プレミアム産地と出会い、知り、学ぶ旅。今秋の産地巡礼は、岐阜県東白川村で林業と製材業を営む、㈱山共が舞台です。Clubプレミアム産地の風景や文化・食を味わうツアーですが、最たる醍醐味は、経営者の哲学に触れられること!Clubプレミアム国産材メンバーの現場を見て、参加者と共に語らうことで、自社の事業へのヒントを学んでみませんか?

 

テーマは、トータル林業、フリースタイル林業。地域づくりと会社づくりを両立し、「経営をプレミアムにすること」をテーマに、5つの見どころをご用意しています。古川ちいきの総研が開催する大阪経営実践研究会の特別編として、会員以外の方々も、広くご参加お待ちしています。

 

 

チラシダウンロードは、画像をクリック↓↓

 

 

 

 

 

 

 

【見どころ1】樹齢千年の木曽ヒノキに会える!神宮備林見学

こちらの内容では、中津川市加子母村へ移動します。東白川村の隣の中津川市になりますが、伊勢神宮の式年遷宮にて納るためのヒノキ備林を現地専門ガイドにご案内いただきます。次回の式年遷宮を前に伐採を控えているため、この時期を逃すとチャンスがありません。神事ならではの特殊な伐採方法が継承されている場所ですが、まさに今年、これから伐採予定のお話が聞ける貴重な機会です!

 

 

 

【見どころ2】特別講座 経営セミナー&ディスカッション交流

大阪で隔月開催する「経営実践研究会」の特別編として、経営セミナーを開催します。田口社長を始め、Clubプレミアム国産材の経営者が集まる参加型ディスカッションも必見!下記のテーマを中心としたセミナーをお届けします。

 

★ Clubプレミアム経営者による特別講座(講師:株式会社山共 代表取締役 田口房国社長)
1)5期連続業績向上のヒケツ
2)首都圏への納材、香港等の海外展開について
3)森林組合と連携、新たな人材育成、副社長制度の取り組み
4)clubプレミアム国産材、プレミアムとは何か
5)先代からの家業の継承と発展、その後の経営のウラ
6)東白川村の村づくりと自社経営

 

 

★ 株式会社古川ちいきの総合研究所 代表取締役 古川大輔 講
1)東京オリンピック後こそが勝負、地域ブランディング(トータル林業、フリースタイル林業をつくる)
2)財務と物流で、差別化すべく3つの経営ポイント
3)林業、製材業も人材募集や人材育成は戦略人事の時代へ

 

 

★ 参加者ディスカッション&交流会
1)既存の研究会メンバーとビジョン&課題をシェア
2)異業種の参加者にも内容をシェア⇒ディスカッション
3)最後に古川が「本日のまとめ」と題して、皆さまの経営へのメッセージを要約

+α:夕方からは、美味しい夕食と懇親会♪

 

 

 

【見どころ3】株式会社山共の製材工場見学

 

山林事業部から製材業までトータルで経営する株式会社山共。実際に工場を案内してもらいながら、事業内容やオペレーションを教わるまたとないチャンス・・・!。スタッフの殆どが地元の中学校卒業という、まさに地域密着型の企業でもありますが、人材募集やキャリアアップについてもお聞きします。

 

【見どころ4】バイオマス発電所見学

東白川村の隣町、白川町へ移動し、東濃ひのき製品流通協同組合が運営するバイオマス発電所を見学します。ちなみに同組合は、株式会社山共の田口代表が現在、代表理事を務める団体でもあります。バイオマス発電事業のみならず、同組合で製造している小径木丸太や、杉の梁桁材の集荷の仕組みや加工の流れも見学させていただきます。

 

 

 

【見どころ5】地歌舞伎鑑賞

今回はオプション企画として、参加ご希望の方のみ、産地巡礼の前日17日(日)に披露される地歌舞伎(東白川村郷土歌舞伎)を鑑賞します。東白川村の地歌舞伎は昨年、復活40周年を迎え、新聞やテレビ等のメディアからも注目を集めた、地元で愛される伝統芸能です。なんと、株式会社山共代表の田口社長も演者の一員でご出演!運が良ければ、田口社長の案内で、バックステージ(楽屋)にも入らせてもらえるかも!?「カントリージェントルマンたれ!」と、まちづくりと会社づくりをトータルで考える田口社長と社員の皆さま。その日常と非日常(晴れと褻)に触れてみませんか?

 

 

 

 

日付  H29年9月17日(日)~19日(火)
場所  岐阜県東白川村~中津川市加子母村
定員 先着15名
参加費 30,000円(税抜)【会員は無料】
※交通費、宿泊費、懇親会費、昼食代は別途。
※宿泊手配は、事務局が代行いたします。
お申込方法 メール(info@chiikino.jp)またはお電話
お申込内容 ①お名前
②ご所属
③業種(林業、製材業、木材流通業、建築業、その他)
④メールアドレス
⑤お電話番号
⑥地歌舞伎鑑賞の有無(鑑賞する・翌日から参加)
※地歌舞伎鑑賞はオプション企画〔無料〕です。
翌日18日のプログラムからご参加の場合は、その旨をお知らせください。
締切り 2017年9月11日(月)まで
※定員に達し次第募集を締め切ります。

 

 

 

下記のお問い合わせフォームから、『お申込内容』をご記入の上、お申込みください。

 

 

 

 

 

 

 

産地巡礼へ行く前におすすめのコラム集

 

 

 

 

「日本で最も美しい村 」にも選出されている、岐阜県東白川村。裏木曽山系の山に囲まれ、古くからの木材産地としても名を馳せてきた地域です。今秋の産地巡礼は、ここ東白川村で林業と製材業を営む、株式会社山共 が舞台です。今回のコラムでは、株式会社山共の拠点である東白川村についてご紹介します。続きはこちら

 

 

 

 

東白川村から、首都圏のみならず今や海外まで販路開拓を目指す山共ですが、そんな山共の代表・田口房国三と弊社代表・古川の出会いは、当時2人が34歳、今から6年前のことでした。今回のコラムでは、古川の日記を遡り、山共・田口代表と古川が歩んできたブランディング中のエピソードをお届けします。それは、田口社長が代表取締役に就任し4年目の出来事でした。・・・続きは、こちら

 

 

 

 

こちらは2017年5月31日に完成した、東京大学総合図書館別館の地下1階「ライブラリープラザ」の建物。天蓋に使われた2,200本の杉は、東白川村久須見地区から産出され、山共で製材された納材事例です。立木の状態から何度も設計士、施工者の方々と打合せを重ね、20人近い人数で進められた2年掛りでのプロジェクト。このような大きなプロジェクトも完遂できるようになるまでに、多くの苦悩がありましたが、山共ではどうやって壁を乗り越えてきたのでしょうか? ・・・続きは、こちら

 

産地巡礼の開催までに、こちらのページで山共にまつわるコラムを紹介していきます。
続きをお楽しみにチェックしていてくださいね♪

 

 

 

Posted by wpmaster on 木曜日 8月 31, 2017 Under — セミナー、研修、講演のお知らせ, pick up, すべての記事, 未分類, 経営実践研究会[国産材ビジネススクール](大阪), 講演・研修、コーディネーター

 

 

日本で最も美しい村」にも選出されている、岐阜県東白川村。裏木曽山系の山に囲まれ、古くからの木材産地としても名を馳せてきた地域です。今秋の産地巡礼は、ここ東白川村で林業と製材業を営む、株式会社山共が舞台です。東濃ヒノキの産地としての歴史を活かしながら、若いチームで常に新しいチャレンジを重ね、首都圏を中心に地域外へと新たな販路を拡げているプレミアムな会社。林業部門を持ち、素材生産から製材までトータルで取り組む、いま注目の会社でもあります。さて、今回のコラムでは、株式会社山共の拠点である東白川村についてご紹介します。

 

 

 

そこは、地歌舞伎のある秘境。

 

東白川村は、鮎釣り、朴葉寿司など、山村ならではの文化と原風景が今なお継承されている村です。また江戸末期に実施された廃仏毀釈の名残で、全国でも珍しい「お寺のない村」でもあります。神社は村内各地に残り、春・夏・秋にそれぞれの神社でお祭りが開催され、老若男女が集う場として愛されています。そんな東白川村の文化を語るに欠かせないのが、「地歌舞伎」。有名なプロが演じる歌舞伎を大歌舞伎(おおかぶき)と呼ぶのに対して、地元の人々によって演じられ、地域に根付いた歌舞伎は地歌舞伎(じかぶき)と呼ばれ、岐阜県は全国の中でも特に地歌舞伎が盛んなエリアです。ここ東白川村においても、江戸時代から地歌舞伎の伝統があり、昭和の中頃までは村内に3つの芝居小屋がありました。村民自らが舞台装置を作り、役者を務める公演には多くの地歌舞伎ファンが会場に詰めかけます。

 

(田口社長のFacebookより写真引用)

 

そして、今回の産地巡礼で訪れる株式会社山共の代表取締役・田口房国さんも東白川村・地歌舞伎役者の一員。写真は、お稽古中の一枚。只今、公演に向けて地域の皆さん一体となって練習に励んでおられます。今回の産地巡礼の初日には、オプションツアーとして、お弁当を食べながら田口代表の地歌舞伎を鑑賞します。地歌舞伎の演目や会場と共に作られる臨場感はもちろんのこと、地域に根差した企業である株式会社山共の姿を感じていただけることでしょう。

 

 

 

設計士・工務店様を招き、人の交流を作る

(株式会社山共様のFacebookより写真引用)

 

代表の田口さんを始め、殆どの社員が東白川中学校の卒業生という、まさに地域密着型企業。地域のことを知り尽したスタッフが働く山共では、お取引を希望する設計士や工務店の方々を村に招き、案内を行っています。山林案内、工場案内までも含めて自社を紹介するだけでなく、地域を案内して、ソトモノと地域の交流を作っています。東白川村を拠点に据え、地歌舞伎のような伝統を守りつつ、外からも人を招いて、ソトモノとの交流を大切にしている株式会社山共は、常に若い力で新しいチャレンジを続けていこう!というパワーに満ちています。

 

 

事業を学ぶ産地ツアーへ行ってみませんか?(9月17日~19日)

 

(株式会社山共様のFacebookより写真引用)

 

 

前述の通り、「日本で最も美しい村」に選出されている、岐阜県東白川村。株式会社山共はこの東白川村を拠点として、林業を通じてこの地域の風景を守りながら、関東圏の都市部に産地の分かる高品質な木材を届け、地域の雇用を生み出しています。産地巡礼では、その名の通り、地域の文化、自然資源、人の技を活かしたビジネスを続ける企業「山共」の歩みを知り、ご自身の事業に活かしていただける学びを得られるツアーをお届けします。この初秋は、地歌舞伎鑑賞を併せて、地域づくり×会社づくり=「地域経営」をテーマにした産地巡礼(経営実践研究会 特別企画)として、東白川村を訪れてみませんか?

 

 

テーマは、トータル林業、フリースタイル林業。地域づくりと会社づくりを両立し、「経営をプレミアムにすること」をテーマに、5つの見どころをご用意しています。古川ちいきの総研が開催する大阪経営実践研究会の特別編として、会員以外の方々も、広くご参加お待ちしています。

 

 

 

【見どころ1】樹齢千年の木曽ヒノキに会える!神宮備林見学

こちらの内容では、中津川市加子母村へ移動します。東白川村の隣の中津川市になりますが、伊勢神宮の式年遷宮にて納るためのヒノキ備林を現地専門ガイドにご案内いただきます。次回の式年遷宮を前に伐採を控えているため、この時期を逃すとチャンスがありません。神事ならではの特殊な伐採方法が継承されている場所ですが、まさに今年、これから伐採予定のお話が聞ける貴重な機会です!

 

 

 

【見どころ2】特別講座 経営セミナー&ディスカッション交流

大阪で隔月開催する「経営実践研究会」の特別編として、経営セミナーを開催します。田口社長を始め、Clubプレミアム国産材の経営者が集まる参加型ディスカッションも必見!下記のテーマを中心としたセミナーをお届けします。

 

★ Clubプレミアム経営者による特別講座(講師:株式会社山共 代表取締役 田口房国社長)
1)5期連続業績向上のヒケツ
2)首都圏への納材、香港等の海外展開について
3)森林組合と連携、新たな人材育成、副社長制度の取り組み
4)clubプレミアム国産材、プレミアムとは何か
5)先代からの家業の継承と発展、その後の経営のウラ
6)東白川村の村づくりと自社経営

 

 

★ 株式会社古川ちいきの総合研究所 代表取締役 古川大輔 講
1)東京オリンピック後こそが勝負、地域ブランディング(トータル林業、フリースタイル林業をつくる)
2)財務と物流で、差別化すべく3つの経営ポイント
3)林業、製材業も人材募集や人材育成は戦略人事の時代へ

 

 

★ 参加者ディスカッション&交流会
1)既存の研究会メンバーとビジョン&課題をシェア
2)異業種の参加者にも内容をシェア⇒ディスカッション
3)最後に古川が「本日のまとめ」と題して、皆さまの経営へのメッセージを要約

+α:夕方からは、美味しい夕食と懇親会♪

 

 

 

【見どころ3】株式会社山共の製材工場見学

 

山林事業部から製材業までトータルで経営する株式会社山共。実際に工場を案内してもらいながら、事業内容やオペレーションを教わるまたとないチャンス・・・!。スタッフの殆どが地元の中学校卒業という、まさに地域密着型の企業でもありますが、人材募集やキャリアアップについてもお聞きします。

 

 

【見どころ4】バイオマス発電所見学

東白川村の隣町、白川町へ移動し、東濃ひのき製品流通協同組合が運営するバイオマス発電所を見学します。ちなみに同組合は、株式会社山共の田口代表が現在、代表理事を務める団体でもあります。バイオマス発電事業のみならず、同組合で製造している小径木丸太や、杉の梁桁材の集荷の仕組みや加工の流れも見学させていただきます。

 

 

 

【見どころ5】地歌舞伎鑑賞

今回はオプション企画として、参加ご希望の方のみ、産地巡礼の前日17日(日)に披露される地歌舞伎(東白川村郷土歌舞伎)を鑑賞します。東白川村の地歌舞伎は昨年、復活40周年を迎え、新聞やテレビ等のメディアからも注目を集めた、地元で愛される伝統芸能です。なんと、株式会社山共代表の田口社長も演者の一員でご出演!運が良ければ、田口社長の案内で、バックステージ(楽屋)にも入らせてもらえるかも!?「カントリージェントルマンたれ!」と、まちづくりと会社づくりをトータルで考える田口社長と社員の皆さま。その日常と非日常(晴れと褻)に触れてみませんか?

 

 

 

 

 

 

日付  H29年9月17日(日)~19日(火)
場所  岐阜県東白川村~中津川市加子母村
定員 先着15名
参加費 30,000円(税抜)【会員は無料】
※交通費、宿泊費、懇親会費、昼食代は別途。
※宿泊手配は、事務局が代行いたします。
お申込方法 メール(info@chiikino.jp)またはお電話
お申込内容 ①お名前
②ご所属
③業種(林業、製材業、木材流通業、建築業、その他)
④メールアドレス
⑤お電話番号
⑥地歌舞伎鑑賞の有無(鑑賞する・翌日から参加)
※地歌舞伎鑑賞はオプション企画〔無料〕です。
翌日18日のプログラムからご参加の場合は、その旨をお知らせください。
締切り 2017年9月11日(月)まで
※定員に達し次第募集を締め切ります。

 

 

 

 

 

 

下記のお問い合わせフォームから、『お申込内容』をご記入の上、お申込みください。

 

 

 

産地巡礼へ行く前におすすめのコラム集

 

 

 

 

 

東白川村から、首都圏のみならず今や海外まで販路開拓を目指す山共ですが、そんな山共の代表・田口房国三と弊社代表・古川の出会いは、当時2人が34歳、今から6年前のことでした。今回のコラムでは、古川の日記を遡り、山共・田口代表と古川が歩んできたブランディング中のエピソードをお届けします。それは、田口社長が代表取締役に就任し4年目の出来事でした。・・・続きは、こちら

 

 

 

 

 

こちらは2017年5月31日に完成した、東京大学総合図書館別館の地下1階「ライブラリープラザ」の建物。天蓋に使われた2,200本の杉は、東白川村久須見地区から産出され、山共で製材された納材事例です。このフロアの天井は地上の噴水の底の部分にあたり、キラキラ揺らめく光が差し込んで、それが木材と相まってなんとも言えない優しい空間となっているそうです。立木の状態から何度も設計士、施工者の方々と打合せを重ね、20人近い人数で進められた2年掛りでのプロジェクト。このような大きなプロジェクトも完遂できるようになるまでに、多くの苦悩がありましたが、山共ではどうやって壁を乗り越えてきたのでしょうか? ・・・続きは、こちら

 

Posted by wpmaster on 木曜日 8月 10, 2017 Under — セミナー、研修、講演のお知らせ, お知らせ, すべての記事, 未分類, 経営実践研究会[国産材ビジネススクール](大阪), 講演・研修、コーディネーター

 

 

渋谷ヒカリエに吉野杉カウンター

 

川上村で行われた土倉庄三郎翁没後100年記念で林野庁・農林水産省から、来賓でお越しいただいた方へのご挨拶と、その他の情報交換のために、吉野かわかみ社中メンバーと東京へと参りました。「改めて、川上村のファンになりました!」とお話しをいただき、歴史を学び、技術を知り、人と出会い、感動を得た!という感想をいただき、色々と東京の方々から応援の声をもらうことは、やはり嬉しいことです。

 

 

 

 

同じく、その日は、渋谷ヒカリエ地下3階リニューアルで、「いろは(株式会社結わえる)」の新店舗ができ、船井総研時代の同期の荻野社長に会いに行きました。寝かせ玄米はもちろん、新商品カレー、国産材の割り箸もあります。彼も吉野のファンです。彼を一度、当時の同期の仲間で、川上村に来ていただき、古川が案内をしたことがあります。まさかそのとき、こうやって独立して、食ビジネスを展開するとは思っていなかったのですが、その時の彼の言葉が忘れられなかったので紹介いたします。

人生80年、知らねばもったいない。

 

 

 

「80年間、日本の農業、そして、日本の森林・林業の面白さを知らないで死ぬ人が多い。こんなもったいないことはない。吉野でこれだけ自分は感動した、いわんや日本の至る所はもっと面白いだろう。」一度、足を運ぶ、体験する、経験するその大切さをと。そして彼はこういいます。

 

良い食を考えたら、器を選ぶでしょ?

 

「よい食を考えたら、器を選ぶでしょ?だから、箸を考えるでしょだから、机もこだわるわけ。だから、全国の素材のこだわるのは食べ物だけじゃない。」なによりも農産物は出口が大事で、消費者のライフスタイルにあう補完財とのつながりが大事だという彼。その商品だけでなく、広く消費者が求めているものを捉え、ライフスタイルの提案までサービス展開をしています。それは、林業も同じでしょう。木を通して繋がる、食文化と森文化は二人三脚であると、彼といつも話しています。

今回は、吉野杉の巾はぎカウンターと、什器棚の一部を吉野杉工房(木工センター)から納品させて頂きましたが、以前は、池袋でも飛騨の杉、三重の桧をカウンターに納品しましたが、また共に、食と森とが繋がる展開をお互いに広げて行けたら幸いです。

 

 

 

 


代表取締役 | 代表コンサルタント 古川 大輔  Daisuke Furukawa

twitter: @daisukefurukawa

blog: 地域再生・森林再生コンサルタント日記

新潟県生れ、東京都町田市育ち。大学院時代、全国の農山村地域を巡り、研究の道を捨て博士課程中退。㈱船井総合研究所主任、㈱アミタ持続可能経済研究所客員主任研究員、㈱トビムシを経て独立し、㈱古川ちいきの総合研究所を設立。船井総研時代に「地域ブランド創造チーム」設立。以後、地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる。㈱トビムシでは、ニシアワー(森の学校)設立前支援、高野山・高野霊木プロデュース、経営実践研究会の実施等を行い、全国の林業木材業・地域づくりに関わる支援実績、講演多数。奈良県川上村観光PRかみせ大使、高野山金剛峯寺境内案内人。

 

 


 

 

 

 

Posted by wpmaster on 木曜日 7月 27, 2017 Under すべての記事, ちいきのコラム, 未分類, 雑談

 

「物流」と「財務」を年間テーマに掲げて開催中の大阪経営実践研究会は、今回も2名の異業種ゲスト講師をお招きして、第2回が終了しました。猛暑日の中、遠くからも足をお運びいただいたメンバーの皆さまに、御礼申し上げます。それでは今回も簡単に開催レポートをご紹介します。

 

 

 

~今月のMENU~

【1】各社報告

【2】テーマ講座
①異業種から林業を変える!~小径木を売っていこう~
ゲスト講師:伊東将志氏(株式会社熊野古道おわせ)

②財務管理と木材ビジネス~製材メーカーの財務を読む~
ゲスト講師:長谷部正明氏(株式会社古川ちいきの総合研究所財務パートナー)

③物流業界の最新情報

【3】話題提供
①Clubプレミアム国産材の近況紹介

 


テーマ講座

①異業種から林業を変える!~小径木を売っていこう~
ゲスト講師:伊東将志氏(株式会社熊野古道おわせ

 

世界遺産・熊野古道の地からお越しいただいたのは、伊東将志さま(株式会社熊野古道おわせ)。尾鷲の郷土料理と日帰りのお風呂が楽める温浴施設「夢古道おわせ」の支配人を務めておられます。”お風呂屋さん”である伊藤様が、研究会のゲスト講師を務めて下さった理由は、夢古道おわせから始まった全国一斉企画「100のありがとう風呂」にありました。

 

●お風呂から日本をちょっとあったかくする 全国一斉100のありがとう風呂
https://100arigato.wordpress.com/

 

100のありがとう風呂では、尾鷲ヒノキの小径木を「入浴木」として浮かべ、夢古道の湯から始まったこの取組みは今や、全国100件以上の温浴施設、温泉、ホテル、スパ等の店舗へ拡散されています。良い香りと心温まるコンセプトをお客様へお届けしているストーリー性はもちろんのこと、腐りにくいため回転率の低い商材(購入頻度が低くなる商品)にある工夫を施すことで、リピーター顧客の獲得に繋げるという、マーケティングの計画についても、事業立ち上げまでのエピソードと共にお話いただきました。

 

「間伐材の小径木=安い、使い道がない、価値が低い」といった業界の固定概念に捉われず「地域に眠っている資源で、お客様に届けられる価値は何だろう?」と、地元・尾鷲の地名を冠する尾鷲ヒノキに誇りを持って事業化された、異業種ゲストの伊藤様からお話いただきました。

 


 

②財務管理と木材ビジネス~製材メーカーの財務を読む~
ゲスト講師:長谷部正明氏(株式会社古川ちいきの総合研究所財務パートナー)

 

2人目のゲスト講師は、弊社の財務パートナーとして、プロジェクトを支えて下さっている長谷部さんを迎えて、財務管理について解説いただきました。長谷部さんは、大学卒業後から財務一筋30年の経歴をお持ちで、現在は財務を専門に中小企業のM&A、事業連携、企業再生、創業支援を手掛けておられます。

 

講座では、まず始めに、財務三表の読み方のキホンを押さえました。特に、貸借対照表が産まれて来た歴史背景を知り、自己資本と他人資本を使って、貿易リターンをどうとるかというところからレクチャーが始まり、それを林業・木材業に置き換えて、在庫管理や物流のディスカッションへと展開しました。なお本研究会は、主に企業の経営者にお集まりいただいていますが、中小企業の場合、多くの経営者は「決算期の直前に、税金対策として、どれだけ利益が残っているか、あるいは、仕入や人件費や借入金の支払いがあるかどうかぐらいしか、指標をみていない人が多い」という現状から、企業の発展のために、計画的に販管費を使う攻めの経営姿勢を取るための月次損益計算のポイントも共有。また、林業・木材業の会社オーナーである皆さまの多くは家業(ファミリー企業)であり、役員報酬さえあればとよいという視点で、配当もなく株価査定もしていないのは、企業価値を高めていないという指摘をうけ、負債(他人資本)に対する利息以上に、如何に株価の価値を含めた自己資本(リターン)がいかに大切かを指南。また、事業継承をする直前に、焦って父(会長職)の株価を算定するのではなく、年次で自社企業の価値を算定していく必要性を話しつつ、投資対効を高めるための財務指標を簡潔にレクチャーいただきました。

 

また、古川からは、財務パートナー長谷部氏からの話を受け、業界特性を踏まえて、製材業の在庫管理について、いくつかのパターンに類型化することで月次決算の徹底の意義をレクチャー。それに基づいて計画的な経営を行えば、機械設備投資も先が見え、中小企業一括償却制度等を使いキャッシュ体質を生み出せることなどを伝え、長谷部氏と共に、抑えるべく財務指標についてポイントをまとめました。

 

 

最後に、メンバーからは、「財務の話は、改めて外で学ぶ機会が少ないから、参考になった!」「次回から、毎回宿題を持ってきて評価してもらおう!」「自社の株の価値を創業時と比較してみたい!」等の感想をいただきました。

 

財務パートナー・長谷部さんの当日のブログはこちら。
http://crelife.muragon.com/entry/87.html

 

改めて、今年度は「物流」と「財務」を年間テーマに掲げて開催中の本研究会では、伸びている異業種からマーケティングのヒントを取り入れつつ、業界に最適な財務分析のポイントを押さえて、経営を学び再考する4時間をお届けしてまいります。

 

なお、九州地方では7月上旬の豪雨による影響が今なお続いていますが、前回の研究会へ参加いただいた、日田市の製材所の方へ研究会中にお電話を繋ぎ、山林崩壊、工場浸水等が起こり大変な中、日田市内や近隣の状況をお伝えいただきました。こちらからもできる限りのご支援ができればと参加者から応援メッセージを送りつつ、研究会メンバー一同、日田を始め九州北部の方々へ心からお見舞い申し上げますと共に、同じ志を持つもの同士、一日も早くまた研究会へお集まりいただけることを祈念しております。

 

 


 

次回は、産地巡礼!

 

次回の大阪経営実践研究会は9月中旬、年2回の特別篇として、1泊2日で林業産地を巡る旅「産地巡礼」を開催予定です。産地巡礼は、林業経営実践研究会と合同開催となりますため、大阪では会えない全国の経営者と交流の場もお届けします。日時、工程の詳細が決まりましたら、当ホームページでお知らせしますので、ご期待ください!

 

===昨年の産地巡礼の様子===

・産地巡礼in吉野

ちいきのコラム「吉野林業を巡る」

前編:https://chiikino.jp/blog/?p=7602

中編:https://chiikino.jp/blog/?p=7712

後編:https://chiikino.jp/blog/?p=7725

・産地巡礼in石見出雲

報告レポート:https://chiikino.jp/blog/?p=6559

 


 

さいごに

 

大阪経営実践研究会では、参加者みなさなんが課題としていること、注目しているトピックを取り上げてディスカッションを行ったり、弊社が全国への出張で集めた木材産地の動向や異業種からのマーケティング事例をご提供しています。さらに、研究会開催後にはまとめテキスト(約20ページ)も参加者特典でご提供します。単回での参加も受け付け中ですので、ご希望がありましたらお気軽にお問い合わせください。

 

さらに、引き続き今年度もClubプレミアム国産材の会員募集をしております!豪華特典もご用意しておりますので、是非下のチラシ画像からPDFをご覧ください。会員申込ご希望の方は、PDFを印刷し申込欄をご記入しFAXにて送信、またはメールをお送りください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Posted by wpmaster on 水曜日 7月 19, 2017 Under pick up, すべての記事, セミナー報告, 未分類, 経営実践研究会[国産材ビジネススクール](大阪)

 

コンビニの商品棚に注目!

 

この6月、コンビニエンスストア最大手のセブンイレブンの商品棚で、ある変化があったことにお気付きでしょうか?それは、紙パック飲料の裏面での出来事でした。お茶やジュース等プライベートブランド1000mlの紙パック全てに、森林認証PEFCのロゴが入ることとなったのです。他にも、「キリングループがすべての紙製の包装容器を2020年までにFSC認証紙に切り替え」の方針を示すなど、CSRを重視する世界的企業を中心として、森林認証紙の導入が徐々に広まりつつあります。市場を世界に土俵を置いた場合、「違法伐採が多発し過ぎている。」「自国の自然資源利用について法律的規則が厳しい」「エコグループ団体からの風当たりが強い」といったたような世界的企業は、マーケットアクセスプレミアム=“その市場に入るために最低限必要なチケット”として企業は認証制度に則った資源利用経営へ乗り出しています。つまりこの場合は森林認証材が市場の土俵に入るためのプレミアムとして寄与しているのです。

 

【プライベートブランド商品の裏面に注目!】

 

森林認証材利用が進まない問題

 

一方で、倫理的基準で商品を選ぶ「エシカル消費」について、一般消費者視点から見ると、その購買欲求につながる差別化要素としては、「美味しそう!」「かわいい!」「便利!」といった要素と比べて5番目か6番目と順位が下がるものでしょう。そこで今回は、「森林認証材利用が進まない問題」についてお話したいと思います。結論から言うと、

① 必要性がないから

② 費用対効果がないから

 

現場では、この2点の答えに尽きるのです。

 

森林面積シェアから認証林を読む

 

それでは、日本国内の森林認証を見てみましょう。輸出を除いて、「森林認証材利用が何故進まないか問題」解決の糸口は見つかるのでしょうか?現在、日本の森林面積のうち、森林認証林のシェアを見ると、

2015年は、約3~4%(FSC、SGECの認証林合計)

2016年は、約7~8%(FSC、SGECの認証林合計)

と、微増しており、FSC、SGECの認証林を合計すると、拠点シェア(3%)存在シェア(7%)をついに超えたところです。しかしながら市場への影響を生み出すと言われる影響シェアと言われるのは、11%。ここまで認証林を普及させるには、

 

①QCD(製造業の基本3要素)を遵守すること

 

②必要性、欲求性を満たす高付加価値商品を作ること

 

③シェアの理論で戦略を立てること

 

この3つが肝要となるのではないでしょうか。森林面積ではなく、認証材の製品シェアで戦略を立てる必要もありますね。これから何処までのシェア拡大を目指すのか、あるいは、マイノリティであり続けることで、差別化要因として森林認証を利用するのか。ここがポイントでしょう。森林認証制度は、行政主導で導入へと盛り上がり、結局のところ、審査を務める会社やコンサル会社が儲かっているだけではないかといった批判も見受けられます。

 

「認証」をニーズからウォンツへ

 

 

森林認証をどのように利用するか、この議論になれば、面白い。

 

一部の国では“それがなければ市場に参入できない”というビジネス上の厳しい法規制があれば、森林認証はマーケットアクセスプレミアムとして機能しますが、原則として既述の通り、「QCD(品質、価格、納期)の約束ができること」がなければ、そもそも話が始まりません。安定供給といった企業(事業体)の基礎力と言いますか。特に国内の場合は、QCDを満たすことで、森林認証であるか否かに関わらず、マーケットニーズプレミアム(市場に必要とされる差別化)を付けることができます。

 

このマーケットニーズプレミアムに続いて、BtoCビジネスにおいては、「その木材を使うことで、一般顧客にとって魅力を感じられる要因は何か」といった議論が進みます。特にBtoCビジネスにおいては「カッコいい」「かわいい」「美味しそう」「お得」といった欲求性が重要で、それができるとマーケットウォンツプレミアム(顧客にワクワク感を与える差別化)で付加価値が高まります。その流れがあってこそ、差別化の最後に、森林認証が倫理的消費や物語性といったマーケットストーリープレミアムとして森林認証が活躍します。

 

すなわち、使い手側に掛かっているのです。

 

①マーケットアクセスプレミアム(法律) →森林認証の土台

②マーケットニーズプレミアム(QCD)

③マーケットウォンツプレミアム(暮らしのデザイン)

④マーケットストーリープレミアム(倫理的消費)→森林認証の価値

 

 

やること、できること、まだまだ沢山ありますね。経営力の基盤づくりという視点から見て、本質的に認証を活用するには、各々の立ち位置からみた認証の価値を表す必要があります。例えば、規制や法律面からみると、「アクセスプレミアムにするにはどうしたらいいか」。BtoBの民間事業者視点でみると、「如何にしてニーズに対し安定的に応えるか」。BtoC企業からみると「一般消費者に対するウォンツをどう生み出すか」、消費者視点でみると、「倫理的消費にどのように参加するか」。これらに重きを置きながら、それぞれのプレーヤーが、それぞれの価値創造と将来に何を残していくかという本質的な豊かさの意義を見出していく必要があるのではないでしょうか。

 

 


 

代表取締役 | 代表コンサルタント 古川 大輔  Daisuke Furukawa

twitter: @daisukefurukawa

blog: 地域再生・森林再生コンサルタント日記

新潟県生れ、東京都町田市育ち。大学院時代、全国の農山村地域を巡り、研究の道を捨て博士課程中退。㈱船井総合研究所主任、㈱アミタ持続可能経済研究所客員主任研究員、㈱トビムシを経て独立し、㈱古川ちいきの総合研究所を設立。船井総研時代に「地域ブランド創造チーム」設立。以後、地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる。㈱トビムシでは、ニシアワー(森の学校)設立前支援、高野山・高野霊木プロデュース、経営実践研究会の実施等を行い、全国の林業木材業・地域づくりに関わる支援実績、講演多数。奈良県川上村観光PRかみせ大使、高野山金剛峯寺境内案内人。

 


 

 

 

Posted by wpmaster on 月曜日 6月 26, 2017 Under pick up, ちいきのコラム, 未分類, 雑談

林業経営実践研究会

 

これまで非公開で重ねてきた林業経営者によるディスカッション型の実践会。
今年度からは広く参加者を募集し、開催することとなりました。

 

初回は7月1日(土)13時~17時、名古屋駅近くにて!

詳細は、このページの最後をご覧ください。(画像クリックでご案内チラシが表示されます)

~遠くの同志と経営を語る、唯一無二の林業ビジネス実践会

2ヶ月に一回程度、各地から若手林業経営者が集まり、経営全般についてディスカションする、参加型勉強会です。
テーマは毎回、ニーズに応じて決定します。密度の高い学びと、熱意ある仲間との良質な出会い・交流をご提供します。

 

~今年度の主なメニュー~

このようなテーマでの事例紹介&ディスカッションを予定しています。
他にも、「こんなテーマでの最新事例が聞きたい」といったご要望があれば、事務局までお伝えください。

 

●ビジョン構築と目標林型
・林業とは
・林業経営形態の整理(所有・非所有、規模:メリットとリスク)
・国の森林ビジョンと森林経営計画の理想と現実
・木材需要動向
・選ばれる林業事業体(顧客設計)

 

●作業の生産性と安全性
・日本と海外の現状~欧州視察から見えたこと~
・事故事例と対策(ディスカション)
・林業機械の種類と活用方法

 

●マーケティングと経営革新~森林・林業の多角化経営~
・森林所有者への営業の極意
・木材販路開拓
・「森ではたらく!」に見る6次産業化とは
・林業事業体の情報発信戦略~Web、情報誌、ツアー~
・フリースタイル林業に向けた人材雇用と募集

 

●管理会計と経営管理
・林業会社の決算書とは?
・補助金について
・利益の活かし方
・数値目標の立て方

 

●各社経営戦略プレゼンテーション

 

 

~こんな方が参加しています~

 

岐阜、静岡、長野エリアを中心とした、林業経営者、従業員、行政職員の方々が毎回10名ほど参加して下さっています。

 

 

~受講者さまの声~

「林業機械、安全性、ビジネスモデル、バイオマスなど、すべてに関する知見を豊富に蓄えることができてよかった」

「施業や現場管理のみならず、“経営”について議論できた研究会だった」

「事故などの具体的な事例が非常に勉強になった」

「林業経営者どうしのホンネの話し合いができ、お互いの厳しい現実も知ることができ、励まし合えた」

「次回はうちの社員も参加させたい」

「各社の人件費ぶっちゃけトークがよかった!」

「林業の今後の可能性について、情熱を持っている方と会うことで、いつも元気を頂いた!」

 

 

~参加特典~

1)事務局からの話題提供、マーケティングレクチャー

2)終了後、議事録(テキスト)の提供

3)毎回、受講者同士の懇親会あり

 

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林業ビジネス実践会
7月1日(土)13-17時 @名古屋駅徒歩すぐ
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■日時:7月1日(土)13-17時 + 懇親会

■場所:名古屋市中村区名駅二丁目41-10
アストラーレ名駅time office
http://timeoffice.nagoya/facility/index.html

研究会終了後、近隣で懇親会を開催します。

 

■受講料(会員外)
単回受講:お一人様15,000円(税込)
会場にて現金でお支払いください。

 

■お申込方法

<メールでお申込みの方>
1)お名前
2)ご所属・役職
3)メールアドレス
4)電話番号(当日連絡先)
5)懇親会のご出欠

上記を明記の上、お問い合わせフォームからお申込みください。

 

<FAXでお申込みの方>

①下記URLからご案内チラシを印刷下さい。

https://chiikino.jp/data/nagoya_seminar1_2017.pdf

 

②チラシ裏面の募集フォームを記入していただき、FAXをお送りください。

FAX番号:06‐7878-6326

 

 

お申込み後、折り返しご連絡させていただきます。

■お申込締切:6月28日(水)
*1地域(商圏)1社に限定しておりますので、事前のご連絡が必要です。
商圏によってはお断りをする場合がございますのでご了承ください。

 

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Posted by wpmaster on 木曜日 6月 1, 2017 Under — セミナー、研修、講演のお知らせ, 【名古屋】林業経営実践研究会, pick up, すべての記事, 未分類

ちいきのgraffiti

 

若狭和田海水浴場が、アジア初となるビーチの国際環境認証「ブルーフラッグ」を取得した、

海のまち福井県大飯郡高浜町。

新年から、役場の木造新庁舎が開庁となりました。

 

「浜町コンパクトシティ・高浜エコ里の思想」に基づき、素材には、

地元製材メーカーが製材した、福井県産材がふんだんに使用されています。

 

この地の木材産業は、かつて豊漁となったサバのトロ箱製造から栄えたといいます。

木を活かす文化に、新たな1ページが加わりました。

Posted by wpmaster on 月曜日 1月 30, 2017 Under pick up, すべての記事, ちいきのgraffiti~写真集~, 未分類

 

川上村商工会主催による、
『「儲かる仕組み」を一緒に考えませんか?楽しく学べる!経営セミナー』。

 

以前にも第1回の様子をご紹介しましたが、
全3回のセミナー開催に加え、限定10社についての事業計画作成をお手伝いさせていただきましたので、ダイジェストで内容をご報告申し上げます。

 

川上村商工会 経営セミナー 地域ビジネス

 

■セミナー第1回(10/20)「川上村内需要動向アンケート調査の結果発表」

 

こちらの内容は、以前にも弊社ブログで詳しくご紹介させていただきました。
★第1回の開催ブログは、こちら↓↓
https://chiikino.jp/blog/?p=6387

村内で住民の方、観光客の方々それぞれに実施したアンケート調査結果を用いて、
「村内の商品、施設、名勝等の地域内、地域外の認知度は、どれくらいか」
「地域のどのようなコンテンツが、観光客の支持を獲得しているか」
「ニーズを生かして、どのような売り物、売り方を提案するか」

 

このような内容について、
マーケティングの手法を解説しながらご紹介させていただきました。

 

 

■セミナー第2回(10/27)「過去・現在を知る。事業計画作成のために!経営分析セミナー」

第2回からは、事業計画の作成に向けて、
自社の経営を客観的に分析する内容でのセミナーを行いました。

主なメニューはこちら。
・理念と利益は?(何のために事業をするのか)
・あなたにとって、はたらく喜びは?
・自社の強みの見つけ方
・売り上げ管理の方法(経営にまつわる5つの利益)
・事業経費の使い方
・貸借対照表の読み方
・損益分岐点の見つけ方
夢や目標を描き事業を進めるにあたって、
計画を立ててマネジメントすること、

また、数字を知ることは、避けて通れないものの一つです。

 

しかしながら、
「不確定事項が多く計画の立て方が分からない」
「数字が苦手で、決算書は会計士さんに任せているから何をみて良いか分からない」といった
悩みを抱える経営者も少なくありません。
”経営の過去・現在を知る”をテーマとした第2回の講座では、
なぜ事業計画が必要とされるのか目的を確認し、
経営にまつわるいくつかの数字に関して、身近な商品を事例に説明させていただきました。

 

川上村商工会経営セミナー

 

 

 

■セミナー第3回(11/9)「未来を考える。事業計画作成セミナー」

講義形式での最終回となる第3回は、ゲスト講師をお招きして開催しました。
ゲストには中嶌大会計事務所より、
中嶌大所長、非営利法人支援部 松村祥成部長 のお二人にお越しいただきました。
中嶌所長は、会計士であったお父様が、吉野地方の事業主と縁があり、
ご自身も子供の頃は、よく川上村で遊んだ思い出をお持ちということで、
ご自身の事務所を立ち上げた今でも、川上村の事業団体をご支援されています。

★中嶌大会計事務所のホームページはこちら↓↓
http://www.hero-nakajima.com/ 

川上村商工会経営セミナー

【写真】中嶌大会計事務所 中嶌大所長

 

 

中嶌所長からは、経営における数字管理の重要性をお話いただいた後、
以下のような内容について、ご紹介いただきました。

・株式会社、社団法人、NPO法人の特徴と違い
・起業すること、事業者になる意義とは?
・ビジネスの維持発展のための要因
・会計の目的

さらにセミナー後半からは、非営利法人支援部の松村祥成部長へバトンタッチ。
平成29年1月から領収書等の保管方法が転換される等の変化がありますが、
時流に適した会計について、たくさんの事例をご紹介いただきました。

 

川上村商工会経営セミナー

【写真】中嶌大会計事務所 非営利法人支援部 松村祥成部長

 

 

会計の世界においても、かつては一枚ずつ手書き伝票を入力して処理していた時代があり、
そこへコンピュータの技術が導入されたことを皮切りに、会計士の仕事も時代と共に変化されてきました。

これらの変遷を踏まえ、
新しい会計サービスの特徴についてご紹介いただく内容は新鮮で、
受講者からは「さっそく紹介いただいた無料サービスに登録してみました」といったような反響がありました。
最後には中嶌所長から
「経営には”ロケット理論=途中に色々なトラブルがあっても、
目標を掲げていれば軌道修正しながら到達できる”という考え方がある。
最初にしっかりと数字の伴う事業計画を立てて事業を始められたい。」と激励いただき、
第3回のセミナーを終了しました。

 

 

■限定10社様対象「事業計画作成支援」

全3回のセミナーを終えて、いよいよ事業計画の作成へ。

商工会事務所へ希望のあった事業主様にお集まりいただき、
各社のヒアリングを通じて、事業計画の作成に取り組みました。
これまでの講義を通じて、
自社の強みの見つけ方や、事業経費の使い方についてご紹介してきましたが、
これらの内容についてのワークシートをお渡しして、各社の事業計画を作るためのヒアリングを行いました。

 

中には、
「経理を担当していて、会社の数字のことは分かるけれども、
そもそもウチの理念って何だろう?」という方もおられました。

 

これを機に、自社の理念やビジョンについて、
共に経営するチームの皆様で話し合っていただければ幸いです。
なお、参加者の皆様にご記入いただいたワークシートを基に、
弊社で内容を精査し、事業計画シートとして、ご提供させていただきます。

各社の特徴を見て、じっくり検討いただきたい数字や事業に関するコメントを添えていますので、年末年始にもお時間を取って、ご覧くださいませ。

 

前回のブログでもお伝えしましたとおり、
弊社では自治体や商工会と共に、地域の小規模事業者の経営や地域おこし協力隊の起業支援を行っています。

地域や企業の現状分析と戦略策定から、広報ツール策定等の定着支援まで、
これからも、伴走型での支援を続けてまいります。

 

Posted by wpmaster on 火曜日 12月 6, 2016 Under pick up, すべての記事, 未分類, 講演&研修 報告