ここ東京の新橋にて、今年度第3回(10月度)国産材ビジネスセミナーが開催されました。

 

今回も関東のお客様のみならず、新潟、静岡、福島と遠くからの参加がありました。

中には、現在東京でシステム系のソフト会社で働かれている方で、ご実家が林業/製材業だということで
本セミナーをWEB上で検索されて、初めて参加をされた方もお越し頂きまして

セミナー中に、様々な討論も賑わう、熱いセミナーとなりました。

 

今回は、まず古川から、

第一講座  国産材マーケティング基礎編 

・QCD+木材マーケティング基礎
・AIDMA理論から展示会営業の実践まで
・WEBマーケティングの基本とは

としまして、改めて「品質」とは何か、

「原木品質」と「製材品質」に分け、

さらに、原木品質は育林過程/施業過程に分け、
製材品質は 選木/製材/保管・運送 の段階に分けて、

そのうえで責任の所在を明らかにし、品質基準を設けることの重要性について議論しました。

 

特に、

吉野杉の柾目製品、信州唐松の外壁材、高野霊木、熊野材フローリング等の現物の製品を見せながら、

林業品質→製材品質→住宅品質とは何かということを具体的に説明。

 

住まいの品質は「山」から。

 

参加者からのゲストスピーチも含め

具体的な施業方法から製材加工方法を紹介しました。

 

また大型展示会への出展を前に、リアルな展示会営業の方程式についてもレクチャーしました。

 

続けて古川より、

■第二講座  国産材ビジネス業界知識編 ~製材と木材流通~ 

・木材加工の事例(製材業、流通業が)
・国産材の新流通「連携」事例紹介

として、意外と知らない製材業・流通業の類型化、基本構造をお伝えしました。

古川が現場コンサルティングで行ってきた事例を中心に、
様々な林業、製材業、流通業、工務店業の連携パターンと
その実際の「苦労」や未来の「ビジョン」についての話題提供をしました。

 

次に、小林から

第三講座   連携ビジネスのルール 流通ビジネスの法務的ポイント 

・ハードとソフトの連携事例
・国産材流通にまつわるビジネス法務のエトセトラ

 

として

日本林業と製材業の統計データを配布資料に考察しながら、国産材の流通の将来像を提示し、

守りの連携、攻めの連携というキーワードを皮切りに、

「連携」するポイントを異業界のビジネスルールを基にまとめて頂きました。

 

特に 

川上産業・・・林業

川中産業・・・製材加工・流通業

川下産業・・・住宅産業・家具・

 

と分類できる中で、川中産業の「位置づけ」を明確にしながら、国産材(木材)の品質とは何かという定義づけをし、

過去の裁判事例を解きながら、川中産業(製材・加工業)の経営に必要なビジネス上の契約ポイントについて

独自の「川中産業方程式」といいうルールでまとめて頂きました。

 

また、弊社の岩井からは話題提供として、

■第四講座  若手ビジネスサミット&premium流通店(木材マルシェ)  

まず、最近の「岩井」ということで、先日鳥取で現地視察をしたところの事例を紹介し、

9月の若手林業ビジネスサミット@北海道における「学び」を写真や動画を含め、レクチャー形式で報告をしました。

 

30代に限定しているこの1年に1回の若手サミットですが、早くももう三回目。

若さ、熱さを第一にワークショップやトークセッションをし、
業界の商慣習に囚われず、新たなビジョンを共有したことを、
このセミナーでも一部紹介しました。

 

最後に古川よりまとめ講座があり、今回もみなさまからの積極的なご質問・ご意見もあり、
無事に終了いたしました。

 

次回は、12月14日(土)に開催です。

各回参加も承っておりますので、全国の熱い仲間と出会いたいあなた!
ご参加をお待ちしています!

Posted by admin on 土曜日 10月 19, 2013 Under pick up, すべての記事, セミナー報告, 国産材ビジネスセミナー(東京)

 

学びの秋、林業の秋!!
国産材ビジネスセミナーで学びましょう。

10月度は10月19日(土)に開催!

今回は、木を挽き、木を運ぶ、〝意外と知らない″製材・流通業について解説。
素材を生かす彼らの仕事、とっても大事なお仕事だけど・・・どんなことをしているの!?

マーケティング編も深まっていきます!

各回の参加も大歓迎していますので、初めての方も、お馴染みの方も、お気軽にご参加ください。

 

◆◆◆10月度国産材ビジネスセミナー◆◆◆

■日時 : 2013年10月19日(土)
Aコース(基礎編):14:00~18:00
Bコース(実践編):13:00~14:00(14:00以降も無料で受講OK!)

■場所 : 2東洋海事ビル(東京都港区新橋4-24-8 )
http://goo.gl/maps/0uPNt

■内容 :

★業界知識編★

【意外と知らない大事な仕事:製材・流通業】
・製材の仕事・技術
・流通業の仕事
・3つの製材・流通パターン
・選ばれる材木屋になるためのヒント

・林業~工務店への連携(水平連携、垂直連携、異業種連携)の具体事例を多数紹介!!

・ビジネス連携の実務と手法

★マーケティング編★

【マーケティング基礎編】
・QCD、木材マーケティング基礎
・AIDMA理論
・WEBマーケティングの基本

 

■講師 :

古川大輔(㈱古川ちいきの総合研究所)
小林洋光(㈱トビムシ)
岩井有加(㈱古川ちいきの総合研究所)

ほか

 

■費用 :

Aコース(基礎編):12,600円(税込)/学生6,200円(税込)
Bコース(実践編)21,000円(税込)/学生10,500円(税込)

※ご新規の方は、お申込み時にお知らせする口座へ、事前お振込みをお願いいたします。
※振込手数料はご負担ください。

 

■定員(先着) :

Aコース(基礎編):20名
Bコース(実践編):10名

■お申込み :

1)貴社名
2)参加者ご氏名
3)ご連絡先(電話、メール)
4)懇親会のご出欠
5)希望コース(Aコース基礎編/Bコース実践編)

を明記の上、
info@chiikino.jp または FAX 06-7878-6326

「国産材ビジネスセミナー事務局」までお送り下さい。

 

みなさまふるってご参加ください!

セミナー概要はこちら
https://chiikino.jp/blog/?page_id=22

 

Posted by admin on 土曜日 10月 19, 2013 Under — セミナー、研修、講演のお知らせ, pick up, お知らせ, すべての記事, 国産材ビジネスセミナー(東京)

今回は、参加者総勢12名。

新規の方も含め、北は福島県、西は広島県から、暑い中お集まりいただきました。

林業マン、行政職員、学生、そして異業種、山林所有者まで、毎度さまざまな顔ぶれです。

 

本日の内容は、

★最新の事例紹介 【古川】

★第一部  林地と施業の法知識
~林業マンに必須!林地を巡る権利の知識、トラブル事例など~【小林】

★第二部 林地評価から木材流通まで
~奥多摩と全国の事例から、林業現場のリアル!~【西原】

★ミニ講座:ワインのような日本の林業!?
~多様な日本林業の奥深さをすこしだけご紹介~【岩井】

★第三部 マーケティング入門&まとめ
~理念と利益、3C、消費三要素、ライフサイクルなど基本フレーム~ 【古川】

 

といったメニューです。

法務&コンプライアンスの小林講座では、実際に起きたトラブルについて参加者からの質問もあり、

多摩の現場からリアルな情報満載の西原講座でも、森林所有者との交渉について、これまた現場からの鋭い質問もありました。

ところで、1万㎥の原木を出して最終製品にするまでに、

どれだけのコストがかかり、歩留まりがどうなるか、みなさんは数字のイメージがありますか?

こちらは、クイズ形式で。

参加者の方々も、意外とわかっているようで復習が必要のようでした。

 

岩井講座では、知識編。全国の林業地の特徴・多様性をご紹介。

焼酎の「3M」は知られていても、「日本三大美林とは?」「日本三大人工美林」とは?

これも業界人にも意外と知られていません。

いろいろな林業を知っていれば、林業を語るのに味わいが増す!と、自らも“林業ソムリエ”を目指す岩井からのご提案でした。

 

まとめの古川講座では、新たなクイズや事例もまじえながら、マーケティング基本フレームをおさらい。

2回目、3回目と聞いていただいているリピーターの方もいらっしゃいますが、

毎回違う事例を加えながら、飽きさせない講義を目指しています!

 

次回は、10月19日(土)開催です!
ご新規の方も大歓迎、お申込みお待ちしております!

・Bコース(実践編)13:00~14:00
・Aコース(基礎編)14:00~18:00

◆内容

【意外と知らない大事な仕事:製材・流通業】
・製材の仕事・技術
・流通業の仕事
・3つの製材・流通パターン
・選ばれる材木屋になるためのヒント

【マーケティング基礎編】
・QCD、木材マーケティング基礎
・AIDMA理論
・WEBマーケティング

↓セミナー 詳細はこちら!

Posted by admin on 日曜日 8月 18, 2013 Under pick up, すべての記事, セミナー報告, 国産材ビジネスセミナー(東京)

 

6月15日、2013年度第一回の国産材ビジネスセミナーを開催しました。

今回は、今年度セミナーの説明会を兼ねていましたが、

関東をはじめ静岡県、岐阜県、遠くは広島県などから17名の方にご参加いただき、
会場は熱気に包まれました。

 

今年で4年目を迎えましたこのセミナーですが、
異業種の方や学生まで、国産材ビジネスに関心を持つ幅広いジャンルの方にご参加いただいているのが特徴です。

今年は、業界知識編・マーケティング編それぞれに体系的に学べるカリキュラムを組んでいますので、
林業・木材業初心者の方も安心してご受講いただけます。

 

また、特別ゲストからの講座も毎回好評で、

今回はメディア関連にお勤めのゲストから、どうしたら自社の事業やイベント、活動を
メディアに取り上げてもらえるのか、そのポイントをご紹介いただき、
みなさんなるほどと、高い関心を持っておられました。

 

恒例のセミナー後の 懇親会は、初参加のメンバーも含めて様々な意見交換があり、
人脈作りの場としても一役買っています。
大いに盛り上がりました。

 

今年度のセミナーは、座学が次回以降 合計4回、
11月には毎年恒例の現地研修を予定しています。

<セミナー日程> 2013年 8月17日、10月19日、12月14日、2月1日
<現地研修>11月 ※詳細別途

 

今年は座学中心の「A.基礎コース」と、マンツーマンレッスン付きの「B.実践コース」をご用意しています。
(開催日は両コースとも同じです)

受講お申込みについてはこちらをご覧ください!

https://chiikino.jp/?page_id=22

どうぞお楽しみに!!

Posted by admin on 月曜日 6月 17, 2013 Under pick up, お知らせ, すべての記事, セミナー報告, 国産材ビジネスセミナー(東京)

いよいよ今年度最後の開催となりました、国産材ビジネスセミナー@東京、
最終回にも関わらず、ご新規の参加者にもたくさんお越しいただきました。

例のごとく、林業事業体、製材、森林組合、行政、学生と所属はさまざま、
「普段は山側にいるので木材流通などを勉強したい」
「色々な知見を得て自分の地域に還元したい」

など、参加の同機も色々です。

今回は2012年度の総まとめとして、4名の講師からそれぞれふりかえり講座となりました。

 

まずは古川より。

林業・木材業に対するニーズを顧客視点から細かく分類をし、

それぞれの業態がどの部分を担うのかを改めて整理し、ご説明をしました。

一口に木材といえども、「住宅10ニーズ」の中の一部の「素材」であり、
その「素材(部材)」の中にも、構造材、化粧材、下地材があり、他の新建材もありで、
それぞれの製品の品質も細かく分けて考えれば、切り口はいくつも存在します。

今自らが追及している品質、強みとは何なのか、

顧客(エンドユーザー)視点に立って、改めて考えていただけたでしょうか。

 

また自分のポジションを知ったうえで、年間250日出張の甲斐あって集めた

各地の最新事例を、動画や写真を交えて、ご紹介しました。

 

 

次に、岩井から女子目線から見た情報発信の5つのポイントをご紹介。

林業界で活躍できる女子力を独自に定義したうえで、
ビジネスに役立つ、身に着けるべき情報発信スキルをご提案しました。

まずはマーケティングの基礎中の基礎ともいえる、

 

「ターゲットを絞ること」

 

マーケティングとは文字通り「的(mark)に当てること」という意味です。

誰にでも受け入れられるモノ・コトは、裏を返せば誰にも響かないということ。

そのほか、ターゲットにメッセージを届けるときに、押さえておくべきテクニックをご紹介しました。

 

 

続いてトビムシ小林からは、

「国産材ビジネスの根幹 !!林地と林業の法知識」として、

林業施業にとっては必要不可欠である、地籍や権利関連の基礎をレクチャー。

所有権、地上権、使用(貸借)権、立木法による登記、入会権・・・

山林には様々な権利が複雑に重なり合っていますが、
ひとずつ紐解いていくことで、選ばれる 林業会社になるための
営業ノウハウにも結びつけることができます。

トビムシ小林氏 当日のブログ http://tobimushilaw.jugem.jp/?eid=119 )

 

 

トビムシ西原からは、一年間の締めくくりとして、実践クイズを中心にまとめを行いました。

2つの含水率とは?材積の計算方法は?

みなさん覚えておられたでしょうか。

 

また二極化する消費者ニーズと林業形態として、
林業界を席巻しつつある二つの潮流

①少投資高付加価値林業

②ハイテク化、エネルギー化

を整理したうえで、

「各々の事業、活動の軸(強み)をきっちりと持ちつつ、

商品・サービスの編集力、発信力を磨き、
消費者に近い事業者・団体との連携を強めることで
消費者ニーズが多様化するが故に、多様な「答え」 「アプローチ」が生まれ得る!」

とまとめました。

 

 

終わりに、古川からまとめ講座です。

これからの ビジネス(国産材マーケティング)は、

 

売上シェアの奪還から時間シェアの獲得へ」

 

消費者ニーズが高度化する中、林業・木材業も単なる「素材」提供でなく、
素材から製品へ、製品から商品へ・・・そして「ライフスタイル提案」へと
領域を拡大していかなくてはなりません。

そのとき考えることは、

「ゆったりした時間を過ごしたい」「おしゃれな生活を送りたい」

そういった時間の使い方を提案し、創造し、選択していただくことです。

よく六次産業化という言葉が使われますが、
単に素材を加工すればよいというものでもなく、その先にあるコンセプトが大切です。

またその手法も 、自社1社のみですべてを担うだけが選択肢でなく、
理解ある「ちいきの」二次産業、三次産業の企業と連携することが近道にもなりえます。

 

そんな考え方をご紹介しつつ、本年のまとめ、

【林業四則演算とは】

Ⅰ.林業+α
林業だけではなく、
顧客が喜ぶ、付加価値をどう加えていくか。

Ⅱ.林業×β
林業という業種にこだわらず、
小売業、サービス業的な展開をし、
水平連携、垂直連携を
掛け算できるかどうか。

Ⅲ.林業÷γ
経営力ということで分解できるかどうか。
商品(施業)力、集客力、営業力、組織力
そのなかで競合他社と比較し
何を強化すべきか。

Ⅳ.林業-δ
どうしても取り除かなければならない
昔の商慣習や古い精神風土!

 

いかがでしょうか?

 

これで本年度は終了となりますが、2013年度も国産材ビジネスセミナーを開催予定です。
改めまして年間受講のお知らせもさせていただきますので、
ご期待ください!

ご参加いただいた皆様、一年間ありがとうございました。

 

 

★参加者からのご感想★

久々に参加させていただき、興味深い事例や考え方などを伺い、収穫になった。
今後、自分の経験もふまえて、今日の学びを自分のものにしていきたい。
(大学生A様)

~~~

来年度は1年間通して参加してみたい!
(林業B様)

~~~

初めての事ばかりでしたので、すべてが勉強になりました。
ここで学んだことをどう今後につなげていくか、
これでスタートラインにつけるといいです。
(林業C様)

~~~

勉強好きになり、勉強にはげまなければ。
いずれはセミナーのみなさんに発信できる自信の持てる事業をできればと思いました。
(行政職員D様)

~~~

林業というのはふだん生活する上ではあまり関わりの無いものだと感じていたが、住宅にも国産材がもしかしたら使われているかもと考えると何を使っているか興味がとても沸きました。
(大学生E様)

~~~

最新の事例を聞けるのは非常に参考になります。
人脈づくりの価値も大きいと思う。
おかげでやっと、自分が一般のお客様に林業を伝える力がついてきました。
(会社員F様)

~~~

参加者に若い人が多く、
まだまだ林業に興味を持っていることに頼もしく思いました。
地元の仲間にも伝えていきたい。
(林業・製材業G様)

~~~

今回の「時間シェアの獲得」という考え方は確かに大事だと思いました。
家を建てるというのは人生の一大イベントですが、そのために使える時間は多くない。
その限られた時間の中で木について考えてもらう時間をいかに増やしていくのか。
まだまだ工夫できることってあるよな、と思いました。
(大学生H様)

~~~

毎回新しい内容がきけて新鮮だった。
マクロの数字の紹介、法制度や政策との関連、具体的マーケティングが特に面白かった。
(商社I様)

~~~

毎回わくわくして受講させていただき、多くの学びがありました。
今後は他産業の経営改善の取組をより詳しく教えていただきたい。
(行政職員J様)

~~~

職場などで、いかに川上から川下までがつながっていないかを実感しています。
私の夢は「日本の森林に関わる人が笑顔で暮らす未来をつくること」
もちろん一人ではできないことですが、何か少しでもこの夢に向かって努力できたらと思います。
(林業関連団体K様)

 

 

Posted by admin on 火曜日 3月 19, 2013 Under pick up, お知らせ, すべての記事, セミナー報告, 国産材ビジネスセミナー(東京)

 

いよいよ今年度最終回!

怒涛の一年総まとめ、復習テスト付きのお得な一回となっています。
新規ご参加も歓迎、みなさまふるってご参加ください。

◆日時:2013年3月16日(土)13:30~17:30
※終了後に懇親会を開催します

◆場所:港区エコプラザ [港区浜松町1-13-1]

◆内容

~最新事例30連発、総まとめ と 実践テスト~

理念と利益、森林の多面的機能と市場規模、ブランド化とイノベーション、消費の3動機(必要性・欲求性・物語性)、マーケティングの基礎、AIDMA理論、売上方程式、理念共感型営業、木材流通の類型化、住宅10ニーズ、企画と特典 チラシ、DM7つのポイント、ソーシャルメディア活用

知っておきたい商標の基礎、著作権の基礎について、下請法、景品表示法、木材・住宅政策について、住宅エコポイント、行政補助事業、知的資産管理と営業秘密、取引基本契約の読み方取引基本契約の読み方、債権回収のノウハウ、ソーシャルメディアリスク

境界画定と情報管理、林道設計、搬出システム選択、林業機械、コスト管理、製材歩留まりと原価、在庫管理、木材乾燥技術、バイオマス

◆講師陣

★古川大輔 (㈱古川ちいきの総合研究所)
★岩井有加 (㈱古川ちいきの総合研究所)
★西原啓史 (㈱トビムシ)
★小林洋光 (㈱トビムシ) 他

◆料金:一般 12,600円(税込) 学生  6,300円(税込)

※ご新規の方は、お申込み時にお知らせする口座へ、3月13日(水)までに事前お振込みをお願いいたします。
※振込手数料はご負担ください。

◆定員:20名様(先着)

◆お申込み:

1)貴社名
2)参加者ご氏名
3)ご連絡先(電話、メール)
4)懇親会のご出欠

を明記の上、
info@chiikino.jp または FAX 06-7878-6326

「国産材ビジネスセミナー事務局」までお送り下さい。

ビジネスセミナーの詳細はこちら→https://chiikino.jp/blog/?page_id=22

Posted by admin on 土曜日 3月 16, 2013 Under — セミナー、研修、講演のお知らせ, pick up, お知らせ, すべての記事, 国産材ビジネスセミナー(東京)

 

今回は、コンパクトな席配置で、ゼミナール形式での開催となりました。

山の現場は繁忙期ということで、ご欠席もありましたが、急きょ、はるばる新潟県から(!)の若き参加者もあり、
学生~ベンチャー企業~公的機関と、多様な顔ぶれです。

懇親会では、別件で東京へお越しになっていた大阪経営実践研究会のメンバーの飛び入りもありました。

 

最初に、古川から最新のトピック&事例紹介。

特に1月28日付の日経新聞記事で、林業関連の予算についてその意義を問われる内容があったことから、
国民や国家にとっての林業の存在意義とは何なのか、またその意義を果たすために、
民間企業がしっかりと理論を持つこと、補助金に頼らない方法を模索することの重要性をレクチャー&ディスカッションしました。

 

 

第二講座は、トビムシ西原より、「バイオマスの理想と現実」として、

この10年間、多額の補助金が投じられながらも
目標とされる成果が出せなかったバイオマスエネルギー関連事業について、

その失敗要因と、今後改善すべきポイントについて、一定のまとめを行いました。

3.11以降エネルギー危機が叫ばれ、大規模バイオマス発電所の建設も相次いでいますが、

改めて「林業のカ・レ・シ」カスケード、レンジ、シーリング という特性を考慮した上での計画と、
条件にあった身の丈での実施が必要となってくるのではないでしょうか。

 

 

続いて、トビムシ法務小林からは、みなさんも当たり前のように使っているソーシャルメディアのリスクについて。

誰でも、いつでも、無料で、世界に発信できてしまうという特性ゆえに、
未然に防ぐことや、発信の記録を消すことも難しいソーシャルメディア。

その利用は個人の判断にゆだねられているため、企業や公官庁でも、
社員個人の問題発言が拡散し、企業信頼をゆるがす事件になる事例も相次いでいます。

小回りがきき、目が届きやすい中小企業といえども、
知っておくべきリスク管理のポイントについてご紹介しました。

 

次に、弊社岩井からは今月のミニマーケティング講座として、
写真+文字をベースとした、すぐに実践できる「チラシのつくりかた」をレクチャー。

提案型集約化にかかる情報提供、木材の販売方法、森林ボランティア活動の告知、などなど、
この業界でも「チラシ(フライヤー)」をつかった情報発信の場面は多くなっていますが、

一枚にも数十円といった印刷コストがかかってくるツール。
その戦略やデザインの重要性を理解しながら、

実際に参加メンバーがつくったチラシにコメントしながら7つの制作手順を解説しました。

セミナー終了後には早速「つくってみました!」と画像を送ってくださったメンバーもいて、
即、実践に移していただけることはこちらとしても大変励みになりました。

 

最後に古川からのマーケティング講座、

消費者目線でないと意外とわからない、「住宅10ニーズ」についてご紹介。
「構造材の種類」「国産材」に対するニーズの優先順位はどの程度なのかをご理解いただきました。

参加者からは、現代の施主ニーズのリアルに対して、「意外!」という驚きの声が聞かれました。

より上位となる、快適性、デザイン性、安心安全の担保を、国産材の側から
具体的にどのようバックアップしていくかという視点を持つことが大切です。

 

また国内の製材業を大きく3形態に分類し、その素材としての特徴とマーケティング戦略をまとめました。

ひとことで「木材」「国産材」といっても、素材、加工の仕方、流通形態、住宅の完成形までバラバラであり、
同じ営業戦略では適しません。

改めて自分の届けたい「木材」とは何なのか、立ち位置を知ることから始まります。

 

今回の参加者からのご感想を一部ご紹介します。

~~~

住宅10ニーズの話がなるほどなぁと思った。家っていうのは国産材を売るための術だけど、別に施主さんは国産材を買うんじゃなく、家を買うんだなと、当たり前なんですがそう思った。私は自分がどうやって「林業」に関わっていこうかなとよく考えるんですが、全体を通していい刺激をもらっています。

(大学生A様)

~~~

住宅10ニーズを何か月ぶりに聞いて、当時よりも参考になり、自社商品の営業に使えると思った。

(小売業B様)

~~~

バイオマスに関して、ひとつのまとめをしてくれたのはありがたい。
一方、期待通りの効果を上げている事業は皆無という事実が、多くの人がバイオマスはインチキ、税金の無駄遣いという理由を物語る。

(会社員C様)

~~~

 

8回に渡って開催してきました、2012年度国産材ビジネスセミナーも、次回で最終回です。

初めての方も大歓迎です。みなさまのご参加、お待ちしています!

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◆第9回 3月度 国産材ビジネスセミナー◆
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◆日時:2013年3月16日(土)13:30~17:30
※終了後に懇親会を開催します

◆場所:港区エコプラザ [港区浜松町1-13-1]

◆内容

~最新事例30連発、
総まとめ と 実践テスト~

理念と利益、森林の多面的機能と市場規模、ブランド化とイノベーション、消費の3動機(必要性・欲求性・物語性)、マーケティングの基礎、AIDMA理論、売上方程式、理念共感型営業、木材流通の類型化、住宅10ニーズ、企画と特典 チラシ、DM7つのポイント、ソーシャルメディア活用

知っておきたい商標の基礎、著作権の基礎について、下請法、景品表示法、木材・住宅政策について、住宅エコポイント、行政補助事業、知的資産管理と営業秘密、取引基本契約の読み方取引基本契約の読み方、債権回収のノウハウ、ソーシャルメディアリスク

境界画定と情報管理、林道設計、搬出システム選択、林業機械、コスト管理、製材歩留まりと原価、在庫管理、木材乾燥技術、バイオマス

 

★古川大輔 (㈱古川ちいきの総合研究所)
★岩井有加 (㈱古川ちいきの総合研究所)
★西原啓史 (㈱トビムシ)
★小林洋光 (㈱トビムシ) 他

 

◆料金:一般 12,600円(税込) 学生  6,300円(税込)

※ご新規の方は、お申込み時にお知らせする口座へ、3月13日(水)までに事前お振込みをお願いいたします。
※振込手数料はご負担ください。

◆定員:20名様(先着)

◆お申込み:

1)貴社名
2)参加者ご氏名
3)ご連絡先(電話、メール)
4)懇親会のご出欠

を明記の上、
info@chiikino.jp または FAX 06-7878-6326

「国産材ビジネスセミナー事務局」までお送り下さい。

ビジネスセミナーの詳細はこちら→https://chiikino.jp/blog/?page_id=22

Posted by admin on 月曜日 2月 18, 2013 Under pick up, お知らせ, すべての記事, セミナー報告, 国産材ビジネスセミナー(東京)

 

2月はバレンタインデーの翌々日に開催します、国産材ビジネスセミナーのお知らせです。

たくさんのご参加、お待ちしています!

 

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◆第8回 2月度 国産材ビジネスセミナー◆
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◆日時:2013年2月16日(土)13:30~17:30
※終了後に懇親会を開催します

◆場所:港区エコプラザ [港区浜松町1-13-1]

◆内容

★古川大輔
住宅10ニーズ:消費者はどうやって家を選ぶのか、ホンネを知っていますか!?
木材流通の類型化:3つの木材流通類型、成功のヒントを知る
その他、木材乾燥・二次加工の工夫、新商品開発について、全国各地の最新事例満載!

★西原啓史
バイオマスの理想と現実
近年、エネルギー注目を集める木質バイオマス、その最新動向と現場のリアルをご紹介。

★小林洋光
旬の事例を踏まえた林業・住宅に関する生きた法務情報を提供します!

◆料金:一般 12,600円(税込) 学生  6,300円(税込)
※ご新規の方は、お申込み時にお知らせする口座へ、2月13日(水)までに事前お振込みをお願いいたします。
※振込手数料はご負担ください。

◆定員:20名様(先着)

 

◆お申込み:

1)貴社名
2)参加者ご氏名
3)ご連絡先(電話、メール)
4)懇親会のご出欠

を明記の上、
info@chiikino.jp または FAX 06-7878-6326

「国産材ビジネスセミナー事務局」までお送り下さい。

ビジネスセミナーの詳細はこちら→https://chiikino.jp/blog/?page_id=22

 

Posted by admin on 土曜日 2月 16, 2013 Under — セミナー、研修、講演のお知らせ, pick up, お知らせ, すべての記事, 国産材ビジネスセミナー(東京)