気が付けば第四回となりました、岐阜県製材・木材業経営強化セミナー。
今回はお昼に、岐阜県の清流から獲れたアユをいただきました!
子持ちアユは卵がホクホクしていて、絶品・・・。
焼いたアユは塩、酢醤油、味噌の3種類の味でいただきました。
出張先でご当地のグルメをいただけることは、本当に幸せなことです。
さてお腹とやる気を満たした後は、セミナー本番です。
今回は、弊社の古川に加え、ビジネスパートナーである㈱トビムシから
西原啓史、小林洋光の二人にゲスト講師として講義をさせていただきました。
西原からは、「素材生産の視点からの木材の情報価値と情報コスト~サプライチェーンからバリューチェーンへ~」
として、木材業として単なる「モノ」の流通から、お互いの利益率を高める「コト(情報)」の流通へと
転換することの必要性についてレクチャー。
途中、「ループ図」を用いたワークショップでは、グループワークで参加者の皆様にキーワードを書き出していただき、
「木材流通量を増やすにはどうすればよいか」という議題について考えていただく時間を設けました。
いくつかの珍回答もあり・・・
発想の展開・転換の仕方について体験していただけたかと思います。
続いて、小林からは「知っておきたい、木材の品質トラブルを防止する書面の力~クレームを管理する考え方~」
として、木材業における法務・コンプライアンスの役割と重要性について。
クレームが起こってからの対応よりも、未然に防ぐことで、その時間を有意義な営業活動に使うことができます。
1)できないことは約束しない
2)「何かおかしい」と感じる力を身に着ける
この2つのポイントが大切です。
さまざまな事例を交えながらの講義に、
「うちはこれまで何も対策を取っていなかった。
これから、クレーム対応の時間を減らして自社のメリットになるような体制を整えたい。 」
との声も聞かれました。
古川からは、他地域での事例を紹介しながら、営業とは何か、その基本的な考え方から応用編まで復習を兼ねて。
次回はいよいよ最終回。
これまでの総まとめと、参加者による課題発表となります。
10月19日(金)14:00~18:00 ぎふ森林文化センター で開催です。