いよいよ最終回となりました、岐阜県 製材・木材業経営強化セミナー。
この日は少し座席の配置を変えて、ディスカッション用のレイアウトになりました。
「経営総まとめシート」に記入し、これまで4回の振り返りをしました。
理念と利益、情熱、3C、売り物と売り方、QCD+個人担当+会社信頼、木材業売上方程式、コーポレートメッセージ・・・
各社、自社に当てはめて記入をしていただき、これからのビジョンを発表していただきました。
みなさんが普段から考えておられる、課題やこれからの展望を共有して、参加者どうしで質疑応答もあり、
議論するきっかけとしていただけたと思います。
日頃、頭の中で考えていることを、改めて「ビジネスフレーム」に当てはめて整理をし、他社や異業界にヒントを得ながら、
次の具体的アクションへとつなげていただく。このセミナーが、そのきっかけとなっていれば幸いです。
参加者は皆様熱い想いを持った方ばかりで、セミナーを受講してすぐに、小さなアクションを実行される方のスピード感には、
私たちも勉強させられ、励みとなりました。
前回のセミナーの中で
「このセミナーには、ライバルとなる企業どうしも参加している。
もしも異業界なら、同業他社の大企業どうしが肩を並べて同じ会場で学ぶことなどありえない。
だからこそ、切磋琢磨しながら協力していけるのが、この業界の魅力でもあります。」
というコメントがありました。
セミナー後の懇親会も出席率が高く、参加者どうしが和やかな空気ながらも本音で語り合う様子が見られました。
よきライバルであり、よき仲間である。
そのような関係性のある、この業界の可能性も感じられた5日間でした。
本年度のセミナーはこれで終了しましたが、これからも岐阜県の皆様とのご縁を大切に、
さらに全国の仲間と一緒に、この業界を盛り上げていきたいとの思いを新たにしました。
5回にわたりお世話になりました岐阜県林政部の皆様、参加者の皆様、ありがとうございました。
改めて感謝申し上げます。