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東京・国産材ビジネスセミナー、今年も開講!!

第1回は6月28日(土)14~18時@東京都・新橋駅前

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“東京で体感する、最もリアルな林業ビジネス!”

5年目を迎えた今年も、東京で元気に開催いたします。

 

~こんな方に!!~

★明日のビジネスに活かしたい、経営者の方
★起業したい、事業継承したい、Iターン・Uターン
★いまがチャンス!新規参入したい、異業種の方

 

(年間スケジュール)
6/28、8/2、9/6、10/4、12/13(全5回)

 

リアルWOOD JOB!ここにあり。川上~川上すべてを覗ける、このチャンスを見逃すな!!

 

♪第一回講座♪

■日時 6月28日(土)14:00~18:00

■場所 東京都港区新橋2-12-15 田中田村町ビル5F (新橋駅から徒歩4分)

■テーマ

・日本の林業の概要(裏と表)
・森林資源と市場規模
・森林の多面的機能の背景と現実
・経営の成功3条件
・情熱方程式
・マーケティングとは何か。
・コトラーのマーケティングコンセプトを林業として読む
・山林の土地所有権
・土地と資本の基本(外資が森を奪う!?)

など

 

■受講料 13,000円(税込)
※第1回ご受講後に年間受講をお申込みされた方は初回分受講料を差引いたします
※お支払方法はお申し込み後、ご案内いたします

 

<お申込みについて>

【1】各回受講の方
事前にお申込みのうえ、各回ごとの参加費を指定の口座にお振込みください。

【2】通年受講の方
各コース通年受講の場合、事前一括支払でお得な特典があります!

 

 

★お申込み方法★

①FAXで
ページ下よりチラシダウンロードの上、必要事項を記入してFAX送信

②メール・お問い合わせフォームから
・貴社名
・部署名
・役職
・氏名
・電話番号、FAX
・年間受講 または 各回受講(受講希望日程)
・ご住所
・メールアドレス

を明記の上、info{@}chiikino.jp へメール ※{@}を@に変えてください
またはお問い合わせフォームから 送信してください

※先着順に受付、定員に達し次第募集を終了します

 

★年間スケジュール、通年受講について詳しくはこちら★

https://chiikino.jp/blog/?page_id=22

 

 

 

 

Posted by admin on 土曜日 6月 28, 2014 Under — セミナー、研修、講演のお知らせ, pick up, お知らせ, すべての記事, 国産材ビジネスセミナー(東京)

~地域の宝を発掘!~

まちづくりの現場。

情熱的な行政職員と、地域の資源を掘り起こすために、文字通りの探検!

今は忘れられた洞窟へ。

石灰石の採掘場跡から、ヒンヤリとした風。

その奥に、何が見えるのか・・・?

Posted by admin on 日曜日 6月 22, 2014 Under — ちいきの地域, pick up, ちいきのgraffiti~写真集~

 

先月5月14日、定員を上回るご来場者数で大盛況となりました、
「森ではたらく!」出版記念イベント第1弾@東京に引き続き、関西でもイベントを開催致しました。

 

 

今回の会場は、大阪心斎橋スタンダードブックストアカフェにて、
会場の入口には嬉しいことにイベント開始を待つ来場者の方々の行列が出来ていました。
そして、今回も定員の60名を上回る100名近い方々にご来場いただき満席となった中、
登壇者の皆様がご入場。

 

 

今回のイベントには、本書の著者の中から、
「森に集う人」編者でありコミュニティデザイナーの山崎亮さん、
「森を興す人」編者・森林再生コンサルタント・古川大輔、
「森を運ぶ人」材木屋さん3代目の熊谷有記さん

この3名が登壇してイベントが始まり、まずは出版社から、この本が作られたきっかけが紹介されました。

 

この春に映画「WOOD JOB!」が公開され、普段森とは関わりなく暮らしている街の人からも、
森へ関心が寄せられる大きなきっかけが出来ました。

この機会に”リアルWOOD JOB!”な世界観をお伝えし、
街で暮らす人にも森を近くに感じて頂ければという思いの下、この本が出版される事となりました。

 

本書には27人の著者が自らの言葉で書いた、十人十色のリアルな世界が凝縮されていますが、
この出版イベントの機会に、登壇者3名からその一部をご紹介。

 

 

という訳で、登壇者による自己紹介、

トップバッターは香川県の材木屋、山一木材3代目、熊谷有記さんからスタート。
山一木材2代目のお父様、そして創業者である初代のお祖父様についてご紹介され、
代々引き継いできた材木屋さんのこだわりについて話して下さいました。

フォークリフトを乗りこなすお祖父様の姿や、様々な木材が並ぶ材木屋さんの敷地内の写真等
は、街で暮らす来場者の方々には馴染みがなく新鮮な光景だったのではないでしょうか。

熊谷さんが三代目を務める材木屋さん、山一木材では、
工場の横の森でカフェ、日用品店、ギャラリーを営んでおられます。

「木と暮らすこと、伝えたい」というコンセプトのとおり、”KITOKURAS“と名付けられた空間で、
カフェやギャラリーを営まれ、

また、季節ごとに開催される「HONMAMONマルシェ」では、
お店を訪れた人が木のある空間を肌で感じて楽しめる場を作っておられます。

「多少曲がっている野菜でも美味しく食べられるのと同じで、木材にも多少の節や曲がりがあったとしても、
強度的には十分安全に使えるというレベルのものを提供しています。それを自然素材の味わいとして
楽しんで頂けたらと思います。」

と、誰もの生活に馴染みある食や野菜に例えてご紹介いただきました。

女性目線で森や木と関わる仕事について描いておられる熊谷さん、
詳しくは本書をお読み頂ければと思います。

 

 

熊谷さんから1/27の森と暮らしについてお話いただいた後は、
全国の森を飛び回る森林再生コンサルタント、弊社・古川大輔にバトンタッチ。
年間約200日近くの出張を通じて出会った全国の林業産地を会場のみなさまにご紹介致しました。

高野山、富士駿河、信州松本、兵庫播州、伊賀上野、吉野川上、
三重熊野、東白川村、土佐嶺北、京都北山、岡山西粟倉、石見出雲、筑後川流域など・・・

弊社ではCLUB プレミアム国産材など、林業の各産地のみなさまとご一緒に、
木材とその産地の風土の魅力までをご案内しています。

「ワインや焼酎に産地があり、銘柄があるように、木材にも産地ごとに物語と作り手がいて、
多種多様な味わいがあります。その中から自分の気に入った木材を選んで
暮らしに取り入れる喜び・楽しみを、都会の方にも味わってほしい。」

世代を越えて守り育てられた森の風景や、現場作業での逞しく響く音などが伝わるよう
動画を使いつつ、このようなメッセージをお伝えしました。

来場者の皆様、行ってみたくなる森を見つけていただけましたか?

 

最後は、コミュニティデザイナー・studio-Lの山崎氏へバトンタッチ。

森林の面積も、その森ごとの物語にも恵まれている日本ですが、街で暮らす人にとっては
何だか遠い存在になってしまっている森の世界。コミュニティデザインを通じて仕組みを整え、
街の人と山村で暮らす人が共に森と関われる活動づくりを実践している山崎さんです。

 

街の人が週末を利用して森や木工の世界を楽しめる仕組みを作られた
穂積製材所プロジェクト」についてのお話。

三重県の御夫婦で営まれる製材所を舞台に、
そこに都会の人、若者など外の人が関わり、

コミュニティデザインの力で仕組みをつくり、みんなが集える森づくりを実現されたプロジェクト。

本書の中では、山崎さんご自身も街から森に集った一員としての感想も描かれています。

 

 

また、当日はイベントの来場者の中から、山崎さんが代表を務めるsudio-Lのメンバーである
神庭慎次さんが急きょご登壇されました。街の人が森づくりを実践できる仕組みを整えておられる事例として、
大阪は泉佐野丘陵緑地の公園作りについてお話いただきました。

こんな風に、ご自身の森をすでに持っている方が急きょご登壇してお話して下さるのも
森ではたらく!出版イベント面白さの一つとなっています。

 

 

各々の活動紹介の次は、登壇者によるトークディスカッション。
・女性が森ではたらく事の魅力
・森ではたらく人々の格好良さが持つパワー
・活動に楽しさ、ワクワク感を付加するデザインについて
・子供に誇れる仕事、次世代に引き継ぐ暮らしについて 等など、

他にも次々にテーマが飛び出し盛り上がり、飛び入りゲストも登壇されました。

 

 

奈良県の代々続く林業産地にて活躍されている、林業家の久住一友さんが、
子供向けに企画されたイベントについてお話下さいました。

日々現場仕事に奮闘されながらも、それにとどまらず

「子供達に誇れる仕事をして、それを伝えていこう」というコンセプトを持って
開催されたこのイベント。

会場の皆様にも「魅せる林業」を実践されている世界をご紹介頂きました。

 

 

また、「森を鳴らす人」として本書の著者の一員でもあるカホンプロジェクトの山崎正夫さんが、
急きょ、カホンを生演奏して下さる場面もありました。

今やカホンプロジェクトの活動は全国に輪を広げていますが、その中で全国の森に共通する問題についても会場の皆様にお伝えして下さいました。

 

 

イベントの最後には会場から、

「映画や本の世界から森に興味を持ったのですが、
実際に自分が行ってみる森は
どうやって見つければ良いのでしょうか?」

との質問が上がりました。
それに対して編著を務めた古川からは、

「今回の著者を27人に絞るが本当に悩ましく、28人目、29人目…と、
ご自分の森を見つけて暮らしを営んでおられる人々が全国におられます。

美しい森の風景にはその下に、森を守り育てている人がいます。
この本に登壇する27人に27通りの森があり、それぞれの暮らし方をお持ちです。

本を通じてその人生を覗き、また実際に森を訪れて人に会いにいくなかで、
みなさまがご自分の森を見つけるきっかけを作って欲しい。」

とお答えしました。

すでに本書をお読み下さった方は、もう行ってみたい森を見つけられたでしょうか?
生活に取り入れられそうな森の暮らしが見つかりましたか?

今回のイベントを通じて初めて森ではたらく世界を知ったという方は、
森と共に暮らす「人」の気配も見つけていただけたでしょうか。

森ではたらく人々の世界を、本書を通じて覗くことで、
街ではたらく人にとっては「非日常」の世界を味わっていただき、
街ではたらく日常がさらに豊かになるきっかけとしていただければ幸いです。

 

 

今回イベントを開催させていただいた心斎橋スタンダードブックストアカフェでは、
「森のブックフェア」のコーナーを設置していただいております。

本書の27人の著者がオススメする書籍も推薦コメントと共に並んでいますので、
ぜひ書店に立ち寄り、本書と併せてお読みいただければと思います。

弊社からはこれからも、全国のリアルWOOD JOB!な世界を飛び回り、
街で暮らす皆様の下に、全国の産地の木材の魅力と物語をお伝えして参りたいと思います!

最後になりましたが、学芸出版社をはじめスタッフの皆様、ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

 

Posted by admin on 土曜日 6月 7, 2014 Under pick up, すべての記事

5月10日から映画「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」が公開されましたね。
弊社メンバーもハマっている、痛快そして深い林業映画、おすすめです!

さて5/15に発売予定の「森ではたらく!」出版記念イベント第2弾として、
6月7日(土)に大阪にてトークショーを開催いたします。
みなさまふるってご参加ください!

~~~
◎「森ではたらく!27人の27の仕事」
出版記念イベント第2弾!
映画「WOOD JOB!」 リアル版!
森のお仕事案内 part2 森を運ぶ人
日  時 :6月7日(土)19:30~21:00
場  所 :スタンダードブックストア(カフェスペース)
http://www.standardbookstore.com/
ホ ス ト :山崎亮さん、古川大輔
ゲ ス ト :熊谷有記さん(材木屋〈山一木材 KITOKURAS〉)
参 加 費 :1000円
★1ドリンク付き!
★参加者にはもれなく鹿革のしおりをプレゼント!
定  員 :60名
申  込 :▼スタンダードブックストア心斎橋店HPから
http://www.standardbookstore.com/archives/66148021.html
>>>趣旨
映画『WOOD JOB!』で今注目を浴びている森の仕事。森を挽く人(製材所)、森で採る人(山菜・キノコ採集)、森で灯す人(木質バイオマス)、森で育てる人(森のようちえん)……そして森を撮る人として映画『WOOD JOB!』の矢口史靖監督、森を書く人に原作者・三浦しをんさんも迎え、ひたむきで痛快な仕事ぶりを綴った1冊、『森ではたらく!-27人の27の仕事』が、いよいよ5月15日に発売となります。
「森って案外近いんです!」
を合言葉にした出版記念イベント第2弾。
今回は「森を運ぶ人」として、まさにまちと森を繋ぐ〈山一木材 KITOKURAS〉の熊谷有記さんを迎えます。
森の仕事に興味がある人から、週末森に通う人、ただ森という言葉が何か気になってしまう人まで!
森を覗いてみたい皆さんのご参加をお待ちしております!

Posted by admin on 土曜日 6月 7, 2014 Under pick up, お知らせ, すべての記事

 

弊社代表・古川が共著の図書『森ではたらく!―27人の27の仕事』が5/15に発売決定しました。

「森」を鍵にして多種多様な舞台ではたらく27人、本の中でそれぞれのストーリーを紹介しています。

森を伐る人(林業家)、挽く(製材所)人のように、森の木を仕事の材料にする人
森で迎える人(喫茶店)、癒す人(森林セラピー)のように、森という場の魅力を引き出す人。

森の可能性に限りはなく、その可能性を今まさに広げている人たちのレポートです!

 

さらに本書には、今話題の青春林業エンターテイメント映画

『WOOD JOB!~神去りなあなあ日常~』(公式サイト:http://www.woodjob.jp/)の

矢口史靖 監督、原作者の三浦しをんさんの書き下ろしも加わり、
今アツイ(!?)林業界の空気と、森を取り巻く人の幅の広さ、想いの深さが伝わる本です。

 

●○詳細情報○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●

『森ではたらく!-27人の27の仕事―』 山崎亮 編著/古川 大輔 編著 [学芸出版社]

発売日:2014年5月15日 (木)

↓詳細・最新情報はこちらのページで「いいね!」
https://www.facebook.com/mori.job.gkg

★★ご購入予約はこちら!★★

学芸出版社から購入

FAX申込み用紙はこちら http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/2246/order.pdf

<目次>

●● プロローグ:今、森に向かう理由
|森に集う人|コミュニティデザイナー
山崎亮(studio-L)

●● 森ではたらく人:まちと森をつなぐ23の仕事
|森を写す人|林業家、写真家
足立成亮(out woods)
|森を運ぶ人|材木屋
熊谷有記(山一木材 KITOKURAS)
|森を挽く人|製材屋
田口房国(山共)
|森で染める人|染織家
鈴木菜々子(ソメヤスズキ)
|森を鳴らす人|カホンプロジェクト代表
山崎正夫(SHARE WOODS)
|森で狩る人|猟師
永吉剛(猪鹿庁)
|森を伐る人|林業ベンチャー経営者
久米歩(ソマウッド)
|森に棲む人|蜂獲り師、野遊び案内人
熱田安武・尚子(あつたや)
|森で迎える人|食堂・喫茶オーナー
東達也(食堂・喫茶 瀞ホテル)
|森で採る人|山伏、山菜・キノコ採集者
成瀬正憲(日知舎)

―森を描く人:林業というナリワイを描いて、見えてきたこと―
|森を書く人|作家
三浦しをん(『神去なあなあ日常』著者)
|森を撮る人|映画監督
矢口史靖(『WOOD JOB!』監督)
—————————————————————————–
|森を届ける人|国産材コーディネーター
川畑理子(greenMom)
|森で癒す人|森林セラピスト
小野なぎさ(グリーンドック)
|森で建てる人|建築家
六車誠二(六車工務店)
|森を継ぐ人|山林経営者
緒方万貴(マルマタ林業)
|森を香らせる人|森林組合職員、樹木精油生産者
田邊大輔・真理恵(下川町森林組合、フプの森)
|森で作る人|家具職人
大島正幸(木工房ようび)
|森で灯す人|林業家(木質バイオマス事業)
松田昇(松田林業)
|森を伝える人|公務員(林業職)
イシカワ晴子(静岡県庁)
|森で育てる人|森のようちえん運営者
西村早栄子(智頭町森のようちえんまるたんぼう)
|森に通う人|週末林業家
堤清香(林業女子会@東京)
|森を探る人|大学院生(環境経済学)
井上博成(京都大学大学院)

●● エピローグ:森のこれから
|森を興す人|林業再生、地域再生コンサルタント
古川大輔(古川ちいきの総合研究所)

 

Posted by admin on 木曜日 5月 15, 2014 Under pick up, お知らせ, すべての記事

 

東京駅前、KITTE4階のマルノウチリーディングスタイルを会場に、

「森ではたらく!」出版記念イベント第1弾が開催されました。

 

定員60名を超える、100名近くのご参加で大盛況。
多くは東京におすまいの「街ではたらく」方々でしたが、中には森ではたらいている方、
また本日のゲストのファンで、遠く青森県からかけつけたという方も。

 

ワクワク感が高まる中、

「森に集う人」編者でありコミュニティデザイナーの山崎亮さん、
「森を興す人」編者・森林再生コンサルタント・古川大輔、
そして「森で癒す人」森林セラピストの小野なぎささん、
3人の著者によるトークショーから始まりました。

しかしこの日、会場に急きょ駆け付けてくださった著者が、ほかにもいらっしゃいました。

「森を鳴らす人」カホンプロジェクトの山崎正夫さん。

同じ「山崎さん」ということで、山崎亮さんから華麗なスルーパス、
カホンの山崎正夫さんが登壇され、ナイスコンビなお二人で、
カホンプロジェクトの紹介がありました。

カホンとは、スペイン語で「箱」という意味を持つ名前の楽器で、
文字通り立方体のハコの形をしているもの。

これを国産間伐材でつくるワークショップを通して、
全国に森とつながるコミュニティを拡げている 山崎正夫さん。

なんと、
「今朝、ニューヨークから帰ってきました!」

活動は海外にも広がりつつあるそうです。
そんな彼を掻き立てる原体験、森との出会いについて語りました。
(くわしくは本の中で!)

 

また、古川からは、編者として27人それぞれの活動をダイジェストでご紹介させていただき、

多様なはたらき方があるように、日本には多様で美しい森が
各地にあることをご紹介させていただきました。

吉野杉400年の森、京都北山・台杉の森、高野山1200年の森・・・

意外と身近にあるのに、知ることの少ない森の姿。
都市にすんでいても、

「あなたの 森を見つけてください」

これが私達からのメッセージです。

[写真:間伐された森]

いろいろな接点から関わる人が増えることが、
森に光が差すきっかけになると考えます。

その接点をつくっていくのが我々の役目ですが、
その入り口として、この本を読んでいただきたい。

 

そして今回のメインゲストである、森林セラピストの小野なぎささん。

会場BGMは小野さんおすすめのCD。
鳥のさえずり やせせらぎなど、森の音と心地よいギターの中でトークが進みました。

 

「あれ、会場のみなさん、
 なんだか真剣でこわい顔をしていますよ?

 まずは肩を動かしてリラックスしてからお聞きください!」

そういって和ませていただき、
まるでセラピーを受けているかのような時間がスタート。

小野さんのはたらく森の様子、お勤め先の保健農園ホテル フフ山梨のご紹介、
なぜ今のお仕事に至ったかという体験を語っていただきました。

東京都内からも1時間半ほどで行けるという、
富士山が見える、四季折々のすてきな丘の風景が映し出されました。

この森林セラピーというもののに対する、小野さんのコメント。

「私は森という場を借りて
 人が元気になれるお手伝いをしています。

 それは森がいいよ、森に毎日来ればいい、というのを言いたいわけじゃなく、
 その人のふだんの都会でのくらし、
 都会でのお仕事を毎日元気にがんばってもらうための
 たまに、の森での活動なんです。」

 

「森ではたらく!」27人を集めたこの本ですが、
街ではたらく人も、森と気負わずに触れてみてもよいのではないか、

「日常」が森であるか、「街」であるかにかかわらず、
いろいろな生き方を覗いてみよう。

そんなメッセージも込められています。

 

本に登場する27人も、日常と非日常、森と街の間を
それぞれの絶妙なバランスで行き来しています。

 

そして最後は、こちらも会場にかけつけてくださった著者の一人、

「森を届ける人」国産材コーディネーターである川畑理子さんも登壇され、

27人のうち5人が集う貴重な機会となりました。

 

川畑さんは自らの会社グリーンマムで、
全国各地に国産材のおもちゃ、店舗内装などを都市へ届けるお仕事をされています。

 

街でのくらしの中に、森という要素を入れたら、
森ではたらく人たちの生き方を覗いてみたら、
もっと日常がすてきになるヒントがあるかもしれないですね。

 

ご来場のみなさまは、どんなことを感じられたでしょうか。

最後は、本の販売とサイン会で締めくくられました。

今回もいろいろな出会い・ご縁をいただきました。

 

会場からは、

「思い起こせば祖父は林業をやっていた。
そんな林業の血をひいた自分を久しぶりに思い起こしていた時間でした。

この本によって、森に、そして林業に興味をもってくれる人が広がるといいなぁ。」

 

「メンバー同士が「森」繋がりで仲が良く、素敵な空気が聴き手にも伝わってきた。」

といったお声も。

 

じつは著者どうしはまだお互いに会ったことのない方ばかりだったのですが、
やはり「森」を介して意気投合できたのでしょうか。

一冊の本が結ぶご縁。まだまだ続きが、楽しみです!

 

 

★次回、イベント第2弾は6月7日(土)大阪にて!★

詳しくはこちら→ https://chiikino.jp/?p=2518

Posted by admin on 水曜日 5月 14, 2014 Under pick up, すべての記事

 

平成26年5月12日㈪、
本日は大阪大学豊中キャンパスにて、ソーシャルデザインの授業で古川がゲスト講師をさせて頂きました。

 

 

この講座はソーシャルデザインの授業という事で、
地域再生と林業再生というソーシャルビジネスを実践する立場として、3年前からゲスト講師を務めております。

授業は全学部を対象に開講しており、外国語学部、文学部、工学部、基礎工学部、
理学部、薬学部、法学部、医学部、歯学部、経済学部、人間科学部と、
所属の様々な学生が今年も100人以上受講されました。

講義のテーマは「地域再生と林業再生~マーケティング特別理論と人生デザインを背景に~」という事で、

まずは、
・経営コンサル(林業コンサル)という働き方
・理念と利益
・日本の森林と林業
・マーケティング基礎講座
(市場規模、3C、消費の三要素、売りモノと売りカタ、地と図の関係)
についてお話しました。

 

 

また、この講義の受講生は1年生が多く、これから大学生活をスタートする彼らには、
「自分をデザインする7つのこと」というテーマについてお話しました。

人より一歩前に出るためには、どんな積み重ねが必要か。
また、自分の強みを発揮するために生かせるマーケティング的視点とは?

 

そして、自分の理念を追求し継続させる上で重要となる
好き×憤りの情熱方程式を紹介しました。

弊社のインターン生からも好き×憤りの情熱方程式を発表しましたが、
受講した学生にも自分に当てはめて考えてほしいと思います。

受講する学生の様子を見ていると、特に理念と利益のテーマのところで
深く頷いて反応する学生が目立ちました。

自由に科目を選べる一般教養の授業であえてソーシャルデザインを選ぶ彼らですから、
すでに自分が追求したい理念を持っているのではないでしょうか。

環境問題や地域社会の課題解決をしたいと話す学生が増えているからこそ
「ソーシャル〇〇」という言葉に注目が集まるのだと思いますが、
そこに利益を生み出す視点を加えて、理念を実現し継続させられる人材になってほしいと思います。

 

そして最後に、受講された学生から頂いたコメントをいくつかご紹介致します。

授業の内容に関して、熱く思いを語ってくれるコメントもあれば、
プレゼンについて分析するコメントもあり、 思わず読みいってしまいます。

いただいたコメントはすべて、大切に読ませていただきました。

===学生のみなさまよりコメント=================================

■Aさん
授業のテンポの良さに感動しました。

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■Bさん
自然保護したい側と、地域で農業をしている人の対立の話しがあったが、地域の本音とよそ者の理想がある中で、地域の視点に欠けるよそ者は無責任だと思います。実際に農業の手伝いをしているものとして、今日の講義は共感できるものが多かった。

======
■Cさん
地域の中で、地域のために働きたいと考えていたが、自分が地域に必要とされるには、自分にしかない専門性(マーケティングなど)をしっかり身につけたいと思いました。

======
■Dさん
ユーモアが合って話しが聞きやすかったです。
林業ということに今まで興味がなくて、林業と言うと山に入って木を切っているイメージしかなかったです。
しかし古川さんのように、いろんな形で林業に関わっている人がいることを知って、興味が湧きました。

======
■Eさん
自分のやりたいことを自分の仕事に、という真っすぐな姿勢と、斬新な取り組みを続けていらっしゃるという所に感動しました。
古川さんの人生論と、柔軟で幅広い取り組みを忘れないようにして、今後のキャリアデザインに生かしていきたいです。
とても有意義で、今後の私の動き方の具体的な参考になりました。

======
■Fさん
高校の時模擬店をやったことを振り返ると、理念なんてもってなかったかな、売れればそれでいいと思っていた、と恥ずかしくなりました。
私は自分のやりたいこと(世界史)と自分が有益な人間になれるもの(アラビア語)があるので、この大学に入りました。
思う通りの大学に入れたので、「何でも仕事につけたらいいや」、じゃなくて、「稼ぐことと社会貢献の両立」を考えた上で就職できるよう、4年間頑張りたいと、心から感じることができました。

=====
■Gさん
今までは社会に出るという経験もなく、学校では利益よりも理念の教育がありましたが、事実生きていくためには理念だけではいけないと思います。
どのようにしたら理念を持ち、利益を追求するか悩みながら、将来を考えていきたいです。

=====
■Hさん
「理念と利益」の話しにとても刺激を受けました。
私自身も、大学のボランティアサークルでボランティア活動に参加しており、夏休みには海外ボランティアに参加したいと思っています。
しかし今は親のお金で大学に行き、生活しているから、何も困らずそういったことに貢献して、金銭的利益がなくても気にしていませんが、やはりそういうボランティアの活動の中にも利益は必要だと感じました。
一方が他方に何かを与えるばかりでなく、やはり与える側にも利益がなければならないし、お互いがwin winの関係になるのが理想なのだと思いました。

=====
■Iさん
自分は中学・高校時代では学校の活動等でも無意識のうちに利益に走ったりしたことを思い出した。
受験勉強に関しても、蹴落としあいしか考えていなかった。これを機に理念について考えてみようと思う。

=====
■Jさん
事例も多く、大学生にも分かりやすい話しでした。
次々と言葉を話すことができるのは、きっと色々な体験をしてきたからだと思います。

=====
■Kさん
ハイテンションで人が集まってくるような雰囲気の方だと思いました。話し上手で、とても若々しく見えました。

======
■Lさん
去年の夏に企業インターンをして、少しだけマーケティングについて学びました。
企業にコンサルとして入って行くこと自体は、おもしろそうですが、私にとって他社の売り上げを伸ばすことを一生繰り返すことに疑問を感じました。
そこで「林業」という理念や正義感が伴うものにコンサルとして入って行くことは、非常に面白そうだと思いました。
ある意味、コンサルとしてのNeeds×Wants×Storyにかなってるのかなと思います。

======
■Mさん
プレゼンがとても上手で、一方的なプレゼンで終わるのではなく、クイズや挙手等を交えつつ聴講者も考えることができるような内容のプレゼンなので、とっつきやすかった。
また、パワーポイントの中に長文はあまり用いずにしゃべりが基本だったのもよかった。
僕もこれからプレゼンをする機会が増えるかと思うが、今日の古川さんのプレゼンはとても参考になりました。
また授業自体もとても面白く、普段の大学の授業なんかより数倍面白かったです。
今日は講義を聞けてとてもよかったです。

======
■Nさん
自分は、将来何歳にアレをして、逆に昔あの日に何をしたかを覚えていなくて、目標はなく漫然と生きてきたように感じた。
しかし古川さんの言葉のように、少なくとも自分の一年の中で、ある目標を設置して、その目標を達成するよう頑張って行きたい。

自分は大学へ単純に建築の勉強がしたくてここに入ってきたが、入ってみた今でも何がしたいか分からない。
自分も情熱を持てる何かを見つけたい。

『情熱を持った人は憤りを持っている」という言葉は、きっとずっと忘れない言葉だと思う。
今回は本当にありがとうございました。

======
■Oさん
私は国際協力に関心がありますが、利益ゼロのボランティア活動をしているだけでは生きていけないのは確かです。
国際協力をするためには、その人が他の人、他の国について考える余裕、行動する余裕を持っていることが条件です。
そこにははからずとも、経済的な余裕が含まれていると思います。
利益も理念も両立されねばならないと思います。

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■Pさん
「林業の集約化」の話しが印象的でした。
農地の集約化が海外の農産物に対抗するために必要という話しはよく聞きますが、林業でもあてはまると知り、とても驚きました。
官公庁でも細かく部署が分かれているため、柔軟・迅速な対応が困難になっています。

私は医師を志していますが、医療業界においても診療料が分かれており、様々な弊害が生じています。
そう考えると、林業の問題点は、日本の社会全体の問題ともいえると思います。

大阪人の笑いとはまた違う所で面白い講義だと思いました。
インターンは学部の関係上難しいのですが、これからもネット、TVなどで古川先生の動向を追いかけたいです。

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■Qさん
林業再生の活動を行っていて、そのような「いいことをしている」という話しをするのかと思っていましたが、話しを聞いて印象が変わりました。
ただのいい人ではなく、独創的で創造力のあるすごい方だと思いました。

私が生活をしている中でも、気にしたこともなかったような企業の戦略の視点で指摘をされ、驚きました。
3Cという考え方はこれからの人生でも役に立つと思います。

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■Rさん
林業で、理念と利益を両立したり、ソーシャルビジネスの視点から変えていく、というのが、すごく新鮮で興味深かった。
マーケティングの専門的な話しの触りも聞けてすごく楽しかったし、もっと知りたいと思った。

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■Sさん
ただ理想を語るのではなく、実際に生きていく中でどう社会とかかわるか、ということを考えている方のようで、こんなふうに仕事をしたいと思いました。

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■Tさん
やりたいこととお金を稼ぐことを秤にかけた時、どうしても理想ばかり追い求めたくなりますが、この言葉と、そして「顧客によって事業は定義される」という言葉を聞いて、お金を稼ぐことも考えないと社会に貢献したり、必要とされることはないのだなと思いました。
親に、将来お金になるかどうかも考えなさいと何度も言われて、悔しい思いをしましたが、少し理解できた気がします。

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■Uさん
社会人になってから、自分だけの卒業式を作ることが大事という話しは非常に納得できました。
私はこれまで大学受験、資格取得に向けて努力してきました。
これから社会人になる中で、私たちは自分で目標を設定し、そのために努力する自助努力が必要なんだと思いました。

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たくさん頂いたアンケートに感謝とお礼を申し上げます。
また色々と機会があれば、よろしくお願い申し上げます。

■今回の講義を受講された学生のみならず、インターンに興味がある方は、遠慮なくご連絡ください。
【古川ちいきの総合研究所 インターン希望】と件名に記入いただき、以下のアドレスまでご連絡ください。

■また、大学や行政、林業・木材関係の企業で、古川の講義、出張講座を受けたいという方も
以下のアドレスまでご連絡ください。

みなさまからのご連絡、お待ちしております。
㈱古川ちいきの総合研究所 Email⇒info@chiikino.jp

 

Posted by admin on 火曜日 5月 13, 2014 Under pick up, すべての記事, 講演&研修 報告

 

 映画WOOD JOB!の公開もあってか、
森や林業にまつわる本の出版が相次ぎますね!

弊社も取材を受けた図書が5/19に発売となります。

「林業男子 いまの森、100年先の森」(山と渓谷社)

山﨑 真由子著
発売日 2014.05.19発売
販売価格 本体1,500円+税

http://www.yamakei.co.jp/products/2814310330.html

 

いま熱い!?林業男子&女子が数々登場!!

 

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木を育てる伐るヒト
東京・檜原村/青木亮輔

木を加工し売るヒト
岡山・西粟倉村/井上達哉

林業の各業界を繋げ、広げるヒト
大阪/古川大輔

伝統の技を受け継ぐヒト
京都/有馬茂、高橋弘之

女性パワーで旋風を巻き起こす!?
京都/岩井有加、東京/大塚潤子

林業を描いたヒト
東京/矢口史靖

・・・and more

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林業の現状や歴史についての解説あり、いまはたらく林業男女たちのリアルあり、
関心を持つ方の入門書、実践書に!

林業界の輪郭をつかみ、新しい風を感じられる一冊です。

 

「森ではたらく!」と併せて、こちらもご期待ください。

 

 

Posted by admin on 土曜日 5月 10, 2014 Under pick up, お知らせ, すべての記事