大阪にて会員制の実践型マーケティングレッスン。

各産地の熱い林業・木材業者が集い、即ビジネスに応用できる、実践型のノウハウ・情報を共有。

熱気あふれる刺激と成長の時間をあなたに!
★年間会員募集中!スケジュール・詳細はこちら★
https://chiikino.jp/blog/?page_id=187
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
経営実践研究会[国産材ビジネススクール]
10月22日(土)14-18時 @新大阪
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

■日時:10月22日(土)14-18時

 

■場所:サムティフェイム新大阪4階
大阪市淀川区西中島6丁目5番3号(西中島南方駅徒歩4分)
http://fame.hey.ne.jp/access/index.html

 

■内容(予定)

1)各社報告

 

2)ゲスト講座 「私のしごと:都市計画、建築設計、プロダクトデザインまで(仮)」

講師:(株)GKデザイン総研広島 プロダクトデザイン室 室長 鈴木 スバル様

都市計画からプロダクトデザインまで幅広く手掛ける、株式会社GKデザイン総研広島
当社の若きデザイナー・鈴木 スバル様より、「建築、空間づくり」「プロダクトデザイン」についてレクチャーいただきます。

なお、会社事例として、本拠地とする地域での都市計画や、木材利用の取り組みについてもご紹介いただきます。

 

3)Clubプレミアム国産材 企画会議

 

4)今月のマーケティング講座

 

★終了後、懇親会を開催します。

 

■受講料(会員外)
単回受講:お一人様2万円+税

 

■お申込方法:
1)お名前
2)ご所属・役職
3)メールアドレス
4)電話番号(当日連絡先)
5)懇親会のご出欠

 

を明記の上、お問い合わせフォームからお申込みください。折り返しご連絡させていただきます。

 

申込み期限:2016年10月19日(水)

 

*1地域(商圏)1社に限定しておりますので、事前のご連絡が必要です。
商圏によってはお断りをする場合がございますのでご了承ください。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

Posted by wpmaster on 水曜日 9月 28, 2016 Under — セミナー、研修、講演のお知らせ, pick up, 経営実践研究会[国産材ビジネススクール](大阪)

 

秋晴れの空の下、奈良県吉野郡川上村にて、伐採体感ツアー。
200年生の吉野杉を伐倒する瞬間は、誰もが息を呑む光景でした。
 
吉野林業の特徴は、「密植」「多間伐」「長伐期」の3つで表されます。
 
地拵えの後、1ha(100m×100m)の敷地に1m間隔で約1万本の苗木を植えつける「密植」から始まります。
 
その後「間伐」を重ね、200年後に残される立木は約2%。
1万本植林されたうち、わずか200本となります。
 
つまり、この日伐採された200年生 吉野杉も、200本/10,000本のうちの1本。
ここに至るまでに幾度も人の手が加わり、間伐されてきた98%の木があったことになります。
 
200年生に到達するまでには、その間に生産される間伐材まで活かし、山へ還元すること。
そして大径木を伐ることのできる技術者を育てていくことが求められています。
 
 
”要するにこの地域の山とは、鑑賞林ではないのです。
経済林、いわゆる人の役に立つための山でありますから、
山と共に、これを守る後継者をいかに育てられるか、という 課題も抱えているのです。”

 
 
見学者に対して、ある山守はこのように話しました。
200年生吉野杉の伐採見学を通じて届けたかったことは、伐倒の迫力だけではないということ。
川上村を訪れた方々に、感じていただけるものがあったのではないでしょうか。
 
 
★伐採体感ツアー主催「吉野かわかみ社中」について:http://yoshinoringyo.jp/
★伐採者「中平林業」について:http://nakahira-ringyo.com/

 

Posted by wpmaster on 日曜日 9月 25, 2016 Under pick up, すべての記事, ちいきのgraffiti~写真集~

 

 

 

京都、北山林業に残る伝統的な伐採技法「本仕込み」。

 

真夏のこの時期、伐りたての北山杉は人の手でするすると樹皮が剥け、

みずみずしく引き締まった素肌があらわに。

 

その装いを見ただけで、
幾度も枝打ちをし、丹念に育てられた物語が伝わってきます。

 

 

機械による乾燥技術や樹皮剥きの技術が発展していなかった時代、
美しくも力強いこの景色は、北山では「夏」の風物詩でしたが、
今は1組の職人集団のみが成せるものとなりました。

 

大切に育てられた北山杉は、
数日間の天日乾燥の後、山を降り、磨かれ、私たちの暮らしに届けられます。

 

これからも大切に残していきたい日本の原風景、日本人の心です。

 

 

 

Posted by wpmaster on 土曜日 9月 10, 2016 Under すべての記事, ちいきのgraffiti~写真集~

 

2016年9月23日、広島県広島市中区にて、築35年のオフィスビルが改装され、新たな施設がグランドオープンします。
平和記念公園、原爆ドームの向かいに佇むこのビルは、「おりづるタワー」と名付けられました。
現在はプレオープン期間でありますが、
スギ材の木格子天井、ヒノキ材のデッキ、ヒノキ化粧柱で囲われた構造柱など、
美しい素材に覆われた、屋上展望台が特に注目を集めています。

 

運営は、マツダ発祥の地「広島」を拠点とする基幹ディーラー、株式会社広島マツダ

1945年に投下された原子爆弾により、全社員を失い、社屋も倒壊。
そこから、街の再生と共に歩んできた社歴があったといいます。

 

平和への想いは、1棟のビルに体現されました。
広島観光の折に、展望台まで足を運んでみてはいかがでしょうか?

★おりづるタワー 公式ホームページは、こちら
http://www.orizurutower.jp/

Posted by wpmaster on 火曜日 9月 6, 2016 Under ちいきのgraffiti~写真集~, 未分類

今年度第2回の国産材ビジネスセミナーを開催しました。

 

テーマは

「地域と木材業の水平・垂直連携~林業を軸にした地域連携とまちづくり~」

 

今回は、地域連携のコーディネーターとなるべき、

行政職員やまちづくり関係の方を主な対象としましたが、

毎回のごとく、林業、製材業の経営者から異業種の方まで、幅広くご参加いただきました。

 

【第一講座】

近年、林業や製材業において、「水平連携」または「垂直連携」の取り組みが活発です。

弊はまずは弊社が全国で携わった連携事例をご紹介し、「連携」を類型化しました。

 

水平連携の中にも、

・森林所有者の連携(集約化など)

・素材生産業の連携(山守連携によるワークシェア、共同加工)

・製材業の連携(窓口化、規格化)

・工務店業の連携(共通ブランド化)

 

などがあり、さらに垂直連携については、

山側主導か、加工・消費側主導かといったパワーバランスにより

連携の仕方が異なります。

 

 

ところで、そもそもなぜ「連携」が必要なのでしょうか?

 

日本型と欧米型の「連携」「協力」を比較しながら、

①売上、②コスト、③リスク

の3つの視点から、連携のメリットを紐解きました。

 

 

さらに、地域連携においては、

外部人材の力をうまく活かした実例が各地域にあります。

 

産業のみならず、地域の社会基盤や生活基盤をつくるという

まちづくりの視点からも、「交流⇒移住⇒定住方程式」についてご紹介しました。

 

 

【ゲスト講座】㈱自然産業研究所 上席研究員 田村典江氏 「ここがヘンだよ!?林野行政」

 

さて、地域連携やまちづくりにおいて、公益的観点から、

行政がコーディネーターとなる場合が多くあります。

 

中でも、林野政策を担う林野庁、地方自治体について知り、

行政と民間の役割分担について考えることは、ビジネスにおいて重要な事ではないでしょうか。

 

今回はゲストに、林野政策の現場に携わる、田村典江氏をお迎えし、

行政機関の実態や、政策と現場をつなぐポイントについて、軽快なトークを交えてご講演いただきました。

 

 

今回のタイトルは「ここがヘンだよ、林野行政」。一見すると挑戦的なタイトルのようでありますが、

実際に、林野行政の数々の事業に携わっている田村氏だからこそいえる

オープンで、未来志向の内容です。

 

そもそも行政の役割とは何か、どのような事業をしているかといった

普段は触れることの少ない実態からレクチャーいただきながら、

 

たとえば林野庁においては5,000人の多様な専門的ノウハウを持った人材が、

適材適所に活躍していることをご紹介いただき、

まさに森林と林野行政への「愛があふれる」内容でした。

 

 

まとめとして、

民間の動きと、それに対する行政のサポート、そしてコンサルタント等の第3者が連携しうまくシナジーを生むためには、

お互いの限界や役割をしっかりと理解したうえで、

現場の情報、施策の情報を積極的なコミュニケーションで伝え合い、

それぞれの役割を果たしていくことが重要である、とご提言をいただきました。

 

 

また特別ゲストとして現役の林野庁職員の方をお迎えしたディスカッションでは、

参加者から率直な質問が多く飛び交い、

 

・国有林の経営について

・都道府県行政の役割について

・補助金の在り方について

 

など、さらにバイマス発電から「地域材」まで、

多岐にわたる議論ができました。

 

 

【まとめ講座】

 

改めて、行政の役割とは大きく4つに分類できます。

 

①【ビジョン】・・・地域や産業の将来像を長期的に描く

②【ブレーキ】・・・民間の経済活動が公益を害することないよう、規制をかける

③【アクセル】・・・民間だけではリスクを伴う挑戦に対し、補助する

④【トレーニング】・・・人材育成

 

このことを理解したうえで、

「プレミアムな行政職員とは何か?」を弊社からレクチャーし、まとめとさせていただきました。

 

また、改めて林業・木材の地域ブランドとは何か?として、

顧客不在、マーケット不在の、単なる地名を冠した「都道府県産材」や「地域材」を行政主導でつくるのではなく、

素材力をつくる施業の背景から、加工力、営業力をトータルで表現した

ブランド創造の必要性を整理しました。

 

 

小さな林業界、製材業界。

批判ではなく、よりよい関係づくりへ。

 

本日のレクチャーをヒントにしながら、

民間も行政も力を発揮しあえる”業界”を、作ってまいりましょう。

 

 

~~~

【お客様の声】

・連携について、事例も含めて知ることができました。ふだん何となく「連携が必要」と思いながら、何が大事でどういう連携をすればよいのか漠然としていたので、少し整理できました。(林業従事A様)

 

・刺激的で、時間が短く感じた。林野庁や補助金の在り方についてもわかりやすく解説いただいた。補助金が事業者を弱くしているのではないか、補助金がなくなったらどうなるか、という話題を、帰ったら地域に投げかけたい。(行政職員B様)

 

・無益な縄張り争いや縦割りを防ぐためにも、民間や行政それぞれの役割を明確にすること、とくに行政の「顧客」が誰なのかを曖昧にしないことが必要と思いました。(コンサルタントC様)

 

・「理念なき利益は犯罪、利益なき理念は寝言」が印象に残りました。行政も民間も、理念と利益を両立させる施策、取り組みを考える必要があると感じました。(エネルギー関係D様)

 

 

~~~

 

次回以降も、素敵なゲストをお迎えして「国産材ビジネスセミナー」をお贈りしていきます。

★次回予告★

2016年11月19日(土)14:00~18:00

「林業女子ガールズトーク!~女性目線をいかしたマーケティング&女性活躍のリアル~」

 

 

【基礎講座】
・共感力!マーケティング講座
~チラシ、WEB&SNSの書き方~
・林業人材の採用&育成のポイント
・林業女子のキャリアプラン~現場女子と総合職女子~・女性と向き合う経営者の心構え

 

 

【ゲスト講座】

㈱はぴきゃり 代表取締役 金澤 悦子 氏

「経営に女子力をいかすコツ~男女の目線の違いから~」

 

 

★詳細・お申込はこちら! https://chiikino.jp/blog/?p=6191

 

 

みなさまのご参加をお待ちしています!

 

Posted by wpmaster on 土曜日 9月 3, 2016 Under pick up, すべての記事, セミナー報告, 国産材ビジネスセミナー(東京)

 

9月2日(金)、新たなプロジェクトが始動。

その名は「豊田市産材利用拡大プロジェクト」

=== === ===

愛知県豊田市では、平成12年の東海豪雨、平成17年の市町村合併で広大な森林面積を有したことから、

平成19年に「豊田市100年の森づくり構想」を策定、森林管理を促進してきました。

 

「クルマのまち」のイメージが強い豊田市ですが、

豊富な森林資源を有する、「林業のまち」でもあります。

 

次なるステップとして、地域材の利用拡大や地産地消の実現に向けて、本プロジェクトが始まりました。

 

地元の建築設計・デザイン事務所が豊田市からの委託を受け、

弊社もメンバーの一員として推進していく体制となっております。

 

 

さて9月2日はキックオフイベントということで、豊田森林組合を会場に

「豊田市地域材利用拡大プロジェクト 事業説明会&講演会」が行われました。

 

 

まず市役所からの事業説明、

そして事例発表として、
●豊田の森から顔の見える流通をつくる取り組み「人と木をつなげるプロジェクト」

●地域の木を使った家づくりを手掛ける「水嶋建設㈱」

●平成30年に豊田市で製材工場を設立予定の「西垣林業㈱」

の3名の方に活動紹介をいただきました。

 

P9020125

 

また基調講演として、弊社代表古川が

『「地域材、いま何故チャンスか。」~全国の先進事例を基に~』

と題して講演をさせていただきました。

(photo by 永田ゆか)

 

今回のプロジェクトの目的は、地域材ブランドとマーケットを創造すること。

とはいえ、単に「●●県産材」「○○市産材」と名前をつけるだけでは

ブランドたりえません。

 

改めて日本各地の林業産地を紹介した上で、

ブランド=見た目、ではなく、

素材をつくる施業の在り方、加工品質、営業品質までを含めて

ブランドが形成されていることをお話させていただきました。

 

「素材力、加工力、営業力」の3つの力を分析し、

さらにめざすべき地域の目標林型、森林ビジョンの達成に向けた

「企画」と「規格」が必要とご紹介しました。

 

 

遠くは県外から、定員の80名を超える参加者が集まった講演会。

感心の高さがうかがえました。

 

後半のディスカッションでは、会場からのご質問も多く飛び交い、充実した時間となりました。

 

 

本プロジェクトとしましては、まずは関係者ヒアリングを実施し、豊田市産材の生産・加工・流通、住宅建築の現状を把握し、

10月以降は具体的な活用策にむけて計3回のワークショップを開催予定です。

 

①コンセプト&ツールを作り

②商品開発

③運営方法や組織

 

それぞれテーマを変えて、回会を重ねるごとにリアリティが増し、

地域内のプレーヤーを知り、繋がり、実行へつなげる未来を見据えた設計となっております。

 

市内、市外からの参加も可能で、メンバーは随時募集して参ります。

今後にご期待ください。

 

★プロジェクトのfacebookページはこちら

https://www.facebook.com/tlwpj/

Posted by wpmaster on 金曜日 9月 2, 2016 Under — 産地ブランド・選ばれる林業会社, pick up, すべての記事, プロジェクト活動記, 講演・研修、コーディネーター, 講演&研修 報告
  • 1ページ
  • 1