こんにちは、インターン生の高垣です!
9月28日(土)に滋賀県彦根市にて丸松木材株式会社様が主催された「イイネタマルシェ」にスタッフとして参加したので、
レポートを書かせていただきます。
弊社はパートナーとして、企画・デザイン・集客のサポートをさせていただきました。

 

「材木屋さんがマルシェ?」と頭に疑問符を浮かべたまま会場に来た私ですが・・・
並んだお店を見回してすぐに一般のフリーマーケットとは違うところに気がつきました。

よく見ると、柱や看板はすべて木製!さすが材木屋さんです。味があって素敵でした。

 

このマルシェの目的は、丸松木材様がご愛顧いただいているお客様方に感謝の気持ちを伝えること、
参加しやすいイベントを通じて新たなお客様とつながること、そして、木や自然素材が好きな人を増やすことです。

そのような思いで集められたのは、こだわりのある地元のお店。
文字通り、くらしを楽しくする「イイネタ」ばかりが集まっていました。
熟成醤油や季節の無添加ジャム、自家製酵母と国産小麦のパン、滋賀の野菜を使ったお弁当などなど、
素敵な商品が並んでいます。

 

 

フードコーナー

フードコーナーでは、数量限定・朝採り卵の卵かけごはんや、
ブラジル人の社員さん一家による揚げ料理「パステル」がオープン直後から人気を集めます。

机や椅子にももちろん木材が使われていました。

 

木工コーナー

木工コーナーでは、木を使ってスプーンやバターナイフを手作りできます。
この体験がお目当てで訪れたお客さんも多かったようです。
他のブースでは木のアクセサリーを作っている方も見かけました。

 

上棟体験

なんと、上棟体験コーナーも!
大工さんたちと一緒に組み上げていくモデルハウス。これぞ究極のDIY!
めったにできない経験に、参加した子どもたちは大喜びでした。

 

キッズスペース

キッズスペースも杉の木で作られていて温かみがあります。

 

島根県と静岡県から、木材メーカーによる製品の展示もありました。
こだわりを持って作られた製品に興味を持たれた方は、熱心にお話を聞かれていました。
上棟体験を担当した大工さんたちも、「こんな木を使いたいね」とおっしゃっていました。

ほかにも会場内では富士山麓の桧の間伐材だけで作った割り箸が配布されたり、
端材のアウトレットコーナーが設けてあったり。
どこをとっても材木屋さんならではの楽しい企画や工夫がいっぱいでした。

 

500人以上の来場者を迎え、大成功に終わったイイネタマルシェ。
多くのお客様から「楽しかったです」「何もかも木でできていて面白かった」
「来年もまたやってください」との声をいただきました。

マルシェを開催したことで、木材についてお客様により深く知っていただくとともに、
丸松木材様のこだわりも感じていただけたのではないでしょうか。

また、「普段は前を通り過ぎるだけ。初めて材木屋さんに入った」
「木材にはあまり興味がなかったけど、来てみると木の香りに癒されて良かった」というお客様もいらっしゃって、
新たなつながりをつくることにも結びついたと思います。地元のメディア取材も来られていました。

 

初めてのイベント開催ということで、この日のために、丸松木材様は社員総出で準備を進めてこられたそうです。
私たちも大いに楽しみ、お客様とのコミュニケーションの場を大切にされる丸松木材様のファンになりました。
来年も開催されることになったら、またぜひ参加させていただきたいと思います。

以上、インターン生の高垣でした。ありがとうございました!

Posted by admin on 月曜日 9月 30, 2013 Under — インターン生奮闘記, — プレミアム流通店, pick up, すべての記事, プロジェクト活動記

はじめまして、インターン生の高垣です。

様々な仕事に関わりながらまちづくりや林業について学びたいと思っています。

どこかでお会いすることがありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。

 

初めての現場インターンで、『京都市北区北部山間地域まちづくりビジョン策定』プロジェクトの舞台である小野郷に行ってきました。

京都市の中心地から車で行くこと30分、北山地域に着くと、眼前には見事な北山杉の森。

こんなに近くに、豊かな自然に囲まれた山村があるなんて驚きました。空気がおいしい、そして何より、市街地よりずっと涼しい!

〔写真:小野郷小学校と北山杉の森〕

小野郷の自治会長さんに案内していただきながら、
現在休校になっている小野郷の小中学校を見学したり、秋のライトアップで有名な岩戸落葉神社を訪れたり・・・

何気ないけれど美しい風景に、思わず何度もシャッターを切りました。

 

〔写真:岩戸落葉神社〕

さて、本日のメインイベントは、まちづくりのビジョンづくりを進めるための小野郷部会です。
私も写真・ビデオ撮影やファシリテーションの補助として参加させていただきました。

下の写真は、小野郷の情報発信に使用するためのシンボルマークを考えるワークショップの様子です。

 

小野郷はやはり、岩戸落葉神社のイチョウのイメージが強いのでしょうか?
イチョウや鳥居のイラストを取り入れたシンボルマークを提案される方が多かったように思います。
今回のワークショップで大まかなデザインが決まり、いよいよ来月、シンボルマークを完成させることになりました。
最終的にどのようなデザインに仕上がるのか、今からとても楽しみです。

 

私は初参加で緊張していたのですが、思い切って住民の方々に話しかけると、笑顔でいろいろなことを教えてくださり嬉しかったです。
小野郷の方々はとてもエネルギッシュで、「自分たちでまちづくりをしよう!」という強い思いが伝わってきました。

私もこのプロジェクトへの参加を通じて成長できるように、これからがんばっていきたいと思います。

 

以上、インターン生の高垣でした。

Posted by admin on 火曜日 8月 27, 2013 Under — インターン生奮闘記, — ちいきの地域, pick up, すべての記事, プロジェクト活動記

~ちいきの総研の現場をお届けする、「ちいきのgraffiti」~

猛暑の夏、そんなときは冷たい川に飛び込み、

水辺では冷たい麦茶をグビッと飲み干す・・・!

 

という麦茶のCMには絶好のロケーションかもしれませんが、
本当の商品は、そのグラスが載っている木製テーブル。

このテーブルの使い方提案をしようと、色々なシチュエーションで、
木工メーカーの社員自らがモデルになって写真撮影。

 

高知県、土佐嶺北にあるこの木工メーカーのオフィスの真横は、子供たちの絶好の遊泳スポット。

朝から夕方まで、全国から里帰りした親子連れでひそかに賑わっています。

 

そんな楽しい風景をお借りして、パシャリ。

この地域の美しい風景、地域ぜ~んぶが、撮影スタジオなんです。

 

Posted by admin on 水曜日 8月 14, 2013 Under pick up, すべての記事, ちいきのgraffiti~写真集~, プロジェクト活動記

 

~ 信州の森にて ~

先月入社したばかりの、研修生が伐倒した杉。

その切り口を見ながら、先輩たちが総出で指導中。

 

「ここはこうやって突っ込み切りをした方がいい」

「奥が切れてないから、意識して」

休憩時間は、勉強時間です。

 

それを見守る、現場経験も豊富な林業ウーマン。

「私は、みんなの“世話役”だからね。」

みんなのお姉さん役もつとめ、現場を見守ります。

 

今回、この林業会社様より、ブランディング支援のご依頼をいただきました。
若者ばかりの林業会社、これからが楽しみです!!

 

Posted by admin on 水曜日 7月 17, 2013 Under — 産地ブランド・選ばれる林業会社, pick up, すべての記事, ちいきのgraffiti~写真集~, プロジェクト活動記

 

こんにちは、引続きインターン高橋のレポートです。

最終日は中川にいってきました。

北山杉の一大産地である中川には、今でも磨き丸太を置いておく古い倉庫がたくさん残っており

集落に入ったとたん、その倉庫群とそこからのぞくきれいな丸太が見えてきます。

 

 

 

丸太を並べて乾かす、という特殊な機能のために作られた建物だけあって

ほかには見たことの無いとてもおもしろいつくりをした建物で

その古めかしさもあいまって、すごくすてきな雰囲気です。

ここにカフェやギャラリーができたら、ファンになってくれる人がたくさんいそうな

とても可能性を感じられるところでした

 

 

 

倉庫群を見たあとは、北山杉の育林から、その製造・販売まで手がける中源株式会社さんで

倉庫見学&丸太磨き体験をさせていただきました!

 

 

磨き丸太はこんな砂を使って手でごしごしと磨いてその質感を作り出すのだそう。

手間ひまかけて作られただけあって、磨いた後の丸太は見た目も手触りもすべすべつるつるでした!

 

  

 

 

平地がほとんどない中川では、

ひょろりと細長くぽこぽことした葉のついた北山杉の独特な山が迫り、

足元には川が流れる風景が続く集落です。

北山杉の丸太の倉庫と共に、他にはないそのとても美しい集落の風景が

初めてじっくり歩く私にとってはとても印象的でした。

 

 

ここにずっと住んでいる方々にとってはこれが当たり前の風景だったのかと思うと、なんとも贅沢な気がします。

きっと、まだまだまちの中には色々なお宝や、自慢の風景が眠っているのかもしれません。

もしかして住んでいる方々はこれがすごく特別ですてきな風景だと、気づいていらっしゃらないこともあるのかも?

でも、これはおそらく中川に限らず、小野郷、雲ケ畑でも同じことが言えそうな気がします。

 

私のような外から入って来る人間が出来ることの一つに、こういう『発見』があるのかもしれません。

これからそんなものを少しずつ、集落の方と一緒に発見して街づくりに少しでも貢献していけたら、

集落がもっともっと魅力あるものになっていくお手伝いができたらいいな、、

そう思えた、とっても有意義な3日間でした。

これからも、こういう気持ちを忘れずにがんばります!

 

以上、インターン高橋でした。

 

Posted by admin on 月曜日 4月 8, 2013 Under — インターン生奮闘記, — ちいきの地域, pick up, すべての記事, プロジェクト活動記

 

こんにちは、インターンの高橋です。

ひきつづき北山3学区探索のたび、2日目は小野郷です!

あいにくのお天気でしたが、市内からJRバスに乗って小野郷まで向かいました。

 

 

 

小野郷ではまず、小野郷のシンボル 「岩戸落葉神社」が

境内の大きなイチョウの木とともにお出迎えしてくれます。

境内の4本のイチョウの木は秋になるときれいに色づいて住民の方の目を和ませているそう。

でも、なんと去年はネットでその情報を聞きつけた台湾からの旅行客がイチョウを見に訪れたんだとか!

今や美しいものには国境も何も関係ないのかもしれませんね。。

この日は小さな緑が少し芽吹いているのが見られました。

 

 

そこから少し歩くと、有形文化財に指定されている「日下部邸」があります。

この日は中には入れませんでしたが、外から眺めるだけでも圧巻!

入り口の橋の幾何学模様もちょっとかわいい。

 

 

 

そして、小野郷でもいろいろなふしぎすてきな景色が見つかりました。

ちょっと裏道に入ったところの石材屋さんらしきところでは、おかめたちがごろごろ・・・

 

狛犬たちはおしゃべり中?  雨に濡れる緑もとってもつややかできれいでした。

   

 

 

小野郷は小野と大森という2つの集落がありますが、

今回は大森地区に4年前から移ってきたという

30代の木製プロダクトのデザイナーさんのお宅にお邪魔させていただきました。

もともと工務店だったというお家の倉庫の部分を、作業場所に変えて活動してらっしゃるそうで

昔は木材置き場だったという場所も、内装を変えて機械が入れば見事なワークスペースに。

長い木材を置くために天井が高くなっているので、意外と使い勝手がよいそうです。

 

 

 

市内から少し距離があるけれど、静かでよい環境が回りにあって

必要以上の便利さもなく、市内で渋滞の中通勤する必要もないこの土地は

意外と自分の生活にぴったりなのかも、と気づかれたそうです。

なんとも興味深いお話でした。

 

今の便利な生活になれてしまうと、‘無くてもいいもの’に気がつくのも難しいのかもしれません。

一度「自分の生活にこれって必要なのかなあ」 と考え直してみると

一見不便そうに見えるところでの暮らしも『不便そう』なだけで

実はいいところもたくさんあるって発見できるのかもしれない、としみじみ感じた1日でした。 

 

この日でお話をうかがった方のように、

喧騒を離れて少し落ち着いた、環境がよい場所を求めている若い人も少なくはない気がします。

そういう人たちをうまく集落に取り込んでいけたら、また新しい展開が見えてくるかもしれません。

そう思うとまだまだ可能性は無限大、と少しわくわくしてしまうインターン高橋なのでした。

 

Posted by admin on 月曜日 4月 8, 2013 Under — インターン生奮闘記, — ちいきの地域, pick up, すべての記事, プロジェクト活動記

 

はじめまして、インターン生の高橋です。

3月のあたまから、いろいろな作業やプロジェクトのお手伝いをさせていただいています。

これからどこかでお会いすることもあるかもしれませんので、どうぞよろしくお願いいたします!

 

今回は、今京都市北区役所と共に取り組んでいる

『京都市北区北部山間地域まちづくりビジョン策定』プロジェクトの舞台である

雲ケ畑、小野郷、中川の3学区の、地域の魅力やおもしろいところを外もの目線でみつけてみよう~

ということで、先週末3日間で北山探索の旅に行ってきました!

まず初めに訪ねた、雲ケ畑のレポートをお届けします。

 

まず出発は北大路のバス停から。

自治会運営のなんともかわいい「もくもくバス」で30分ほどいけば、、、

まちなかとは同じ京都市内とは思えない、自然豊かな雲ケ畑の集落に到着します。

雲ケ畑は鴨川源流の、人口180名ほどの集落です。

 

雲ケ畑は小さな集落のなかにお寺がたくさんあるということで、この日もいくつかのお寺を見てまわりました。

特に集落の一番奥にある岩屋山志明院は

歌舞伎の十八番「鳴滝」の舞台だったり、京都市内を流れる鴨川の源流があったりと、見ごたえ十分。

さすが源流だけあってお水もとてもきれいで、その味は格別でした!

 

 

ゆっくりと集落の中を歩いていると、常に水の流れる音が聞こえる雲ケ畑。

山の木々の陰影もすごくきれいで、心がスーッとしてきます。

 

 

 

北山杉の産地のひとつというだけあって、木の資源も豊富。

薪を使ってお風呂をたく習慣などがまだ残っているそうで、

歩いていると薪や焚き木が積まれているのが見られるのも、普段見られない景色でわくわくしました。

 

 

ほかにも歩いていると・・・

壁になぞの穴!?  屋根の上に恵比寿さんの顔・・・  いろいろな形と模様の切り株たち  などなど

 

  

 

  

 

ちょっとふしぎで魅力的なものがたくさん見つかりました。

友達とやってきて、どんなすてきな風景や人、面白いものと出会えるか競争しながら歩いてみたり、

子供たちなら、夏にはきれいな川で川遊びなんていうのもとっても楽しそうです!

 

これから季節が変わればまた風景も変わっていくだろうし、

地域の方からお話を聞く中で今日見た景色のなぞが解けたり、新しい発見があったりしそう。。

そんなことを妄想していると、これからの雲ヶ畑での時間がより楽しみになった1日でした!

これから私もインターンとして、今日感じたことを少しでもまちづくりに生かしていけるよう頑張ろうと思います。

 

Posted by admin on 月曜日 4月 8, 2013 Under — インターン生奮闘記, — ちいきの地域, すべての記事, プロジェクト活動記

 

「北部山間地域まちづくりビジョン策定事業」でともにビジョン作りに取り組んでいる、
京都市北区中川学区。

3月24日、140年の歴史ある中川小学校の休校式が行われました。

その様子と、この地域におけるまちづくりについて、
翌25日付の京都新聞に掲載されています。

弊社からのコメントも一部掲載していただきました。

 

見出しや内容をみると、過疎化への危機感・不安といった面が印象に残りますが、
北山三学区ではいま、改めて自らの地域の資源を見直し、
「ないものねだり」より「あるものさがし」へと発想を転換してのまちづくりが始まっています。

これまでも、都市部との交流や若者の移住といった実績があります。

都市部でのライフスタイルを見直す若者が増えている今、
山間地域には可能性を見出すことができます。

アンケート結果の「地域に残りたい人が3割」という数字がありましたが、
実際には「悩んでいる、わからない」と回答した方が大半であり、
地域が変われば住む方の意識も 変わる、という可能性を示唆する数字でもあるのです。

 

他地域では、学校の廃校利用により地域外・地域内の交流が広がり、
地域の活動拠点となった事例も見られます。

事実を受け止めながらも、前向きにとらえ、

まさに休校という事実をひとつの「契機」として、ポジティブに変換していく力こそが、いま求められています。

Posted by admin on 月曜日 3月 25, 2013 Under — ちいきの地域, — メディア掲載, すべての記事, プロジェクト活動記