2016年9月23日、広島県広島市中区にて、築35年のオフィスビルが改装され、新たな施設がグランドオープンします。
平和記念公園、原爆ドームの向かいに佇むこのビルは、「おりづるタワー」と名付けられました。
現在はプレオープン期間でありますが、
スギ材の木格子天井、ヒノキ材のデッキ、ヒノキ化粧柱で囲われた構造柱など、
美しい素材に覆われた、屋上展望台が特に注目を集めています。

 

運営は、マツダ発祥の地「広島」を拠点とする基幹ディーラー、株式会社広島マツダ

1945年に投下された原子爆弾により、全社員を失い、社屋も倒壊。
そこから、街の再生と共に歩んできた社歴があったといいます。

 

平和への想いは、1棟のビルに体現されました。
広島観光の折に、展望台まで足を運んでみてはいかがでしょうか?

★おりづるタワー 公式ホームページは、こちら
http://www.orizurutower.jp/

Posted by wpmaster on 火曜日 9月 6, 2016 Under ちいきのgraffiti~写真集~, 未分類

 

「日本最古の造林・吉野林業」
で知られる奈良県吉野郡川上村ですが、
じつは豊かな天然林もあることをご存知ですか?

 

こちらは、川上村の筏場地域の清流にて、昼下がりのひと時。
木々から射し込む夏の日差しに、
水面がコバルトブルーに輝いています。

 

吉野川(紀ノ川)の源流村として、
川をはぐくむ豊かな森を守り、下流域へきれいな水を送ること。

その源流の村の使命を『「樹と水と人の共生」をめざして――川上宣言』に掲げる地域づくりを続けています。

 

弊社では、地域の資源を活かした地域ビジネスの支援を通じて、
源流の村づくりをサポートしています。

 

Posted by wpmaster on 金曜日 8月 19, 2016 Under pick up, すべての記事, ちいきのgraffiti~写真集~

 

青々とした杉林の手前、薄桃色の花に目を惹かれました。

濃緑の山を彩るネムノキです。

 

 

夜になると子葉が閉じて垂れ下がり、眠っているように見えることから、

この名が付けられたと言われています。

英名では、silk tree(絹の木)と、可憐な名前が付いています。

 

 

そんなネムノキですが、夜にもまた出会いました。

今度は、お寿司屋さんのテーブル敷きにて、素敵な一句と共に。

 

開花の見頃も、そろそろ終盤です。

初夏限定のお花見にいってみては、いかがでしょうか?

Posted by wpmaster on 土曜日 7月 30, 2016 Under pick up, すべての記事, ちいきのgraffiti~写真集~

 

岐阜県で200年続く林家さんの山を案内していただきました。

先代が2世代、3世代後を想って育てられた、場所ごとにコンセプトのある森。

 

そんな林業視察の中で出会った、静かに流れる滝とエメラルドグリーンの淵。
実は岐阜県の名水50選に指定されている名所でもあります。

 

この滝には、その昔、藤原高光が鬼退治をした際に使用した矢を納めたという伝説があり、
矢納ヶ渕(やとがふち)との地名が付けられています。

 

ほとりには矢納ヶ渕神社があり、
観瀑台からは、渕の底を眺めることができました。
暑さ厳しい季節となりますが、
各地の源流を巡り、その地の歴史や森づくりに目を向ける旅はいかがでしょうか?

Posted by wpmaster on 金曜日 7月 8, 2016 Under pick up, すべての記事, ちいきのgraffiti~写真集~, 未分類

 

 

今年4月、アジア初となるビーチの国際環境認証「ブルーフラッグ」を取得した、高浜・若狭和田海水浴場。

ブルーフラッグとは、

1)水質
2)環境マネジメント
3)環境教育
4)安全とサービス

 

の4つのカテゴリに基づく33の基準を満たしたビーチ・マリーナに与えられる、国際環境認証であり、

「ビーチ、マリーナの所在する周辺地域の持続可能な発展を促進すること。」

とう理念が掲げられています。

 

その美しい砂浜に、この夏は新しい景色が広がりました。

 

 

波打ち際まで続くのは、杉板を敷いたウッドロード。
一枚ずつ丁寧に面取り加工が施されています。

 

この杉の道があることで、身体が不自由な方も、専用の車いすに乗って波打ち際で海を楽しむことができるようになりました。

また、杉板の上は熱くなりにくいため、真夏日の砂浜でも安心して裸足で歩くことができます。

 

 

 

 

もうすぐ夏本番。ウッドロードが笑顔で賑わう日も間近ですね。

 

Posted by wpmaster on 水曜日 6月 29, 2016 Under pick up, すべての記事, ちいきのgraffiti~写真集~, 未分類

 

果てしなく広がる牧草地

一本の桜の木

南部片富士こと岩手山

 

岩手県・小岩井農場での一枚。

125年前、この一帯は木が一本も生えていない

荒野であったといいます。

 

小野義真、岩崎彌之助、井上勝の3人の想いが、

2,000haの森林と100年の法正林を作りました。

大いなる挑戦によって描かれた風景が、心に沁みます。

 

Posted by wpmaster on 日曜日 6月 12, 2016 Under すべての記事, ちいきのgraffiti~写真集~

山守の方に案内していただいた、約270年生 ・ 大径木の切り株。

伐採されたのは、今から約10年前。

近くに大きな岩があり、根元部分までチェンソーを入れられず、高い位置で伐採されました。
ただし、根本部分(元玉の下部分)も、年輪の詰まった貴重な素材。

チェーンソー技術を駆使して半分だけ伐り出しため、このように特殊な形の切り株が残っています。

山から余すことなく素材を搬出する、職人技。
この後の料理はいかに・・・?

 

Posted by wpmaster on 金曜日 6月 3, 2016 Under pick up, すべての記事, ちいきのgraffiti~写真集~

 

初夏の森に、不思議な白い花がたくさん咲いていました。

ねこじゃらしのような、試験管ブラシ?のような・・・

 

 

所有者さまが枝を折ってくださると、ほんのり甘い香りがしました。

 

「ウワミズザクラ」(バラ科ウワミズザクラ属)

 

小さくてもしっかり桜の花でした。

豊かな広葉樹の森には、香も色もいっぱいです。

 

良く見なければ見過ごしてしまいそうな、森の楽しみです。

 

Posted by wpmaster on 金曜日 5月 6, 2016 Under pick up, すべての記事, ちいきのgraffiti~写真集~