軽食、情報報交換&懇親会)

場所:港区エコプラザ [港区浜松町1-13-1]

講師 :古川大輔、小林洋光、西原啓史

料金 :12,600円 ※学生料金6,300円

講座内容:
<マーケティング営業>(古川)
ビジネスの「いろは」、理念と利益、消費三要素、マーケティング概論

<森林施業プランニング>(西原)
林業事始め!境界確定と情報管理

<コンプライアンス法務>(小林)
旬の事例を踏まえた林業・住宅に関する生きた法務情報を提供します!

申込み:
①貴社名 ②参加者氏名 ③連絡先(電話、FAX、メール) ④住所
を明記のうえ、

info@chiikino.jp または FAX 06-7878-6326
「国産材ビジネスセミナー事務局」

までお送り下さい。

 

※年間受講者も募集中!
詳細はこちら https://chiikino.jp/blog/?page_id=22

Posted by admin on 土曜日 8月 18, 2012 Under — セミナー、研修、講演のお知らせ, pick up, お知らせ, すべての記事, 国産材ビジネスセミナー(東京)

7月度の経営実践研究会[国産材ビジネススクール]を開催しました。
10名を超える参加者で、素材生産業、製材業、木材流通業、工務店と、
川上~川下のメンバーが揃い、活発なディスカッションが行われました。

 

毎回、メンバーからそれぞれ議題を提案していただきますが、

今回は、木材に関するクレームに対して、どうすれば未然に防げるか、
また起こってしまった場合、具体的にどんな言葉で説明すればよいか、など、
メンバーの実体験を交えて、様々な「答え」を聞くことができました。

 

さらに、木材流通の重要性について、特に小売店の役目を、
昔の街の「魚屋さん」にたとえて、再確認をしました。

昔の魚屋さんというと、店頭に大将が立っていて、買い物に行くと

「今日はこんなネタが入ってるよ!」

などと言って、お刺身用に裁いてくれたり、焼き魚用におろしてくれたり、
その場でプチ加工もしてくれたものです。

(といっても、私が生まれてからは、ほとんど見かけたことがありませんが・・・)

以下、木材小売店の役割を、整理してみました。

 

スーパーに並んでいる魚を買うのと、
店頭におじさんが立っている魚屋さんで買うのと、何が違うか。

魚屋に来るお客さんには、ざっくりと分けて、3種類あります。

①お刺身が食べたい、煮付け用の魚を探している、など、
 レシピをある程度決めている。

②今日は絶対、これが食べたい!ある特定の魚がほしい。

③夕食のメニューも決まっていない、なんでもいいけど、なんとなく来た。

それぞれに、どう対応したらよいでしょうか?

①「今日もアジはあるかしら。」

お客様のニーズがある程度決まっているので、
オーソドックスなものを薦めること。
それぞれ用途に合う数種類を、納得性のある価格で、
常に同じものを用意しておく。

「いつものあれちょうだい」 に、答えていくこと。

これは、どちらかというとスーパーの得意分野です。
安定供給、価格明朗。

これは商品ラインナップのベースになるものですが、
ここばかり強化しても、隣のスーパーに負けてしまいます。

 

②「今日はどうしても鯛がほしい!」

たとえば事前にお客様からの声があれば

「今度宴会で●●が食べたいから、あれ仕入れておいてよ!」

に対して、市場で探してくることができる。
特注品に対して、オーダーメイド的に対応ができます。

これが、大きなスーパーだと難しいところ。
個別の注文に対応できることが、
小回りの利く魚屋のメリットです。

③「なんでもいい、お魚じゃなくてもいいんだけど。」

そんな人には、「レシピ」から紹介する。

「これやったら簡単に作れます」
「ちょうどこの魚があるから、この料理法が合います」
「こんなレシピが、すごく美味しくておすすめ!」

これは、スーパーにも最近、レシピが置いてあることもありますが、文字だけでなく

「俺は昨日食べたが、うまかった」
「魚をこうやって処理すれば美味しい」

リアルな現場の情報が、
プロの口から伝えられるのが、魚屋の売りですね。

では、
「いい木材入れてる材木屋」の 役割とは何か。

大型スーパーと、どのようなディテールで差別化できるのか、
魚に当てはめてみると、見えてきますね。

① 安定供給
② オーダーメイド
③ 用途提案

上記3つのパターン、
すべてに対応していかなくてはならないと思います。
異業種から学ぶ、考察してみること。

これがひとつ、気づきです。
それから・・・

いわばこの研究会は、
漁師(素材)と、卸業者(製材業)と、魚屋(小売)と、寿司屋(工務店)
これが一緒に、今後の漁業について話し合っている、という
感じです。

漁業では、こんな場があるのだろうか。

この研究会の貴重さと、業種の垣根を越えることが大事であることも、
同時に感じます。

それから、やはり「魚屋さん(小売)」の重要さ。

家庭での食文化をつくっている、提案できるのは、ここですもんね。

「お客さんに木を提案できる
まともな材木屋がいなくなったから、林業がだめになった」

とは、某、材木屋さんの社長のお言葉でしたが、
そんなことを感じた研究会でした。

 

これからも、研究会は毎月開催していきます。

業種の壁を越えて、議論できるこの場。興味のある方は、ぜひお越しください。

 

*****

今月末には、8月31日-9月1日と、研究会メンバーを中心に発表する

「産地共催交流セミナー」も開催します!

こちらも、ぜひ一度お越しください。

https://chiikino.jp/?p=407

*****

(岩井)

Posted by admin on 金曜日 7月 27, 2012 Under pick up, すべての記事, セミナー報告, 経営実践研究会[国産材ビジネススクール](大阪)

7月21日(土)から、木材コーディネートをさせて頂いた地域工務店様の
モデルハウス完成披露会が始まりました。

このモデルハウス、パートナー会社である㈱西粟倉・森の学校から構造材を納め、
大黒柱には「高野霊木」を使用いただき、国産材をふんだんに使った住宅となっています。

コンセプトは「楽しい♪を+した家」

表通りに面した18畳の部屋は、フリースペースとして、住まれる方がお店にしてみたり、
何か教室を開いたり、自由に設計することができます。

完成披露会は27日まで一週間開催されますが、その期間中、「トカイナカなインテリアウィーク」ということで、
各お部屋 にそれぞれテーマを持った家具が並び、
すぐにでも住みたくなってしまうような、心地よい空間が広がっています。

「トカイナカ」とは、この住宅のテーマのひとつで、
都会にも近く、田舎の自然豊かなよさも兼ね備えたこの場所での
ライフスタイルを提案しています。

 

その中で、グループ会社の株式会社西粟倉・森の学校からも、今回、構造材を提供させていただいたことから、
こども部屋を想定した無垢床のお部屋で、「ニシアワー」の展示をさせていただいております。

スギの無垢床にも似合う、国産材(ヒノキ)の家具を展示しております。

また、一階のファミリースペース、大黒柱には「高野霊木」が。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これから末永く、住まわれる方のくらしを支えていきますように。

他の内装材などにも国産材をふんだんに使ったこの住宅、
披露会では、地元の陶芸家さんや紅茶を扱う方、アンティーク家具のリペアなど、

「 くらし」の色々に関わる方をお招きしてのイベントも開催されました。
このモデルハウスのコンセプトの一つ「地域づくり」という意味合いもあります。

イベントはお客様にも好評で、
陶芸家さんの作品を買い求める方もおられました。
すてきな器と、おいしい紅茶を前に、会話もはずみます。

改めて、

木は木だけで売れない、家(空間)だけでも売れない、
「くらし」全体をおしゃれに、あたたかくコーディネート することで、多くの方の共感を得られることを感じました。

披露会は、27日まで開催中です。お近くの皆様、ぜひ足をお運びください。

 

お客様の声はこちら→ http://www.amazing-nl.com/blog/?p=326

Posted by admin on 火曜日 7月 24, 2012 Under — 地域ブランド工務店, pick up, お知らせ, すべての記事, プロジェクト活動記

7月6日(平成24年)

スタートしました!弊社(古川ちいきの総研)のホームページアップです。

まだまだヨチヨチ歩きでございますが、

森林・林業・木材業・そして地域の色々な情報をお伝えいたします。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

皆さまの忌憚なき御意見をお待ち申し上げます。

info@chiikino.jp

 

蛙と木材

アマガエルと国産杉フローリング

 

 

Posted by admin on 金曜日 7月 6, 2012 Under pick up, お知らせ, すべての記事

6月16日(土)

国産材ビジネスセミナー、満を持して開催いたしました。

 

 

株式会社トビムシ 小林ブログ からも このセミナーの魅力について、アップされています。

http://blog.tobimushilaw.com/?day=20120617

 

 

【第一回 国産材ビジネスセミナー 】

 

6月16日(土)

2012年度、第一回国産材ビジネスセミナー(古川ちいきの総合研究所×トビムシ)が開催されました。

 

林業、製材業、木材流通業、工務店業、ハウスメーカー、山林

所有者、林野庁、県庁職員、研究者、業界ライター、など多様

な方々がお集まり頂き、20余名。

 

今回は、緊張感をほぐすために、そして、どんな方が参加して

いるのだろうと皆皆様が思わぬよう、最初に名刺交換タイムを

設定させて頂きました。

 

この中で2名、

私のブログを見てくださっていたかたから、申し込みがありまして、

またとてもその方々が素晴らしい情熱のお持ちの方で、私も刺激を

受けました。ありがとうございます。

 

> ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

> 2012年

> 国産材ビジネスセミナー(6/16(土))@港区エコプラザ

> ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

>

> ■2012年度 第一回 国産材ビジネスセミナー■

>

> ■日時:2012年6月16日(土)

>

>    13:30~17:30(セミナー)

>    17:30~19:00(軽食、情報報交換&懇親会)

>

> ■場所:港区エコプラザ [港区浜松町1-13-1]

>

> ■費用:第一回 (古川ちいきの総研設立記念)特別価格

>     一般 6,300円(税込)

>     学生 3,150円(税込)

>     懇親会費:1,000円(税込)

>

> ■定員:24名様(予定)

>

> 講座内容

> テーマ:にっぽんの国産材(林業) その理想と現実

>

> 第一部:国産材(地域材)のブランド化7つのポイント

>     2020年の林業・木材業の予測

>        講師[㈱古川ちいきの総合研究所 古川]

>

> 第二部:持続可能な林業経営の秘訣 /加工付加価値化のヒント

>     講師[㈱トビムシ 西原]

>

> 第三部:異業界ビジネスからみる国産材ビジネスの今後

>     戦おう、国産材!

>     講師[㈱トビムシ 小林]

>

> 番外編:現場のリアル14連発!

>     コンサルタントは見た!!

>     全国各地の林山地を渡り歩く講師陣が

>     数々の事例、実績をご紹介!

>

> ■古川ちいきの総研による

>       「新企画」の 発表も!?!?

> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

内容については今回は、割愛させて頂きますが、

 

懇親会においては、それぞれに1名ずつスピーチを頂きまして、

それがまたそれぞれに味があってよかったので一部を紹介させ

て頂きます。

 

 

 

[行政関係]

いまの補助事業、結果的に地域の経済に役に立っていない。

少しでも地域の製材、流通施設に、少しでもお手伝いが出きれば

いいなと思って、自らプライベートで、セミナーに参加。自分が

もっと勉強したいと、この会に参加させて頂いています。

 

[林業・製材業]

こまったことに

いつも学んだことを忘れてしまうので笑、)

毎回、毎回、こうなんだという新鮮な驚きと共に

いろいろな理論と事例を学んでいるところです。

一緒に勉強仲間と思って接して頂ければと思います。

 

 

[素材業]

きこりとしてはある程度経験しましたが、

経営者としての自分を振り返ってみると

このままでは、・・っと危機感を感じていて、

ちょうど古川さんの存在を知って

経営の基盤、考え方、という基礎を学びたいと思って

今年も引き続き参加します。

またよろしくお願いします。

 

 

[工務店・製材業]

最後のまとまり、

7つのポイントをお聞きして

とくにリーダーの情熱というのが、

すごく心に響いて・・・

そういったところ、まだまだ若輩者ですが

熱意を持って、これからまた

みなさんと交流していきながら、

地元の地域から発信できれば、本日はありがとうございました。

 

 

[林業会社]

ずっと自分たちが切っている木がなんで使われないんだろう。

使えない木ではないっとわかってきて、

私たちが丸太を出すだけじゃなく、

製材の方々と組んで、学ぶべきかなと想い、

今回参加しました。

 

 

[工務店業]

色々とヒントを頂いたので

商売につなげ、プランを作りたい、

是非今後とも、お願いいたします。

 

 

[建材メーカー]

建材は日々進化している。

逆に木材ってどうなんだろう。

定性的なトークしか出てこない中で、

個人的な趣味というか、気持ちもあって、

もっと国産材を使えないかっと

遠いところを近づけることが、自分の仕事で、

こういうセミナーをしって参加させて頂きました。

 

 

[行政関係]

何故この会に参加したかと

国産材といったときに、

ブランドであったり、付加価値であったり、ビジネスであったり

そのテーマに、あるところから、メールがきまして。

 

あと番外編で、コンサルタントが見た!全国の現場の話。

こちらに興味があって。

 

わたしも3年ほど現場にいて

チェーンソーかついで、山に行ってまして、

現場でずっとやってきて

 

現場の話になると、非常に気持ちがあつくなってしまう笑。

ぜひまた参加させて頂きたい。

 

 

 

[異業種]

マイチェーンソーを持ってバシバシ間伐しています。

週末林業家です

東京でも、奥多摩、丹沢あたりで、活動したいと思っています。

よろしくお願いします。

 

 

[木材流通]

今日は、若い世代の人が、

眼を輝かせて、、いくというのは、いいと感じました。

 

 

 

 

<アンケートより>

 

★今回初めて国産材セミナーへ参加させていただき、どうしても

製材業をやっている中で、後ろ向きになりがちでしたが、情熱

が沸いてきた感じになりました。早速できることからやってい

きます。

 

★いつもながらバラエティに富んだ内容でよかったです。

 

★講座はとてもフランクで笑いもあり、楽しかったです。業種に

縛られることない参加者の多様性があり、自分の視野を広げたり

ネットワークを作るのにとても良い機会だと思います。

 

★製材所で働いているが、山へ入る機会がほぼないので、林業に

ついてもっと知りたくなりました。

 

★木材利用について、今までとは別の視点から捉えてみる良い機

会であり、自己啓発にも繋がった。

 

★PC業界(異業界)からの視点は、とても面白かった

 

★統計データを立米ではなくキャッシュで表現すること、

百年企業、老舗企業の共通点など学びあり

 

★木材の価値を上げる具体的取り組み事例が多くよかった

 

★規模別による方向や戦略の違いについて

 

★ビジネスセミナー自体初参加なので、

すべてのお話がこれまでと全く異なる視点を与えてくれました

 

★木材を使った製品の付加価値の最たる例を知ることができ

とても印象に残りました。デザイン、提案、営業

「誰に何を売るか」という考えが参考になりました。

 

★今回も盛りだくさんで楽しかった。

ありがとうございます。

この時の雰囲気は、文字だけでは興せないのですが、本当に、

素晴らしい時間で、その後の、お酒月の懇親会はもっともっと

盛り上がりました。改めて、ご参加いただいた皆様にお礼を

申し上げますとともに、忌憚なきご意見をアンケートで頂き、

反省点も多々あり、次回以降に活かしてゆきたい所存です。

 

次回(第二回)の国産材ビジネスセミナー@東京は、

8月18日(土)になります。

 

Posted by admin on 土曜日 6月 16, 2012 Under pick up, お知らせ, すべての記事, 国産材ビジネスセミナー(東京)